2018/12/22 セルティックスvsバックス

ヤニス・アンテトクンポを止める事が出来るのか。

注目される対戦であり、アンテトクンポに対して弱さをみせそうなセルティックスですが、前回は3Pが決まりまくって蹴散らしたので、今回はもう少し対策的要素を感じたいね。バックスは負け試合数ではラプターズに並んだので、ペースを守り切りたいところ。

この10試合で8勝のセルティックス、7勝のバックスなので好調を維持しているよ。だけどペイサーズも7勝だから後ろも詰まっているんだ。

◉奇策

セルティックスはヘイワードがスターターに復活しているのね。そしてジャンプボールはなんとオジェレイ。そのオジェレイはアンテトクンポに、ヘイワードはロペスをマークします。問われるのはバックス側の柔軟性で、ロペスのポストアップを多用してくれないかな。

3Pが仕事になっているロペスなので「だったらヘイワードで守り切れる」という発想で成立しているユニットは、見事にテイクチャージを重ねます。ドライブならコースに立てばサイズの差は関係ない。オフェンスリバウンドにすらならずに止められてしまうバックス

一方でオフェンスはスモールの強みを活かし、オジェレイがドライブレイアップに3Pで10-1とリードしてバックスがタイムアウト。
即アンテトクンポのドライブダンクにし、ミドルトンのミドルとバックスの選択は相手の弱みを使うのではなく、自分達の良さを最大限に使うことでした。どっちにしろアンテトクンポがミスマッチになることに違いはない。セルティックスの3Pが外れたことで11-0のランで簡単に逆転するのでした。最後はロペスの3Pと平常運転さ。

その後も続く一方的なバックスペース。セルティックスの誤算は3Pが決まらないこと。ただコーナーのスマートに打たせることを選ぶバックスは正しい。
ファールしたロペスと交代するのは最近注目のDJウィルソン。これでサイズの優位性は小さくなったけど、動き回る部分では対抗出来ます。

本当に全く得点出来なかったセルティックスはベンチから出てきたブラウンが速攻からファールを貰ってフリースローで久々の得点に。変な話だよね、スモールでユニット組むのに速攻役のブラウンはベンチだった。それはアンテトクンポ対応でもあるから、かなり相手を気にしているブラッド・スティーブンス。
自分達よりも相手のことを考える方がブラッド・スティーブンスっぽいから興味深いけどね。

もうひとつ面白く観ているのはアーヴィングとブラウンの相性の良さ。スマートがスターターになって良かったのはアーヴィングのパスアウト先に大体スマートがいること。同じ印象がブラウンにもあり、ドライブ→パスアウト→(エクストラパス)→3Pの流れがスムーズです。

実際に人とボールの動きが活発になり、アーヴィングのドライブが効果的に決まり始めます。止まっていた得点が一変して、ドライブとパスアウトの組み合わせが復活し、ブラウンからタイスへのダンクも。

しかし、今度は全く守れない状態に。自由自在にインサイドを席巻されれば、3Pも決められてしまいます。アーヴィングを下げてスマートが登場しても流れは変わらず。出だしに苦しんだはずのバックスが35-22と13点リードして1Qが終わります。

特にスネルは3P2本を含むFG4/4と大爆発。セルティックスの奇策は成功したようでいて、その後の対応に失敗したのでした。

◉一方的

アンテトクンポに対しては警戒が強いため、トップで自分に引きつけて左右にパスを出していきます。リードがあるので余裕なプレー。セルティックスがロバート・ウイリアムスを起用していることもあり、5人が広がるオフェンスはマークのズレを生み出せています。

攻撃の手を全く緩めないバックス。緩めないというか、シュートが決まっているわけですが、フロア全体を有効に使うので的を絞らせません。しかも落ちたシュートも飛び込みリバウンドでブログトンやメイカーが拾っていきます。
そしてvsテイタムになると簡単に個人で押し込んでファールをゲットするアンテトクンポ。20点差まで広がります。

バックスのディフェンスは収縮が早い反面で3Pを打たせていますが、それが決まらなかった1Q。2Q早々にブラウンが決めたし、全体に動きがあるので連動していってチャンスを作られます。そんなに機能していなかったディフェンス
しかし、弱気なロバート・ウイリアムスがパスアウトしてくれるので助かるというか、収縮の速さが機能している雰囲気に。ダンクされていたら崩壊していそうだけど、パスしてくれれば問題ない。

堪らず登場したアーヴィングがフェイダウェイのミドルをターンシュートで決め、さらにヘイワードにアシスト、ドライブからシュートチャンスを作ります。豪華メンバーの割にはアーヴィング頼みが強い。
バックスはヤブセレのところから連続で得点。1on1でブレッドソーに狙わせて、しかも3P決めてしまうから余裕。スマートの相手はしたくないけどね。アーヴィングのパスミスから持ち込んで、最後はアンテトクンポのゴール下で26点差まで開きます。

3Pしか攻め手がないようなセルティックスですが、その3Pをテイタムとタイスが決め、ブラウンがドライブレイアップ&ワン。基本的にアーヴィングとブラウンしかゴール下まで詰めないよね。
アーヴィングがドライブフローター、ブラウンがアンテトクンポからスティール速攻で14-3のランにして15点差まで縮めます。なんだこの試合は。3P乱れ打ちチーム同士が、決まるかどうかで左右している試合。普通はこの展開だとセルティックスのディフェンス力が活きるのだけど、無効化してしまうアンテトクンポとミドルトンって感じ。

テイタムが時間をかけすぎて2for1に失敗した上にショートレンジのフローターをミスし、ブログトンがハンドリングミスでタフなブザービーター3Pを外し終わった前半は65-48でバックスのリードなのでした。
バックスの3Pが10本決まっての点数なので、後半になって失速する可能性はあります。ただアンテトクンポに対して無力なので、そこが外してくれることを祈りたい。なお、本日はブラウンだと守れる模様。守らせたくないからスイッチを促すバックスってのはちょっと珍しい気が。

◉モンスター

後半も同じスターターのセルティックスですがドライブしたヘイワードがロペスにブロックをくらいます。そのマッチアップで止められると意味がない。アーヴィングのドライブはアンテトクンポがブロック。
スモールの意味が全くないのは何故なのかというと、誰も動いて合わせないから。バックスからするとインサイドに収縮すれば良いだけで、キックアウトされたのも追いかけやすい。エクストラパスを連続されると苦しいけど、最悪はスマートを諦めよう。

守る方はアンテトクンポのアタック以外は何とかなるけど、そのアンテトクンポに3Pまで許してしまい、さらにハンドオフフェイクからのスピンムーブで&ワン。何故、誰もヘルプに来ないのか。

テイタム、ヘイワードと3Pを決めていくけど、アンテトクンポを全く止められません。プレーオフで良い勝負をしたオジェレイですが、気になるのはズルズルと後ろに下がる守り方なこと。対策としては間違っているわけで、ゴール下まで押し込まれたらどうにもできないじゃないか。
そんなわけで、セルティックスのオフェンスに対してインサイドへのアタックだけは塞いでいき、キックアウトの3Pは最悪打たれても良い守り方のバックス。その心はオフェンスで堅実に得点出来るから、どうせ連続で決まりっこない3Pに神経を使わないことにしています。15点のリードをキープするバックス。

タイムアウトでゾーンを活用するセルティックス。隙間を減らすことでアンテトクンポのアタックを減らす作戦。そしてスマートからアーヴィングのラインで得点をとって反撃の雰囲気に。
でもvsテイタムでクロスオーバーからレイアップ&ワンとイージーなアンテトクンポ。前半から全く守れていないテイタム。パワーでもテクニックでもスピードでも。

正直、アンテトクンポの脅威以外はバックスだって機能していないのですが、完全に1人にやられています。恐ろしいくらい1人で何とかしているし、チームとして連動する必要があるほど困っていない。

そんなモンスターがベンチに戻ると、ミドルトンがvsアーヴィングでパスミス。前回の対戦も止められているミドルトン。テイタムよりも守れる疑惑のあるアーヴィング。良い意味の疑惑。
これで良い雰囲気になるかと思いきや、テイタムがスピンからのタフショットをリングにも当てられず外し、カウンターからジョージ・ヒルが3P。それでもディフェンスでミドルトン相手にハッスルしてボールを奪うブラウンのフローターなどで会場は盛り上がるし、11点差になったのでバックスがタイムアウト。

やっぱりアンテトクンポのモンスターっぷりで耐えていただけのバックス

タイムアウトからのオフェンスはブラウンに密着されるミドルトンがスクリナーになってスイッチを促し、しかも大きく逆サイドへスイングしてずらしていく手の込みようのセットから、vsアーヴィングにして3Pのミドルトン。プレーコールとして良く出来ているけど、結局は大きなムービングからの3Pなので簡単じゃないぞ。

前半から良いプレーをしてファールを貰ってはフリースローを外しているブラウン。またもスティールで速攻に持って行くも、途中で滑ってしまい、オフバランスのレイアップが決まらず。そのカウンターでスネルが3P。
運もないセルティックスですが、ここはホームのTDガーデン。ブラウン以外も滑ってコケる選手が多いのでチームセルティックスの問題さ。

結局、良い感じになっていたけど最後の一手がミスになってはバックスに得点され、13点差を守られて、アンテトクンポが戻ってくると早速ゴール下&ワン。ダブルドリブルっぽかったけどさ。

速攻に行くブラウンがまたレイアップをミスし、逆にブログトンはしっかりとリバースレイアップ。しっかりとコントロールするブログトンが焦らず慌てず、時間も使って15点差をキープしたのでした。

チーム28点の内17点を奪ったアンテトクンポ。そして流れがセルティックスに傾きそうなところで3Pを決めたヒル、ミドルトン、スネル。勝負強さを魅せたバックスなのでした。

◉我慢ならないブラウン

アンテトクンポに張り付くブラウン。嫌がるアンテトクンポ。ムリに自分が行く場面でもないし。なので代役としてドライブからレイアップしまくるブログトン。相変わらず有能。

ブラウンはオフェンスでも個人技ドライブからアンテトクンポにポスタライズダンクして、マッスルポーズでテクニカル。まぁ我慢ならなかったんだろうね。チームの状況に。
やり返したいアンテトクンポですがポストでプレッシャーをかけられ、しかもヘルプが来たので捌くとスネルがドライブ。
ブラウンはさらに3Pを決め、ディフェンスでも止める気満々だけど、アンテトクンポにボールはこないでメイカーが3P。

1人でアンテトクンポに対抗しにいき、実際に上回れたのに、まったくついてきてくれなかったチームメイト達。その内容が全く守れていないことだから深刻なんだよね。

アンテトクンポはベンチに下がったけど3Pを決めるブラウン。ブレッドソーのドライブも止め、そこからロジアー→ヘイワードで速攻&ワン。やっとついてきてくれたチームメイト。しかし、フリースローを外したヘイワードで10点差にはならず。フリースローはブラウンの方が決まらないから文句は言えない。

ちなみにこの試合のブラウンは2/7。3Pは3/6なのにフリースローの方が決まらない。

さらにここからブラウンのファールでバックスのフリースローが増えます。交代のタイミングを間違えたブラッド・スティーブンス。やり合っていた選手がベンチに行った時あるある。守り方が違いすぎるんだよね。
しかもアンテトクンポが戻ってくるとマークがヘイワードになって、イージーアリウープ。この試合最も守れているというか、他の選手が全く守れていないのに、なんでアンテトクンポに合わせてブラウンを起用しないのかわからない。

もう一度戻ってきたときには17点差になっていましたよ。残り4分半でこの点差はまぁ安全圏か。テイタムの速攻も後ろから叩き落とすアンテトクンポ。悪夢みたいなテイタムは3Pを打っても大きく外してボードにあたる。

タイムアウトから再びゾーンを導入するとテイタムのスティールからブラウンがユーロステップからのダンク。後ろからブロックに来たアンテトクンポよりも速く決めた。次のオフェンスでも積極的に行ってファールを貰うけどフリースローをエアボール。しまらないぜブラウン

機能するゾーンディフェンスですが、ボールを奪ったのにアーヴィングのパスミスで速攻にならなかったりするし、リバウンドのこぼれ球がバックスに出てブレッドソーのゴール下になったりするしで、結局リードを10点以下に減らすことのなかったバックスが逃げ切ったのでした。

◉成長と退化

試合全体ではバックスが好調だったのは前半だけです。ラッシュして奪ったリードを守り切ったという試合。好調じゃない時間にアンテトクンポが個人能力で圧倒したわけですが、キーポイントで他の選手が決めたのも事実。それはつまり、この戦い方に慣れてきているってことですね。

好調な時しかシュートが決まらなかったイメージのバックスでしたが、チームとしての成長が出てきたのかもしれません。まぁリードを得ていてのシュートだから打ちやすいしね。

モンスターっぷりを発揮したアンテトクンポですが、スタッツを観ると30点のみ。「のみ」って点数じゃないけど50点といわれてもおかしくないくらいの存在感だったのに、印象度よりも少ない30点なのね。
それくらい困りそうなときに決めまくっていたのでした。同時に無力すぎたセルティックス。ジェイレン・ブラウンがいなければとんでもないことになっていたのさ。

もう試合が決まった状態でベンチメンバー中心だったタイムアップの場面ですが、セルティックスはチーム内でハイタッチするだけで、バックスの選手とのハグをしないで、そのままベンチに去って行きました。
荒れた試合でも何でもないのにとる態度ではなく、それだけチームとして苛立ちまくっていた試合ということ。この後ミーティングだったとか。

この試合単体で観ると、この程度の感想ですが、前回やプレーオフを含めると気になる点もあります。まずはセルティックスが使ってきた奇策から。バックスに対するスーパースモールラインナップはホーネッツが得意技として活用し成功しています。MKGが止めてしまった奴だ。
その方法論自体は否定するようなものではなく、大失敗って事もない。ただ結果としてバックス側が特徴的でした。

・スーパースモールに対しても通常通りのオフェンス

要するに強力にバックスを意識してきたセルティックスに比べると、通常通りにしたかったバックス。また、ディフェンス面も気になるところで、前回の対戦で3Pを決められまくって負けたのに、この試合も気にせずに打たせました。
もちろん前回ほどの本数は打たれていないので、収縮あとに追いかけることは忘れていませんが、アンテトクンポに対するセルティックスのヘルプよりも、バックスの全般的なヘルプの方が速いのは印象的。

もう1つ気になったのはアンテトクンポに対する個人の守り方。アウトサイドシュートが怖くない反面で、ゴール下まで押し込まれたらジ・エンドなのでドライブへの警戒を強めて、出来るだけリングから離れた位置でコースだけは止めるのが鉄則です。
もちろんそれが出来ていなかったわけですが、それ以上に気になるのはマーク担当によって守り方が違ったこと。

オジェレイ・・・プレッシャー弱めでゴール下までついていく
ブラウン・・・ハイプレッシャーでボールすらもたせない
ヘイワード・・・少し距離を持ちながらパスカット狙い
タイス・・・ボールを持たせない。もたれたら離れる

意外とタイスの時は3Pを選択してくれたことで守れてました。2回しかなかったけど。16回のマッチアップで3点しかとられなかったブラウン以外は守れませんでしたが、それにしてもチームとしての守り方をどう考えていたのか。
おそらくタイスが正解だと思いますが、どんなヘルプを想定していたのかわからないし、1on1で守るならオジェレイのやり方は最悪だったし。チグハグ過ぎたのです。

あと、テイタムは完全にボコられたね。誰もが止められない選手だから仕方ないけど、メンタルでも完敗してしまった。個人で対抗していたブラウンとは差があった。

バックスの攻め方はほぼ対策が練られてきていますが、どこかでアンテトクンポを止めないと行けません。それが出来る選手をオジェレイと踏んだ計算が完敗だったのですが、3Pも打たれまくったじゃないかというのが問題。結局のところ、どちらも止める事が出来なかったセルティックスでした。

広くスペーシングしてアンテトクンポの強さを使うバックス。それに比べるとアーヴィングの突破から始まるセルティックスのオフェンスは貧弱でした。せっかくフリーを作っても決めてくれないし。もっと「アーヴィングが打つためのプレーコール」が多かった印象の昨シーズンですが、テイタムを筆頭に単なる1on1が多すぎる。

しかし残念ながら自身の突破からチームメイトのシュートチャンスを生み出す面では、アンテトクンポやウエストブルック、レブロンにハーデンとは選手としてのタイプが違うわけなので、もっとエースが得点しやすいプレーコールが必要なんじゃないのかな。

それでもアーヴィングはまだ何とかするけど、テイタムにはムリだろ。というか、テイタムをそのレベルにしたいなら、勝率はある程度諦めようね。今の雰囲気だと結構な諦めが必要になってしまう。
あと、この試合はアーヴィングも途中から消えていた。なんで消えていたかと言えばブラウンが大活躍したからだ。それじゃ個人技で攻めているに過ぎないじゃないか。

試合後のミーティングはいろいろあったとかなんとか。詳細は知らないけど、チームとしてのやり方は定められているし、しっかりと守られているけど、その中で個人が勝手にやっている印象は否めなかった。ディフェンスのやり方しかり、1on1しかり。パスをしないとかじゃなくて、オフボールの合わせやリバウンドへの参加とか、誰が何をやるのかタイミングがとれていない。

というわけで、奇策を使った割にはディティールが準備できていなかったブラッド・スティーブンス。スマートが解決してくれたと思われた問題を、またも振り出しに戻されたような試合でした。それはHCの問題だと思うし、日替わりでしか活躍できない選手達と、ケガ人だらけになってしまう状況はモチベーターとしての引き出しが足りなくなったのか。

2018/12/22 セルティックスvsバックス” への13件のフィードバック

  1. セルティックスは今はモリスがいないのが痛いんですよね。
    テイタムよりはシンプルに打ってくれてそこそこの確率のあるウイング。
    テイタムはディフェンススタッツはいいんですけど(見間違いがなければ)試合見るとそこまでよくないんですよね。
    ウイングでインサイド取ってくる予定はないんだろうか?
    POまでには仕上げてくれるとポジティブに期待してます。

    1. テイタムのディフェンスは同じ印象をもちますね。PFを守れているようなのですが、試合の感想はそうでもない。

      モリスがいないのは痛いですが、モリスの確率も本当なのか疑いたくなるし・・・。
      まぁケガ人とヘイワードがしっかりと戻ってくるかどうかというシーズン通しての課題も重要ですからね。

  2. ブラウンもどかしいですね。
    変わらないディフェンス力と落ちたシュート力。だからこそ、HCも起用に迷って、選手も起用法が違うから調子も出づらいみたいなスパイラルが続いてそうです、、
    ピースが多いだけに組み合わせが難しいのか。ファンもチームもフラストレーションが溜まる試合でした。

    1. シュート力はアテンプト数が少ないと、どっちにもぶれますからね。それでも信用に足りるかどうか、って部分で明確に信用しないと表現しているような起用法なので、モチベーターとして大丈夫なのか疑問なのでした。

      ピースが多い割には使い方が似すぎていて、だけど戦術的には有効に機能していないってのは辛い話です。

  3. 奇策 というか、ヤブセレが怪我から戻ってきたとはいえ、ホーフォードもベインズもモリスも怪我で未だ欠場の中の苦肉の策なのでは、、、。
    むしろインサイドがこれだけ壊滅的なメンバーで、2、3、4Qを接戦に持ち込んだのはさすがTDガーデンの後押しとでもいうのでしょうか。 両チームフルメンバーでの試合を早く見たいものです

    1. 苦肉の策だけど、普通に考えたらブラウンなのに、ヘイワードとオジェレイを選び、しかもスマートにロペスを守らせるのではなくヘイワードを選んだので苦肉の中でも奇策ですよ。ゾーンも多用していたし。
      こんな時にタイスなどのベンチ陣を信じるのがブラッド・スティーブンスらしさだと思っていましたが、そっちに移行して、しかもディフェンスじゃなくてオフェンスが上手く行かないというのが。

      1. ブラウンもオジェレイも守備の面でヤニスにマッチアップさせたいでしょうし、また1stと2ndユニットのバランスや去年のプレイオフで一度オジェレイがうまく抑えたのを踏まえてのオジェレイ起用なのでは?またヘイワードはロペスが普段通り外から狙ってくると予想しての布陣で、もしセルティックスのインサイドの弱さに漬け込んで力押しで入ってくるのであればスマートに変えるつもりだったのではないでしょうか? タイスはNBAに来る前からディフェンス時の動きの硬さが指摘されてましたからねぇ…おそらく今のバックスに対して、また怪我人を抜いて考えた時、あの布陣は自然な気がします…

  4. ホーフォード・モリス・ベインズの不在に助けられた感が若干否めないですけどね。
    バックス側からすると本当にホーフォード苦手なんですよ…
    それはさておき本格的にD.Jとかスターリング・ブラウンに纏まったPTを与えられるようになったのはバックスとしては嬉しい誤算です。
    序盤はディビンチェンゾ・コナトン・イリヤソバ・ロペスの今期初めまして組の活躍が目立ってましたが、将来を見据えると2017ドラフト組にも頑張ってもらいたいので。

    1. DJウィルソンが使えるようになると、ヤニスをセンターにする形が使いやすくて良いですね。ただシューター2人の出番がなくなったのは気になるところ。
      対策されてきたので、ディフェンス優先に切り替えてますね。

  5. この試合でメイカーが3Pを4/5で決め、ブログドンはシーズン渡ってシュートが好調。ロペスも3Pアテンプトがかなり増えて確率も上がってる。優秀なシューティングコーチでも雇ったんじゃないかって思える出来ですね。ブーデンホルツァーが戦術を整理した事も大きいですが、それ以外にも何か理由がありそうな。

    テイタムはボール持ってからの判断の悪さが気になりますね。

    1. ホークスがそこまでじゃなかった割にはシューター育ててますね。ボールのない時にしっかりと構えて待つのはセルティックスにも共通するシューティング改善なので、似たような発想のコーチがいるのでしょう。

      テイタムはシューターみたいになってきたけど、オフボール良くないし。

  6. テイタムとロジアーはトレード出すのもアリだと思いましたね。まぁヘイワードが復活するのが大前提ですが。

    テイタムってオフボールの動きってどうなんですかね?なんかボール持たないと何もできない印象です。

    1. テイタムとロジアー両方出しちゃうとサラリーの安さが武器にならないのでロジアーのみかな。テイタムはオフになってから考えれば良いので。

      プレーオフでコービーにパスを受けた瞬間の体勢の悪さを指摘された割には改善してないですね。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA