2018/12/08 スパーズvsレイカーズ

好調のレイカーズ。ユニフォームが青い。

◉レイカーズのローテ

レイカーズは好調。それを証明するかのようにレブロンのターンシュート、クズマの3Pにハートの速攻、クズマのフローターで先手を取ります。イングラムがいないわけですが、ハートが出てくるのでその方がバランスが良いのは事実。
レイカーズについて書いたときにディフェンス面を頑張った方がお得としましたが、ロンゾ、クズマ、ハートだとしっかりとプレッシャーをかけるので良い感じ。ただ守れているかというとデローザンにやられています。やられてもカウンター速攻なのがレイカーズの良さ。
レブロンからロンゾへのアリウープとか、ちょっと普通じゃないプレーなんだけど、全体がサイズあるのを生かしています。走ったロンゾがロングパスからポストアップし、走ってきたレブロンに合わせるとか鬼オフェンス。レブロンもポストアップするし、少しは整理してきたのか。まぁでもレブロンの強引な突破多いな。

1Qの中でも時間が経つにつれてレブロン周辺の曖昧さは出てきます。特にディフェンスはヘルプが中途半端で、デローザンにレイアップ食らうときはヘルプに行かずにコーナーを警戒した位置で、だけどその後はコーナーがドフリーになっていきます。
キャブス時代は特にレブロンは殆どゴール下にいてリバウンドを取り、周囲が追いかけていました。実際には追いついていなかったけど。ラブは頻繁にレブロンに怒られていたけど、尋常じゃなく追いかけさせられていたね。レブロンが悪いとしか思えないプレーが多かった。まぁラブは普通に追いかける足をもっていないけど。それに比べるとレイカーズの若手たちは追いかける足があるので、フォローして上げている感じ。
若手がレブロンのフォローしているとか書いたらYahoo!のコメント欄荒れそうだな。

ベンチメンバーの時間はクズマとロンゾを残した形。インサイドはチャンドラー1人になり追いかけ回す4人でプレッシャーディフェンスになります。そこから走りたい。パートルの中途半端なプレーがミスになってKCPの速攻とか、ホワイトのルーズなボールキープを叩いて速攻になりかけたけど、ルーズボールに競り負けてベリネリの3Pとか。まぁ悪くない。
スヴィ君は1Qから出番がある。4Qに突然登場した試合ばかり観ていたから新鮮。そしてクズマがエース的に得点を繰り返しているので、なんかこれはこれで良いと思うよ。2年目ではフォックスとドノバン・ミッチェルに次いで活躍している感じだ。

1Qだけで13点のクズマにより36点になったレイカーズ。ただしペースが早いという要因があるので、リードは4点のみ。早い展開はレイカーズ好みだから自分達のペースに引き込めています。
2Qになるとスヴィ3Pも決まって快調に。今度はレブロンとベンチメンバーね。何故かハートはいない。ビーズリーをクズマのポジションで起用し、あまり上手く行っていないとか、ランスはローテーションの中で役割がわからないとかあるけど、ハイペースで走るからそれで良いじゃん。
ただ、どうしても守れない。ドフリーが次々に生まれます。前述の通りそりゃそうだろって感じ。プレッシャーディフェンスでボールマンを潰して解決しようとしているけど、それじゃ付け焼き刃だろ。

これまでと違って、そんなに違和感のない交代をしていました。「ロンゾ+クズマにベンチメンバー」「レブロンにベンチメンバー」の使い分け。そのベンチメンバーにはチャンドラーとKCP、スヴィという組み合わせが多い。レブロンの時はハートを加えた方が良いと思うけど、それくらいかな。
良かったわけじゃないけど、悪いって事もないくらい。レブロンの時にディフェンスに困り、ロンゾとクズマの時にオフェンスに困りそうなのをクズマが決めちゃった。

◉守れないスパーズ

守れないのがスパーズの悪さ。スターターをフォーブス、デローザンというディフェンスに課題があるコンビなので、カニンガムとゲイを加えて何とか保とうとしています。このユニットのレーティングは106.7なので一般的には良くはないけど、スパーズの中では良い方。ポイントになるのは弱いオルドリッジをカバーするゲイとカニンガムです。ただしレイカーズ相手には走られてしまうので、そんなに意味がないことに。フォーブスが走って助けることでトランジションを止めるよ。
逆にオフェンス面は102.3と良くない。なんでだろ。まぁでもカニンガムが3P決めて、オルドリッジもゴール下押し込んでひとまず互角のスタートを切れます。レイカーズのディフェンスの悪さをついて、両コーナーから3Pを打っていき、速攻に気持ちの向いているレイカーズだからオフェンスリバウンドもとれて。

デローザンの10点もあって1Q32点まで伸びたスパーズ。ただもうパートル君が酷くって。デローザンよりも遙かにレブロンにビビっていたラプターズ時代なので、メンタルケアが必要だよ。もっとゴール下の仕事にして上げた方がよいのだけど、スパーズだとハイポストなんかでボールを受けるんだよね。そんな時にチャンドラーが煽ってくるとどうしようもない。
これってパートルも問題だけど、スパーズ自体がどんなパスをウケたいのかよくわかんない。トレイルなのに、次に出す相手に迷うパートルは苦しいよ。ただ、ベリネリだけは自分が打つために貰いに来るからパートルもわかりやすくスクリナーとして機能しています。

2Qになるとそのベリネリ3Pが決まるけど、パートルで上手く行かないことが増えます。もっとホワイトのゲームメイクに任せれば良いのだけど、ホワイトもそこまでじゃないか。
しかし、レイカーズのディフェンスがルーズになってきたのでファールが増え、そしてコーナーがまたも空いてきます。やられても追いつける感じに。でもまぁそんなオフェンスでの戦いを繰り返しているから勝てないわけだ。

守れなくなったスパーズ。いろいろ問題はあるけど、この試合最大の問題はトランジションされまくっていること。もちろんレブロンは他のチームも止められないのだけど、ここまでやられてはいないぞ。とにかくピックアップが遅いから、スピードにのって運ばれて、2人以上で対応して穴が空きまくる。
トランジションオフェンスはシュートが決まらないとカウンターになるのが怖いわけですが、カウンターが強くないってのもポイントね。レブロン止めてもクズマに打たれ、シュートが外れてもチャンスが生まれてきません。

結局はシュートを決めていた1Qに比べると決まらなくなって、より走られたような2Qに。悩ましいな。走られて守れないのか、オフェンスが悪いから走られているのか。
単純なピック&ロールも含めてレブロンの強気なスピードアタックにタジタジのスパーズ。ペイサーズのランスは延々と嫌がらせを続けていたわけですが、早めにピックアップはしていかないとダメだよ。こんなにトランジションでやられるチームも珍しい。

〇スパーズの速攻関連
得点 8.8(30位)
失点 14.5(22位)

つまり速攻で△5.7点ということ。スパーズの得失点差は△3.7。なんとか速攻を互角に出来れば+2.0なわけだ。レイカーズは速攻が+6.6で得失点差は+1.4だから、速攻が互角になると△5.2になるわけだ。

スパーズは相性が悪い対戦になっているのが良く分かる前半でした。走られるとどうしようもない。前半残り5分なのにレイカーズは60点に到達してしまったよ。

◉レブロンとパートル

プルアップ3Pを決めるレブロン。さらにエンドラインのスローインを受けると加速していき、止めきれないのでヘルプがきたところでパスアウトしてロンゾが3P。さらにもう1本レブロンが3Pで15点リードになります。
レブロンを止められない、と書いているけど、レブロンは信じられないくらい走っています。ウエストブルックもビックリなくらい走っている。カリーはオフボールならもっと走っているけど、レブロンはコンタクトありで走っているからな。これってどんな状況なのだろうか。プレーオフみたいだな。戦術レブロンというわけじゃないけど、レブロンの驚異的な能力で成立しているのは事実。

点差を開けられたスパーズですが、ドライブしてはインサイドにディフェンスが固まるのはわかっているのでキックアウトして打っていきます。本当にコーナーに出しておけば鉄板なくらい空いている。
そこにファールもいっぱいしてくれるレイカーズなので、デローザンが騙していきます。残り3分くらいからデローザンとゲイを残してパートル、ミルズ、ベリネリをいれてシュートと走ることに徹するようなメンバーに。なおレブロンはベンチへ。頑張った大将あげられる運動量だったからね。

そう思ったらデローザンの追い上げによって残り1分半で戻ってきたレブロン。戻ってきたときには8点差になっています。ポストでレブロンがボールを持つとスクリーンに行くロンゾ。でもスペースを消すところでシューター役として待っているKCP。狙いがよくわからん。
そしてKCPのドライブに対してリムプロテクトするパートル君が守り切り、走ってゲイの3Pに。そのオフェンスリバウンドに飛びこんでいたパートル君がファールも貰います。ピックのふりからデローザンのパスを受けて、レブロンとコンタクトしながら&ワンのパートル。ポジションとるのが遅いよレブロン。

この後、レブロンにファールをしてしまったパートルですが、デローザンに任せておいてインサイドで働けるユニットはやりやすかった模様。殆どボールをもたないプレーで結果を残し4点差に縮めて前半が終わるのでした。
守れないスパーズでしたが、しっかりと決めきり、オフェンスリバウンドにパートルが絡むことで走れなかったレイカーズ。その両面が引き起こしたスパーズのラッシュだったのかもね。

◉早かったタイムアウト

クズマのフローターが決まるものの、他は3P連発のレイカーズ。全く動きのないオフェンスは前半と違いすぎる。唯一、クズマがドライブしていくだけなんだ。ロンゾがスクリーンに行ってハートが何も反応しないとか、何するか決まっていないのかな。
ボールが上手く回って3P打てそうになると逆にドライブしてトラベリングになるロンゾ。で、結局はクズマがフローター。レイカーズは後半開始5分半の間クズマしか得点出来ません。

デローザンとオルドリッジの見事なコンビプレーが決まるも、オルドリッジはターンシュートはエアボールだし、レイアップは外れるし。ただ、しつこくリバウンドに絡むのはレイカーズのトランジションオフェンスを発生させないことに繋がっています。そしてデローザンがファールを稼ぎ、オルドリッジもレブロン相手に強気に勝負してファールを貰います。
タイムアウトのレイカーズはレブロンのポストアップを選択しフェイダウェイで得点。しかし、マギーがリバウンドを取ってからルーズなパスをゲイがカット。ゲイは走ってきたフォーブスに出そうとしてロンゾにカットされ、走っていたレブロンへ。追いつけそうだったのに離されるスパーズ

タイムアウトのスパーズは、デローザンがドライブから簡単にフリーになるオルドリッジを繰り返します。どちらも決めたオルドリッジ。デローザンのトレードが決まったとき、「きっとこんなコンビプレーをするはずだ」と思ったプレーをしてくれます。これまで全然やってなかったコンビプレー。
ところがワンパターンだったデローザン。パスを読まれてレブロンがスティール速攻でデローザンがファールで&ワン。相変わらずレブロンが嫌いなデローザン。読まれすぎだぞ。レブロンはこれで早々に30点。頑張りすぎだろ。

クズマのフローターで7点リードにするレイカーズ。またも追いつけなかったスパーズに対して、レブロンはリバウンドから走ろうとします。しかし、ミドルは決まらず逆にミルズの3Pに。で、タイムアウトはレイカーズ。やけに早いタイムアウトなのは、一気に持って行かれそうと感じているのかな。
レブロンがベンチに下がり再びロンゾとクズマの時間に。ロンゾが狭いところを通してチャンドラーへ。さらにステップバック3Pを決めます。ミルズは完全に振りほどかれてた。そしてハートが強引に持って行って&ワン。躍動する若手たち。というか今度はハートが残ってスヴィはベンチのまま。これで10点差に。

スパーズもベンチメンバー。ホワイトが決めてパートルがクズマを守り切るも、ホワイトのルーズなパスをさらったKCPが速攻に。ポポビッチに30分くらい説教されそう。しかし、見事なパスでパートルのゴール下を作ったホワイト。でも外すパートル。40分くらい説教されそう。
結局10点差で4Qになります。若手たちで見事に突き放すことに成功したレイカーズに比べると、中途半端なスパーズのベンチ陣だった。

◉守れないスパーズ

ビーズリーのレイアップで始まる4Qは前半にいまいちだったレブロンとベンチの時間。ミルズが簡単にミドルを打っていくので本当に前半と同じでアウトサイドが守るシステムがない。そして奮闘しようとして前に出すぎてファールになるビーズリーも前半と同じ。簡単にフリーになるベリネリのシュートが外れるも押し込むカニンガム。
前半と違ったのはオフェンス。前半はほぼレブロンがガツガツやっているだけだったけど、vsパートルもvsミルズもアタックしないで3Pになります。3Qから決まっておらずクズマ頼みになっていたのにな。なのでスヴィ君アウトでハートが登場。またもローテーションが不安定なウォルトン。後半になると便利屋にされるハート。

カニンガムのルーズなスローインをさらってKCPが速攻。KCPは3Pも決めてイマイチなオフェンスを助けていきます。でもバータンズがキャッチ&クイック3P。さらにベリネリの3Pと思いきやチャンドラーが中途半端だったので裏に走ったパートルがレイアップ&ワン。
このあたりは全て前半と同じでボールマンを止める以外にレイカーズは守り切れません。でも前半のようにはプレッシャーをかけられていないチャンドラーという感じ。パートルのパスからバータンズが2本目の3P。さらにレブロンからテイクチャージしたミルズはオフェンスでもドライブレイアップ。
これで1点差になってタイムアウトのレイカーズ。不思議なのは3Qは早かったのに4Qは対応遅いのね。残りタイムアウトを考えての対応だろうけど、守れていない現状を捉えることが出来ていなかったよ。まぁ捉えていたらもっと早く修正しているか。

残り7分半でスターターからロンゾ→KCPのレイカーズ。KCPをパートルがブロックするもマギーがフォローしてダンク。バータンズの3Pが外れるもプットバックダンクのパートル。でもマギーも返そうとしてファールを貰う。が、ミルズとのピック&ロールからパートルがレイアップ&ワン。
前半はハイポストでボール持たされて困っていたパートルですが、ピックからインサイドはお手の物。加えて連携が悪すぎて簡単にミルズがフリーになるから、それをマギーが警戒してはパートルが空くの繰り返しです。KCP→ロンゾになっても同じだからチームとしての守り方。そんな時はレブロンのフォローだけど、どっか行ってる。残り6分で同点。

アタックするもファールが貰えないレブロンに対して、ファールを貰ったデローザン。さらにレブロンをブロックするデローザンはトランジションからフリーになり、ミドルを打たずにゴール下に飛びこんでマギーのブロックをかわしながらねじ込みます。
レイカーズはレブロンvsベリネリを作りますが、そこの勝負は選ばずパスアウト。これがロンゾが見事なパスでダンクのシーンを作りますがパートルがブロック。2回目は自分でダンクに行って成功するロンゾ。
対してボールを動かしてデローザンがバータンズに打たせると3P&ワン。さらに引きつけてパートルにアシスト。懐かしのラプターズアタックで7点リードに。

PG的に振る舞うデローザンとレブロン。バータンズは決めてくれるし、ロンゾもドライブを決めてくれる。「どうしたロンゾ」ってくらい良いプレーをしているぞ。しかし、デローザンはロンゾ相手にステップバックミドルを決める。
レイカーズはマギーを下げてKCPでスモールラインナップに。しかし、なんか意味があるのかどうかわからない3PをKCPとレブロンが打って外れ、スパーズはデローザンがドライブしてフローターを決めて残り2分11点差に広げます。
この時スパーズはミルズ、ベリネリ、パートル、バータンズにデローザンが出ているので、誰が相手でもレブロンは勝負できるはずだし、クズマもね。だからスモールにする意味って走るくらいしかない。でもレブロンはもう走れない。結局選ぶのは個人が思い切って打つ3Pになっていて、全く決まらない。

ゲイもカニンガムもいないのに守れてしまうスパーズ。本当はそんなわけないんだけどね。リバウンドはパートルが抑えてくれるのは大きいけどさ。クズマがパートル相手のレイアップを決めるけど、バータンズの3Pが止まらず、つまりプレッシャーがかかっておらず、ディフェンスでもスモールの意味が全くなかった終盤戦をスパーズが制したのでした。
まぁスモール自体はギャンブル的な意味合いだろうけど、「ギャンブルするならスモール」みたいな盲目的な形だったことは否めないねってことです。それをやるならビーズリーでスモールってのを観てみたいな。

◉ラプターズvsキャブス

「もしもラプターズのHCがポポビッチだったら」

ひょっとしたらこんな結果が待っていたのかもしれません。プレーオフになるとセカンドユニットを、特にパートルを信じなかったケーシー。そしてマッチアップ問題に終始した采配は、自分達の良さを消し、シーズン中に起用したことのないユニットを選んで4連敗しました。
加えて言うと、レブロンが前半に爆発すればそこで敗戦ムードになり、4Qに爆発すれば最後に決勝シュートを決められ、と試合中のどこかで一方的になるとどうしようもなかったラプターズ。それに比べると、前半はレブロンをどうしようもなかったし点差も離れていったけど、地道に追いかけていき、マッチアップに困りそうなバータンズで追い上げ、本当に困っていたパートルで守り切ってしまった。
ポポビッチがすごい、ってのも盲目的な話なんだけどスターターをデローザンしか起用しないで押し切ったのは賞賛に値するし、そういうのはポポビッチの良さだよね。ケーシーもしシーズン中はよくやっていたけどさ。

〇レブロン
35点 FG13/28
8リバウンド 11アシスト

スタッツ的には文句のつけようがないレブロンですが、後半に限ると11点、3アシスト、1リバウンド。問題があるのはリバウンドね。これが取れないから走れなかった。取っていても走るスタミナがあったかどうかは知らない。多分なかった。
ちなみにレイカーズの4Qは4リバウンドのみ。理由はスパーズが6本しか外さなかったから。3P4/6のバータンズは褒めよう。しかし、FG4/4のパートルとFG4/5のデローザンはどうだったのか。それはレイカーズが守れない事情も大きかったね。

スパーズファンの皆様、お待たせしました。これがヤコブ・パートルです。
とでも言わんばかりのパフォーマンスになったパートル。今シーズン最も長くプレーしたし、酷かった前半に比べると一気に改善した後半でした。使われ方が変わってきたのがその大きな理由だし、オルドリッジを出さずにパートルのみにしたポポビッチの勇気ね。まぁそもそもオルドリッジがな・・・。
なお、ラプターズファンに言っておくと、どれくらいパートルが活躍したかというと、まぁ普通レベルです。見慣れた程度だけど、劇的な逆転劇だったから印象度が強いってくらい。それは昨シーズンに見慣れた光景にすぎないので、スパーズファンが賞賛しても「パートルなら当たり前でしょ」くらいの感覚で間違いないです。

試合を通してみればスパーズ的には大きな課題はあったのでした。ただ、最後に何とかしてしまったし、守れないラインナップで守れてしまったのはレイカーズの事情が大きかったです。それが許されるなら、このラインナップはバランスが良かった。ミルズ、ベリネリ、バータンズとシューターを並べ、インサイドはドライブするデローザンと合わせるパートルで解決する。
まぁ上手く行き続けるわけがないので期待し過ぎちゃダメですね。ただオフェンスに針を振り切りたいときは選択肢にはいってくるくらいの良さはありました。オルドリッジが守れていない問題は継続中だけど、攻撃的な振る舞いが出来るユニットでした。

頭の中でスパーズが守れない問題は形になっているのだけど、それって書いてなかった気がしてきた。デローザンが書きにくくて困っているんだよね。
レイカーズは勝っている事情はちょっとわかるし、ロンゾが良くなってきたね。ただレブロンが疲れて失速したのだから、ウォルトンが思いきってレブロンを下げる勇気を持てるかどうかってのも大切。

オルドリッジを下げたポポビッチとレブロンに頼ったウォルトン。ロンゾとクズマはレブロンに頼ってないけどHCは頼っていたような試合でした。

Yahoo!でコービーの苦言ってのを読んだけど「若手はレブロンに頼るな」という内容ではなく、「レブロンはチーム全体を考えて自分の能力を使え」って感じだったな。それをコービーが言うっていう事実は面白い。

2018/12/08 スパーズvsレイカーズ” への3件のフィードバック

  1. ボールマンにプレッシャーかけ過ぎというのは感じますね、余裕のないディフェンスをしてる気がします。
    クズマはもう立派なセカンドオプション、頼もしいです。

    1. ボールマンにプレッシャー自体は良いことなんですけどね。問題はプレッシャーをかける目的がヘルプになると何も出来ないからのようで。ギャンブルっぽいことですね。

  2. >ポイントになるのは弱いオルドリッジをカバーするゲイとカニンガムです。
    仰る通りインサイドを任せられて大変そうなオルドリッジ。今シーズンはパウもいないから余計に。それも不調の要因かもと思っています。

    >とにかくピックアップが遅いから、スピードにのって運ばれて、2人以上で対応して穴が空きまくる。
    同数だと止められる気がしないし、数的不利の状況も少ないような気がします。チームとしてオフェンスリバウンドに積極的なわけでもないのに何故そうなってしまうのかわかりません。

    >デローザンのトレードが決まったとき、「きっとこんなコンビプレーをするはずだ」と思ったプレーをしてくれます。これまで全然やってなかったコンビプレー。
    本当にそれです。2回連続で決まった時は「何で始めからそれやらないんだよ」と心の底から思いました。頻度が低い理由を説明して欲しい。デローザンもオルドもあまり上手くないからかな?

    >スパーズファンの皆様、お待たせしました。これがヤコブ・パートルです。
    パートルはこう使えばいいんだというのが分かったような気がしました。それはきっとスパーズのプレイヤーもそうだと思います。デローザンにパートル、ミルズ、ベリネリ、バータンズを合わせたラインナップが今後も機能することを願うばかりです。仰る通りこのラインナップで守れるわけないのですが。

    >頭の中でスパーズが守れない問題は形になっているのだけど、それって書いてなかった気がしてきた。デローザンが書きにくくて困っているんだよね。
    これを是非書いていただきたいです。よろしくお願いします。デローザンが書きにくいという理由が気になります。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA