ラッセル・ウエストブルック。長いのでラス君。NBAで最高(?)のファッションセンスを持ち、最高の運動量を発揮して、トリプルダブルを量産する理不尽な生物。
今回はサンダーの夏の動きをウエストブルック視点で考えます。ウエストブルックは長いのでラス君。
ちなみにこのブログではNBA歴が短い人でも読めるように、わかりやすい名前の表現を目指しており、「ボール」と「ポール」がわかりにくいから「ロンゾ」で「クリス・ポール」だし、PG13ではなくポール・ジョージです。結構書くのが疲れます。さすがにシャイ・ギルゲウス・アレキサンダーはSGAで勘弁して下さい。
なお、そろそろ名前の表記は変更します。発音通りか微妙な面もありつつ、バスケサイトで使われそうな表記にしていきます。ポエルト君はパートルになります。ワタナビは渡邊です。ついでに17-18シーズンは「昨シーズン」にします。これも重要ね。はい。
そんなわけでラス君視点で考えますが、まずは昨シーズン開幕前から考えていきます。
◉カーメロ爆弾
当初から走らないカーメロの獲得には疑問視していました。とはいえ「ストレッチ4」が欲しいという理由は納得ですし、放出したのもカンターとマグダーモットだったので、戦力の痛みはありませんでした。心の痛みはあったかもね。むしろ痛かったのはサボニスの放出であり、それはポール・ジョージに変換されたのだから仕方ない。
ラス君の突破はアンストッパブルですが、カーメロ前のサンダーはPFを起用しておりインサイドが狭いチームでした。それでいてシュートが下手なくせに30点取って得点王のラス君は、現代戦術的に言えば化け物でした。スペーシングMAXのロケッツにいたら何点とるのか。
そこでストレッチ4の導入は理にかなっており、チームが最も調子の良かった12月から1月にかけてのラス君はFG50%オーバーも普通になりました。ほんの僅かな時期ですがサンダーの狙いは形になっていきました。
しかし、最終的にはカーメロの爆弾部分でチームは崩壊します。それはラス君の突破を前面に出して他の選手がハードワークによりカバーしていく形に戻っていったことで、そんな仕事が得意ではないカーメロが消えてしまったのでした。
簡単に言えばこんな構図です。
・サンダーはストレッチ4を活用し、テクニカルにラス君を活かそうとした
・でも結局はハードワークが信条のチームに戻り、カーメロは困った
まぁ結局の所はラス君云々よりもドノバンHCが後者だったのです。前者に取り組んで上手く行きかけたのに継続できなかったのは徹底する心が足りなかったから。でもハードワークをカーメロ以外には徹底出来ているチームなのがサンダーでありドノバンらしさです。
だからカーメロを活かすならHCを変えるべきだったけど、続投なのでカーメロが出て行くわけです。
◉夏の補強
サンダーは高額のタックスに制限されながらも、いくつかの動きをしました。
ポール・ジョージ、グラント、フェルトンの残留
ナーレンズ・ノエル、シュルーダー、カバローの獲得
「なかなか良い補強をするじゃないか」
なんて意見もありますが、管理人的にはどっと白けた補強ばかりです。集めてくるのはいつも同じタイプばかりだし、選手の噛み合わせを良くするタイプがいなければ、スペーシングしてくれる選手もいません。
本来欲しかったのはストレッチとハードワークを兼ねるPJタッカータイプか、ゲームコントロールするルビオタイプです。管理人的にはTJマッコネルが最高。シクサーズファンは絶対に許さないだろうけど。サラリーキャップで困っているならば贔屓目ぬきに「渡邊雄太をとれ」と言いたくなりました。
ちなみに契約したのはサマーリーグで凄い能力を披露していた選手。凄かったけどラス君とどうやってかみ合わせるの?
サンダーのフロントはとにかく能力MAX系統が好きすぎて、素晴らしい選手が巣立っていく反面、それを活かせる人材が全くいません。カーメロもそれを指摘していて「サンダーは選手を組み合わせチーム力に還元することが出来なかった」なんて発言をしています。正しい表現は忘れました。
ゲームメイカーとしてチームを活かすか、3&D&Rでスペーシング&ハードワークするかどちらでも良いけど、今のサンダーに必要なタイプは補強されませんでした。
それは言い換えればラス君に必要な選手が補強されなかったのです。残念なサンダーの夏の動きでした。
じゃぁそもそもラス君はどんな選手で、どうするべきだったのでしょうか。
◉ラス君はどんな選手なのか
ラス君は超人揃いのNBAの中でも異質なレベルの超人なので様々な言われ方をします。多くのファンがいて、もっと多いのアンチファンを抱えています。
管理人は前者です。ここ重要です。管理人は前者です。
いろいろな意見があるのでアンチでも別に良いのですが、大前提として1つだけ言いたいのは「一般的な常識」に当てはめて批判するのは辞めて欲しいということです。それはちょっと違うんだ。
例えば
「トリプルダブルするけど、スタッツ稼ぎじゃないか」
という批判があったとします。スタッツ稼ぎかどうかは揉めるから置いといて
「じゃぁ、スタッツ稼ぎに走ってシーズントリプルダブル出来る選手が他にいるのか?」
ということです。これは正直、他に誰もいません。なぜなら普通は疲れて体力がもたないからです。それはレブロンでも一緒。シーズン82試合でスタッツ稼ぎのためにリバウンドから何から全てをこなすのは無理です。
渡邊雄太がサマーリーグでリバウンド1つとるだけで僕らは感動したじゃないか。でもたった5試合でも最後は疲れてしまったよね。スタッツを稼ぎたくても1つのリバウンド、1つのアシスト、1つのシュートを成功させるのに必要なインテンシティは尋常じゃないわけで、実は他の所でサボっている選手も多いよね。
しかもラス君は得点・リバウンド・アシストという主要分野のスタッツだけでなく、ディフレクション7位、ルーズボール1位というハッスルランキングでも上位にいるのです。スタッツ稼ぎに走っていたとしても到底辿り着けないトリプルダブルをしていながら、従来はスタッツとして認識されなったルーズボールといったハッスルプレーを誰よりもしているのです。
そもそも他の選手の2倍働いているからとんでもないプレーも混じるわけで、トータルで評価するべきだということです。動かなければ批判されるプレーもしないのさ。
スタッツを稼いでいるのではなく、どこにでも何にでも顔を出している選手という方が正しい表現です。そんなわけでラス君の最大の特長はシーズントリプルダブルというスタッツではなく、
驚異的な運動量と高いインテンシティが同居している理不尽生物
だということです。管理人は「運動量は戦術を破壊する」と考えているので、1人で信じられないくらいの仕事量をこなしているラス君を高く評価するのです。「質」しかみないならレブロンを評価するのはわかるけど、「量」をみたらラス君の方が偉大です。
そして時代は超高速化時代です。走れないセンター達は時代に振り落とされ、より動かなければいけないガード陣はダイエットを実行し、スタミナが求められる戦いの中でプレータイム管理も重要になってきています。
驚異的な運動量と高いインテンシティは、認知度が低いだけで現代戦術的には非常に重要な要素なのです。最も重要といっても過言ではないくらい。
そんなわけでアンチの人にも何故ラス君を評価するのか理解して貰いたいのでした。それは一般的に批判されている内容に反論すると言うよりは、そもそものスタートラインとして違うよということです。
ロケッツとウォーリアーズの戦いはお互いの高い質に支えられていたけど、その中にPJタッカーとドレイモンド・グリーンによる高速ヘルプとリバウンドを繰り返すディフェンス面での「量のせめぎ合い」がありました。仕事量をこなせる選手を抱えることは非常に重要です。実はウォーリアーズの武器は運動量だからこそハンプトンズ5だし、ロケッツはダブルPGでウイングに人数を揃えたのです。
ラス君の「質」はリーグ最高レベルとはいわないけど、その「量」を考えたら「質」も非常に高いのです。エースが質だけでなく量も求められているチームは非常に珍しい。
まぁ好きな1番の理由は闘争心だけど。これだけのプレーを繰り返せる理由も闘争心にあるのでしょう。
そんなラス君で他に高く評価したいのは、闘争心の強さという測りにくいメンタルな部分と
・視野の広さによるアシスト能力
です。これも注意して頂きたいのはルビオみたいに「パスが上手い」わけでもなければ、ハーデンみたいに「プレーメイクが上手い」わけでもありません。「視野が広い」という点でのアシスト能力である事は重要です。
つまりラス君贔屓といいつつも管理人が高く評価しているのは大きく3つということ。
・異常な運動量と高いインテンシティ
・闘争心
・広い視野
褒め称えるのとは違うので、アンチの人でもちょっと納得しませんか?
ただ、この3つがそれぞれ世界最高だということ。あぁ視野は「最高レベル」止まりだな。運動量とインテンシティの同居はNBA史上最高かもね。
ちなみに闘争心の中には試合に向けた準備や夏の間の成長という部分も含まれます。ドラフトされる1年前までは並以下の選手だったのに、遂にはMVPまで成り上がったことは忘れてはいけないし、その試合に向かう姿勢はオラディポやポール・ジョージにも大きな影響を与えています。
※「インテンシティ」は日本語で「プレー強度」になります。フィジカルの戦いが激しいNBAでは一瞬のせめぎ合いの中で筋力が必要になります。強度の高いプレーを繰り返すと筋力的な部分で疲労が溜まっていきます。ビックマンのプレータイムが短くなりがちなのは、より高いインテンシティを求められるからです。
アフェリエイト入れてみているけど売れない。ラス君シャツ7000円
◉るーきーせんせーしょん
そんなラス君への評価をしているので、プレー面でボール独占しすぎだけど、それでも闘争心あふれるプレーでチームを勝利に導くし、現代戦術の中で最も重要な「運動量とインテンシティ」を発揮しまくっており、広い視野でチームメイトを使っているから、一般的に言われるほど批判的ではないのでした。
が、それも今や昔。
登場したのは2人のルーキーです。ラス君の専売特許みたいな「量による圧倒」をしながら、より「質も高い」プレーをする選手が登場してしまったのです。
ベン・シモンズ
PGとしてコントロールしながら、プレーメイクの上手さでパスを散らし、リバウンドを取って走れば、自らスクリーンもかける。ペリメーターでのプレッシャーディフェンスもすれば、インサイドでポストディフェンスもして、とにかくまぁあらゆる仕事をこなしていく。1人で戦術を構成してしまう怪物。
戦術シモンズは褒め言葉であり、管理人は開幕直後から大絶賛していました。
ラス君同様にスタッツに残らないような仕事も大量にこなしつつ、チームオフェンスを円滑にしていくシモンズは「運動量とインテンシティ」自体がまだまだラス君に及ばないだけで、プレースタイルとしてはひとつの完成形を示してくれました。
この2人のベースにある良さは「戦術を駆逐するレベルの仕事量」という面で同じだしスキル面も大差ありません。しかし、シュートがあまり上手くないのに3Pを強気に打ってしまうことや、1つのパスでの打開を目指しすぎてしまうなどのラス君の弱点をシモンズは見事に消しているとも言えます。
原点は同じだけど弱点を隠せてしまうプレースタイルをもつシモンズは、より高い完成度を誇ります。
ラス君はその運動量とインテンシティを活かしてシモンズ的になろう!
というのがサンダーの1つの解決策なのですが
そこには問題があってHCの発想が違いすぎているのです。スキルフルなシクサーズと身体能力のサンダー。そしてカーメロがいなくなりシューターが足りないサンダー。シクサーズは逆にブラウンHCがハードワーカーやディフェンダーを軽視してセルティックスに葬られました。
サンダーはセンターのアダムスはともかく、シュートが苦手なロバーソンやグラントが中心選手に名前を連ねるのでシクサーズ的なオフェンスをするのは無理があります。本当はロバーソンがもう少しPG(マッコネル)的な仕事を出来れば良いのですが、ちょっと自信なさげなんだよね。
そんなわけでラス君にはシモンズを見習って欲しいのだけど、サンダー的にはシクサーズを目指すのは無理です。それはカーメロのいた昨シーズンにトライしたかった。トライしたけど続かなかった。
ナイキのウェア達をまとめたページは下のリンク。セールのバナーをクリックしてから、下をクリックしてください。アフェリエイト事情。
https://store.nike.com/jp/ja_jp/pw/nba/sa6?redirect=true&vst=NBA&ipp=114
◉ドノバン・ミッチェル
そんなわけでもう1人のルーキーの方がラス君とサンダーがより目指すべき方向性になります。
ドノバン・ミッチェルは突如としてジャズに登場したスーパースコアラーです。管理人はラス君レベルに寵愛しており、その凄さを「過小評価されている」とさえ評しています。ポール・ジョージのディフェンスをもろともしないスコアラーはリーグの中に1人だけの気すらしています。
例えばレブロンはポール・ジョージを避けて仕掛けてくるし、デュラントは得点はしますが基本はロングレンジのシュート力で攻略していきます。ちなみにシーズンでデータ的に攻略していた選手はデローザンとデバン・ブッカーです。頑張ろうデローザン。レブロンにはビビるけど、より上位のディフェンダーであるポール・ジョージにはビビらない。
プレーオフではポール・ジョージをドライブで切り裂いてしまったドノバン・ミッチェル。大事な場面ほど得点していく選手であり、大事な場面にこそ得点をさせているジャズでもあります。
本質的にはPGの選手だと思いますが、ゲームメイクをルビオに任せて得点面に仕事を絞られています。管理人は絶賛しまくっていますが、それでもFG44%、3P34%と数字として良いわけではありません。ラス君と大差ないよ。
それくらいのFG%の選手がジャズの美しいオフェンスの中心にいるというのは非常に重要です。管理人ほど絶賛する人は多くないかもしれませんが、批判する人は殆どいません。そこがラス君との違いです。
ドノバン・ミッチェルがラス君と最も似ているのは闘争心の部分ですが、同じ立場に置かれたら運動量とインテンシティも高くなる気がします。でも、実際にはそう感じないというのは
「ジャズはドノバン・ミッチェルの仕事量を制限している」
ということです。自分がやれること全てをやろうとしているラス君に対して、持てる能力が最も発揮出来る仕事に制限されているということです。それは高いインテンシティを保つための制限でもあります。
圧倒的な突破力を持つドノバン・ミッチェルですが、基本ラインとしてルビオのプレーメイクからパスを貰います。シューター系ではないのでキャッチ&シュートの意味はあまりありません。ボールを貰った瞬間の優位性を順序立ててみていくと
・オフボールでスクリーンを使うのでマークがスイッチしてスピードのミスマッチ
・スイッチしなくてもボールを貰ったときにマークがズレている
・パスでボールラインが動くので、ヘルプの位置がズレている
・ドライブしたときに周囲の選手へのマークもズレやすい
PGの位置からドライブすることもありますが、ルビオスタートの時間はこんな特長が出てくるわけです。簡単に言えば、よりディフェンスを混乱させた状態でボールを持てています。
そしてこれらは全て自分でオフェンスをスタートするラス君にはない部分であり、同じ事をラス君にやられるとディフェンスはきりきり舞いです。特に重要なのは3つ目のヘルプです。
ラス君はボールを長く持ちながらドライブ出来てしまう得意な能力の持ち主ですが、それはディフェンスからしても待ち構えやすくなります。例えばスパーズのラス君対策は、マレーがシュートを打たれることは気にせずついていき、ひたすらパスカットを狙い、ドライブでゴール下まで侵入されたらヘルプがシュートを抑える2段構えの対策でした。
PGの位置から仕掛けてくるのは準備がしやすく、またそもそもサンダーは同じセットを使いすぎるので、尚更読みやすくなっていました。
そういえばウォーリアーズ戦でカーメロもポール・ジョージもケガでいなくなるとアダムスのポストアタックとか始まって、むしろ読めなくなってウォーリアーズに勝った試合もありました。
また前述の通り、ラス君のアシスト能力は「視野が広い」という良さに限定していますが、それは十分に活かされたうえで、「ゲームメイク」がいまいちな部分を隠すし、ドライブしたときにフリーが出来やすい状況だから「パス能力」はあまり問われなくなります。
今時PGでもSGでも大した違いはないのですが、選手の特長が最大限活かされるシステムは何かというのは重要です。ラス君の突破力とアシスト能力を活かすためのPGですが、管理人は運動量とインテンシティ、そして視野の広さを活かしたいので、人が動くシステムの中でラス君を使いたい派です。
だからSGとはいってもハーデンやバトラーの使われ方とはちょっと違うよ。オフボールでの運動量が重要であり、それはインテンシティをあまり求めないので筋力的なスタミナロスを抑えます。実はスプラッシュブラザーズにも近い。ロバーソンがイグダラ役を出来れば良かったのだけど。
PGとしてボールを持っている限り、ディフェンスからするとラス君がどこにいるかわかるよね。でもボールを持たない時間が長くなると、ラス君を注視することが難しくなります。
理不尽生物がどこにいるかわからないなんて怖すぎる
と思うわけです。あのスピードでカットプレーされたら止まらないし、気がついたらアリウープに飛んでそうだし、スペースが出来た瞬間にドライブされます。というか少しでもマークがずれた状態から1on1されたら止められない。
◉サンダーは変われるのか?
今回の趣旨はサンダーの補強についてでした。本題に戻しましょう。
ラス君が中心になるサンダーですが、ポール・ジョージもいてエースを中心に「ディフェンスとハードワークで支える構図」ははっきりしてきそうです。スペーシングを促すシューター役はアブリーネス、ファーガソン、そしてカバローがいて、ストレッチ4にもパターソンがいます。しかし、それは昨シーズンからカーメロを抜いたくらいで戦術的な目新しさはなさそうです。
原点回帰は出来てわかりやすくなるけど、選手達をつなぎ合わせるようなゲームメイクに優れた選手やインサイドのプレーメイカーも獲得できませんでした。
ラス君、ポール・ジョージ、ロバーソン、グラント、アダムス
そんなスターターがならぶと驚異的なディフェンス力がありつつ、シュート力が皆無になりそうです。いびつな構成が進んでしまうチームです。流麗なオフェンスというのは期待できそうにもありません。
しかし、今回の題名は「ラス君に奇跡は起こるのか」です。
唯一、微かに、奇跡レベルならば期待できるのはシュルーダーの存在です。つまりはシュルーダーとゲームメイクの役割を分担し、自分はスコアラーに徹する時間を作ることが出来るのかどうか。ドノバンがその選択肢を選ぶのかどうか。
まぁ本当に奇跡レベルの話ですよ。でも、そんなシーンを観てみたいな。というか、それくらいしてくれないと目新しさがなくて試合を観たくないかもしれません。
ルビオからはほど遠いシュルーダーだけど、ラス君をドノバン・ミッチェルにすることが出来るのかどうか?
もしくはお互いにオフボールムーブを繰り返し、驚異的なドライブコンビになれるのかどうか。
「奇跡レベル」よりは可能性があるかな。
◉ラス君仕様のサンダー
ただし、奇跡に頼らずとも確実に期待できることが1つだけあります。
デュラントを失ってからラス君の特殊な能力を全面に出してきたサンダーの悩みは、実はラス君のプレーではなく「ベンチに座っている時間」でした。つまりラス君仕様になっているため、いないとプレー自体が成り立たないのです。
フェルトンは昨シーズン良いプレーをしましたが、周囲の良さは活かせませんでした。だってラス君のような突破力もアシスト力もないから、個人が活躍してもチームとしては機能しませんでした。
そこに新シーズンはシュルーダーがベンチから出てきます。管理人はあまり評価していないPGですが、ベンチから出てくるならばかなり優秀な選手です。そのままラス君の役割を当てはめてプレーさせることが可能になりました。
ロケッツのダブルPGじゃないですが、トータルゲームに近づけたのは非常に良い傾向です。常にスピードのあるPGがいる状態で戦え、インサイドもノエル次第では強力になります。グラントは控えの方が良いかもね。パターソンはカーメロに隠されたけど超優秀だし。
ラス君は「異常な運動量と高いインテンシティが同居している」としましたが、極論言えば体力勝負に強いわけで、そこにベンチからシュルーダーで常に運動量を求める戦い方が出来れば1つの強みになります。
ラス君のプレータイムを抑えつつも、サンダーというチーム自体が運動量で相手を上回る形に持ち込めるかどうか。
サンダーのオフェンスそのものが向上するかどうかは不明ですが、少なくとも相手からするとディフェンスが良くてハードワークしてきて、バカみたいに走るチームなので対戦するのが嫌になると思います。カギはオフボールムーブ。
◉サンダーの変なところ
そんなわけでサンダーのオフェンスへの期待値はあまり高まっていません。奇跡に期待するレベル。
しかし、実は凄く簡単なことでオフェンス力があがるチームでもあるのが怖いところです。前回のウルブスとの比較
〇平均得点
ウルブス 109.5点(7位)
サンダー 107.9点(12位)
1.6点も差があります。結構大きな差です。
〇フリースロー
ウルブス 19.4/24.1
サンダー 17.3/24.2
アテンプト数が同じくらいなのに、2.1点も差があります。
つまりサンダーは「フリースローが決まるだけで平均得点がリーグ上位」になるのです。昨シーズンの間もずっと指摘していましたが、兎にも角にもシューティングコーチこそ最大の補強ポイントです。
ラス君は84%を超える確率だったのが昨シーズンは74%まで落ちました。34%あった3Pも29%まで落ちています。ポール・ジョージまでもが3P決まらなくなった後半戦。コーチの修正が機能していませんでした。
ラス君のシュートフォームは悪くないのですが、筋力的な部分に大きく左右される打ち方です。少しのズレがシュートに大きく響いてしまい確率が悪くなっています。それは筋力的な疲労にも左右されるので、運動量とインテンシティを武器にする以上は、試合の中で高確率で決める事はないでしょう。
そんな意味でもボールを持つ時間を減らすことは、ラス君のスタミナロスを抑え、シュート率を改善させる気がするのです。
アダムスが3P打っているトレーニング動画を見たけど、サンダーはチームとしてシューティングを改善できるのかどうか。というか、システム的に観れば大したオフェンスしていないのにフリースローが決まるだけで得点力が改善するって凄いことなんだけどな。
カーメロを失ったことでハードワークとディフェンスという戦い方はわかりやすくなるはずです。
そこにもう一手が加わるのかどうか。そんなラス君の奇跡は起こるのでしょうか。
レブロンとウエストブルックが同じチームにいたら意外と合いそうな気がしてきた
プレー的には合いそうですが、性格的に合わないと思います。
走らないレブロンと動き回るラス君
1回で決めたいレブロンと外しまくるラス君
ウエストブルックの運動量が素晴らしいのは分かりますが、それで質を失ってしまっては元も子もないのでは?
ウエストブルックは現役で何番目のポイントガードだと評価していますか?
シモンズが素晴らしいといってもトータルではラス君の方が上な訳で、失うというほど質は低くないので。
ラス君がNo1ですが、そもそもPGという概念に乏しいので。
もしゲームメイクとかでPGを考えるならルビオが1番です。
PG達でディフェンスもしっかりしているのはウォールとクリス・ポールくらいです。次点でリラード。
そこまで全てのプレーを含めるならラス君が1番働いているという感じ。
サンダーの補強は、賛否両論みたいですね。
SF不足で、ポジョの控えがいないことが気になってます。ポジョの出場時間削減のためにも、ヒュースティスと再契約して欲しいです。サラリーは知らない(笑)
昨シーズンからフリースロー時のルール変わって、ルーティーンの変更を余儀なくされたウェストブルックですが、今シーズンは80%に戻して欲しいですね。
記事にもありましたが、サンダーはフリースロー得意じゃない人が多いので、まずはフリースロー試投率の高いウェストブルックの成功率を上げることが大事だと思います。
ルール変更もアダム・シルバーの策略かと勘ぐってしまう(苦笑)
また、カーメロがいなくなったことで、パターソンがもっと活躍できると思うので、彼に期待してます。
昨シーズンは、あまり出られなかったので…。
ちなみに、昨シーズンはカーメロの思い切りの良いスリーに助けられた試合もありましたが、ウェストブルック、ポジョが不調な時、2人以外で活躍してくれそうな人は、いそうでしょうか?
2人以外に、活躍する人が日替わりで出てくれるのが理想です。
ヒューステスは貴重だったのですが、どうしますかね。
ポジション的にはロバーソンが守りますし、カバローもいるのでそんなに問題はないと思います。
でももう1人欲しいかなと。ドノバンは全員起用しますし。
パターソンは従来はコーナー専門家だったので、センター起用じゃなくなるのは朗報かと。
ファーガソンがいまいち成長していないので、アブリーネスとシュルーダーに期待するしかないですね。
昨シーズンはロバーソンが下がったらアブリネスが出ていました。今シーズンはシュルーダーが加入したのでフェルトンを出してもいいと思うんですが、どうでしょうか?
一時的にPGをフェルトン、SGをラスにしてアクセントをつける感じです
フェルトンとラス君の同時起用は結構ありましたね。
悪くはないけどフェルトンの意味はあまりないんですよね。シューターみたいな。
今度は3人のPGが初めからいるので、システムとして組み立てないといけません。
量的な意味では試合単位では一番走ってるCJマッカラムの評価はいかがでしょうか
CJマッカラムについては高く評価していて、クレイ・トンプソンよりもシューターとして上だと評していました。
しかし、そんな前半戦を経て、途中からシュートの精度が落ちたのが苦しかったです。
走りまくる前提でセットオフェンスが出来ているので、CJマッカラムあってのブレイザーズでした。
熱いハートを全面に出してプレーする姿を見せられると応援したくなりますね。しかも能力もエゲつない。
ところで閲覧者数やアフィリエイトを気にされるのならばアンテナサイトに登録してみるとかどうですか?自分も更新が分かりやすくなってありがたいのですが。
アンテナサイトに登録していると読者の方にも利点があるのですか。
それがあるなら利用しても良いかなーくらいです。
アフィリエイトはそもそもこのブログに適した商材が少ないので。
私もラス肯定派で管理人さんのご意見には大いに賛同させていただきました。
ただ一点どうしても改善して欲しい点がパスの質の悪さです。
管理人さんが評価するように、ラスは視野の広さ故に空間に雑破なパスを出すように感じます。
シューターからすると取りにくいパスをキャッチしながら長距離のシュートを打つのは想像以上にやっかいで、そこがサンダーのシュート確率の悪さにも繋がっているようにも思えます。
来シーズンはスタートも控えもハードワークしまくりスタミナで圧倒するチームを目指すというのは面白く、なお対戦相手からすれば非常に厄介なチームになると思います。楽しみですね。
そうパスはあまり上手くない。アダムスとのコンビだけは、全く読めないのに通ってしまうので良いのですが、シューター泣かせです。
その意味でもドノバン・ミッチェル的な形で視野の広さだけを活かしたいところです。
ゲームメイクできるPGと組んでスコアラーに徹するラス君、見てみたいです。恐ろしい存在になりそう。ミッチェルの活かされ方を見て、ああいう形でのラスの起用を試してみようとドノバンは考えないのかな?
一つ気になったのですが、「数字として良いわけではありません。それくらいのFG%の選手がジャズの美しいオフェンスの中心にいるというのは非常に重要です」の重要な理由を教えてもらえますでしょうか。(いずれジャズ編で詳しく書かれる予定ならそれまで待ちます)
大した意味はないです。
「質」が高い=FG%が高い
という認識をされることが多いですが、あれだけ美しいジャズのオフェンスでも別にFG%が高いとは限らない。
ディフェンスにどれだけダメージを与えるかという視点では、ラス君もミッチェルもFG%以上に重要な仕事をしているのです。
ハードワーカーなのに欠場が異常に少ないのも理不尽ですよね。サンダーは最近ネイダーを獲得してましたが戦術的な変化はもたらされると思いますか?PGをラス君とデニス君がまかなうなら出場機会自体が危ういですが。
ネイダーはカットされるのかと思っていました。
いずれにしても戦術的な変化はないでしょうね。
マジで、渡邊取って欲しかったですね。渡邊の献身性はドノバンにはピッタリだったはず。
フェルトンについては同意で、ちょっとサンダーにあってないですよね。彼のシュートが入るときはいいですが入らないときはかなり厳しい。そういう意味ではシュルーダーはいいと思います。
下手したらラスよりもスピードはあるんじゃないですかね。
渡邊はちょっとヒューステスっぽいですし。
シュルーダーはラス君よりも速そうですが、その能力を扱いきれていません。
その意味では運動能力をしっかり使っているというのも凄いのかも。能力お化けは結構いますし。
運動量とインテンシティーだけで敵の戦術を破壊してPOを勝ちぬけますかね。
あのドライブはかなりの脅威ですし、パスはそこまで上手くはないと思いますが視野は広いです、ハッスルもすると思います。
ですがクランチタイムでの判断力の低さ、シュートセレクションの悪さ、FG%の低さは致命的な欠点だと思います。
この先、上に行くためにも自分は『量』より『質』を求めて欲しいですね、特にラスには。
ついでに言うとあまりラスからインテンシティーとやらは感じないですし、運動量の豊富さを感じさせるのはトランジションの時だけなんですよね、個人的には。
ラスもサンダーも今のままじゃ勝てないと思います、補強の部分に関しては完全に同意です。
勝ち上がれないから何とかしろという記事です。
ラス君にインテンシティがないとなると、コンタクトプレーで負けている選手はなんだということに。
自分で動き回るだけならば単なる運動量ですが、ルーズボール1つとるのも一瞬の爆発的なスピードでとりにいくので、それは立派なインテンシティで、動いた量とは関係ないスタミナを使います。
そうでなければスタミナの優れている渡邊雄太が疲労で動けなくなった理由は何なのかと。
ラスにそこまでフィジカルコンタクトをガツガツして身体を張っているイメージは無いです。
ルーズボールを取りに行ったり仲間のリバウンドにも飛びついたりするようなボールへの執念は大事でしょうけど、それは仲間の選手がカバー出来る部分です。
それならラスにしか出来ない部分にもっとエネルギーを割いて欲しいです。
シュートセレクションの悪さは意識次第で直ぐに変われそうなのに、全く改善しないのでフラストレーション溜まります。
ロバーソンはシュート力ないなりにオフボールで相手を見て中で合わせるのが上手いしシュートを打ちたがる選手でもなくさばくのも早いのでイグダラ役はムリでもオフェンス4番でドレイモンド役は試してみて欲しいなとは思います。メンバー構成にもよりますが。
チームで点をとるか同時に出てるシュルーダーかジョージにプレーメイクさせて変化つけるかしないとラス君PGで一試合やるのは限界ありそうです。
ジョージのプレータイムも気になるので、交代時にアブリネスらシューターをもっと動かして点を取らせてみてもいい気がします。
ロバーソンの件はその通りだと思います。もう少し役割を増やしてみた方が、全体の流れが上手く行く気がします。何度もボールを経由させることも必要かと。
シュルーダーを含めた3人で交代制にして、足りない得点力をシューターで埋めるしかない気がします。
シューターもスポットではなく、オフボールムーブさせて打たせたいです。
結局は全て動きながら合わせるチームにならないといけません。
『ラス君のシュートフォームは悪くないのですが、筋力的な部分に大きく左右される打ち方です。』 屈伸やプルアップで得られるはずのエネルギーを使わずに(空中に上がってから)腕の力だけで打つようなフォームという印象です。
トップからの仕掛けや崩しの特有のメリットはどんなものですか。
身体全体を柔らかく使う選手は、身体が流れながらのシュートでも手先で修正して打つことが出来ます。カリーは良い例示ですし、ハーデンもまた上手いですね。
ラス君の場合は、筋力が強くしっかりと飛べてしまう反面、ひとつひとつの筋肉が独立して動きすぎて、どれかが乱れるとズレてしまいます。
フォーム自体は綺麗だけど、柔軟性のない打ち方です。力がはいりすぎとも言えます。
トップから仕掛けるのは左右のスペースにバランスがとれているので、ディフェンスからすると何をしてくるか分からないことです。
一方でスペースにバランスがとれすぎていて、プレーエリアが狭くなりがちです。
ちなみにラス君は左サイドによった状態から仕掛けるのが基本ですね。
これはサンダーに限らず利き手がセンターライン側になるようにスペースを取るのが一般的です。
完全に感覚の話でここの主旨には反すると思いますけど、怖さはメロいた方があったなーと
安定しませんでしたが、噛み合ったら怖いという
パターソンをPFにして安定感は出るでしょうが、格上を食いそうな気もあんまりしません
そこは難しいところで噛み合った時の怖さがあった反面、プレーオフでは徹底して弱点をつく戦いになりました。なので例えシーズンで好成績になってもプレーオフの望みが低かったでしょう。
カーメロはイーストに行った方が弱点扱いされなくて良いと思います。
ありがとうございます。ウィングから突破していく重要性は度々言及されてますね。デメリットは感じますか。オフボールスクリーンに因る優位性、パスによるディフェンスの視点やシチュエーションの変化など頷けるものばかりでした。
トップから入っていくと狭いのもわかる気がします。利き手側を空かすのもわかります。人員の配置によっては合わせやキックアウトにローテが効きますよね。
ウェストブルックの筋肉の動きまでは私は分析できませんでした。彼も意外に外角シュートが多いです。中も空かない。カリーの様に打ってみようと提案する裏方はいないんですかね。
シュートフォームは人それぞれだし、ラス君は元々はフリースローが上手くてしっかりしているんですよね。
だからフォームを変更するよりもシュチュエーションを変えてあげる方が決まると思っています。
あるいはあんなに飛ばないて打つかですね。あの人3Pでもジャンプしすぎです。
カーメロは難しい選手だと思います。私の評価は正直低いので、ロケッツへの移籍に関する記事楽しみにしています。
ロケッツがなかなか完成しなくて困っています。
カーメロがダントーニで改造される部分もあるので、そこは気になるポイントですね。
スタッツの件は完全に同意です。
お前ら草バスケレベルですら1試合全部ボールホルダーやって30-10-10やってみろと。
それを82試合NBAレベルって変態しかできませんよ。
が、それではPOでは勝てないのも現実。
AS4〜5人が代わる代わる38分前後でプレイ強度保てるチームある時代ですから。
こうゆう選手は少し衰えた方が勝てそう。夢がないですが。
私もラスのベストパートナーはレブロンだと思います。逆も然り。
性格等はめちゃくちゃ合わなそうで笑っちゃいますが。
トリプルダブルしかしていないならまだしも、他の分野でもメチャクチャ働いてますからね。レブロンとかハーデンとかはサボりまくってます。
あとはもう一歩先を見たら、何を制限していくかだと思います。そこは本来本人ではなくHCがやるべきなので。
ベンチメンバーの時間に鮮やかなチームプレーをしていたらラス君を批判しますが、サンダーの場合はそもそもチームとして取り組めていません。
この記事を読んで昔のPHIを思い出しました。アイバーソンをSG的に使って、マッキー、スノウがコントロールするみたいな。
こないだみた印象は、アイバーソンはカリーやマッカラムに近かったです。ラス君はドライブの力強さがあるので、もう少しインサイドで合わせたいですね。
NBA観戦歴、超初心者です。
ロバーソンのフリースローはどうしてあんなに入らないままなのでしょうか。フリースローは単純に練習すれば入るようになるのでは?と思ってしまうので不思議なんです。ロバーソンは練習を厭わないようにも見えますし。
自分はフリースロー入らなくてもいい、他の強みで勝負くらいに割り切っているんでしょうか。
素人過ぎるコメントすみません。
ロバーソンはあんなに酷くなかったのですが、ロケッツに標的にされたりして、完全にイップスです。
3Pも苦手というだけで、そこまで酷くなかったのですが、ティーグなんて3メートルくらい離して守ってくるので、やっぱりイップスに近くなっています。
ケガをしたので、上半身の動きだけでシュートトレーニングして見直しているらしいです。
「データで語る」ブログならデータで分かる西ブルの隠れた凄さを教えて欲しいです、闘争心()は単なる主観ですしw ウォールなんかは西ブルみたいにガチガチにボックスアウトされてリバウンド数を意識すればTD出来そうですけどね〜
それ前にも書いているし、論点ずれるからやらない。しかも「闘争心が好き」とは書いたけど、それが中心の話じゃないのに、掘り出されても困る。それを言われたら数字に換算できないことは何も書けない。
なお、ウォールは同じ事が出来ると思います。ウォールもまたルーズボールやディフェンスの意識が高く、運動量の多い選手です。
しかし、残念ながらウィザーズはそれを出来るチームじゃないし、ウォールもボールを追いかけるタイプでリバウンドに備えるのはあまり上手くない。
フリースローは確率良いんですがジャンプするとねぇ。一昔前、(日本だけかも)ジャンプの頂点で打ちなさい、が流行っていて、簡単じゃないのにNBAレベルでやってしまっているのが凄いです。他はJ.R.スミスとか。だからシューター起用も一手ですね。
でもドライブシチュエーション作りが本筋ですよね。アイバーソンもそうしたかったはずですが、フィニッシュに関しては体重もないし、セレクション上ダンクはなかった。レイアップやフローターになる分リングからこぼれることも。同じ相手、状況でウェストブルックならダンクを選べるはず。アダムスの合わせも魅力的です。
マッカラム似てました。そろそろブレイザーズもプレイオフの結果が欲しいですが大変なんでしょうね。
ドライブコースを作るために3Pも必要なので、その範囲では打っていくべきですが、困ってから打つのはちょっと。
そして打点が高いから打ててしまうという弊害もあります。基本的にシュートは上手いと思いますが、セレクションは悪い。
アダムスとのコンビの上手さがあり、グラントのスピードみたいなところもありで、単にアイバーソンより強いだけでなくパターンが豊富です。
そこからキックアウトしてポール・ジョージとマッカラムが待っていれば強そうですが、まっているのはロバーソンかシュルーダーか。
ブレイザーズは苦しい事情の中、毎年素晴らしい結果を残しています。
しかしウエストのセカンドラウンドを突破するにはロケッツかウォーリアーズを倒さなければ行けません。
五体満足ならばウォーリアーズから2勝くらいは出来るのですが、どうにも毎年ケガ人ばかり。
もっともっと運の良さが欲しいところです。
ラス君、単純にケガしないか心配になります。NBA見るきっかけになった選手なので長くラス君を見たいです。全く関係のないコメント失礼しました。
いや、それはとても重要な要素です。
管理人はデュラントは世界一の能力を持つ選手だと考えていますが、ケガをするので世界一の優秀な選手だとは考えていません。
クリス・ポールもまた同じ理由で世界一のPGにはなれないのが現状です。
運動量とインテンシティがあってもケガしてしまっては価値が急落してしまいます。
ラスとは全く関係ないですけどアービング、リラード、ウォールを順位付けしてみて欲しいです… 出来れば理由もお願いします
私はリラード>ウォール>アービングという評価をしていますがどう思いますか? 昨季のウォールはケガに苦しめられたシーズンだったので、来季楽しみにしています
1年前にPGランキング書いたのですが、ボツにしてしまいました。ポジションに拘っても意味ないなーと。結構な長い記事だったのですが。
http://nba-data.work/?p=171
ちょっとアップしてみました。1年前ね。
昨シーズンなら
リラード>ウォール>アーヴィング
リラードは文句なしです。コントロールしながら高いフィニッシュ力をみせてチームを勝たせました。
アーヴィングは文句はないけど、怪我が長かったのと実はチームの中での重要性が高くなかったので。
ウォールはプレー内容は圧倒的でしたね。個人の内容は1番なのだけど、精度を欠いたりチーム自体が迷っていました。
個人の評価は難しいですね。ラス君、ハーデン、カリーの3人は安定してチームに貢献しているのも偉いです。
『打点が高いから打ててしまうという弊害』 逆説や皮肉が生じるのは、能力の高さ故です。AIもこうした逆説に苦しんだはず。超人の逆説というか。
アダムスとのコンビ良いですよね。ダンク、アリウープに限らず決めてくれる。ジョージはスポットの感覚あるはずなので話し合い?
リラード、マカラム、件のウェストブルック、デローザン、ラウリー、AD、等々みんな難しいですが、フランチャイズで優勝してほしいですよ。ゴールデンステイトで優勝してもしょうがない、箔はつかない。その意味でレブロンは1度だけですがその優勝の価値は同列にはできません。幸運もありましたね。
私見では世界一優秀な選手はデュラントだと。対故障を重視する管理人さんとしては誰ですか。これまでの記事中に言及は無い気が。
まぁレブロンでしょうね。ケガしないし、チームを勝たせているし。ただ書いている通り「ケガをしない」を高く評価しているので、プレーそのものを世の中一般的ほどは評価していません。
ラス君は良い勝負なのですが、OK3で勝てなかったのは何だかんだ大きく減点されました。そんな巡り合わせも大切です。
そしてドノバン・ミッチェルはごぼう抜きでトップ5にいるかも。
フランチャイズプレイヤーなのは大切な要素でウォーリアーズにいる限りは、選手としてNo.1とは評価し難くなるでしょうね。だって個人は関係なく勝てるし。
やはりそうなりますか。レブロンは群を抜いて素晴らしいですが、デメリットもあって、対ゴールデンステイトでは天井が低い。球離れ、ボールに触らない、レシーバーとしてのプレーが増えるとより効率的に勝ちに貢献可能ではと。LA楽しみです。
ミッチェル改めて見てみます。自重が出来ている印象。
昨シーズンOKCは勝てたはず。ジョージは準デュラント級。ウェストブルックのタフスリーが治まらなかった。
ミッチェルは自重しているというよりは、ジャズというチームのルールがそうさせています。本当にスナイダーは素晴らしい。
ラス君の3Pがタフというか、チームとしてそこで打たなければいけないシステムは何なのか。そしてポール・ジョージとのコンビは機能しているのに、チームとしてはジョージを活かせていませんでした。
ロバーソンがいるとオフェンスでも違いが大きいので、難しいところです。
いつも興味深く読ませていただいてます。
素朴な疑問なのですが、ラス中心のチームスタイルはHCを変えれば変わるのでしょうか?
個人的にはドノバンのままだとラス仕様のチームは変わらない=チームとしての伸び代も限られると思う一方、ラスという圧倒的な存在がいる以上はどのHCでもラス仕様のチームに収束してしまうのでは…とも思っているのですが、why notさんの意見を聞かせていただきたいです。
いつも貴重なご提案大変ありがとうございます。
1. ジュラントがオクラホマを去って以来、シュータータイプを集めたウォリアーズとは異なったボールハンドラー言い換えればスラッシャータイプの選手の融合というバスケのセオリーを無視した無謀な夢を描いてきました。その集大成になるべき来シーズンやはり鍵を握るのはオラデイボよりメンタル面がアグレッシブで、ポール・ジョージやメロよりスピードスターのシュルーダーと言わざるを得ない状況です。バックコート陣のプレイタイムをウエストブルック 30-35分、シュルーダー 20- 25分、ロバーソン 20- 25分、アブリネス & ファーガソン 10-15 分と乱暴に設定すると、ウエストブルックのマークを緩和して彼の負担を軽減するためシュルーダーを同時にコートに立たせるか、もしくはプレー時間を減らしてウエストブルックの負担を減らす為、シュルーダーを第二PGとするか、どちらがより良好な化学反応を起こすか、開幕後20試合程度経過の時点で見極めるのが一番現実的と考えます。シュルーダーのデイフェンス面を考えると後者かと。(それにしてもここ3年間シュルーダーは自らの向上の為に何をしてきたのか?フィジカル強化に努めたのか?ジャンパーの精度向上及びIQ改善に努めたのか?ついぐちが出ます。)管理人のご意見をお伺いしたいと思います。(ちなみに、フロントコート陣はポール・ジョージ、パターソン、アダムスが1stユニット、グラント、ヒューステス、ノエルが2nd)
2. ウエストブルックよりワシントンのウオールやシュルーダーの方がスピードスターであるとのコメントに時々触れます。全面的には否定しませんが、その根底には、ご指摘のウエストブルックの運動量、プレー強度、数回の半月板手術等の体調面が影響していると感じます。昨シーズン前もPRP injectionを受けていますし、個人的にはジャンパーやダンクの時腕に違和感があるのでは?と思ってしまう瞬間もありました。その意味で、このままだと、ウエストブルックが視野を活かせるのは、結局、運動能力的にライプ・プライムの時期を過ぎた後か上記の一番目の化学反応が上手くいった場合と思います。同じく管理人のご意見をお伺いしたいと思います。
3. Hamidou DialloとDaniel Hamiltonの将来性には魅力を感じますが、反面サンダーよりいまではポートランド、フィラデルフィア、ユタで経験を積んだ方がとも思います。重ねて管理人のご意見をお伺いしたいと思います。
極めて長くなって大変申し訳ございませんが、何卒宜しくお願いいたします!
サマーリーグの様子や、シュルーダーを獲得したということから、どのローテーションでも誰を使っても同じシステムで戦える布陣を作ろうとしてるのだと感じました。
ちなみに私は5年ほど前から、ルビオとラスを組ませるのがベストだと言い続けてきました。
その都度、合うはずがないとか、ディフェンスはどうするとか、結局ラスが全部やろうとするから意味ないなど言われてしまってます。
システム次第で、攻守ともに良いコンビになると思うんですがね。
ルビオは置いておいて、現実的なとこでは、誰と組ませるのが良いと思いますか?
あんまりミッチェル君を褒めんといてください。ケンバとコンビ組むのに相性のいいミッチェルより、先にモンクとった身としては胃が痛い…
案の定SGAもかなりいい選手だし。
まあモンクとブリッジスは好きですけどね
にしてもコメント量がすごい。みんな飢えてるんだなぁ
でもこのブログはモンク推しですから。
ホーネッツにドノバン・ミッチェルが加入してもどうせ起用されなかったですよ。
もっとも得点力に優れたSGはモンクだったのに、プレータイム0とかするHCですから。でしたから。
ブリッジスはちゃんと起用してあげてほしい。
みんなサンダーに不満があったんですよ。
確かにその通りですね。
今年はプレイタイムは二人とも心配なさそうです。ボレーゴHCが公言しいますし。
ブリッジスはベテランフォワードより使い勝手の良い選手になりそうなので、順調にプレイタイム伸ばして良いてほしい。モンクをフロアに置くなら信頼できるディフェンダーなので余計。
若手が現代バスケにあう選手が多いので、この若手のラインで管理人さんにいつかさよならホーネッツを書いてもらえるようになるまで、成長してほしい。
ホーネッツはプレビューを書こうと思っています。
ちょっと面白そうな部分と、ダメそうな部分が融合しているのをHCがどう処理するのかなー。
やったー!
レブロンにしてもラスにしても
「何でも出来るからついついやっちゃうんだけどやることを制限したほうがチームとしては強くなる」という気がするんですよね
レブロンはLALでどうなるか・・・まあたぶん変わらないでしょうね
まぁ別に勝つために自分でやることは間違いではないのですが、優勝するためには多くのチームを倒す必要があり、そしてプレーオフで最低でも16試合するわけです。
トータルで考えると1人でやっていると勝ちきることは出来ません。
レブロンがファイナルまで行けたのは、正直イーストはそのレベルだったということで・・・。
それは選手個人ではなくチームの問題かと思います。レブロンはヒートでは昨季のように何でもやるスタイルでは無かったですし、レイカーズはレブロンに何でもやらせるスタイルとは真逆のスタイルを目指す選手の集め方をしています。ラスに関しても同じようなことが言えるかと思います。