2017 ファイナル雑感 MVPは誰?

ファイナルについてシリーズ全体を通して思った事を適当に書いていきます。

MVP投票

MVP投票をします。投票のルールは管理人が100票を“自由に”“誰にでも”“何票でも”投票出来ますルールです。個人の採点ではないのでMVPに少しでも値する必要があります。
なお、傾向として1つの試合でどれだけ影響力の高いプレーをしたか、戦術的な重要性がどれだけ高いかを重視します。要は印象度です。ブログのタイトルに反します。

◯ケビン・デュラント 63票
35.2点(1位)
8.2リバウンド(4位)
5.4アシスト(3位)
1.6ブロック(1位)
2.2ターンオーバー(5位)

評価されるのはやはり第3戦と第5戦を勝利に導いた働きです。リーグ1のオフェンス確率マシーンっぷりは流石です。得点パターンも非常に多彩でパターンの限られるレブロンとの違いを再確認させられました。

またブロックが多かったようにディフェンス面も目立ち、どこでも守れる事でウォーリアーズのローテーションを楽にしました。「どんな相手でも守れる選手」って表現はディフェンス力のある選手によく使われますが、実際にPGのアーヴィングからCトリスタン・トンプソンまでマッチアップした選手は初めてみた気がします。重宝した存在はウォーリアーズで最も長くコートにいた事実が示しています。



◯アンドレ・イグダラ 21票
レーティング +18.9 (1位)

2位のグリーンが10.2なので大差をつけての1位がイグダラ。キャブスはレブロンがいない時間は負けている、という話もあったけど、それよりもイグダラがいるとウォーリアーズはリードしているという事実。

しかも、接戦・大敗・接戦となった第3戦から第5戦だと+19.2と更に上がります。大勝した1、2戦よりも貢献している事になり、ウォーリアーズで最も重要な役割をこなしました。

実際に試合後にウォーリアーズの良かった部分、キャブスの悪かった部分を検証していくと必ずイグダラが絡んできます。レーティング2位がグリーンの様に実は得点以外の部分がウォーリアーズの肝なわけです。



◯カイリー・アーヴィング 8票
第3戦 38点 FG56.2%
第4戦 40点 FG55.6%

レブロンより上の選出です。理由は活躍した時に止めようがないからです。レブロンはある程度何をしてくるかわかるため、ウォーリアーズはプランを用意しています。しかしアーヴィングに対しては意味がわからないため策を用意出来ません。
どちらが良い選手とかではなく、ファイナル7試合という期間を切り取った場合に乗せたくないのはアーヴィングです。そして乗るまでに時間がかかりすぎました。

関係ないですが、あの爆発力と膝のケガはローズを思い起こさせます。ローズの様にチームを引っ張ってないから負担が少なく助かっているだけで、危険な香りがしています。



◯レブロン・ジェームズ 5票
33.6点、12リバウンド、10アシスト

シリーズでトリプルダブルです。相変わらずのモンスターっぷりを発揮しました。ミドルレーンを走らせたらどうしようもない選手です。あれはシャック・アタックならぬシャック・ドライブです。

しかし、残念ながらシリーズの前半はスタミナ面での失速、後半は展開力不足を露呈しました。プレイヤーとしてのインパクトは衰えませんが、継続性の面では衰えてきています。それは仕方がないのですが、年を追うごとに何でも自分でやろうとするのは変わったベテランです。
試合の感想でも触れましたが、ウォーリアーズはレブロンを警戒していた反面、何をしてくるかを読み切っていた側面があります。2年前に孤軍奮闘していた時の方が何をしてくるのかわからない怖さがありました。

FGが40%を切り、アシストが1.2も少なかった時の方が怖い、なんて言われるのはレブロンならではです。これ褒め言葉。



◯ステフ・カリー 2票
第4戦 14点 FG4/13

印象度が低いカリーですが、平均で27点もとっています。リバウンドとアシストも非常に多かった。いつの間にやら、ってヤツです。
しかし第4戦はストップされています。13本しか打てていませんが、その中で2Pは4本だけです。徹底してカリーを止めた事でキャブスは勝利を掴みました。

つまりなんだかんだ言ってもカリーの活躍はウォーリアーズに欠かせません。第5戦ではデュラント&トンプソンのファールトラブル時に1人で得点をあげていきました。ギアを入れるところがハッキリしています。今季を通してデュラントの存在がPGとしてのカリーの成長を促した気がします。

デュラントが相手を力でねじ伏せるタイプなら、カリーは相手の弱点をつきつつ、問答無用の3Pも決めてしまう両面で嫌なタイプです。



◯クレイ・トンプソン 1票
被FG%40.3%

ディフェンス面での貢献が大きかったトンプソン。アーリーオフェンスにするために打っていた3Pが入っていればMVPもあったけど、そこまでの好調さはなかった。
トンプソンとカリーが走り回るため、アーヴィングとJRスミスはいつもよりもディフェンスで動き回らされました。デュラントがシュートを決めた影に2人の影響があった事は忘れられません。

第4戦でのアーヴィングの活躍がなければ、もっと票数を集めたはずです。



そんなわけで、あまり意外な名前の出てこないシリーズでした。ファイナルとはいえ、いやファイナルだからこそ相手の計算を大きく狂わせる選手の活躍が響くものです。このプレイオフでもマコーが活躍したり、デロン・ウイリアムスが3P決めたりしたヤツです。
唯一、JRスミスがその片鱗を見せましたが、そこを前面に押し出す勇気はキャブスにありませんでした。勇気なのか無謀なのかは結果が判断する事なので、間違ってはいませんが。

ある種のつまらなさを感じたのは両チームが完成されすぎていたからかもしれません。


その他落選理由

グリーン
ディフェンス面での貢献の大きかったグリーンですが、その点を評価するならイグダラに投票すべきだから。

ラブ
3Pやリバウンドは圧倒的だったり、貧弱だったり。キャブスにとってのプラス要素ならそれでも良いが、戦術的に重要なのに不安定はダメ。

JRスミス
キャブスに勇気を与える3Pを決めていたが、ウォーリアーズにダメージを与えるようなシュートとはいえなかった。しかし、こんなに献身的なディフェンスをナゲッツ時代にしてればなぁ・・・

パチュリア
キャブスが勝っていれば1票は確実にいれていました。2対1の場面で2回もオフェンスファールするかね?

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA