オールルーキーチームを選ぼう

大豊作のルーキー達を並べましょう。その上で昨年のドラフトをやり直してみましょう。ドラフトナイト2017!

 

素晴らしかったルーキー達。しかし、選ばなければいけません。オールルーキーチームを。低調だったここ数シーズンと違い、ハイレベルすぎてサードチームだって作れてしまいます。

 

◉ファーストチーム

確定
ベン・シモンズ
ドノバン・ミッチェル

レベルが違う。戦術全てを1人で構成するオールラウンダーと恐ろしきスーパーエース。比較する相手はレジェンドばかり。

史上最高のインパクトを与えたルーキーってファイナルMVPのマジック・ジョンソンだと思いますが、新人王はラリー・バードなんだよね。バードは29勝のチームを61勝させました。シモンズは28勝を51勝にしました。ミッチェルがファイナルMVPをとれば・・・さすがに無理か。ジャズが優勝すれば間違いなくMVPでしょうが。

 



ファーストチームはあと3人です。個人的な選出では2人は決まっています。

ジェイソン・テイタム
ラウリ・マルケネン

個人的にはポルジンギスよりマルケネンだと思っています。スキル、柔軟性、判断力でマルケネンが上回ります。意外とポルジンギスのオフェンススタッツは良くない。3年後にどちらが改善しているのか。

テイタム?普通なら新人王だった。ファイナルに出れば大逆転だけど、ファイナルじゃないと大逆転しないのが恐ろしいところです。

残り1人ですが、結構難しいです。でも選ぶのは活躍順なので

デニス・スミスjr

チームのエースとして大活躍しました。普通はルーキーでエースになれたら新人王なんですけどね。ギリギリファーストチーム入りです。

 



◉セカンドチームの候補

カイル・クズマ

ロンゾ・ボール

ボグダン・ボグダノビッチ

ディアーロン・フォックス

ジョシュ・ジャクソン

バム・アデバヨ

ジョン・コリンズ

OGアヌノビー

ジャレット・アレン

ルーク・ケナード

マリック・モンク

ディロン・ブルックス

凄いね。いくらでも出てくるわ。ちなみに昨季のファーストチームは

ブログトン
サリッチ
エンビート
エルナンゴメス
バディ・ヒールド

この5人ですが出場試合数が少なかったエンビートも含めて微妙なので、1年早ければ全員ファーストチームでした。もっともセカンドチームにはナゲッツのマレーやイングラム、さらにジェイレン・ブラウンもいるので2年目で活躍するケースも多いです。



◉セカンドチーム

カイル・クズマ
ディアーロン・フォックス
ジョシュ・ジャクソン
バム・アデバヨ
OGアヌノビー

選ぶならこの5人かな。やはりサプライズはジョシュ・ジャクソンです。後半戦になってググッと上がってきました。オールスター以降ならばミッチェルに次ぐ平均18.7点です。やんちゃ坊主だけど、意外と周囲も使うしね。昨季なら新人王の可能性有り。

ただ、一段上にいたのはクズマ。レイカーズだからチャンスも多かったわけですが、将来はエースになれる器なので他のチームに指名された方が良かった気がします。ブレイザーズはなんで指名しなかったのか。クズマがいれば来シーズンへの期待は膨らむばかりだったはず。

 

そんな意味では上位チームに指名されて、早くもロールプレーヤーなのがアヌノビーアデバヨ。アヌノビーなんかスタッツ的にはまったく活躍していませんが、その存在感はプレーオフで更に高まっています。クズマとはタイプが違うけどマインドって大切。

アデバヨもロールプレーヤーでコリンズと悩む所ですが、緊張感のあるチームにいた分だけインパクトがあるし、欠点も少なかったです。

フォックスとボグダノビッチは迷う所です。活躍したのはボグダノビッチだけど、チームの中心はフォックスという難しい関係性。



◉ドラフトやり直そう

さて、今季の結果を基に2017ドラフトをやり直したら、どうなるでしょうか?

おそらくシクサーズとセルティックスのトレードは発生せず、他のチームが1位指名権をゲットしそうですが、そこは無視して考えましょう。なお、シモンズはもう1年前なので当然除外です。

 

1位 シクサーズ 指名 テイタム

シモンズPGで必要なのはウイングです。そこに驚異的な3Pのテイタムは必要なピース。未だに謎なPG指名でした。なお、時点がマルケネンです。

 

2位 レイカーズ指名 ロンゾ

選択肢は様々ありますが、結局はロンゾを指名するであろうレイカーズ。むしろ2位指名権を捨てて複数の上位指名権にしたいかも。なお、この時点でクズマもハートも獲得出来ません。

 

3位 セルティックス指名 クズマ

テイタムが獲得できないならば狙うのはクズマになるでしょう。ウイングが欲しいセルティックス。シュート力がありインサイドも守れるクズマはうってつけです。実際にテイタムが取れなかった場合にどうするつもりだったのかは気になります。

 

4位 サンズ指名 ドノバン・ミッチェル

レベルが違うと書いたのに指名されるのは4位になってしまうミッチェル。そしてサンズだったら今のブレイクはなかったでしょう。いろいろと精神的に問題ありそうな選手に囲まれ、ブレッドソーの控えからスタートし、「低いFG%のゲームメイクが下手なPG」と揶揄された可能性があります。そんなものだよ。本当にジャズにいって良かった。NBAファンとして嬉しい。

 

5位 キングス指名 フォックス🦊

ここは悩みます。フルツ、フォックス、ジョシュ・ジャクソンと甲乙つけ難いでしょうが、最終的にPGとして目立ち過ぎないフォックスはキングスが欲しかったタイプだと思います。

 

6位 マジック指名 ジョシュ・ジャクソン

回ってきたのはエース候補のジョシュ・ジャクソン。アイザックの方が希少価値がありそうですが、とにかくエースが誰もいないようなマジックならば20点が期待できる魅力です。逆に新人王もあったかも。

 

7位 ブルズ指名 マルケネン

ファーストチームに選んだくらい評価しているので、7位まで残らないと思いましたが、見事にマルケネンをゲットし何も変わらない一年を過ごせます。無事にバトラーも放出。

 

8位 ニックス指名 フルツ

残っていたドラフト1位。活躍していませんが、さすがと思わせる部分もあります。この1年で評価を落としたわけではなく、周囲が上がり過ぎました、これでニックスはポルジンギスと並ぶ期待株を手に入れただけでなく、シューター系に合うPGでした。

 

9位 マブス指名 デニス・スミス

想定通り手に入れたマブス。話題性もあって万歳です。

 

10位 ブレイザーズ指名 OGアヌノビー

クズマやテイタムがいなくてもアヌノビーが残っています。コーナーのシューターとして、ディフェンダーとして大活躍のアヌノビー。問題はパスが回ってくるのかどうかくらい。

 

11位 ホーネッツ指名 ルーク・ケナード

モンクを指名したのに使い方を間違えたので、初めから間違えないケナードにしましょう。まぁどうせ埋もれてしまっただろうね。

 

12位 ピストンズ指名 ジョシュ・ハート

ケナードをとられたならばウイングで得点出来てチームカラーにもあいそうなハート。高FG%はピストンズのハンドオフ文化なら活躍するでしょう。

 

13位 ジャズ指名 マリック・モンク

順位が下がってしまったモンク。しかし、ドノバン・ミッチェルがいないならモンクでも一人前にしそうなジャズです。おそらくチームで最も得点を稼ぐエースとして活躍したでしょうが、スーパーエースにはなれなかったでしょう。

 

14位 ヒート指名 バム・アデバヨ

残っていました。スポルストラ好み。

 

15位 キングス指名 ジャレット・アレン

PGを手に入れたならセンターもゲットしてしまうキングス。でも能力バカでしかなかったアレンがスキルも手に入れるなんてキングスでは難しいかな。

 

16位 ウルブス指名 ディロン・ブルックス

どうせベンチのルーキーは信頼されないよ。だからチームプレイヤーを呼び込んでも意味がないので、個人で得点するならブルックス。個人技アタックのグリズリーズでスターターを張り続けた有望株

 

17位 バックス指名 ジョン・コリンズ

新感覚センターにしてオフェンスリバウンドマスターは、アンテトクンポの邪魔をしないで奮闘してしまえるタイプです。カットプレーで合わせてくれる有能だけど、ディフェンスは怪しいよ。

 

18位 ペイサーズ指名 ジョナサン・アイザック

残っていたアイザックは超有能で、数年後にテイタムと肩を並べていてもおかしくありません。しかし、ケガで殆ど出番もなかった。ペイサーズなら選手層が厚いから今季休んでいても問題ないので。

 

19位 ホークス指名 ジャスティン・ジャクソン

なんかホークスが好きそうな万能系。本当はインサイドが欲しいからリーフかもしれない。

 

20位 キングス指名 TJリーフ

PGフォックス、SGボグダノビッチ、Cアレンを手に入れたのでジャスティン・ジャクソンの代わりにPFリーフです。しかもシュートが上手い。なんかロンゾよりリーフなのではないかと思わせましたが、ペイサーズでは出番も限られます。

 

・・・・・・・・・・・

20位まで選んでみましたが後半はやっぱり限界でした。このチームが誰を選ぶかという視点は読めないですね。

だいたいホーネッツとかシューターを指名したのに、シューターを戦術的に起用しないとか意味分からないし。

ちなみにモンクは36分換算するとシモンズやテイタムよりも得点をとっています。これは凄いことですが、36分換算だとミッチェル、クズマ、ジョシュ・ジャクソン、デニス・スミス、マルケネン、モンク、シモンズ、テイタムの順番です。テイタムでここにいるというのは意外すぎます。

しかもプレータイムが少ないので除外していますが、キャブスのジジッチは20点ペースだったりします。隠れ優秀プレイヤーが他にも出てきそうです。

 

こうやって指名し直すと違う面白さも出てきます。まだニリキナ、フランク・メイソン、ジョーダン・ベルなども残っています。そして逆に実際の上位指名の中に殆どプレーしていない選手も結構います。

 

最後に2017ドラフト勝ち組チーム

1位 ジャズ・・・ミッチェルを手に入れただけで10年分の価値がある

2位 レイカーズ・・・あの順位でクズマとハートを手に入れたのは凄い

3位 セルティックス・・・1位指名権をもっていたのに3位にかえてテイタムは見事

 

当初はキングスが最優秀だったわけですが、今となっては後悔もあるでしょう。しかし、途中で書いたように他のチームに指名されていたら台頭しなかったであろう選手もいるので、やり直したら違う未来になっていただけの気がします。

 

 

 

 

オールルーキーチームを選ぼう” への11件のフィードバック

  1. キングスはフォックスとメイソン獲って正解だったと思いますが、ジャイルズが・・・。高校時代は最高クラスのビッグマンだったんですけど、怪我でもう活躍無理なんですかね・・・。

    1. ジャイルズをプレーさせないと決めたのが早かったので、長期的に育成する方針でしょうね。クリス・ウェバータイプと聞いているので、スキルフルなインサイドのプレーメイカーになれるなら、時間をかけてからで良いのだと思います。

      どうせ今季はプレータイムシェアであまり出番はなかったはずですし。

  2. フルツは今後どのような立ち位置になると思いますか?
    流石にトレード要員にはしないと思いますがシクサーズの穴を埋める3&Dタイプではないのでどうしてもセカンドを埋める役割になりそうですが勿体無さすぎます…

    1. セカンドでしかないですよね。シモンズがあんな選手なので3Pないなら使えません。

      フルツ自身は良いプレーもしているので、トレードというのもあり得ます。なんせ前科の多いチームですし。

      ただ弱点の多いシューターを辞めて方向転換する可能性もあるので、決めるには早過ぎるのでしょうね。

  3. ジョナサンアイザックが数年後スターになった時にドヤ顔するために今から推してます笑

      1. あの職人感?というか背が高くてDFうまいのにゴリラっぽくない感じ?というか色々ツボなんですよね。
        素人くささ満点の意見ですが笑

        1. いやでも、分かります。ちょっと不思議なディフェンスするんですよね。
          もう少ししっかり確認したい選手なのですが、一体どんなケガだったのか・・・。

  4. 全然ルーキー関係ないのですが、行き先で未来は変わるとおっしゃってたのに関連して。
    今オフFAになる癖のあるプレーヤーがどこでなら求められて活躍できるか、どこに行くべきかをまとめるコーナーあると凄く嬉しいです。
    不憫なITはどこへ行くべきか。(優勝チラつかせられて減給のんでロケッツの6マン?自由にさせてくれるクリッーパーズ?ロンドと折り合いつかなかったらペリカンズ?)

    カーメロのトレード先(レブロンいなくなった前提で指名権が欲しいキャブス?、観客ほしさにキングス?)
    スマートの移籍先(ジャズを盤石にさせる?、サラリーとエース役を求めてドアマットチーム?)
    など全てを網羅するのは難しいと思うので変わりゆくFA市場で評価の難しいプレーヤーのみでも考察いただけるとプレーオフの最中でも来シーズンに向けてワクワク出来ます。
    お手隙でしたらよろしくお願いします。

    1. カーメロについてはどこかで書きたいと思っていました。
      まぁでも基本的にはうわさ話が出てからにしたいですね。

      そして事前に書こうと思っているのが「アンソニー・トリバーとクインシー・エーシー」なので、ちょっとマニアックすぎますね。

      1. アンソニートリバーとクインシーエイシー大好きですよ。
        トリバーのシュートフォームとか笑
        努力で生き残ってる二人って感じしますね
        確かにもっといい使い方あるはず。僕は楽しんで見れますよ^_^

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