◎ドラフトで何を狙うのか
さてネッツは下位指名権で何を狙うのか予想してみましょう。
①インテリジェンスPG
②ディフェンシブウイング
③リムプロテクター
おそらく指名権はこのラインのはず。まず①は最優先事項で、ディンウィディしかPGがいないのは厳しいし、そもそもディンウィディじゃ厳しいっていう問題もあるし。ウイングが主役のチームなのでスーパースターPGは不要。周囲を活用していくインテリジェンスが必要なんだよね。②と③は優先順位はなく、場合によっては①を2人取りに行くでしょう。
ウイングはもう1人の戦力が欲しいです。2年かかっていいからミカルに続くエース役ですね。もう1人手に入れると3人をコートに出す戦略がやりやすくなります。ただ、適任がいなければ渡辺雄太でフォロー役だけ用意してもOKです。いい選手がいれば取るというシンプルな構図。
リムプロテクターはリムプロテクターでもウォーカー・ケスラーが欲しい。どこのチームでも欲しい選手ですが、ネッツの場合は走力勝負をしており、遅いセンターはそもそも不必要。有能なウイングがいるからこそ足りていないセンターというツールを探しましょう。要するにジャレット・アレンがいないかなー。
指名権を持っているということは、トレードで若手を取りに行く手法もあります。ガルバだよガルバ。トレイ・マーフィーだよマーフィー。あるいはナズ・リードなのかもしれない。
まぁいずれにしても「若手の戦力を増やせ」「インテリジェンスを上げろ」がネッツの取り組むべき課題になります。そのうえで、いかにしてサラリーを下げるか。
来年の指名権を持っていないネッツなので、今オフで2シーズンを戦う戦力を整えることになります。それがオフにやるべきこと。プレーオフの結果は関係ないという珍しいチームです。
記事からの期待ですが、ワタナビーは残される可能性が高いですね。
残れそうですけど、自分から出ていくもの可能性もありますね
カムバック、ディアンジェロ!
いいパスを出せるPGがチームから去ってウィング能力の高いチーム構成になりました。矛盾するようですが、今こそいいパサー、ゲームメーカーが欲しいところです。
ディアンジェロとジャレット・アレンが入れば……おや、4年ほど前からの出直しですね。
スコアリングガードもいいけど、PPGで18点くらいでもいいのでアシストを毎試合6から7取れるガード…ほしいところです。