ラメロはホーネッツを救えるのか?

◎引いて守る

機動力重視のボレゴはトラップディフェンスを仕掛けていきました。その流れはほぼ消えてしまい、スイッチミスやローテミスが増えてしまい、相手についていくだけの守り方がスタンダードになっています。

〇ディフェンスレーティング
113.1 ⇒ 113.5

レーティングだけみると、変化が小さいのが、これまた難しく、オフェンス力が大きく落ちながら、ディフェンスは現状維持なので、ラメロがオフェンスさえ改善してくれればOKな気もしてきます。でも、実際にはオフェンスが上がるとディフェンスが悪化するのがセットなんだよね。

〇スティール 8.6 ⇒ 7.5
〇速攻   16.3 ⇒ 13.9

プレッシャーが減ったことで、スティールが減り、その結果リーグ2位だった速攻での得点は大きく減っています。攻守一体で考えると、ディフェンスからイージーな得点を生み出す機会の減少に苦しんでいるとも言えます。

チームトップのスティールを記録していたラメロと3位のコディが戻ってくれば、攻守両面での解決も期待できるわけです。ラメロにはリバウンドもあるし、ビッグガードの良さを存分に発揮してほしいよね。

今シーズンは序盤らしくトラベリングとオフェンスファールのコールが厳しいですが、にもかかわらず相手のターンオーバーは15.5回から15.0回に下がっています。確実にプレッシャーディフェンスが出来ていない事は、それだけ引いて守る今シーズンの特徴にもなっています。

まぁラメロは割とチームディフェンスとか無視するタイプなので、良くも悪くも戦術とか気にせず、スタッツを稼いでくれそうだよね。

〇相手の速攻 13.9 ⇒ 10.1

一方でクリフォードらしさが最大に出ているのが、速攻での失点を減らしたことです。パスオフェンスを辞めるとカウンターが減る&3P辞めるとカウンターが減る、というのはセオリーですが、その通りにリーグで最少失点になりました。

速攻での失点がリーグ最少なのに守れないってのも皮肉だけどさ。

問題はこの数字がラメロ復帰によって悪化する可能性が高いことです。あれだけアグレッシブに攻めるならば、リスクはあるからね。ガードエースのチームには致し方ない事項なのですが、どこまでメリットを強く出せるのか。

印象の話 ⇒

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