ニックス@ジャズ

2022/11/16

さてさてジャズです。開幕当初の勢いだけでなく、継続しているわけですが、良いチームっていうのは「強いチーム」ではなく、「改善していくチーム」だと思うんだよね。だから開幕当初に勝っているからと言って万事OKではないよね。

少しだけ見たブレイザーズはパスワークが凄まじくスムーズになっており、ちゃんと改善していたけど、ジャズもやっぱり改善していました。

エインジは「信頼がない」といってたけど、メンタルの部分は知らないが、みんな「ゴベアにパスしたくない」のがジャズでした。それはキャッチが下手なだけでなく、ゴール下以外でボール持つと何もできないから、出来るだけ渡したくないわけだ。

今はそこにバンダービルドなのか、オリニクなのか、マルカネンなのか。つまりウイングビッグがポジションを入れ替えながら、それでいてパスキャッチ⇒パスアウトがすごく早くなっています。

ってことで、ドライブにしろ、カットプレーにしろ、ポストアップにしろ、ペイントタッチからスムーズに外へと展開していくジャズオフェンスにタジタジのニックス。強いチームの匂いを醸し出すジャズというスタートです。

・・・あっ、でも、そういえばニックスのディフェンスそのものが、中に収縮しては外に簡単に展開される戦術だったわ。

素晴らしく連動していったジャズはFG10本中8本にアシストが付きました。アシスト率80%だぜ。でも、肝心のシュートがイマイチ決まらず、マルカネンとクラークソンが3P2本ずつ外してしまいましたとさ。

その代わりにディフェンスが機能した1Qでもありました。スイッチからvsブロンソンを止めるバンダービルド。スイッチ&カバーでマークの受渡とリムプロテクトが形になっていきます。って、これもゴベア戦術との差が・・・

ディフェンス側は開幕当初はイマイチでしたが、3人のウイングビッグ体勢がディフェンスで形になっており、ベンチからのウォーカー・ケスラーも効いています。マジでウルブズはケスラーでよかったよな。

https://basket-count.com/article/detail/128672

そんなわけで特殊な匂いはしないけど、機動力のウイングビッグを並べて、インサイドカバーを厚くしつつも、スイッチしてのアウトサイドまで守るという「現代のオーソドックス」が機能し、1Qは27-23でリードして終わります。

2Qは開始からフォンテッキオが出ていますが、イタリア式とは違うけど「3人のウイングビッグ」体制は同じなので、狙ってこれをやっているんだろうね。

2Qとニックス ⇒ ⇒

ニックス@ジャズ” への4件のフィードバック

  1. 今日のDEN戦もシムズのディフェンスが良かったです
    クイックリーも今シーズンはディフェンスが格段に向上した印象です
    最後のマレーに対するシムズとクイックリーのディフェンスが凄かった

    1. ベンチメンバーばかりディフェンスが向上する謎

      シムズの成長にはビビってます

  2. こうみると、ジャズ丸儲けでしたね。
    しかしこんなにうまく機能するとは。
    そしてさせるとは驚きです。
    一概に解体と言っても、その結果は様々ですね。
    ウルブスはどうなんるんだろう…
    ゴベアが奇跡的に機能してwin-winになって欲しいです。
    というか、どうやったらゴベアが機能するのか知りたいから見せて欲しい。

    1. そもそもゴベアなんて、大して機能しないので、他で構成するわけです。
      その時にジャマにならない役割を与えましょう。イメージとしてはロールプレイヤーと同じ。

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