ニックス@ジャズ

今度はフォンテッキオ、オリニク、ケスラーの3ウイングビッグです。シーズン序盤はここまでやってなかったよね。やっぱりイタリア代表の戦術はマネしたくなるか。

https://basket-count.com/article/detail/85413

しかし、ここはNBAの世界。シムズが1人で対抗しに行く世界。トッピンの3Pで逆転し、更にハーテンステインのプットバックも決まります。3人の連携は1人の強さで消しに行けってね。

ブロンソンのフローターが決まると10点差に。タイムアウトを連打することを躊躇ったハーディ。その間に一瞬で二桁になってしまいました。ジャズのシュートが決まらないだけではあるけど、ディフェンスが機能していないのは間違いなく、ニックスの勢いに飲まれてしまった。

さらに2人に囲まれて追い詰められたクラークソンがタイムアウトをコールせずに、苦し紛れのパスを出してスティールされ、ブロンソンが1on1でコンリーからファールドロー。ファールしてないけどね。うーん、タイムアウトを・・・。

残り11分 87-83
残り9分半 94-89
ジャズタイムアウト
残り7分半 99-89
残り5分 105-93
残り4分 107-96
ジャズタイムアウト

コンリーのジャンプシュートやマルカネンの3Pでそれなりに得点が繋がったことと、ニックスの方もリードを広げられなかったことでコールしにくかったのでしょうが、シチュエーションとしては10点差を追いかけるのに切っても良かったはず。

ちなみに、このタイムアウトもリバウンド時にオリニクがファールコールされたのでチャレンジしたものでした。チャレンジは成功。タイムアウトを残しておきたかったのはわかるけどさ。

ところで、この話のすごい所はニックスもタイムアウトを使わなかったこと。なんと4Qは1回もコールしませんでした。なので、異常にテンポよく進む4Q。

ニックスはほぼほぼブロンソンアタックです。ハーテンステインのスクリーンを使ってアタック。ランドルとバレットはどこに行ったんだろ?

そのアタックが止められて困った瞬間にカットしてきたレディッシュのレイアップ。クラークソンに3Pを返され、ブロンソンのシュートミスからカウンターでオリニクにファールドローされても、延々とハーテンステインを使ってのツーメンゲーム。

ジャズもマークがビーズリーとオリニクになっていて、必ずスイッチするのでブロンソンvsオリニクばかりでした。ブロンソンはビーズリー相手にアタックしたほうが良さげだけどさ。あまりにも続けるのでバレバレ。完膚なきまでに止められると、やり直しのランドルも止められて24秒オーバーに。

追い上げるチャンスがあったジャズですが、ここでまたもレディッシュにカウンターを食らってしまいます。まぁジャズからするとシュートが決まらなかっただけなのですが、二桁点差の中で、あまりにも決まらな過ぎたので万事休すでした。

〇3P
ジャズ  14/43
ニックス 11/32

ジャズの強さの一端は、昨シーズンまでと同じく3Pなので、確率が下がると苦しかったね。シュート能力の高い選手を集めているんだから、決まらないなら仕方ないか。

〇3P
クラークソン 3/11
コンリー   1/6

特にハンドラーが決まらなかったので、終盤のニックスは守りやすかったし、この3Pが外れるとカウンターが増えていました。ってことで、ウイングビッグで3P打った方がセーフティーって感じ。

〇バレット
18点
FG5/18

〇ランドル
15点
FG5/11

ニックスも負けスタッツなんだけどね。2人で3P2/11だしさ。ただ外れたシュートをシムズが健気に奮闘しまくりました。なお、オフェンスリバウンドそのものはジャズの方が多い。どっちも取られすぎ。

〇シムズ
11点
FG5/7
8オフェンスリバウンド

うーん、素晴らしかったねシムズ。ペイント内を走り回りました。この日本語は正しいのだろうか?「お風呂場を走り回りました」みたいな。

要するにジャズのウイングビッグにマークが追いつかないシーンが多く、それがジャズにオフェンスリバウンドを許しまくっていたのですが、ニックスの方はシムズが1人でどうにか対抗してしまった。

面白かったのでシーズンスタッツ見たら、大したことなかったので、偶然かもしれません。相性の良い相手だったか。

〇得失点差
トッピン +23
クイックリー +18

相変わらずセカンドユニットで勝つチームでした。これってどういう状況なんだろうね。ベンチになるとオフェンス力が下がって、ディフェンスのチームに変貌し、時に3P爆発で大量リードをもたらしてくれます。

今日も2人で3P6/10なので、アドバンテージを得たのはここでした。でも、トッピンは3P打ってるだけだしな。シューターかよ。

つまり「シムズが働きまくり⇒トッピンはシューター」というのは正しいバランスなのかな。個人としての仕事は置いといて、流動的にポジションを変えていくジャズとの対戦だったので、固定化された形が気になったのでした。

レディッシュがスターターに加わり、期待値が上がる一方で、ブロンソン連打だし、バレットはよくわからんし、ランドルは行方不明だし、もう少しバランスよくなりませんかね。

ニックス@ジャズ” への4件のフィードバック

  1. 今日のDEN戦もシムズのディフェンスが良かったです
    クイックリーも今シーズンはディフェンスが格段に向上した印象です
    最後のマレーに対するシムズとクイックリーのディフェンスが凄かった

    1. ベンチメンバーばかりディフェンスが向上する謎

      シムズの成長にはビビってます

  2. こうみると、ジャズ丸儲けでしたね。
    しかしこんなにうまく機能するとは。
    そしてさせるとは驚きです。
    一概に解体と言っても、その結果は様々ですね。
    ウルブスはどうなんるんだろう…
    ゴベアが奇跡的に機能してwin-winになって欲しいです。
    というか、どうやったらゴベアが機能するのか知りたいから見せて欲しい。

    1. そもそもゴベアなんて、大して機能しないので、他で構成するわけです。
      その時にジャマにならない役割を与えましょう。イメージとしてはロールプレイヤーと同じ。

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