ナゲッツ＠ブルズ

マレーだけを残したセカンドユニットではいったナゲッツに対して、得意のセカンドユニット対抗のブルズですが、マレーがタフなフェイダウェイミドルをきめ、ブルースの速攻で２５点差になったのでゲームオーバーです。一瞬しか書かなかった４Ｑ。まとめましょう。

〇アシスト
ナゲッツ　３３
ブルズ　　２４

アシスト２位のナゲッツなので、当然のように差が開きました。ブルズはドライブからの得点が多いので致し方ないのですが、今日はあまりにもナゲッツのパスワークが冴えていたので、ブルズの弱みが目立った試合でもありました。

ガードを４人並べることもある布陣で、スピード差を活かしたドライブが多いのは何も文句はありません。ただ、そこにキックアウト３Ｐが少ないのは機能不全に見えてしまいます。昨シーズンよりは増えているものの、デローザンが３Ｐを打たない以上の課題があります。

〇３Ｐ
ナゲッツ　１３／２７
ブルズ　　　６／２２

ナゲッツも多くはなかったし、決まっている３Ｐを止めに行くディフェンスはしていました。そこは仕方ないさ。ＭＰＪを誉めるしかない。ただ、ブルズとしてももう少し打ちたかったね。

特にナゲッツのディフェンスはドライブに対してカバーが用意され、そこからローテしていくのですが、「ローテを上回るパス回し」にならなかったです。ボールよりも人の方が早かった。

〇ドラギッチ
１１点
ＦＧ５／１０
６アシスト

一方でベンチからドラギッチが出てくると、ローテを上回るパスもありました。１３点、１１リバウンドのドラモンドと共にベンチの強さは変わらず。しかもインサイドへのダイブがあるから、外へも展開できます。

そう考えるとスターターのブーチェに何をしてもらうかが、ヨキッチに比べると曖昧でした。ヨキッチみたいにパスは出来ないけど、ハイポストで中継役をしているし、ゴール下のスペースも空けている。ただ、もう少し連携が欲しい。

ここはデローザン＆ラビーンも同じです。ナゲッツがちょこちょこローテミスしていたのですが、そこに気が付かなかったしな。そんなわけでロンゾのパスが恋しくなったブルズでした。

ナゲッツは最近の形と異なり、バカみたいなランニングゲームが身を潜めたことで、ヨキッチ中心のオフボールムーブ仕様へと変更されました。今日はゴードンのハンドラー１ｏｎ１も１回くらいしかなかったし、なんなんでしょうね。

〇ヨキッチ
２７．５分
８点
ＦＧ４／４
１４アシスト

走行距離のデータが出ていなかったのですが、今日は本当に走っていない。パスを回してばかりで、自分で打ったのはゴール下でブーチェしかマークがいなかった時くらい。ヘルプが寄ってきたら即座にコーナーへキックアウトしていたしな。

ＭＶＰヨキッチのザ・サボりゲームなのですが、それだけ周囲はオフボールで合わせていたって事です。あー、やっぱりデータが欲しいな。殆どドリブル使わずにオフェンスが構築されていた。

〇ＭＰＪ
２４分
３１点
３Ｐ６／９
１リバウンド
２アシスト

短時間でアシストだけを稼いだヨキッチもヨキッチなら、もっと短い時間でシュートを決めるだけのＭＰＪもＭＰＪだよ。今日は調子が良い方だったみたいで３Ｐを決めていきましたとさ。

ゴール下担当だったゴードンと共に、ヨキッチの周囲に生まれるスペースを有効活用していました。こんなに１ｏｎ１なしで得点を生み出せる選手は珍しい。

マレーは、まぁ、って感じ。追い込まれないと思い切りが悪い。

〇ブルース・ブラウン
１２点
ＦＧ５／９
１１リバウンド
６アシスト

そしてブルースがベンチからヨキッチっぽいスタッツになりました。ボーンズがいなかったので、アシスト役としての仕事が多かったです。リバウンドも稼いでいるし、便利ですね。

ナゲッツについて、まとめようと思っていたのに、かなり裏切られた試合でした。こういうことを続ければイージーモードなのですが、続けないのがナゲッツです。またランニングゲームするんだろうね。