「カリーについて、何か書いてみよう」から始まる記事です。カリーについて書いたのは3年前だったかな。題目は「ステフ・カリーは汗をかく」でしたが、内容としては華麗なるプレーよりも、誰よりも走っていることが印象的という話でした。
その3年前は17-18シーズンが終わった後であり、ウォリアーズが最後に優勝した年です。翌シーズンはケガ人続出ながらファイナルまで進んだもののラプターズに敗れ、そのオフにデュラントが移籍を選びました。クレイ・トンプソンが再度ケガをしたこともあって、この2年間のウォリアーズは沈み続けています。
そんな中でカリーはMVP候補にもなったわけですが・・・ぶっちゃけ何が良かったのか全然わからん。MVP候補になるほど活躍していたとは思えないのでした。そんな個人的感想を抱きながら観ていたプレーインでは見事にグリズリーズのタフなディフェンスに沈んでしまったのです。
あのプレーインはわかりやすい結果をもたらしてくれました。まずは、プレーインの2試合を振り返ってみましょう。
◎プレーイン
vsレイカーズ
41分
37点
2P6/14
3P6/9
FT7/8
3アシスト
vsグリズリーズ
47分
39点
2P7/13
3P6/10
FT7/7
5アシスト
共に30点オーバーなだけでなく、3Pを高確率で決めており、レイカーズ戦が7ターンオーバー、グリズリーズ戦が6ターンオーバーであることを除けば、カリー個人の活躍はケチのつけようがありません。ここは今回の記事で大きなポイントになってきます。
しかし、問題はウォリアーズが負けたという事。まるでタウンズのような負け方ですが、ウォリアーズは4月から高度なディフェンス力を発揮しており、ウルブズのように守れないチームではありません。レブロン&ADやモラントが相手で苦労したとはいえ、ディフェンスを言い訳にするのは違うかな。
vsレイカーズ
オフェンス 107
ディフェンス110
vsグリズリーズ
オフェンス 102
ディフェンス104
レーティングはこんな感じなので、ディフェンスよりもオフェンスが問題でした。カリーが活躍したけどチームとしては伸びなかったわけです。特にグリズリーズを相手にした時は「カリーがいないと点が取れない」のは確かだったものの、カリーがいてもそこまで得点ラッシュにはなりませんでした。
もちろん、最大の要因はクレイ・トンプソンがいないことですが、相棒不在は2つのことを生じさせていたのが印象的です。
①カリーがいないとオフェンスにならない
②カリーがいるとカリーばかりで攻めている
実は②の方が問題でした。ウィギンズ批判をする人もいますが、正直デュラント並みのプレーを要求することが間違っているのであり、ウィギンズはウィギンズなりに結果を残していたのですが、どうしてもウォリアーズは「カリー仕様のオフェンス」をしたがるため、
相乗効果を発揮することが出来なかった
こんな印象が強く、実はウィギンズも100%を発揮できたとは言い難かったです。まぁ100%発揮できないのが何シーズンも続いているんからウィギンズに合うシステムをするのは楽じゃないけどね。
グリズリーズはシーズン最終戦でも対戦していただけあって、このウォリアーズの特性を十分に理解していました。プレーインではディロン・ブルックスが密着ハードマークでカリーを狂わせたわけです。
んーーでも、3P6/9で37点のカリーが「止められた」ってのは変な話だ。だから、あのプレーインでタイラー・ジェンキンスが狙ったことは
カリーを止められなくても、カリー周辺のプレーを狂わせれば、ウォリアーズは止められる
こんな事でした。あまりにも見事に狂わされてしまったウォリアーズは「カリーばかりを狙いすぎるドレイモンド・グリーン」という構図にも見えたし、次第に「ハンドラーをやりたがり過ぎるカリー」にも見えました。汗をかくよりもボールを持ちたがり過ぎた。
そんなわけで今回のテーマは『得点王にはなったけど、苦労していたカリー』になります。
なお、プレーオフに進んだグリズリーズとブルックスは皮肉にもジャズとドノバン・ミッチェルを相手にしたことで、ウォリアーズの問題点を鮮明にしてしまいました。同じようなハードマークでハンドラーのドノバンを苦しめにいったはずが、ハンドラープレーの質で粉砕されてしまった。
ハンドラ―プレーをしていたらカリーはドノバンには勝てないってことだ。優勝したければ、これらのプレーを忘れなければいけない。
◎ドレイモンドのパス
キャリアハイの8.9アシストを記録したドレイモンド・グリーン。ディアンジェロ・ラッセルとの相性の悪さを見せていた時とは違い、PGを続けて問題がないチーム構成は非常にプレーしやすかったように見えました。
得点面で「デュラントとウィギンズの差がなー」と思われがちですが、むしろハンドラーをしたがるデュラントからウィギンズになったことで、ドレイモンド(とカリー)は『PGとしては』メリットがありました。ドレイモンドのパスにおける相手別のアシスト数を2年前と比較してみます。
〇18-19シーズン
カリー 1.6
クレイ 1.7
デュラント 1.5
〇20-21シーズン
カリー 3.0
ウィギンズ 1.5
ウーブレ 1.2
上位3人の合計は4.8本→5.7本と増えています。クレイがいないことが大きく響きましたが、トップ3だけをみれば大差なく、しかもカリーへのアシスト増で上回ることになりました。2年前はクレイへのパスは8.0本しかなく、高確率でシュートを決めてくれることでアシストを稼ぎやすかったのですが、カリーの方は多くのパスを出すことでアシストに繋げている形でした。
〇カリーへのパス
パス数 19.4本→29.0本
アシスト数 1.6 →3.0
こんな感じでドレイモンドは「徹底してカリーにパスを出した」形になります。個人で決めきるパターンではないので、シーズン中はそこまで気にならなかったものの、ワンパターンなプレーメイクをしていたことは事実であり、それがプレーインで響きました。
グリズリーズ戦はカリー&ドレイモンドの2人だけで13ターンオーバー。しかも、この試合はドレイモンドからカリーへのパスはなんと48本もありました。そりゃあ読まれるって。その結果、カリーのシュートにはすごい現象が起きました。
〇ドレイモンドのパスからのカリーのシュート
2P1/6
3P1/7
〇ドレイモンド以外からのカリーのシュート
2P6/7
3P5/5
いやー、これはヤバい。とにかくドレイモンドのプレーメイクに問題があったことを示しています。他の選手からなら決めまくっているのもスゴイな。また同じくドレイモンドからのパスでカリーが打ったシュート数をシーズンとグリズリーズ戦で比べてみましょう。
ドレイモンドのパスからカリーのシュート数
〇18-19シーズン
パス数 18.6本
シュート数 5.3本
〇20-21シーズン
パス数 29.0本
シュート数 9.9本
〇グリズリーズとのプレーイン
パス数 48本
シュート数 13本
見ての通り48本ものパスがあった割にシュートは少なかったのでした。シーズン中から「ちょっとカリーばかりを見過ぎている」と感じていたドレイモンド・グリーンは、プレーインになるとその傾向をさらに強め、その結果としてコンビでターンオーバーしまくっただけでなく、チームオフェンスは機能しなくなりました。
カリーばかりを見ていたドレイモンド・グリーン
こんな傾向が強かったわけですが、今回はカリー特集なので、見方を少し変える必要があります。
単調なプレーパターンの中で得点王になったカリー
本来ハンドラープレーは得意ではないカリーということもあり、ドレイモンドがワンパターンになっていることは、カリーのオフボールムーブからの得点にとってマイナスだった。それでも点を取りまくったことは評価してもいいはずです。チームとしてはイマイチ、個人としては頑張った。そんなシーズンでした。
◎クレイの不在
ドレイモンドの「カリーを狙いすぎ問題」に加えて、カリー自身も自らのプレーメイクでの得点を増やしていきました。本来はそういうタイプではないだけに、驚異的な3Pの凄みで得点は積み重ねたものの、独りよがりになっていった印象は否めません。2年前とのスタッツを比較してみましょう。
〇タッチ数 76.8 → 81.3
〇1試合ボール保持 4.8分 → 5.8分
〇1タッチの平均 3.73秒 → 4.26秒
エースキャラが減ったため、タッチ数が伸びたことは問題ないのですが、1回当たりのボールを持つ時間が伸びているのが「カリーらしさが下がっている」と感じさせる部分です。本来は苦しいからこそパスを増やしていく選手でした。
ちなみにデュラント加入前と比較したほうが、傾向がハッキリするかも。30.1点取ったシーズンです。
15-16シーズン
〇タッチ数 85.6
〇1試合ボール保持 5.8分
〇1タッチの平均 4.06秒
今シーズンとの違いはタッチ数でした。ボールを持っている時間は変わらないので、よりパスの受け渡しをしていた形です。少なくともウィギンズらがいる中で、カリーがここまでボールを止めてしまう必要はなかったです。
この傾向はシーズン平均だとそこまででもないのですが、ウォリアーズが本気を出してきた4月以降に限るとさらに顕著になってしまいました。
4月以降のカリー
〇タッチ数 83.8
〇1試合ボール保持 6.3分
〇1タッチの平均 4.48秒
これでも他のスーパースターよりはかなり短いのですが「汗をかくカリー」というにはオンボールプレーが多過ぎ、それだけオフェンスは固定化していったわけです。ウォリアーズのオフェンスは周囲の選手が物足りないのではなく
クレイ不在でカリーとドレイモンドがボールを持ちすぎた
こんな傾向が強かったです。かつてモンテ・モリスを放出した際には「カリーと同居させるにはクレイの方が重要」という判断でしたが、本格的にクレイがいない初めてのシーズンは
カリーにはクレイが必要不可欠な相棒
という印象を強く抱かせました。短いボールタッチで決めまくるシューターにして、オフボールで動き回るからボールを引き出しまくるクレイ。シーズン終盤にジョーダン・プールの活躍が目立ちましたが、とにかく動き回るシュータータイプをスターターに加えた方が良かったかもしれません。誰かっていうと、特にいないんだけどさ。
〇ウォリアーズのパス数
18-19シーズン 320.2
19-20シーズン 333.3
20-21シーズン 307.5
デュラントがいて「ボールムーブが減った」とすら言われていた頃よりもパスが回らなかったシーズンでしたが、カリーもいなかった昨シーズンと比べてもグッと落ちました。ウォリアーズは選手の質以上に、カリーとドレイモンドが正しい自分たちの形を思い出すところから始める必要があります。
◎増えたプルアップ
ボールを持つ時間が長くなったことはプルアップ3Pを増やすことにも繋がりました。3Pアテンプトを2年前と比べてみると
〇3Pアテンプト 11.7→12.7
〇プルアップ3P 4.9→7.2
〇キャッチ&3P 6.7→5.4
3Pアテンプトは+1本なのでチーム事情を考えれば少ないくらいです。ただ、キャッチ&3Pが減り、プルアップが大幅に増えているのでオフボールムーブの減少は顕著でした。この形だとリラードの方がずっと優れていると思うのですが・・・。
ただチームで見るとキャッチ&3Pは24本から27本に増えており、カリー以外の部分ではパスを受けての3Pが増えました。これはどちらかというとシューターが限定されていた2年前とはロールプレイヤーが違い、3Pを打てる選手が多い事が関係している気がします。
〇ピック&ロール ハンドラー
5.1回 → 7.6回
当然ピック&ロールから打つ形は増えました。ただ、印象としては「もっと増えても良かった」気がします。言い換えればスクリーナーを使わずに打ったプルアップ3Pが多かったということ。
また、この問題は違うものもあって、ルーニー以外のスクリナーが下手すぎました。特にワイズマンは「自分が打つためのスクリーン」という意識なので、噛み合っているようで噛み合っていなかったし、そこからリングにダイブして決めきるプレーが少なすぎました。カリーのシュートの怖さを考えれば、もっとインサイドプレーがあってよかったはずです。
〇ドライブ
回数 7.7回 → 10.9回
得点 3.9点 → 7.3点
パス 3.6回 → 4.2回
ドライブの回数が大きく増え、それ以上に得点が増えました。パスはそこまで増えていないので、インサイドも自分で決めることを優先してきました。カリーの場合は確率高く決めているのですが、被ブロック数は36本から56本に増えてしまいました。
プルアップ3Pが増えたことはわかりやすい例ですが、それ以上にカリーは自分で点を取りに行く姿勢を出していました。これは3P以上に難しい面があって、別にカリーじゃなくてもドライブする選手はいたじゃないかと。チーム内の役割分担が悪かった。
カリーは確かに得点王になる活躍をしたけど、それよりもチームオフェンスの中で「やりすぎでしょ」と感じさせることが多くありました。それ故にウインガー達はドライブの機会を減らしています。ビッグマンは明らかに能力不足だったけど、ウイングは違ったように見えました。
ウイングは得点力よりも、ディフェンス&ハードワーカーが欲しい
(・・・と感じるほどにカリーが自分で打ちに行った)
ウォリアーズで継続している課題というか、チーム構成を強く感じさせるシーズンでもありました。マッキーニー、マッカウ、マルダー、トスカーノといった選手たちはウィギンズとは大きな差があるのですが、ウォリアーズにとって必要な要素をみていったら、ウィギンズとの差は生まれませんでした。チームとしては、もっとウイングに任せて良かったと思うのでした。
◎高確率
明らかにチームオフェンスとしては偏りがあり、やりすぎている傾向が強かったカリー。だけど、カリーはそんな状況でも高確率で決め続けたからスペシャルでした。カリーのプレーは明らかにマズいんだけど、そのマズさを感じさせないくらい決めまくっていた。ウォリアーズはクレイがいなくてもディフェンス力を発揮できただけに、オフェンス面は何が正解だったのか悩ましいです。
〇3P成功率 43.2% → 42.2%
〇プルアップ 41.5% → 40.9%
ワンパターンになり、独りよがりなプレーも増えたはずが、相変わらずの3Pでした。特に警戒されまくっているはずのプルアップ3Pをこんなに決められてしまうと手が付けられません。以前は「警戒されたらパスムーブ」でよかったのが「警戒されても自分で打つ」で決めたのだから、この確率は脅威です。
それをディフェンダーとの距離別の3Pで比較してみましょう。
〇3Pアテンプト
2フィート以内 0.2 → 0.4
4フィート以内 2.1 → 3.6
6フィート以内 5.2 → 6.0
6フィート以上 4.0 → 2.6
わかりやすくワイドオープンが大きく減り、4フィート以内のアテンプトが大きく増えました。この本数はダンカン・ロビンソンに次いでリーグ2位なので、タフショット打ちまくりになってきました。ここまでの内容通り、カリーは明らかにシュートセレクトは悪くなっています。強引でも打つ。
〇3P成功率
2フィート以内 35.7% → 44.4%
4フィート以内 37.2% → 36.9%
6フィート以内 38.9% → 43.2%
6フィート以上 52.3% → 46.9%
しかし、その成功率は驚異的。タフでも決めまくっているカリー。それ故に大きな問題にならなかったし、圧倒的なパフォーマンスでもありました。なんだったら「打ちまくっているからリズムが掴みやすかった」とすら思えてきます。
プレーチョイスは悪かったが、圧倒的な確率で決めた
カリーはそんな1年間を過ごしました。1年間というか、最後の2カ月が特にね。そして、この形は「勝ち切れないプレー」でもあるとプレーインで示してしまいました。いわゆる「勝てないエース」なプレーっぷりです。
まぁ2試合でそんなことを言われたら可哀そうだけど、少なくともこんなプレーではなかったからウォリアーズは評価されてきたわけで、得点王になったからOKではないよね。
〇7ドリブル以上の3P
アテンプト 1.3本 → 2.4本
成功率 38.2%→ 50.0%
〇6秒以上キープしてからの3P
アテンプト 1.4本 → 2.6本
成功率 35.7%→ 51.5%
そんなウォリアーズらしくない悪いプレーチョイスの3Pの代表例が、長くドリブルをつき、ボールキープしてからの個人3Pが増えた事でした。ところが、これを50%決めるという離れ業。ちょっと異常な数字。
リラード、ドンチッチ、ハーデンなどなど、この手のシュートを打っているスーパースターたちでも「40%にも届かない」という状況なのに、カリーだけ50%を超えるという異質さ。もはやプレーチョイスが悪かったのか、それともこれが正解なのかわからないくらいに決めまくりました。
過去のカリーを超える異常なシュート力
これも忘れてはいけない要素でした。言い換えると過去レベルのシュート力だったら、ウォリアーズは5割に届かなかったかもしれません。勝てないエースなプレーをしていたはずが、勝たせてしまっていたエースでもあったね。ポジティブなようでネガティブ。
「カリーはカリーだから・・・」ではないレベルで決めまくったシーズン。これを進化と捉え、新シーズンもプレーの要素に加えてくるのか、それともチームとしてプレーチョイスを改善させたいのか。割と放任主義のスティーブ・カーだけに、どんな狙いを持ってやるのか謎だったりします。
◎進むのか、戻るのか
カリーよりもドレイモンドの問題に見えた「カリー頼み」のオフェンスでしたが、そこには異様に決めるカリーという姿もありました。このカリーをスタンダードに考えるのか、それとも王朝時代のチームをスタンダードに考えるのかで、新シーズンの方向性は変わってきそうです。
「優勝できる補強をしろ」なんてことを言ったらしいですが、それって「デュラントクラスを補強しろ」にしか聞こえないのが嫌な部分です。サラリーキャップがある中では、ビッグ3が最大限に機能的に振舞うのが重要なはず。しかもウォリアーズにはウィギンズ迄いるし、クレイが元気で戻ってきてくれさえすれば、豪華戦力のはず。
プレーオフで勝ち進むときに頼りになったのはデュラントの個人技だったのも事実なわけで、カリーがこの異常な確率で決める個人技を発揮すること自体は、必要な事といえば必要な事です。
ベストなチームオフェンスを目指して戻るのか、それともカリーにより打たせる方向に進むのか。若手が多く加わった中で、何が正解なのか。実はウォリアーズらしくない悩みを抱えそうなのでした。
昨シーズンのカリーというか、ウォリアーズの違和感が鮮やかに言語化されていて非常に興味深い記事でした。
シーズン序盤のモーション&リアクションオフェンスの定着が上手くいかず、シンプルなハンドラーからのオフェンス構築に至った中で、超シュート力で無理矢理勝たせけれど、最後には明確な限界が見えたシーズンだったと思います。
とはいえ収穫も多いシーズンだったとは思うので、昨期コアメンバーの定着と成熟、ベテラン含めたシステムの完成度を上げつつ、理不尽な個人打開をオプションに混ぜていけると面白くなってくれるかなと期待しています。
あとはワイズマンの役割が少しでも増えてくれれば…
シーズン開幕まで残り1ヶ月と少しですね。楽しみです。
昨シーズンのカリーがスペシャルすぎたのが良くも悪くも、という感じだったんですね。
チームとしてバランスを取りつつ、最後に頼れるエースとして、来シーズンのカリーを見てみたくなりました。
傍目から見ても優勝を目指せる戦力ですし、ウォーリアーズの復権を期待して、ウエストの熾烈な上位争いを楽しみたいです。
あとクレイは怪我をしない&させないでほしい・・・
ウィギンス好きなあまりカリーへの評価辛すぎると思いますけどね
戦力的から考えるとPIいけるだけ立派だしボールホグ気味なのも周りが点取れないからだし MVPほどの活躍かと言われると疑問ですけど
カットプレーや全体で崩すプレー好きなカーがカリー頼りになるってのはそれだけウィギンスとウブレが頼りないってことの裏返しじゃないですか?
ドアマットの昨シーズンと比較すれば結果出せてると思いますけどね カリーが勝てないエースならKATは…
あなたこそカリーが好きすぎて。
カリーのえげつない能力は認めている上で、昨年のチームとしての限界を文章にまとめてもらっていませんか。別にカリーが貶められていると感じませんけどね。
メンバー構成は運営陣に頑張ってもらうしかないですしね。
やっぱりスプラッシュブラザーズあってこそのウォリアーズなんですしね!12月頃にクレイ戻ってきて、シーズンどうなるか楽しみしかないじゃないですか!
ウーブレのレイアップ成功率43.8%
カリーの3pt成功率42.1%
他にもドライブさせたらレイアップをぽろぽろ落とす選手がよく見られてカリーがしびれを切らした感は否めませんでした。
私はカリーの大ファンなのでファンではない視点からの評価はとても面白かったです。
観戦してる印象としては、そのまんまカラーにボールが集まって、決めまくっててすごいな〜でした。
ドレイモンドはカリーへのパスが多かったのは本記事を読むまでは正直気になりませんでしたが、それよりも自分で攻める選択肢が感じられずカリーへというよりもパスを出す可能性を感じさせすぎたことに問題があると思ってました。
シーズン終盤の戦い方はプレーオフ出場に目標を定めた期間限定の戦術だと信じてるので、今季はカリーが勝てるエースでシーズンを終えることに期待したいです
カリーの怖さというかウォーリアーズの強さって、なによりも素晴らしいオフボールですよね。オフボールで動くスーパーシューター・スクリーン・カットプレー・ドレイモンドのパス等々、ウォーリアーズだからこその破壊力が脅威だったと思います。で、そこに個人技最強のデュラントいたらそりゃ勝てないよ。まぁデュラントいなくても73勝だけど。
今シーズンのカリーはそりゃ個人としてはすごいんだけど、一人でやってる感がありましたよね。シーズン後半は、プールとかも目立ってましたが。こういう感じが勝てないエース感でしたね。まぁ開幕直前にクレイがケガしたのに、結局WEST8位だから、カリーもウォーリアーズも流石ですが!!
まぁ来シーズンは、結局クレイの出来次第ですかね。もう全盛期も長くないですし、みんな健康なウォーリアーズをみたいです。