ネッツが少し本気出してきた。
ネッツは初めてジャレット・アレンが出てきました。自分で何とかするタイプじゃないけど、その存在感は圧倒的なセンター。早々にレイアップを2つ叩き落とし、パスアウトで3Pを打たせ、オフェンスリバウンドを拾い上げます。ここまでネッツはNBA経験がしっかりある選手を殆ど起用していないので、他のチームよりも劣っていましたが、アレンはコートにいる中で最高の選手です。
しかし、そのアレンへのパスをミスしまくるネッツのハンドラー達。スクリーン使ってもハンドリングミスするからアレンの強さが意味をなしません。
4分経過したところで渡邊が出てくると早速3Pをブロックします。これまでと違うのはリバウンドを獲ったアレンのパスアウトが早いので、前を走る渡邊にパスが出てきます。速攻にはならなかったけど、アレンであってもスタータークラスが1人いるだけで世界が違うことがわかります。
そしてクリストンもいなくなると、ネッツっぽくなります。コートにいるのがしっかりとした選手だけになったので、コーナーで待つ渡邊に良いパスが出てきますが3Pを決められず。ドライブしてもバランスを崩されてしまいます。オフェンスの方で目立つフィジカル不足で、ドライブの判断は良いのだけど、接触するとフィニッシュに結びつけられません。
良かったのはゴール下へアシストパスを通したくらい。
1Q残り3分でアレン他の信頼できる選手が減ります。途端にパスが回らなくなります。明らかにスペーシング出来ていない。ディフェンスも突破されていきます。ウルブスは2人が上手い連携とシュートで崩していく感じ。でもネッツはディフェンスの連携があまりないよ。
そんなわけでこれまでと変わらず、ディフェンスは良くてオフェンスは決定力に欠ける渡邊で1Qは17-12というロースコアで終わります。どっちも個人テストのチームだから拙い。
2Qも良いドライブをしますがフローターを決められず交代します。いつになく苦しいのは、ウルブスがしっかりと守ってくるからでもあります。マジックとか守っていなかったしな。ネッツは誰も決められない状況に追い込まれます。もっとアレンに渡せよ!と思うけど、パスも出来ないという。
ジャレット・アレンがいるから失点がものすごく減っていて、ウルブスは外から決めるしかなくなります。でもオフェンスはやっぱりダメなネッツ。ラベート出せば解決するのかも知れないけど。
3試合目となると、ネッツが機能していないのはいつものことなので逐一書くこともないね。はい。残り5分半で再び渡邊が登場です。
逆サイドのコーナーを狙ってパスミスする渡邊。これ、結局は思い切りよく3Pを打てていないのが問題で、ディフェンスにプレッシャーをかけられています。もしも突破する能力があるなら話は別ですが、自分は打つことが第1でそこに引きつけて初めて抜けると割り切るべきです。
コーナーにフリーでもらった3Pを決めます。ここはフリーだから打った形。チームとしてもやっとシュートが決まりました。
タイムアウト明けのディフェンスでスクリーンからマークマンに振り切られますが、アレンがいるから止めてくれてローテーションします。これまでなかったチームとしての連携を1人で生み出す別格のアレン。
渡邊がマークしているのはウルブスのキープレイヤーなのですが、渡邊とそれ以上にアレンの存在に嫌気がさしてきました。抜かずに打てばブロックくるし、抜いたらアレンが襲ってくるし。交代したとき、凄く嫌そうな表情に。
ネッツはアレンが交代してもディフェンスから走る形が増えていき点差を縮めると、最後は渡邊がフリーのコーナー3Pで同点になります。これを決めておかないと存在価値が落ちそうなシュートを連続で決める事が出来ました。見事に生き残った感じ。
前半は8点1ブロック。これでいつもよりブロックが少ないという変な日本人ガード。
既に9リバウンドのアレンだけど、パスがこないから得点は2点だけ。意外にも視野が広くて自分でパスするのは上手い。
後半になって、またも得点が止まるネッツ。前半も速攻でしか得点出来なかったしね。アレンが何とかしてくれる部分ではないし。味方の足にひっかかってコケたりして点差が広がっていきます。
ちなみにラプターズの試合を観ていてアヌノビーがなんで出場しているのか疑問でした。役割がシーズンそのものなので、コーナーで待っているけどパスがこないから別にサマーリーグ出る必要ないような。ジャレット・アレンは驚異的だけど、シーズン通り合わせてもパス来ないわけだし、プレーする意味あるのかね?
前半は同点だったのに4分でウルブス10点リードになります。ブルックリンならわーたーなーべコールが出てもおかしくない展開。アレンが1人で取り返していき、6点差になって渡邊が出てきます。
ウルブスはアレンを外し始めます。マークされたらコーナーで待つアンチシステム。アレンもまたコーナーで待ちインサイドを空けるとピンソンのドライブが決まります。
珍しくスピンムーブに全く反応できず決められた渡邊。抜いたのはドラフト20位のオコギ。早くて強いし、何よりしつこかった。何度も動き直すのにバランス崩さない。割とバランスは崩しがちの渡邊。でも、やっぱりエースをマークする役割を与えられています。ここではガード相手だから大変だわ。
オフェンスではしばらくボールがこなかったものの、アーリーでもらうと迷わず3Pを決めます。するとディフェンスでオコギを止めてからカウンターで味方の3Pに繋がり、反撃するネッツ。でも渡邊から解き放たれると簡単にミドルを決めるオコギ。間接的に評価を上げてくれるネッツのチームメイト。
3Q終わって54-49でウルブスリードです。アレンの魔力が切れてきた。
ネッツのアレンじゃないほうのセンターであるタイラー・デイビスは初戦で酷評したのですが、ここにきて落ち着きを取り戻したようにプレー出来るようになってきました。直ぐに結果を残すのは簡単ではないけど、出来ないとダメだよね。ドーソンという渡邊のライバルも3Pを決めていきますが、今度は渡邊もプルアップ3Pを決めます。決めっているから調子よく打てています。4連発。
するとそんな渡邊が動いてボールを貰いに来たのでウルブスが警戒するのをみて、デイビスが自分でドライブします。なんかチームっぽくなってきたネッツ。渡邊もシュートフェイクからのドライブから逆サイドにパスを通します。ちょっと弱いぜ。
オフェンスは良くなったけど、アレンがいないと守れないのでウルブスが次々にドライブしていきます。フリーレーン。
残り6分半でアレンも戻ってきてウルブス6点リードです。
アレンのブロックから渡邊が速攻に行きますがレイアップが決まらず。こういう所は八村ならディフェンスを吹き飛ばしながらダンクにいけそうだからポテンシャルは劣るよね。ニックスのノックスも凄いダンク決めてたし。
この試合の渡邊はこれまでよりも抜かれていきますが、それでも最後にブロック力で止めるシーンが出てきます。スピード系を相手にするケースが増えたので、やっぱりこっちの方が苦手っぽいです。それでも止めてはいるので及第点という感じ。必要なのは慣れかもしれません。
しかし、オフェンスでは他の選手同様にアレンへのパスをミスします。どうにもオフェンスで困って得点が伸びないネッツ。もっとパス回せって感じですが、出してもミスになっている。やっぱりラッセルとディンウィディ-は偉大でした。残り2分で10点差になって諦めたネッツでした。諦めるの中に渡邊の交代も含まれます。
うーん、もう印象は変化しません。ちょっと変化したのはスピードに弱いというよりも、しつこく前後左右に振られたときにバランスを崩すということです。それはまぁハーデンにアンクルブレイクされている選手も一杯いるからね。ディフェンダーとして生き残るには対応したいところです。
ウルブスも頻繁に交代する中で、マークする相手のタイプが細かく変わっていったのが少しつらそうでした。スカウティングもないだろうから、その場で対応していかなければいけません。
26分14点 FG5/11 3P4/6
4リバウンド 2ブロック
3Pを4連発したことでリーディングスコアラーになりました。途中で書いたようにドライブしたければシュートフェイクで引っかけないといけません。そのためには出来るだけキャッチ&シュートしましょう。前半は抜けなかったけど3Pが決まったことで後半は抜けました。
問題はその後のフィニッシュとパスです。2Pは1/5だったわけで。特にパスの方を磨いた方がよいかも。でも磨くっていうのはチームに帯同してなれるしかないので、結局は3P決めろに戻ります。
とりあえずサマーリーグの主力の座は手に入れ、ポジションの違うサマジ・クリストンを叩き落としました。しかし、アレンがいても勝てそうにないチーム状況なので、トーナメントを勝ち抜くのは考えられないかな。残されたチャンスは少ないので、積極的に3Pを打って欲しいです。
ところでウルブスは割と良い感じの選手が複数いました。2人はドラフト組だから当然だけど、他の選手も3Pを積極的に打っていました。でもさ、ウルブスって本来3P打たないチームじゃないですか。ここで活躍してもそれがチームのシステムには適合しそうにない感じです。ネッツは弱いけど、ここで活躍すればそのままチームに当てはまります。
逆に言えばサマーリーグとはいえ、システムを動かせるだけの個人能力を求めているからシステムとして機能しないわけだけど。渡邊が目立つと言うより、そこだけ「コーナーで3Pを決める」というシステムの適合性があるっていう感じです。
追い風いっぱい!!
うーん活躍もう一声ほしいですね
BKNでは一番信頼されてると思いますけど、契約してくれるかどうかは、話は別ですからねー
あと何試合あるから知りませんけど、とにかく頑張ってほしいです
ポール持った時に何が出来るのか
そこだけは課題が大きいですね。自分で打つのは何も問題ないですが、局面打開に課題があります。
ネッツは基本的にハンドラー達が打開してくれるので、あまり求められない能力である分、活躍しているって感じですね。
nba.comによると、コーチ陣からの
信頼は随一のようですね。
ディフェンス面での評価が
高いことが、やはり持ち味を
確実に発揮出来ているなという
印象です。
欲を言えば、フィジカルに加えて
皆さん仰るように個人での打開力
ですかね。
試合でも、自分で持ったとしても
そこから突破できずにパスを供給
した選手に戻してしまう場面が
いくつかありました。
今後もプレイタイムは安定して
得られるでしょうが、改めて
確認できた明確な課題の改善に
向けて努力し続けていって欲しい
ですね。
まぁネッツ自体があのポジションにそんなに打開力を求めてないんですけどね。無理ならハンドラーに戻すのが基本です。
ただ、ドライブで決めたりフィジカルな争いを制したりという利点がないならば、他の強みも欲しいという感じです。
現時点でこれくらい出来るなら、下部リーグで経験を積むよりも出来るだけNBAで過ごした方が伸びそうです。
ここでの記事を読んだ後改めてプレイ動画を見ると確かにスピードの対応に苦労しているのがわかりますね。
ドライブからのシュートやパスのバリエーションがあまりない気がするんですが、それでも結構果敢にいってるのはそういう指示もあるからなんでしょうかね。そこも求められてるのかな?
あと、ロースターになお連ねるとこで渡邊と争いそうな選手は誰だと思います?
渡邊のポジションだとドライブしたら自分で決めるのが基本です。
ただやっぱりヘルプが2人くらい寄ったときに的確にパスを出せないと苦しいです。
なので、ヘルプがこないようにドライブするか、来てもパス出来るかみたいな判断が必要になります。
ジャレット・アレンへの合わせが上手くいっていませんね。
ネッツはムサとクルッツというドラフトした選手がまだプレー出来ていません。
どちらかが現所属チーム(ヨーロッパ)に残るならウイングが足りないかも。
ネッツは未だにロスター枠を空けているので動きがよくわかりません。
エーシーとカニンガムをどうするのかなど、チームとして模索しているっぽい。
漁夫の利みたいなFAを狙っていそうなので、ジャバリ・パーカーとか来る可能性だってあります。
要は外的要因に左右されるので未確定です。
2Way契約はゲットすると思います。