今回は「さようならロケッツ」をカンファレンスファイナルを中心に、ダン君とカー君に語ってもらいました。
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カー君
今シーズンのロケッツは強かったね。特に1月以降からはチームとしての成熟度が高まって負ける姿が想像できなかったよね。
ダン君
まぁでも負けたけどな。史上最強チームのウォーリアーズが相手とは言え、HCといいPGといい、勝てない運命に呪われている気もしてくるよな。
カー君
でも10回戦えば5回は勝てた気もしますよね。
ダン君
いや、6回は勝てただろ!
カー君
そうですか、どちらかというと4回寄りの5回ですよ。
ダン君
いや何言っている!7回よりの6回だ!
カー君
でも、10回やってクリス・ポールがケガする可能性って何回くらいあったと思います?
ウォーリアーズの分業制の方が優れいてるでしょ。あれで負担を分担しているのだから、ロケッツに比べたらケガのリスクは低いですよ。そこの采配に差があったのでは?
ダン君
分担しているというが、それを言ったらロケッツだってハーデン、ゴードンと3人で分け合っているぞ。実際、その3人の平均プレータイムを足すと109.5分だ!。
それに比べてカリー、デュラント、トンプソンの3人合わせたら115.4分だ!
それもクリス・ポールが2試合出ていなかったのにだぞ。どちらが主力選手を酷使したかはプレータイムが物語っているだろ!
カー君
そんなに熱くならないでくださいよ。
確かにその3人より長かったドレイモンド・グリーンも含めてウォーリアーズの4人の方が時間の面では酷使されていますが、プレー内容ならより負担が少ないですよね。
ダン君
それもどうかな。ロケッツはウイング陣のハードワークが光っただろ。カペラも含めて。
特にタッカーのハードワーク。あれがハンドラー達を支えているし、ハンドラー達はその分楽をしていることになる。意外と役割分担できているのがロケッツという考え方も否定できないだろ。
それに比べたらデュラントへの負担は増大だったぞ。スコアの部分だけならトンプソンと分け合っていたが、ウォーリアーズは困ったらデュラント出してきて攻守の様々な場面で蓋をしたじゃないか。
カー君
いや、でもウォーリアーズの方が多くの選手を起用したし、デュラントだって周囲をしっかり使っていましたよ。それにイグダラがいないからディフェンス面で頼らざる得なかっただけでしょう。
ダン君
いやいや、君だって知っているとおり、デュラントはクックやベルにパスを出したけど、緊張感のある戦いの中で彼らは殆ど決められなかった。交代だってサブメンバー間の交代に過ぎなかったし、むしろウォーリアーズの方が采配では失敗していただろ。ヤングは良く決めていたのに、クックを起用したり、ウエスト出して失敗したり。
イグダラ抜きでデュラント頼みになったのは確かにその通りではあったな。でも、イグダラがいたとしても勝敗に強く関与することは出来なかっただろう。
カー君
第4戦と第5戦は接戦をロケッツがものにしたわけですが、あの戦いはディフェンスの戦いだったので、そこにイグダラがいたら結果はわからなかったでしょう。ウォーリアーズが連勝したとは言わないですが、どちらかは勝てていたかと。
得点が取れない中でディフェンスからのアーリーオフェンスを仕掛けて、シュートチャンスを生み出す事はイグダラの得意技ですし。
ダン君
それを言ったら第6戦と第7戦でウォーリアーズのラッシュはクリス・ポールがいたら生まれなかったぞ。
カー君
痛み分けって事で良いですかね。
ダン君
それはない。クリス・ポールの方が痛いだろ。
ただ、まぁ、そうだな。やっぱり、第4戦と第5戦は微妙だったのは確かだ。結局、全ての問題の原点はバーアムーテの不調に辿り着くけどな。せめてディフェンスで通常レベルの活躍をしてくれていれば、そもそもここまで疲弊することはなかったはずだ。
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カー君
どっちが勝っていた問題は議論がつきないので、これくらいにして少し細かい戦術的な部分にいきましょうか。カリーのコーナー3Pが勝負の分かれ目でしたね。
ダン君
あれはベルのファールだろ
カー君
そんなの1回だけじゃないですか。仮にあれがファールだったとしても、あのプレーを止められなかったことは確かでしょう。
ダン君
あれだけの距離を移動して、それもリングから背を向けて走った先で、身体の向きを1回転して3Pを決めるなんて芸当はカリーにしか出来ないからな。トンプソンでも無理だろ。止められないというか、普通は無理して止める必要がないプレーだ。
確か、1回はカペラが見事なディフェンスで止めたが、あれを瞬間でスイッチすべきと判断するのは難しかっただろうな。
カー君
逆に言えば、普通はゴール下にドライブした時点でプレーが終わりますからね。同じようなプレーをシーズン中もしますが、あくまでもキックアウトして貰い直す形なのでロケッツのプレッシャーが強烈な中で生み出された特殊なプレーでした。
キックアウトした時にボールマンをプレッシャーで潰してしまうなんて、ロケッツ以外のチームには出来ない芸当です。ローテーションも早かった。
ダン君
オールスイッチをするシステムだけでなく、個人のディフェンス能力があって初めてなせる技だからな。そんな選手を集めたのだから狙いは間違っていなかったわけだ。
ただ、ベンチメンバー達はコミュニケーションと個人能力双方で少しずつ後れをとっていた。片方ではないから苦しかったな。
カー君
そこですよね。今回のシリーズでお互いが困ったのは、ベンチメンバーを起用すると極端に守れなくなりました。オフェンスではなく個人のディフェンス力がものを言う対決でした。
予想通りではありましたが、お互いオフェンスが一度爆発すると手がつけられないというのが前提にあって、「爆発させないためのディフェンス」という視点でハードな戦いがお互いを疲弊させました。
ダン君
だからこそバーアムーテの不調が・・・
カー君
ロケッツがウォーリアーズのことを考えて構築されたロスターであることを考えたら、もう1人足りませんでしたね。
ダン君
確かに足りないのは事実だったが、スターター5人にゴードン、バーアムーテ、そしてジェラルド・グリーンが働いたのだから8人は十分な人数だろう。というかこれ以上は無理だ。
ライアン・アンダーソンとネネイはシーズンを戦う上では必要不可欠な戦力だったしな。さすがにウォーリアーズ相手に使える選手だけを集めるなんて事はチームの柔軟性を失うからな。だからこそバーアムーテが・・・
カー君
(しつこいな)
それは間違いないですね。ウォーリアーズ側もパチュリアやマギーは起用できませんでした。クックやウエストすら使いがたかったです。ただ、ベンチメンバー+デュラントにしてしまい、まとめて起用する事で弱点を総ざらしにして、3人を休ませたのは面白い作戦でしたね。
ダン君
あの時間は勝負所だったが、ロケッツのオフェンスはいまいち上手くいかなかったな。イージーシュートを打てていたが、どうにも決まらなかった。ドライブするにもインサイドは塞がれていたので、3Pを決めるしかなかったわけだ。それがたまたま上手くいかなかった。
カー君
あそこでライアン・アンダーソンを出してきて3P攻勢は怖かったはずです。しかし、シリーズ通じて全くシュートが決まらなかった。そもそも打てなかったのは大きな誤算でしたね。
ダン君
そうだな。確かに。戦術的な部分で言うとウォーリアーズがインサイドを潰してくるシーンが時折出てきていたが、そこに効果的な対応が出来なくなってしまった。ただ、第4戦と第5戦でゴードンが決めた3Pは上手く対応出来たシーンだった。
勝負を分けたのは、効果的なキックアウトを出来るかどうかだったし、そのキックアウトから3Pをしっかり決められるかどうかでもあったな。
カー君
さすがに第7戦のシュート確率は酷すぎました。あれがなければロケッツが勝っていた可能性もあります。3P7/44はウォーリアーズからしても予想外だったでしょう。
ダン君
このハイレベルな争いの中では、タフな3Pであっても決めきる力が必要になる。クリス・ポールのダブルクラッチ3Pはその典型だし、前述のカリーのコーナー3Pもその1つだった。
第7戦だけでなく、第6戦でもウォーリアーズディフェンスはアウトサイドまで足がついていかない面もあった気がする。その中で決めきれなかったのは、このレベルでは致命傷になってしまった。
カー君
ウォーリアーズが良く守ったとはいえ、タッカーやカペラのオフェンスリバウンドにより、アテンプト数は増えていったので「守られた」という内容ではありませんでした。このシリーズ唯一残念だったのは、最後に決められなくなったロケッツの3Pとフリースローでした。
ダン君
フリースローは酷かったな。第6戦が9/17、第7戦が13/22だった。
表面的な点数だけでなく、少しずつメンタルの面で追い込まれているイメージがついてしまったかもしれない。実際には接戦で勝っていたのはロケッツだから、終盤は強かったのだが。
カー君
そう実は論理的に3Pを打てるプレーを構築していましたよね。第4戦、第5戦と最後に打たせたのがゴードンだったのは見事なセットでした。スペーシングだけじゃないし、決してハンドラーの個人能力に任せたオフェンスでもありませんでした。
ダン君
ゴードンの第5戦の決勝3Pはマークのデュラントがハーデンのドライブへヘルプに行きやすいようなインサイドにポジションをとり、そこからアウトサイドへ移動して打った3Pだった。第7戦でタッカーが決めた3Pも同じだ。
カー君
というか、特にタッカーに関しては第2戦から多用していましたよね。デュラントとドレイモンドがヘルプに行く意識が高いので、そこで大きく動かれるとどうしてもタッカーがフリーになります。それもシリーズ通してタッカーは3P48%なんて信じられないような高確率でした。
カリーの3Pが尋常じゃなかったとは言え、むしろあれだけハードワークしていながら、大きく移動しての3Pも高確率で決めたタッカーは、このシリーズのMVPだったのでは。
ダン君
ドレイモンド・グリーンを守るのは当然として、トンプソン相手の1on1もことごとく止めていたからな。素晴らしい大活躍だった。
ただアリーザが第4戦から第6戦までデュラントのFGを30%台に抑えたことも忘れてはならない。高い集中力を維持し続けたデュラントだが、それをシリーズ通してハードなディフェンスで消していったのは感動的だった。それだけにバーア・・・
カー君
はいはい。もうバーアムーテは禁句です。
アリーザがディフェンスで力を使ったが故に3Pを決められなかったのが敗因にもなりましたね。
ダン君
だがデュラントも攻守に大きな仕事をしているからな。アリーザが3Pを決めてさえいれば展開が大きく違ったのも確かだ。あまりにも疲労して過ぎていたと言える。
そしてそれを言い出すとシリーズ通じて、アリーザのディフェンスへの過剰なコールは目立った。結局はオフボールでピッタリとくっついてボールを持たせない方法しかなくなり疲弊してしまった。
これは単なるレフリーの誤審だけでなく、基準の曖昧さもあるな。非常に難しい問題だった。
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カー君
少し話を戻しますが、その点ではもうひとつ気になったのは第6戦でウイングのミスが目立ったことですね。ゴードンも含めてターンオーバーが多く、それがウォーリアーズを守りやすくしました。
この時のウォーリアーズはファール気味のディフェンスも多かったのですが、許容範囲でもありましたね。
ダン君
確かにな。3Pが決まらなくなった要因は単なる疲労問題だけでなく、パターンに乏しくなったことも見過ごせなかった。さっきのゴードンの3Pだが、あれはゴードンを狙ってパスをさせたセットだっただろう。つまり「セットすれば機能したが・・・」ということだ。
カー君
そもそもパッシングしないロケッツなので、パスを回さないこと自体は問題ないものの、いつも通りヘルプディフェンスの位置でプレー判断出来ていたかは怪しくなりました。
ウルブスとのファーストラウンドでは、ほぼタウンズの位置でプレーを決めていたような成熟度がありましたが、このシリーズではカペラへのアリウープパスを効果的に使えませんでした。
ダン君
スイッチさせてミスマッチでハンドラー勝負は通常通りではあるが、本当はヘルプディフェンスの位置をみてプレーを変えるのが「成熟した」と評した部分だったからな。ハンドラーだけでなく、周囲も器用にポジションを変えていくのがロケッツの良さだった。
カー君
カリーにパスを読まれるシーンもありましたが、基本的にはドライブしてしまえば1on1の部分では高確率でした。それ故、ヘルプに潰されるかどうかの勝負になっていました。しかし、そもそもヘルプを寄せ付けないのがロケッツの良さだったはず。その部分は消えていましたね。
ダン君
実はヘルプを強く意識し自分のマークを捨てたドレイモンドによりフリーになる選手が結構いたんだよな。しかもそんな時にカペラはスクリーンでシューターをフリーにしていたのに、パスが出てこなかったとザック・ロウも指摘していたしな。
ウォーリアーズの対策に対処していたが、パスの判断が悪い面はあっただろう。
カー君
そこがハーデンの弱点でしたね。同時にオフボールでのプレーメイクをしなくなったシーズン後半のロケッツの悪い部分でもありました。第1戦の大敗から、第2戦ではオフボールムーブをしていたのですが、それも次第に減ってきたのはスタミナ問題かもしれません。
ダン君
とはいえクリス・ポールがいれば有効なパスが出てきたのも事実だろう。
しかし、シーズン中にあれだけの視野の広さをみせていたハーデンがパスを出せなくなったのは悩ましい問題だった。ドライブからのキックアウトはあるが、ドライブ前のスキップパスが減ってしまった。
同時にステップバック3Pも全く決まらなくなってしまった。世界最高のハンドラーが2つの武器を失ってしまったのは大きかった。
カー君
ハーデンは世界最高ではなかったと?
ダン君
そんな事はない。間違いなく世界最高だ。相手がウォーリアーズでなければこんな現象は起こらなかったはずだ。そしてエースとしてチームを引っ張る気持ちが強すぎたのかもしれない。少しプレーに拘りが出過ぎていた気がする。
試合の前半にミドルシュートやステップワーク、そしてスキップパスを混ぜていれば後半は得意技が通用した気がする。第6戦も第7戦も前半はリードしていたのに、後半で止まったのはクリス・ポールがいない故にハーデン飛ばしすぎた前半だった気もする。
カー君
ドライブは決まっていたのだから、ステップバック3Pは捨てるべきでしたかね。
とはいえ、チームとしては決まらなくても3Pを多用してくるのは、成熟の証だった気がします。あれが火を噴く瞬間は最後まで怖かったですし、それを懸念して10点差で逆ファールゲームまで採用したウォーリアーズです。
ダン君
あの時、ディフェンスでデュラントを止めるだけのスタミナが残っていなかったのは事実だな。ギリギリでしか止められないデュラントなのに、どうしてもボールを奪いたくなるのだから、上手く裏をとられてしまったと言える。
もう一踏ん張りしたかったが、それを許さないのはお互い様でもあったな。少しでもバランスを崩したら一瞬でやられてしまう。しかし、消極的になってもダメ。そこは見えないメンタルの戦いだった。
カー君
そしてあそこで慌てなかったウォーリアーズというシーンでもありました。
デュラントが決めなければ、単なる愚策でしかない逆ファールゲームを成功させたのは、デュラントを信じたウォーリアーズとハーデンを信じたロケッツという中で、より期待に応えたデュラントでした。
いや、正しくは3人のスコアラーがいる中で、最後にデュラントを頼ったウォーリアーズと、クリス・ポールがいないため、初めから最後までハーデンを頼ってしまったロケッツでした。こればかりは致し方なかった面もありますね。
ダン君
お互いに相手のことを強く意識していたが、その中でも自分達の強みは絶対に忘れない戦いぶりだったな。だからアリーザが9本外したことよりも、9本打ったことを褒めたい。そしてあれを決めるかどうかは重要な分岐点だ。
だから来季への補強ポイントも考えなければいけないな。
カー君
そうですね。でもちょっといったん席を外させて下さい。
ダン君
なんだ。まだまだ話し足りないだろう。もっと付き合えよ
カー君
いや、すいません。ちょっとファイナルに行かないといけないもので。
ダン君
事実上のファイナルはもう終わったのだから、お前がファイナルに行かなくても別に問題ないだろう。
カー君
いやほら、ロケッツ戦で疲弊したウォーリアーズが高いテンションを保てるのかも、ロケッツを語る上で重要じゃないですか。
続く。
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頂いたコメントを基にQ&Aスタイルに近づけてみました。
なお、カー君とダン君にモデルはいません。フィクションです。
クリスポールがいる=勝てる
何故に勝てると言い切れるのかがよくわからないです( T_T)
クリスポールがいる=いい勝負になる
イグダラもいなかったしクリスポールがいれば勝負は分からなかったかもしれない。なら理解できるんですけど、
それにしてもウォリアーズファンはなんと言えばいいのか言葉に困ります。
ロケッツの方が強かった。クリスポールが怪我しなければ勝ってたね!!あとバーアムーテが不調なんてありえないよね、審判はウォリアーズ贔屓だったね
ウォリアーズは運が良かっただけだから、本当の西の王者はロケッツだ!!
こう思えば満足ってことですか?言い分はこういうことですよね?
私はウォリアーズを応援してる立場ですけど、クリスポールの怪我も審判の笛もどちらも望んでなかったです。
そんな事を書いたつもりは全くないのですが。
それはむしろ曲解した読み取り方かと。
いやー実際HOU寄りの分析してますよ
ムービングスクリーンはノーファールって公式で発表ありましたし、あれを引き合いに出すのはちょっとね…
GSWファンからしたら「今のファールやんけ!」ってシーンも当然あるわけで…
正直いってクラッチタイム以外の笛については、よほど繰り返さない限り言うだけ無駄な気がします
審判も覆さないでしょうし
CP3の欠場の方が痛いというのは選手の格として言いたいことはわかります
ですがイグダラだってデスラインナップの一角なんですから、GSW的にかなり重要な選手だったと思います
GSWファンとして、ファイナル出れないのかなり不安ですし
あれがファールかどうかではなく「そんなのたったの1回だけの話」と書いているでしょ。
それで試合なんて決まらないと散々書いているし、ここではウォーリアーズの方が有利なコールが多かったとも書いていないし。
クリス・ポールの件も要所で痛すぎるとは書いているけど、イグダラいたら接戦が分からなかったとも書いているし。
むしろ、ちょっとでもウォーリアーズを否定したら文句言われていると感じている事がおかしいでしょ。
「第7戦のゲームレポートがロケッツ寄りだ」というのは全く否定しないけど、この内容をそうとられるのは心外も心外。
他のチームなんて散々ディスっているけど、ケチをつけられた事なんてないし。ウォーリアーズについては何一つディスってないでしょ。
私はwhynotさんのおっしゃる通りと思います。
まあ今回はハーデンの4Pプレーがただのファールになったりは酷すぎましたが、スリーを決めてさえいれば勝ったのは事実で、ロケッツは言い訳できない。
私的には、去年のウエスト無傷突破があんなに称賛されてるのが不満です。
最初の2戦は手負いのブレイザーズとジャズだし、スパーズには自ら致命傷を与えて戦力崩壊させてますからね。
まあスパーズに勝ちさえすれば優勝はしたでしょうが、全勝はけががあったからですし。
昨季は両チームとも運がありましたね。さすがにあの勝ち上がり方は引きました。
スパーズは戦力ダウンしている今シーズンですが、それでも1勝しているわけですから。
そして多少の運くらいは自分達で何とかしないと下馬評を覆すことが出来ません。
ファイナルだってレブロンは多少のコールの不運はないことにしていますし。
ただ、自分達がやらかしてしまうと勝利は逃げてしまいますね。、
そりゃウォリアーズファンが1番多いんだろうから、勝ったのはウォリアーズなのにって思う人がでてくるでしょ
やはりバーアムーテ。
8人で戦える予定が最後は6人になってしまった。
ベルを起用して7人を維持したウォリアーズとわずかに差が出てしまった印象はありますね。
お互いを比べて思ったのですが、ロケッツはオフボールオフェンスを成長させたらとんでもないことになりそうですが、ウォリアーズはどこに伸びしろがあるのかなと。
カーの采配は変えられるものでもないですし、イグダラ、リビングストンは衰えるでしょうから、来年はロケッツのがはっきり上になっていてもおかしくないような気がしてきました。勿論オフ次第ですが。
ウォーリアーズの伸び代なんて言い出したら、他のチームが泣いちゃいますよ。
今回のカーの采配には疑問符なのですが、シーズントータルで観たときには満遍なく選手を起用しますし、それぞれの役割が明確になっているので選手は伸びやすい環境です。それはルーニーの活躍が物語っていたかと。
今シーズンは期待したほど活躍できませんでしたが、マコーがいるのでウイングと偽PGとしてロールプレーヤーを準備できています。
意外と重要なのはPGの控えにもってきているので、サイズのあるディフェンス力をキープ出来る点です。
ベルのペリメーターディフェンスを伸ばせば、より強力なディフェンスユニットがくめるはずです。
むしろロケッツの方が衰えるのは早そうなので、結構、勝負の年でした。まぁ来年くらいは大丈夫でしょうが。
結果論としてですが・・・セルツも然り、ロケッツも今年こそ勝負でしたね。
来シーズンはシクサーズ、ジャズに立場を奪われると思ったのですが、管理人さんはどう考えていますか。もちろんオフの動き次第ではありますが。
うーん、シクサーズとジャズが立場を奪うのは簡単ではないでしょうね。
ジャズは補強が進むか怪しいし、シクサーズはあの内容でプレーオフ勝てるのか。
ロケッツが同じ水準を保てるとは思えないので、このチャンスを逃したことでどんな変化を求めるのかは注目です。
セルティックスは同じ水準は保てるのですが、ステップアップのために何を求めるのか。
どちらももう1回勝てたかどうかで、全く状況が異なりましたね。
過去にはそれをものにしたキャブスとウォーリアーズですし。
後半楽しみにしてます。
怪我や笛(審判)のことも含めて非常に見応えのあるカンファレンスファイナルだと思いました。
ロケッツはやはりホームコートアドバンテージを持ちながら初戦を落としたのは痛かったですね。
そうですね。なんか、初戦の入り方が緩かったですよね。
あと第6戦を必死でとりにいくのか、第7戦に備えるのか、
結果論では第7戦に備えてベンチメンバーをもっと活用すべきでした。
いろいろな意見を受けることもあるかと思いますが、僕はこのブログのおかげで、NBAの楽しみ方、バスケの見方が変わって良かったと思ってます。いつもありがとうございます。次戦のレポートも楽しみにしてます。
ありがとうございます。
今度、NBAのススメとしてデータで楽しむNBAみたいな記事を書きますので、そんな方が増えると良いなーと思っています。