◎負けなかったシクサーズ
試合全体の印象としてはシクサーズが勝ったというよりも「負けなかった」感じです。何かが凄くよかったわけじゃないけど、悪い部分も何もなかった。凄い連携のオフェンスなんてできないし、基本的にアイソがメインだった。1on1が増えるとターンオーバーは減るってのがプレーオフらしさでもあるわけで、ターンオーバーが10個しかなかったのが勝因です。
その上で1on1の狙いどころと、マジックのディフェンスが連係ミスしたところは見逃さなかった。どっちもシュートが入らない予想でしたが、予想を裏切ったのは「ウーブレが空く」をはじめから想定していたようにパスを出していた点でした。
〇ウーブレ
19点
3P5/10
それとボナとドラモンドが頑張ったこと。それはプレーインという舞台なのだから当然かもしれないけど、ビッグマンのハードワークはマジックが上回ると思っていました。
〇ボナ
3ブロック
〇ドラモンド
14点
3P2/3
10リバウンド
2アシスト
3スティール
3ブロック
うーん、このドラモンドは。。。ペイントではマジックが上回ったのですが、その上回り方が足りなかったのは2人で6ブロックしたことでした。マジックもターンオーバーは14だったけど、プラスして9ブロックを食らっており、あまりにも止められてしまいました。その割には点差はなかったともいえるし。
〇マキシー
31点
FG11/25
〇エッジコム
19点
FG7/16
〇ポール・ジョージ
16点
FG6/16
で、ちゃんと仕事をした3人ですが、全員が低いFG%でした。仕事をしたのであって想定以上の活躍をしたわけではない。それがこの試合を物語っている気がするぜ。
〇バンケロ
18点
2P7/17
3P0/5
4アシスト
6ターンオーバー
3Q途中までのバンケロは良かったんだぜ。本当に。信じられないけどな。
それが終盤に近付くにつれて働けなくなり、終盤はシュートミスとブロックされるのが続きました。ターンオーバーも積み重なり、エースの仕事を出来なかった。
〇ベイン
34点
FG10/16
FT10/11
〇サッグス
4点
FG1/9
4アシスト
ベインが1人だけシュートを決めていき、フリースローもキッチリだったけど、それではカバーできないくらいのバンケロと、そしてサッグスでした。マジックらしい負け方だったとしか言いようのないね。
シーズンから出ていた傾向であり、オフェンスが形になっていない。しかし、個人レベルでも苦しいというか、組み立てる気持ちよりも、自分で何とかしようとする気持ちが強く、かといって勝負強さも足りない。これは本当にHC交代したら解決するのだろうか。そういう悩みを持てるのもポストシーズンならではだなー、という試合でした。