◎大胆なポジショニングからのパスカット
最後は自分がマッチアップしている相手へのパスを奪うパターン。でも、それって普通のことだし、相手のミスパスってことの方が多いパターンです。ただ、ダイソン・ダニエルズはかなり大胆なポジショニングをするタイプで、相手エースとマッチアップしているのに、大きく空けておいてパスが出てから距離を積めて間に合ってしまう、という特徴があります。
・相手エースでもフェイスガードはしない
・フリーに見える所へパスがでたら反応とフットワークで奪い取る
基本的にシューター系とはマッチアップしないので、オフボールでもチェイスしまくるわけではありません。前述のとおり、ヘルプ&ローテでも優れているので中途半端なポジショニングをしておいて、様々なプレーに対応していきます。
スティールだけでハイライトを作れるだけで凄いのに、6パターンにわけてもハイライトを作れてしまうダイソン・ダニエルズの恐ろしさ。もちろん、今回の6パターン以外のスティールもいろいろとあります。ただ、こうしてパターン化できるっていうことは、3.0という恐ろしいスティール数を記録できた理由も見えてきます。完全に奪い取るパターンを持っているんだ。恐ろしいぜ。
◎エースキラーなのか
しかし、はじめのバックファイアーと1on1ディフェンス、そしてパスへのディフレクションの3パターンと、後半のヘルプ系やパスカットの3パターンでは意味が異なってきます。
エースキラーとしての優秀さ
ヘルプ&ローテでの優秀さ
この2つが同居しているのはダイソン・ダニエルズという選手をリーグNo.1のディフェンダーにしている反面で、正しい役割は何なのかという点で悩ませてもくれます。
特にトレ・ヤングと同時起用されるのであれば、どれだけオンボールディフェンスに参加できるかは重要な要素。いいかえれば「ヤングを隠す」ことこそが必須。ヤングはヤングで1on1は守れない代わりに空間把握能力が高いので、スティールは1.2もあって上手いこと手を出していきます。
優れたディフェンス判断をするからこそ、エースキラーとして粘り強く守るよりも、チームディフェンスの穴を埋めていくポジションを取ることがあり、結果的に相手エースがボールを持ちやすくなったりもしてしまうしさ。
優秀だからこそ、優秀過ぎるからこそ、どうなのか。もっとエースキラーとして徹底すべきなんじゃないのか。間違いなくリーグNo.1のディフェンダーだけど、No.1だからって勝てるわけじゃないんだぜ。
オフェンスで言えば得点能力はトップクラスだけど「点を取れるからって勝てるわけじゃない」みたいな。ボールを止めてチームオフェンスにならなかったり、ボールを持ちすぎてチームオフェンスを停滞させたり。そんな現象をディフェンスで起こしているかもしれない稀有な存在がダイソン・ダニエルズ。
ド派手なハイライトありがとうございます。見てて楽しいです。
カワイがいた頃のスパーズのカワイソレーションを思い出しました。ラプターズ移籍後のカワイがカバー側で無双していたのとのアナロジーでいくと、ダイソンもカバー側で上手くいくかもしれませんね。
確かにそうですね。マンマークが強くて避けられる次にはカバーリングを伸ばすっていうのは流れなのかもしれません。
ダイソン、NAW、JJで3pは無いけどプレイメイク補完できそうな気もするからヤング要らないんじゃないか説…?
ヤングがいない時間帯に、スーパーディフェンスチームになるとオプションで効くんですけどね。ポルがなぁ