ウエストで調子を上げているレイカーズ。ポストシーズンに向けて整えているんだぜ!と言われても納得できる勝率だよね。「プレーオフには別のチームになる」と言われているヒート。でもシーズン終盤になっても勝率が上がってこないので納得できないよね。
「負けない戦い方」が出来ることや「7戦シリーズでの采配」という点では、プレーオフに強いチームなのは間違いないけど、だからといってプレーインでOKってことはないだろ。本日は順位争いのペイサーズと直接対決です。
ダブルPGにしているペイサーズはスペーシングからのインサイド狙いのパスでヒートディフェンスを翻弄するスタートになります。合わせのプレーが続いた後はハリバートンのプルアップ3Pと、マッコネルのミドル。パスで攻略され、ハンドラーに決められ、ディフェンスが機能しない形での1Qになりました。
ゾーンにしても横断パスから、ポスト中継、ドライブインでバッタバッタと切り刻まれる。もうペイサーズの3Pが落ちるのを祈るしかないレベルで粉砕されています。特にアデバヨがいなくなったらゴール下のスピード不足。「ゴール下のスピード不足」ってなんだよ。そこまでスピードが必要にみえるからい追いつかないってことです。
まぁペイサーズのディフェンスはいつも通りなので、ヒートの方もケイレブのカッティングでゴール下のイージーを生み出しており、こっちも間に合っていないわけですけどね。ただペイサーズディフェンスは外を追いかける気持ちが強いので3Pはあきらめず、ゴール下を諦めている系統です。
あとヒートはハンドラーアタックの部分でフィニッシュミスが多く、ここで差がついてしまいました。ハンドラーが減った方が強かった昨シーズンのプレーオフに対して、ハンドラーを増やしている今シーズンはどうなるんでしょうね。決まっているのはファールドローするバトラーくらいっていう1Qでした。
残り1分でトッピンが3Pを決め二桁リードにしたペイサーズが、クォーターの最後も上手くまとめて38-24とリードして終わります。