ブレイザーズvsホーネッツ

20240226

プレーインに進まないチームを見るのは最後になるかもしれない今日この頃。トレードからチームが改善したらしいホーネッツと、特に変わらないブレイザーズを同時に見れるなんて良い機会だ。

サンダーで試合にも出れなかったトレ・マンがスターターという悪夢みたいな選手層のホーネッツですが、そのマンがいても、ブランドン・ミラー、ブリッジス、コディ、リチャーズのスターターはプレッシャーディフェンスでボールを奪ってはカウンターしていくスタートになりました。ハードに守って、しっかりと走る。それが一番大事なんだってね。

控えガードはミチッチが登場して、まるっきりサンダーなガード陣。サンダーはガードしかいないんだけどさ。ちなみにマブスのスターターだったグラント・ウィリアムスはベンチスタートです。

そして確かに、このホーネッツは良い。ミラーが急激な成長を見せている中、攻守に中心的な役割を果たし、それでいてラメロのようなダムダムハンドラーがいないので、スペーシングのポジショニングにボールが動いていきます。言ってしまえば「ラメロがいなくなって、ブリッジスの1on1が減った」って感じ。テンポよく回す気持ちがあるから、ブリッジスが変にボールを止めることもないんだ。

HCは変わっていないのに、ボレゴ時代みたいになっているぜ。そこにベンチから出てきたミチッチが逆サイドまでパスを通してくれるのも良い感じ。それぞれの突破力には欠けるけど展開力が増し、何よりも全員がディフェンス意識を持っている。うーん、マジでラメロってダメだなー、プラス以上のマイナスを生んでいるんだなー、とすら感じてしまう内容です。

ラメロが離脱してもロジアーがダムダムしているイメージだったし、ある意味で「極端にハンドラーを減らしてみた」みたいなホーネッツです。マクゴーウェンやソーといった元からいる選手にグラントも加わったので、ヘイワードとPJワシントンはいなくなってもウイング陣は厚めだもんな。

しかし、それは目の前の評価でもあります。ホーネッツのチームプランを考えると、ラメロってだけでなくマーク・ウィリアムスもいるわけで、ベースはハンドラー&ビッグから崩していくことを想定しているはず。でも、今ここでよい感じに見えるのはポジションレスに動ける選手の組み合わせなんだよね。ミラーがスーパースターにならない限り、ベースは変更しないよねぇ・・・。

1Qのブレイザーズを18点に抑えたホーネッツ。エイトンのパワープレーにやられる部分はあったけど、本当に全体が集中した良いディフェンスだったぜ。でも24点と点は取れない。そりゃそうだろうな。ディフェンス路線に切り替えるとしたら・・・ブレブレ。

ブレイザーズvsホーネッツ” への2件のフィードバック

  1. エイトンのディフェンス、こんなに酷かったっけていう印象です。体幹弱いのかなー。

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