ブレイザーズvsホーネッツ

後半もエイトンの押し込みと、ホーネッツのカウンターで始まります。ホーネッツはトレ・マンからリチャーズ、コディからリチャーズとコンビプレーでも得点を奪えば、守っても24秒オーバーを誘発し、15点差まで広げました。もう終わりでいいんじゃないかってくらいの内容です。もう少し、個人の話をしていきましょう。

マンよりもミチッチの方が上手くプレーを構築してくれていますが、クリフォードは個人突破重視の評価軸なのでマンが優先されているのでしょう。ただ、マンは大したインパクトを残せない試合でした。ポストアップするジェレミに逆サイドからカバーにきてスティールしたりとディフェンス面では広い範囲をカバーしており3スティールを記録しましたが、それくらい。

これに対してコディが11点、10アシスト、6リバウンドとマルチな活躍を見せました。マルチっていうかアシストが多く、見事にプレーメイク担当として機能したわけです。個人で崩し切れるわけではなく、広いスペースへと展開したのが結果に繋がったぜ。

そしてミチッチは11点、7アシストとベンチからPG役を立派にこなしました。ブレイザーズのディフェンスが悪かったこともあり、割とイージーにペイントアタックしてのパスが目立っていたね。コディもミチッチも得点面よりも展開力で作っており、良い流れを作ったし、ブレイザーズにもこっちのタイプが欲しい。変な話、ラメロがいなかったホーネッツと、サイモンズがいたブレイザーズの違いだったような。

ちょっと見方を変えると「ミラーのためのオフェンス」もしていませんでした。ミラーのためにオフボールでスクリナーを用意すべきなのか、それともハンドラー仕事を与えるべきなのか、あるいはミラー本人がスクリナーになってプレーメイクに絡むべきなのか。特にこれといってミラー用のプレーはなかったぜ。

リチャーズがチームハイの21点を奪った試合でしたが、ガードとビッグのところでは合わせのプレーをし始めた後半。ウイングにボールが回る回数が減ったし、ブリッジスが1on1シチュエーションになることが少し増えたぜ。

そんなことを思っていたら、3Q終盤から4Qにかけて崩壊していきます。ブレイザーズが前へプレッシャーをかけるようになると正しくリアクションオフェンスが出来ず、さらにブリッジスがベンチに下がると突破するポイントを失ってしまいました。これで急速にオフェンスが止まってしまった。

守っても永遠とエイトンをどうにもできず・・・ヨキッチでも、エンビードでも、タウンズでもなくエイトンをどうにもできず・・・全体で収束して止めきる判断が足りなかったとも言えます。一気に5点差まで詰められてしまった。

ブリッジスが戻ると早速3Pを決めてくれ、落ち着きを取り戻すとハーフコートディフェンスからのカウンターもあって事なきを得たけど、苦しい時間帯がハッキリでていました。

ブレイザーズvsホーネッツ” への2件のフィードバック

  1. エイトンのディフェンス、こんなに酷かったっけていう印象です。体幹弱いのかなー。

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