メンフィス・ハッスルvsバックス

ワタナビーも登場した2Q。バックスはヤニスとポーティスのビッグに、ベバリー、AJグリーン、カナートンにします。これもまた何してんだろって感じですが、カナートンとグリーンが広い範囲のカバーリングで助けていきます。

リバースになって最大の変化は若手を信じなくなったことですが、こうして広い範囲をカバーする担当が足りなくなったんだよね。みんな自分が守れる範囲を守ればいいと思っている。ツービッグにしておけばインサイドを塞げるので、それでもどうにかなるというか、余計なチェイスをしないことで安定するんだけど、グリフィンが改革したかったことは無に帰されてしまいます。グリフィンも怪しかったけどな。

グリズリーズがウイング多めの構成で、ポジションチェンジしてくるので、かなり怪しくなっていたバックスディフェンスでしたが、グリーンのカバーに助けられていたぜ。あとワタナビーがダメすぎるぜ。が、それも束の間、GGジャクソンがベバリーをぶち抜いて決めきります。今度はシンプルに個のディフェンス問題さ。GGジャクソンはタフ3Pもヒット。

バックスのオフェンスはヤニス&ポーティスは蹂躙しているものの、ボールムーブはグリズリーズのローテに追いつかれ続けます。こっちは全員が広い範囲をカバーする気があり、ヤニスにダブルチームにいってはローテで解消していきます。でもダブルチームしてもヤニスは止められないっていうジレンマ。

ヤニスがベンチに下がってくれて楽になったグリズリーズ・・・と思ったらブルックとグリーンの3Pが決まります。得点としては繋がったバックスなのですが、内容的にはグリズリーズの弱い部分を使わずに攻めているという構図です。あっブルックがドライブ決めたわ。ドライブすればイージーに見えるんだよね。

さらにブルックのダンクも決まってバックスのリードは7点になります。Gリーグ相手に苦戦したけど、ちゃんと前半のうちに逆転したわけだ。ヤニスも戻ってきたし、あとはリードを広げるだけだ。

でも守れなくなりました。ブルックがカバーリングのリムプロテクトにいってシュートミスを誘っても、周囲がリバウンドに参加してくれないから押し込まれたり、3Pファールドローに失敗したリラードが戻らないからロングリバウンドからカウンターされたり。しまいにゃグッドウィンにオフェンスリバウンドを押し込まれるヤニス。嘘だろ。

こういう部分を頑張ってくれる選手が足りていないバックスであり、起用しないリバースでもある。そして「守れてないから」とばかりにベバリーを起用し、3Pミスで得点も止まるという悪循環。点の取り合いを挑んだ方が潔い。恩塚だな。

57-57の同点になって前半が終わります。頑張っているのはグリズリーズ。頑張りが足りないのがバックス。根性論なんだけど、選手の評価軸にハードワークがはいっているかどうかの差でもあります。ワタナビーはハードワークしているだけで内容は悪いんだよな・・・。

メンフィス・ハッスルvsバックス” への1件のフィードバック

  1. ハッスルの面々はみな出来ることをやりきったからこその勝利だとは思いますが、それよりもバックスのまずさを感じまくったゲームでした。ヤニスはオフェンスでは間違いなく脅威でしたが、ディフェンスでこんなに存在感なかったか?と驚きました。グリフィンがHCの時を知らないので、なんとも言えませんが、これは全部リバースの問題なの?と思うほどでしたね。
    MEM目線では、GGジャクソンとヴィンスを発掘できただけで今シーズンは8割終わっているので、あとは最後にけが人が戻ってきて少し勝てればいいなーと思ってます。タンクなんてする必要なし!!

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