ウィザーズvsサンズ

後半になっても特に何も変わりません。トランジションを増やしてミスを重ねる対決。もちろん、ウィザーズの方が遥かにミスが多く、特にこれといって語りたいこともない。しいていうならボルボルなんかも使っているサンズなので、こちらも同様にミスが連なっていること。ブッカーやデュラントはやる気ないだろうな。

ってことで違う事でも書こうかな。

サンズの問題はPGがいないことではなく、落ち着きをもたらす人材がいないこと。それってクリス・ポールが恋しいってことかもしれません。でも難しいのはタイアスを連れてきたら全体のサイズダウンという厳しさもあること。そして控えPGにそれなりのサラリーは払えないこと。

そう考えると、やっぱりラウリー狙いになってくるよね。そういやウォールがサンズにはいりたいなんて話があったような。でも、トランジションの勢いよりも、冷静に誰が一番効いているのかを判断して使える選手の方が欲しいぜ。

もう1つはユーバンクスをアップグレードしたいわけですが、じゃあギャフォードを連れてきたら連動性がなさすぎて、結局はユーバンクスを使いたくなりそうなんだよね。せめてカバーポジションには立っていて欲しいじゃん。攻守に迫力の足りないユーバンクスだけど、いるべきポジションにいてくれるしさ。

ヴォーゲルが何考えているのかわからん今シーズンですが、たまに「プラスを生み出す選手」を使いたくなるんだけど、最終的にそれはビッグ3の仕事になるから「マイナスを生み出さない選手」を優先する結果になっている印象です。やりたいことがあっても、やる前にミスが出がちなのも困るんだよね。

サンズは層を厚くしたいでしょうが、だからといって起用しない選手を獲得する余裕はない。一体全体、どこを補強するのが正解なのか、ヴォーゲルすらもわからない気がしてきます。ディオップと渡辺を並べれば解決しそうに見えた開幕直後が懐かしいな。

チームオフェンスを組み立てては精度が低かったスパーズ戦と、トランジションで仕掛けてはミス連発のサンズ戦。ウィザーズはシンプルなタレント不足です。でも「タレント不足」といってもね、ギャフォードがこんなになるなんて想像できなかったじゃん。ディベロップメントしなかったってことだ。

良くも悪くも弱点を顕わにしてくれているHC代行キーフ。課題が何なのかがわかるっていうのは大事だよね。あれもこれも課題なんだけど、ゴール下を固めて相手のシュートミスを待つような以前のやり方ではなく、個々のマッチアップや連動の悪さが目立つから、わかりやすくなったんだ。

こういうことをしていると運動量が多く、どこにでも献身的に顔を出す選手の重要性がみえてきます。ハードワークしろや!とでも言いたげな戦い方になっていますが、ハードワークしているのはオモルイくらいというベンチメンバーなのも苦しいぜ。「シュート決めればいいんだろ」みたいな選手が多い。

うーん、ウォール&ビール時代からカルチャーは変わらず。そんな印象を抱いてしまうよね。選手は変わっていくのに、どうしてこうして。。。

ジョニー・デイビスやボールドウィンを起用して、ダメならダメで取捨選択していくのがベターにみえますが、そのためには目の上のたん瘤は売りさばきたい。売れるかな。売れないんだろうなデッドライン。

ウィザーズvsサンズ” への2件のフィードバック

  1. 以前はKDが来る前のサンズにディアンジェロ・ラッセルが合いそうと思っていたのですが、BIG3がボール持ってる間に本格的なシューター仕事もできるディアンジェロって今の方がフィットするんじゃないかと最近思うようになっています。
    シーズン中にサンズがマコーネル狙いそうという噂があったことについても、誰を使うか的確に判断できる&流れを変えるのが得意なPGが欲しいという気持ちはよく理解できた一方で、エース達にボールが渡った後にもPGには何かしらの仕事ができてほしいというのが正直なところで、そういう部分に関してはマコーネルどころかクリポよりも優秀だと思っています。
    とはいえ現時点でのサラリーの圧迫具合を見ると夢でしかないのですが…

    1. 難しいラインなんですよね。
      判断がよかろうが、長くボール持ってたらジャマになるし。むしろボール持ってなくても関われるPGじゃないと効果的にならないし。
      大別すれば似たようなビッグ3の噛み合わせは周りの揃え方次第ですね

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