ウィザーズvsサンズ

20240205

ビールがワシントンへ戻ってきた試合です。1Qのタイムアウト時にトリビュートが流れ・・・ずにオバマが喋ってたのはウケたウケ

ビールは置き土産に大量の指名権を・・・残すことはなく、なんならプールという負の遺産を残していきました。ここだけ見るとファンはビールを恨んでもおかしくないな。そして試合が始まるとビールに対してマッチアップしているプールが、ビックリするくらいイージーに1on1で抜かれていき、ウィザーズレジェンドへの気遣いを見せます。開始2分で11-2と9点差だ。

マジでビックリするほどにビールがドライブしていき、ヌルキッチへの合わせを連発。トランジションからマッチアップが変わったと思ったらブッカーの3Pにファールするプール。ウィザーズ伝統のノー・ディフェンス戦略を引き継いでいるのかな。

さすがにマズいと思ったのか、プールがベンチに下がるとビールに対してアブディヤをつけます。これで1on1突破が消えるのですが、1on1が消えただけでハンドオフやピック1枚でディフェンスを剥がしたビールがイージーに決めていきます。

えぇギャフォードです。ショーディフェンスをしないのはもちろん、ビールがペイントに侵入しても特に対処しない。レイアップにだけはブロックに来ますが、それ以外は自由なビールが次々にシュートを決めていきました。ディフェンスの連携というものが皆無のセンター。

さて、これらはウィザーズから見た酷さですが、サンズ側から見ればポジティブな要素がいっぱいありました。

まずウィザーズのゲームプランは①デュラント、②ブッカー、③ビールという優先順位で守ることでした。なのでマッチアップがイージーだったビールなわけです。ここ最近はブッカーが打ち過ぎってくらいに自分で打ち切る通常営業となっていましたが、それだとビッグ3である意味はありません。相手と展開に応じてイージーに決められる選手が行くのが本質的なビッグ3の狙いのはず。その意味で、一番イージーだったビール中心になったことは良いジャッジとなります。

次にビールへの対処が強くなったら、個人技突破ではなく、連携で崩していたこと。ムリヤリじゃなかったぜ。なおヌルキッチがいる時間のみだけどね。急にどうしたんだってくらいに良い流れを作れていたサンズでした。でも、ビールに活躍させようという気持ちと、ディフェンスの連携がゼロなウィザーズが相手っていう事情に過ぎない気がするけどね。

1QのサンズはFG15/24でした。イージー。イージー。42点もとって楽勝ペースだよん。

ウィザーズvsサンズ” への2件のフィードバック

  1. 以前はKDが来る前のサンズにディアンジェロ・ラッセルが合いそうと思っていたのですが、BIG3がボール持ってる間に本格的なシューター仕事もできるディアンジェロって今の方がフィットするんじゃないかと最近思うようになっています。
    シーズン中にサンズがマコーネル狙いそうという噂があったことについても、誰を使うか的確に判断できる&流れを変えるのが得意なPGが欲しいという気持ちはよく理解できた一方で、エース達にボールが渡った後にもPGには何かしらの仕事ができてほしいというのが正直なところで、そういう部分に関してはマコーネルどころかクリポよりも優秀だと思っています。
    とはいえ現時点でのサラリーの圧迫具合を見ると夢でしかないのですが…

    1. 難しいラインなんですよね。
      判断がよかろうが、長くボール持ってたらジャマになるし。むしろボール持ってなくても関われるPGじゃないと効果的にならないし。
      大別すれば似たようなビッグ3の噛み合わせは周りの揃え方次第ですね

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