ウィザーズvsサンズ

2Qが始まると酷いターンオーバーを連打するサンズ。シュートを決められた後のエンドラインスローすらも出せずにカットされます。そこにいろんなものから解放されたかのようなアブディヤが思い切りよくプルアップ3Pも決めたので8点差になるんだぜ。油断するサンズらしさ。

ところが今度はフリーになっていない選手にキックアウトして奪われるアブディヤ。続けてディフェンスがいるのにトップの位置でゴチャゴチャやって奪われてカウンター。はー、何なんだかね。

さてウィザーズは良くも悪くもアブディヤへの依存度を高めました。タイアスがベンチに下がるとセカンドPGはアブディヤみたいなもんです。判断するべきことはタイアスかアブディヤにやらせよう。本日はクズマがいないのでなおさらです。しかし、2人がゴリゴリにハンドラーしてオフェンスになるわけもなく、ボールを動かしていくわけですが、3つくらいパスが繋がると同じサイドに3人いてオフェンス渋滞なんてシーンも繰り返されます。

いいかえれば全体が流動的に動こうとしているのですが、動きが被りまくるんだよ。しかも細かいミスも多いので、上手くいったと思ったらミスから失点していく流れ。それでもHC交代前よりはずっと良い。

ちなみにHC交代したからかオモルイが使われ始めました。ギャフォードの控えですが、ガード相手でも守りに行くフィジカルファイターなので必要なエナジーにみえるぜ。マイボールになったら、ただただ走れとね。前はギャフォードもそんな感じだったのにな。で、バグリーはまたケガしてんのか?

一方で先日のスパーズ戦ではチームオフェンス徹底だったのが、本日は緩いというか、トランジション重視にみえます。とにかくランニングしようぜ。サンズに油断が多いからのゲームプランなのか、それともやることを変化させているのかはわかりませんが、相手は関係なくスパーズ戦とは異なる狙いがあります。

しかし、トランジションが増えれば粗さが目立ちまくる。ミス連打でカウンターという展開が続いた2Q。残り1分半で20点差まで広がってしまいました。そんな中、ボールデッドになると膝に手を当てて疲れを見せるアブディヤ。それくらい働いていたってことだし、それくらい楽していた今までなのかもしれません。

今シーズンの残り試合でアブディヤが成長することが望まれていそうだし、成長しなければ地獄みたいなシーズンになりそうだ。まぁ目指すはドラフト1位指名権だろうから関係ないんだけど。1位ウォール、3位ビールという時代の再来を求めるのかな。

ウィザーズvsサンズ” への2件のフィードバック

  1. 以前はKDが来る前のサンズにディアンジェロ・ラッセルが合いそうと思っていたのですが、BIG3がボール持ってる間に本格的なシューター仕事もできるディアンジェロって今の方がフィットするんじゃないかと最近思うようになっています。
    シーズン中にサンズがマコーネル狙いそうという噂があったことについても、誰を使うか的確に判断できる&流れを変えるのが得意なPGが欲しいという気持ちはよく理解できた一方で、エース達にボールが渡った後にもPGには何かしらの仕事ができてほしいというのが正直なところで、そういう部分に関してはマコーネルどころかクリポよりも優秀だと思っています。
    とはいえ現時点でのサラリーの圧迫具合を見ると夢でしかないのですが…

    1. 難しいラインなんですよね。
      判断がよかろうが、長くボール持ってたらジャマになるし。むしろボール持ってなくても関われるPGじゃないと効果的にならないし。
      大別すれば似たようなビッグ3の噛み合わせは周りの揃え方次第ですね

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