17勝19敗で11位。遂にプレーインラインからも落ちたレイカーズ。インシーズン・トーナメントの優勝はどこへやら。あのトーナメントで稼いだ貯金を吐き出す毎日です。別に悲観するような成績ではないのですが、レブロンとADが割と健康でプレーしているシーズンにおいて、現在の成績は苦しいぜ!ではある。
〇レブロン&AD
23-24シーズン 15勝16敗
22-23シーズン 20勝16敗
21ー22シーズン 11勝11敗
20ー21シーズン 19勝8敗
19ー20シーズン 45勝14敗
意外とそうでもなかったわ。っていうか、本当に2人揃う機会が少ないね。今シーズンは36試合中31試合で2人が揃っているので、チームを作っていく過程が分断されてはいない。でも勝ててはいない。それくらいか。
ウエストブルック時代が一向にチームつくりが進まず、ADが復帰と離脱を繰り返す毎に戦術変更していく厳しさがありましたが、今シーズンはやりたいことを調整していくことは出来ています。そのうえで結果が出ないわけですが、ダービン・ハムがやりたいことと、フロントの補強が合わないというヴォーゲル時代と同じ現象が起きています。
ハム ディフェンス重視
フロント オフェンス重視
プリンスを除けば殆ど機能していない補強になっています。レディッシュがディフェンスで奮闘して救われてはいるものの、レディッシュに期待すべき能力ではないし、それ以上に3Pが決まっていないレディッシュなのでオフェンス面の問題もあります。
確率の高いロールプレイヤー不足
レディッシュだけでなく、EFGの高いタイプの選手を揃えられておらず、ここがレブロン中心のオフェンスにハマっていない面もあります。ディフェンス力か、確率論か。どららかでもポジティブな選手ならばいいのですが、八村のように中途半端に自分で仕掛ける能力も持っている選手を好むフロントです。
ということで、どういう選手を求めてトレードすべきかを考えていくわけですが、
「ディフェンスが良い」
「3Porゴール下でフィニッシュする選手」
どちらかを探します。でも、こんなのどこのチームも同じなので、いくらでも見つかるし、見つかったところでよい成績を残している選手を連れてくるのは難しいです。
また、ロールプレイヤータイプではなく、3人目の主役を交換する手段もあります。そこにはハムの采配における最大の問題点もみえます。
〇リーブスのオン/オフ
オフェンス 110.5/109.7
ディフェンス 114.8/107.4
レブロン&ADに次いでプレータイムが長いのはリーブス。ベンチスタートなのに長く使い、そのスタッツは酷いものです。特にディフェンスは「リーブスがいなければ一流」なので、リーブスのプレータイムが長いことは不思議でしかありません。ハムは一体なんのためにスターターから外したのか。
そんなわけで3人目の主役を連れてくるならば、リーブスよりちょっとだけディフェンスの良い選手を連れてくれば成立します。「ちょっとだけ」でいいと思えば気持ちも楽です。ラビーンというのは守れなくなるので悪い補強ではありますが、リーブスよりは守れるだろ、って意味では成立もします。
難しいのはリーブスはルーズボールやオフェンスリバウンドなど、50/50のシチュエーションでハッスルするので、シンプルなディフェンス力よりも役立っていること。狙いすぎてレーティング落ちているのかもしれないけどさ。
ディアンジェロくんはなかなか定着しませんね。
チームが成熟しないまま、持ち味を発揮しきれず、
トレードの駒にされるのをこのまま繰り返していくのでしょうか…