【ニックス】
OGアヌノビー
プレシャス・アチュワ
マラカイ・フリン
【ラプターズ】
RJバレット
イマニエル・クイックリー
2巡目指名権
大量の指名権を積まれても動かなかったラプターズが、ドラフト3位という得難い対価を提示されたからか、遂にアヌノビーのトレードを実行しました。双方に異なるメリットがあるとはいえ、ニックスにとってはややギャンブルな、ラプターズにとってはやや中途半端な動きでもあります。
とはいえ、プレーオフでの勝利に向けてディフェンス面の強化とオフェンスでの堅実性を向上させたニックスと、短期的展望から中期的展望へとシフトできるラプターズなので、双方の狙いがマッチしたトレードとみるのが自然です。
「動かないよりは動いた方が良い」のは間違いなく、ただそれがラプターズとニックスだから違和感があるみたいなね。どっちももったいぶるチームだっただけに、ここで合意したのってどういう理由なのか、どっちが折れたのか、気になるところではあります。
アヌノビー ↔ バレット
フリン ↔ クイックリー
アチュワ ↔ なし
ポジション的にはガードとウイングが交換され、ビッグが足りないニックスに1枚追加されました。ラプターズはビッグは余っているから問題なしかな。アチュワの使い方はセンターなのか、それともランドルの控えなのか微妙ですが、どっちにしても足りていなかったので需給としてニックスが満たされたのは間違いありません。
ただフリンってシボドー好みじゃないような。ほぼブロンソンがプレーし、ディヴィチェンゾあたりに控えをやらせてもOKなので、そこは重要ではないのでしょうね。クイックリーはかなり幅広いポジションの控えになっていましたが、グライムスやハートもいるので不可欠な要素ではなくなっていたか。
一巡目いらないからフリンとアチウワ引き受けて。の匂いがします。
そのくらい最近のアチウワは自信を失ってた感じでした。
2人ともニックスでNBAの生き残りを賭けて戦う事になりそうな気がします。OG、アチウワと仲の良かったバーンズは相当動揺しているらしいですよ。ビジネスと割り切るにはまだ若いのかも。
OGはショックですが、このままでは耐えられないところまで来ていたので、これはこれでよかったのかなと。
1巡目を貰うこともできましたが、ニックス側の方がサラリーが高かったので、クイックリーをつけてもらうためにはセットで動かす必要があっただけかもしれません。
いずれにしてもアチュワはニックスにとって重要に・・・なれるといーなー枠だと思います。
OGがカワイ化するのを願い続けてましたが、バーンズの台頭もあり。。
もっと主役になれる環境をと思います。
ニックスでどうなるかは楽しみです。ダメならFAだ。
一時期は主役に慣れそうでしたが、ケガしちゃうんですよね。
ディフェンスの強度を下げてほしくもないし、なかなか難しいです。
ニックスでの立ち位置はちょうど良さそうにも見えます