キングスvsキャブス

◎ガーランド

アレンがいない時のキャブスはモブリーのワンビッグでした。戻ってきたのでツービッグに変更されたわけですが、その分だけアウトサイドにスペースが生まれます。シューター陣を補強したのだからシューター用のセットが増えるのが普通だし、アウトサイドが空いて、スクリナーが増えたのだから・・・というのがキャブスだ。

アレンとモブリーがペイント近辺でパスを受けて外に展開するもカットされたり、苦しくてロブパスで逃げたり。オフボールスクリーンでストゥルースを空けたプレーが1回あったくらいで、あとは中から外への展開も上手くいかず、やっぱりガードアタックに戻っていくよ。

中が混んだのでジャンプシュート系が増えていき、そこにモブリーの合わせも入っていきます。この合わせはうまい。あとはニヤングがはいってくるとストレッチビッグとして3Pを打っていくのが形になっていました。うーん。

いずれにしてもキャブスはガーランドに何をさせたいのかが難しい。パサーの起点としてオフボールでの動きに合わせてパスを出すにはオフボールが足りないし、アタッキングからの展開をするにはアタック担当が多すぎる。何よりこの仕事ならドノバン・ミッチェルの代役に過ぎないし。

シューター仕事も出来るガーランドなので、シューター補強ではなく、もっとガーランド用のセットを増やす形でもよかった気もしてくるよ。アジリティならフォックスにだって負けないのに、早さが生かされているようには見えない・・・。

さて、そんなキャブスオフェンスでしたが、キングスディフェンスも通常営業。トランジションの連続、つまり打ち合いになるのを嫌がらないので、延々とオフェンシブな展開になりました。良い意味で点を取れているキャブス。悪い意味でハイペースのキャブス。そんな感じ。

同じことをしていたら連携に勝り、シューターが生かされているキングスに分がある。シューティングの差ともいうべき形で前半に3P52%のキングスが68-60でリードして終わります。

ちなみにキングスペースですが、フォックス不在ならこのペースで進んだ最後にクラッチで負ける可能性も高い。でも「フォックスがいるなら大丈夫」という心の余裕もありそう。みんな何も迷うことはないぞ。

キングスvsキャブス” への2件のフィードバック

  1. 王の有り難みに感謝感謝の試合でした。気になったのはドゥアルテの使い方が難しそうで、今日はドノバン対応させてましたがめっちゃファールするしエースをマンマークするには荷が重い印象でした。今年はダビオンの代わりにキーオンエリス君を使っていますが、必ずしもエースキラーの役割をさせてるわけでもなくどうしたいのか。とは言いつつ、長いシーズンなので色々試してみてほしいところです。

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