〇ルーキーシーズン
１８．１分
７．６点
ＦＧ５３．２％
３Ｐ０．２／０．８
４．１リバウンド
１．７アシスト
０．６ブロック
さて「ユーティリティ」といったものの、１年目のワトフォードはケガ人続出のチーム事情の中で控えセンターに近い扱いでした。サイズのないビッグマンという使われ方は、ただ単にケガ人事情から与えられた役割です。
〇エリア別アテンプト
ゴール下 １２５本
ペイント ９２本
ミドル １２本
コーナー １１本
他３Ｐ ２７本
１年目は殆どのアテンプトがペイント内になっており、インサイドのフィニッシュ役です。３Ｐ成功率が低かったこともあり、ストレッチタイプの小さいビッグではあったものの、それよりもスピードを生かしたフィニッシュが目立ちました。
これが２年目になると、同じ役割を与えられてインサイド役をこなしていましたが、今度はガード陣にケガ人が多く、気が付いたら控えのＳＧになっていました。マジでびっくりしたぜ。
〇２年目
１９．１分
７．４点
ＦＧ５６．0％
３Ｐ０．４／１．０
３．８リバウンド
２．１アシスト
０．２ブロック
２年目のシーズンはプレータイムが微増しましたが、平均得点やリバウンド、そしてブロックが減少しています。その一方でアシストと３Ｐが増加。これが正にチーム事情となっており、ガード起用が増えていました。ＴＳも６２％と非常に立派な決定力を示しています。
特に目立った変化はオフェンスリバウンドの減少で、１．２という優秀さから０．７へと落ちました。０本の試合は１年目は１７試合だったのが、２年目は３３試合あり、インサイド仕事が減っていました。
〇エリア別アテンプト
ゴール下 １４３本
ペイント １０７本
ミドル ９本
コーナー ８本
他３Ｐ ５６本
また、プレータイムが伸びたのでアテンプト全体が増えましたが、面白いのはミドルとコーナーは減っていることです。コーナー以外の３Ｐは倍増しており、３Ｐの割合は増えたけれど、いわゆるコーナーでのスポットシューターにはなっていません。
ブレイザーズの場合はシャープがコーナー担当をしており、コーナーの役割は重要なのですが、そこには配置されることなく、
「ガードかビッグ」という起用法
になっています。非常に珍しいタイプの使われ方です。選手としての特徴は異なるんだけど、なんだかケンリッチ・ウィリアムスを思い起こさせるよね。ケンリッチもＰＦだと思ってたらＳＧやってたし。
ルーキーシーズンのワトフォードは「サイズはないがスピードを生かしたビッグ」という認識でしたが、２年目になって「チームの穴を埋めてくれるユーティリティプレイヤー」という認識に改めました。それくらい違和感なくガード仕事を出来ています。ハンドラーではないけどね。
そう考えると、ワトフォードはドラフト外っぽく「与えられたポジションで奮闘する」だけだったように見えてきます。本当のワトフォードはどんな選手なのか。Wikipedia先生に聞いてみましょう。今だとBing検索でもいいのかな。
文中の前半でケンリッチやブルースブラウンを思い起こす選手だなと思い読み進めましたが、まさしくそうだったのですね。
ナゲッツとも思いましたが、サンズなんかにも必要そうな人材かと思いました。
そういう選手というか、そうなってきた選手なのが面白いです。
ケンリッチやブルースははじめからでしたが、ワトフォードはこれから便利屋になれそう！
ナゲッツ行ってほしかったですね〜。戦術理解度の不透明さはありますが、安く取れる分メリットの方が十分大きいですからね。。
ワトフォードの話ではありませんが、個人的にはキングスにユーティリティプレイヤーが1人欲しいなと常々思いまする。。(ディフェンスの貢献度も高ければなお嬉しい、、)
キングスはユーティリティ枠にダビオンやモンク置いてるので、どうしてもね。かといって、モンクを削るのはまだ早いし、チーム作りは難しい。
今回の補強もドゥアルテとベゼンコフでしたが、ユーティリティ欲しかったですね
ブレイザーズファンとしては涙ちょちょ切れてます。成長し続けてリーグに定着してほしいですね。
ここ２年のワトフォード見てるとまだ緩いというか、体が出来上がってない印象を受けます。
身体能力系ではないとはいえ、もう少し体ができれば、フェイダウェイやプルアップ、ディフェンス等に良い影響を与えると思いました。
何はともあれ頑張れワトフォード！
ディフェンスがもっとよくなれば使いやすいですよね。
ちゃんと伸びるかどうか、頑張れワトフォード