エバン・モブリー進化論

◎チームプレイヤー

モブリーは苦手なプレーがハッキリしており、それはサマーリーグで活躍できなかったことにも繋がります。なんせ個人技でのエース仕事では未だに酷い数字になっています。

〇アイソ     0.5点 FG31%
〇ポストアップ  1.4点 FG39%
〇スポットアップ 1.4点 FG27%

アイソはともかく、ポストアップ系統で弱さを発揮しており、スキルフルなイメージと異なり自分から仕掛けるプレーに課題が大きく、3Pだけでなく総合的にシュート力が厳しいです。こんなにジャンプシュートが入らんのか。

〇ジャンプシュート
2P38.9%
3P21.6%

しかし、モブリーは平均16.1点と稼ぎつつ、TSは59.1%もあります。ここまで決まらないジャンプシュートに反して、モブリーのシュート効率は高く、その殆どはコンビプレーからの得点になっています。

〇ロールマン  3.3点 FG58%
〇カットプレー 4.7点 FG73%

まぁこの手のプレーではFG成功率が高いのは普通なので、注目すべきはこの2つだけで8点と自分の得点の半分近くを占めていること。この他にフリースローと3P(キャッチ&シュート)で3.5点、セカンドチャンスが2.4点です。ちなみにフリースロー成功率は低いので、やっぱりシュート力に課題が大きすぎる。

〇FG成功
アシストあり 394
アシストなし 131

そんなモブリーなのでFGの殆どにアシストがついています。プットバックがなければ80%近いイメージ。バンケロの個人技エースムーブとは違い、モブリーは極めて優秀なチームプレイヤーでありつつ、個人のフィニッシュ力に課題がある選手といえます。

チームプレイヤーとしては完成度が高い
個人技レベルでは課題が多い

モブリーは細い身体ですが、その分だけ小回りが利き、コンビプレーを使ってインサイドをスピードで制します。ダンクが226本と異常に多く、そこにフックショットを絡めてディフェンスを避ける上手さが最大の特徴になっています。自分のマークマンに「守らせない」ことこそがモブリーの真骨頂ともいえる。

多分、モブリーがエースキャラをさせられていたら、全く持ってダメダメな若手として悩まされていたんだろうな。もしもガーランドがいなかったら、かなり恐ろしいことになっていたでしょう。ルーキーシーズンはマルカネンもいたし、弱点は他の選手が担ってくれていた気もします。

その一方でドノバン・ミッチェルも加わった中で、モブリーが中心的な役割を担えないことで損をしている部分もあります。これがツーガードのチーム構成と相性が悪い部分もあって、いろいろと考えなければいけません。

エバン・モブリー進化論” への1件のフィードバック

  1. ドラフト時にはバスト評価も多かった選手でしたね。
    偶発的なところもあるんでしょうがキャブズの「センターとして厳しいんだったらセンターとして起用しなければ良いじゃん?」みたいな起用方を最初に見た時は笑ってしまったしちゃんとそれに対応できるモブリーも面白いなと。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA