ゲーム4
ヒート2勝1敗で迎えるゲーム4。そろそろ両チームともに狙いがわかりやすくなってきたし、だからといって何かを変えるのも簡単ではない時期です。ニックスはグライムスをスタートに戻しましたが、それはバトラー対策なのかどうか、よくわからなかったです。
一方でオフェンスではvsアデバヨでアドバンテージを得たゲーム2に勝利したものの、以降はアデバヨに封じ込まれているランドル。ここが本日も1つのキーになってきます。
◎ランドル
20点
FG8/13
3アシスト
6ターンオーバー
御覧の通り、確率良く決めたランドルがゲーム2以来の20点オーバーになったことで、この試合は大きく離されることはなかったです。その内容はvsアデバヨで点を取ったのではなく、ストゥルース中心にほかの選手とのマッチアップ時が多く、ポジティブにいえばランドルを楽にするためにスクリナーが用意されたし、ネガティブに言えばさほど気にしていないヒートが次々にスイッチしていただけでした。
8本のFGのうちvsアデバヨは2つだけで、ともにフェイダウェイ系のシュートを決めました。ゲーム2はドライブで抜いていたことを考えると、そこからアデバヨが復活してドライブを守れるようになったわけですが理由はよくわからん。どっちかというと抜かれていたのが不思議だったしね。
それでもスイッチさせて意図的にランドルを楽にするシーンもあったのだから、ニックスとしては改善ポイントであり、ランドルはドライブアタックを繰り返しました。確率良く決めたんだし、改善したようにも見えますが、一方で6つのターンオーバーをしています。
特にカバーに来たラブが2つのチャージドローをしており、ランドルのドライブアタックは改善したようで、デメリットも出てしまいました。それだけヒートが狙っていた形ですが、メンタリティとしてもハマってしまっているようなランドルです。
ところでさ。ラブがランドルからチャージドローするし、ミッチェル・ロビンソンとのマッチアップでもしっかり守れていることを考えると、マジでキャブスは何してんだろうな。アレンに任せすぎなんだよ。
〇3P
バレット 3/5
グライムス 3/7
良いのか悪いのはか別にして、ランドルがドライブを増やした中で、バレットとグライムスは3Pをしっかりと決めました。バレットは継続事項ですが、ハートが不安定だったことを考えると、グライムスが決めたのは大きなゲーム4でした。
インサイドを攻めて、キックアウト3Pも決める。この点では劇的に改善したようなオフェンスです。だからといって得点が大きく伸びるわけじゃないのはニックスらしさですが、これまでよりは打開するポイントを作り出せたのだから、前向きに見ようぜ。
〇ベンチの3P 0/5
クイックリーが欠場したことで、ベンチからは実質的にハートとハーテンステインの2人だけでした。トッピンとマクブライドが5分ずつくらい。ベンチの得点は10点だけでした。
一方でヒートのベンチメンバーは32点です。ラウリー15点、ケイレブ10点とそれぞれニックスのベンチメンバー合計を上回っていたよ。それで8点差なのだから、このシリーズで何が起きているのか、わかりやすくなってきました。
ラブいい仕事してますよね。
タッチダウンパスも相変わらずうまく、いいアクセントになっている気がします。
ところで、ケビンラブのヒートでの使われ方はどう見てらっしゃいますか?
けが人多数でつかってみたらそこそこ輝いた、のか、
元々ある程度の役割をあたえるつもりだった、のでしょうか。