プレーオフ②ニックスvsヒート

◎元気な方がヒート

1Qからヒートのトランジションに対して、ニックスが戻れないシーンが頻繁に起こり、スタミナの差が出ていきました。ただし、これを外しまくるヒートという嫌がらせもあったので、点差にはつながらなかったけどね。

ヒートのオフェンスはキックアウトからエクストラパスを繋いでの3Pというシーンが増え、さらにアデバヨのインサイド合わせにスペースが出来ているなど、総じてパッシングで攻略していきました。それはニックスのローテが間に合わなくなっているからであり、試合開始から疲労がたまっているかのようでした。

そしてフリーになった3Pをラブが決めたり、決めなかったり。まぁいずれにしてもランドルがゆるゆるのディフェンスなので、ラブには自由がありました。その割には外しすぎなんだよな。マジでキャブスはこれをみて何考えてるかな。

今日のヒートは3Pの確率が非常に悪かったですが、シューターたちが好きに打っていました。なぜか簡単なシュートほど外すダンカン・ロビンソンを筆頭に、もっと決めることが出来ただろって感じですが、ゲーム4になって悲壮感がないというか「はいはい、打てますよ」くらいの感覚に見えました。後半になると決まらないから自重し始めたようにもみえたし。

〇3P
ストゥルース 4/10
ラブ     2/5
ビンセント  1/5
ラウリー   2/4
ダンカン   1/7

いずれにしても分業制の中で、打つのが仕事の選手たちがしっかり打てたゲーム4でした。でもチームの成功率33%だったのはシチュエーションを考えると極めて確率が悪かったです。それくらい追いついてなかったニックス。

〇ヒートのオフェンスリバウンド 13
〇ニックスのディフェンス 〃  27

そしてロングリバウンドが増えたこともあって、ヒートがリバウンドを支配しました。これで2試合続けてディフェンスリバウンド率が62%とニックスはリバウンドでぼろ負けしています。

せっかくオフェンスは改善ポイントを見つけたのに、ディフェンス面はズタボロ。トランジションに戻れない、ローテが遅くて外から打たれる、外れたシュートを回収できない。うん、なんだか疲れているように見えるよね。

バトラーとアデバヨは長いプレータイムで、その控えのハイスミスとゼラーは短めですが、そのほかのスターター3人とベンチ3人は20~30分の間でプレータイムシェアしているようなヒートの方が元気だよね。あぁ今日はストゥルースが好調だったので長く、ダンカンは11分半だけでしたが・・・それで7本も3P打ったのかよ。

もしもヒーローとオラディポがいたならば、ダンカンもハイスミスも出番がなく、スターターの時間が長くなりそうだったのに、何故かケガ人が出たことでバランスよくなったっていうヒート。層が厚いことを誉めるべきなのか、偶然の産物とみるべきなのか。

ただ、ゲーム4になって如実に両チームの元気度に差がでてきた印象です。特に1Qに差を感じてしまったのがニックスにとって厳しいところ。試合が進むと気持ちが体を突き動かし始めたけど、ローテーションとかリバウンドの反応には大きな差があったようにみえたのでした。

プレーオフ②ニックスvsヒート” への1件のフィードバック

  1. ラブいい仕事してますよね。
    タッチダウンパスも相変わらずうまく、いいアクセントになっている気がします。

    ところで、ケビンラブのヒートでの使われ方はどう見てらっしゃいますか?
    けが人多数でつかってみたらそこそこ輝いた、のか、
    元々ある程度の役割をあたえるつもりだった、のでしょうか。

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