チーム・アントマン

◎ピンチはチャンスだ

アントマンが素晴らしいゲームメイクをするのは想像できませんが、判断を求められるシーンが増えたことは成長するチャンスでもあります。今回のトレードはチームとしての戦力ダウンしたけど、アントマンが成長することで乗り越えるかのようなトレードになりました。

それは試合に出れる選手が10人いるとでも勘違いしているような補強をしているチームに比べると「わかりやすさ」をもたらしたし、来シーズン以降へと続くチームつくりになってきます。リバースじゃなくてNAWが起用されていることも含めて、将来性があるよね。でもゴベアを取った理由が『WIN NOW』のはずなんだけどさ。

34勝32敗のウルブズは、これから8試合はイーストの強豪との試合が続きます。それが終わるとウォリアーズ、キングス、サンズとプレーオフのライバルとの対戦です。

この11試合を4勝7敗くらいで乗り切り、その間にチームとしての戦い方を定めることが出来ると38勝39敗で残り5試合になるのですが、この最後の5試合が

レイカーズ、ブレイザーズ、ネッツ、スパーズ、ペリカンズ

というカードなので、成果を試しやすい相手であり、プレーインを目指しているライバルを叩きつぶせばよいだけって感じです。最後に5連勝して43勝39敗が今シーズンの目標でしょうか。同時に6位のラインがこれくらいになりそうでもあります。あとは他のチームの結果を待つだけだ。

そんなアントマンに何をしてほしいかというと、「正しい判断をする」ことをベースにしながらも、時に「とんでもない活躍」をすることです。強引に、ムリヤリ、理不尽に試合を自分のものにしてしまうこと。今まではワガママにプレーする自由はなかったけど、今はもうアントマンのチームなのだから、自分が正しいと思ったらワガママにやれ。

2年前はトレ・ヤングがチームをプレーオフに導くワガママさを発揮しましたが、ドンチッチやモラントなんかもチームを躍進させており、3年目っていうのは、そういう時期な気もしてきます。

来シーズンにタウンズが戻ってくるかどうかは知らないけれど、今シーズンのウルブズはアントマンのものです。どれだけの試合を「自分で決める」ことが出来るのか。そのための準備は整っているシーズン終盤です。

 

チーム・アントマン” への2件のフィードバック

  1. ディフェンスも頑張るし試合休まないですし、エドワーズは本当に気持ちいい選手ですね
    コービが生きていたらどんなに可愛がられたことか、、

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