森保と広島と三河と福岡対決と

雑談です。

今日はウルブズとホーネッツをみましたが、ウルブズはまぁ、従来通りなので置いといて、ホーネッツはまだ1試合なので次回に回しましょう。という状況の中、もう1試合を見る予定でしたが、Bリーグと高校バスケを見たので雑談します。

ついでにサッカーW杯のドイツ戦についても、少しだけ触れましょう。ここの話から。

◎戦略とは勇気だ

ドイツに見事な勝利をあげた森保ジャパンですが、森保って気の毒なくらいディスられ続けてきたよね。「戦術がない」なんていう指摘がありますが、戦術があるかどうかは知りません。なんせ管理人はNBAを見るのに忙しくて、現代のグローバルスタンダードを知らないので。

ホーバスだってグローバルスタンダードでいえば「戦術とは言えないレベルの戦術」であり、そこから何を足すのかが重要なのですが(ホーバスが足してないという意味ではなく)、極めて普通のことをやって評価されるのって違和感じゃん。

今の森保がアンチ現代サッカーなのか、現代戦術を打ち破るためのアンサーとしてのアンチ戦術なのか、全く分からないのでね。

ただ、今の代表って全体合流1日で試合(予選)だったりと、日程的にヤバいので、戦術作るのって難しいよね。ユーロ組は地理的制限が大きいし、かといって育成時代からのジャパンスタイルもないでしょ。

だから批判する人たちに聞きたいのは「お前ら、1~2日で戦術作れるの?」「日本の選手って、1~2日で戦術変更できるの?」ってことかな。まぁこれはどうでも良くて『あまりにも不人気な森保』と『あまりにも人気なホーバス』ってのが面白く見ています。森保だってオリンピックでベスト4なんだぞ。

そこでW杯本番でドイツに勝利でした。お見事なアンサーをした森保。しかも、HCの勇気がもたらした明確な采配の冥利だったもんね。

細かいことは専門家に聞いてもらうとして、概論として個人的な感想を書きましょう。森保の評価についてのツッコミはなしよ。おいらもホーバスジャパンの戦術分析を上梓しようかな。

前半からドイツに圧倒されていた日本ですが、特に両サイドラインまで幅広くスペースを使いながら、長短織り交ぜたパスで日本のプレッシングを無効化するどころか、広大なスペースの中でフリーになる選手へと次々にパスを通していくのは見事でした。

両サイドからの長いパスに振り回され、日本のディフェンスは文字通りの右往左往。序盤こそカウンターがあったものの、次第にボール奪取のポイントも設定できなくなっていき、防戦一方でした。

3-0でも良かった前半が1-0だったのは奇跡でしたが、その1失点も権田の焦ったようなファールなので、実質的にドイツは1点も取れなかったに近かったのは、壮大な「フリ」になりました。

負けているにもかかわらず、オフェンシブな久保をセンターバックの富安と交代させたのは、森保の英断でした。いや、英断というか勇気でした。

①負けているのに守備対応の一手
②ドイツが更に押し込める布陣へ変更

両サイドをワイドに使ってくるドイツに手も足も出なかったので、3-4ー3というか、5-2-3みたいな形で両ウイングバックが明確に守備に回ることになったわけですが、案の定、後半もドイツの猛攻にさらされます。

人数こそ足りたけど、人数が足りても1on1で負けるじゃん。突破されるじゃん。ドイツはシュートを打ちまくりましたが、権田のスーパーセーブ連発+枠外シュート連発で何故か追加点が入りませんでした。

前半は3-0で良かったし、後半開始15分くらいで5-0でも良かった展開でしたが、何故か延々と1-0だったことを「森保の計算通り」はムチャがあります。

でも、「ギリギリまでドイツを引き付けた」という点では、5バック気味にして押し込まれまくる形から、日本はカウンターでの得点チャンスが生まれ始めました。

ドイツに負けても恥じゃないならば、リスクをとっても勝つことだけ考えよう

そんな采配にも見えました。もしも日本がブラジル代表ならば許されなかった交代策な気がしますが、チャレンジャーなので、思いっきりチャレンジした印象です。

思いっきりドイツに押し込まれ、それをギリギリで回避していく形でドイツを引き込み、カウンターを発動する。というか、なんでドイツは勝っているのに引き込まれてきたのかも謎なので、ドイツの采配が悪かったのも事実だったりするけどね。

そこから両ウイングバックとトップを交代し、浅野、堂安、三苫、南野と次々に交代カードを切って、本来のポジションじゃねーだろみたいな配置を繰り返して、アンストラクチャーを作りまくったことで逆転が生み出されました。まぁ浅野の得点もドイツの対応が悪かったわけだし、何が起こるかわからん。

ってことで、個人的に思ったのは「勇気のある采配だった」ということ。ハーフタイムの交代は思いっきり守備的なドイツ対応だったのに、それをエサにしてドイツを引き付け、次々にアンストラクチャーを作る交代で混乱させていったわけだ。お見事。

長くなったけど、内容はどうでもいいんです。サッカーブログじゃないし、そもそも管理人はブログ書きながら試合を見ていたので、ちゃんと見てないし。言いたかったのは「勇気」が大事ってこと。

5-0になるリスクを大いに負いながら逆転したのは、愚か者にも英雄にもなれる采配でした。ドイツが得点していたら愚か者になっただけで終わったはず。みんなで楽しく森保ディスりが行われたはずだ。それをドイツが外しまくったから「森保さん、ゴメンナサイ」とか言ってるヤツは初めから批判すんなよ。

さて、これをバスケにして考えるのが当ブログのやることです。Bリーグの感想と含めて触れていきましょう。

リスクなしでは勝てなくなってきた ⇒

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