2022/11/6
注目のジャズが初登場です。土日にジャズについて書こうと思ったのにマンガを読んでしまいました。スターが抜けてプレーシェアが進み、かつサラリーバランスの関係で実力者が並んでいると、えてして良い結果を得られることがあります。
ポール・ジョージが抜けたペイサ―ズとか、ポール・ジョージが抜けたサンダーとかさ。ってことで、どっちもポール・ジョージじゃねーか。クリス・ポールが抜けたクリッパーズっていう例もあったね。という因縁?
特にジャズの場合はシュート力のある選手を集めたので、シュートが決まればアップセットを起こしやすいです。だから開幕から勝っても、そんなに驚かないのですが、若手優先の起用をせず、コンリー、クラークソン、オニリクをスターターに並べているのは予想外だよね。
そしてこんなに続くってのも驚きです。10試合くらいでバテるもんですが、(まだ10試合じゃないけど)さすがにグリズリーズまで倒すんだから凄いわ。
だから、どんなに素晴らしいのかと思って始まるゲームですが、好調のチームらしく得点を奪っては行くものの
クラークソンのタフ3P
オリニクの強引なドライブ
コンリーのミドル
マルカネンのタフ3P
という流れなので、ぶっちゃけ何も素晴らしくはない。シュートが決まっているだけじゃん。
5人が大きく広がってスペースを保っていますが、それは珍しくもなんともない。特定の突破エースがいないので、ボールを動かしており、スペーシングをより有効に使えているのは間違いなく、ここは良いよね。ただ、そこからの突破そのものに何かしら特殊要因があるかっていうと、とりあえずシュートが決まっただけの立ち上がりです。
タイムアウトからオリニクとマルカネンがポスト役になってハンドオフを繰り返すオフェンスになったのは、このロスターらしい特徴でした。ボグダノビッチには出来ないね。でも、やっぱりボールを回して1on1になり、突破できなかったので24秒オーバー。
スペーシングしているからゴール下に飛び込んだマルカネンにはセクストンの下手パスでスティールされます。パスは回しているけど、パスが上手いわけじゃないっていうね。
ということで、オフェンスが止まり始めます。特にセクストンがね・・・いや、単純にシュートが決まらないだけなのですが、決まらないとどうするべきかっていう指針が足りていないので、そりゃあ困るよね。シュートが決まれば何も問題はない。つまりシュート下手が混じるのはマズいっていうオフェンスです。
これでクリッパーズが逆転します。ポール・ジョージが連発した以外は、これといってラッシュしたわけではないのですが、ウォールとズバッツのツーメンゲームも決まって、順当に逆転さ。
しかしラストプレーでクラークソンが通常営業の個人技からのジャンプシュートを決めて同点で1Qが終わります。オフェンスを見るとこれといってさ。
ただし、なんとファールを1つしかしませんでした。これだけイリーガルスクリーンに厳しい中でファールが少ないってのは、それだけターンオーバーを抑えてくれます。守ってもファールで止まらないのでシューターにはリズムが切れなくて良いのかもね。そして連続プレーってことはエースキャラは疲れそうだ。ジャズにはエースがいない。
ちなみにジャズはファールが多いチームです。1Qのファール数は奇跡だな。
開幕から割とシュートが入れば強い、という感じのジャズだったので落ち始めてからどうなるかですね
対策は特に無さげな気もしますが…
シュートがなぜか決まる器用なオリニク
パスも出せ能力の高さを示すルーキーケスラー
1試合に1本は3pを決めてくるハッスル担当ヴァンダービルト
おいアズブーキー!席がなくなるぞ!