2022/11/3
初登場のナゲッツです。マレーとMPJが戻ってきたけど、2人にやらせるよりも全部ヨキッチにやらせた方が確率が高い疑惑もあります。マレーに関してはブランクも長いし、時間が必要でしょうね。
しかし、試合は「ブランク」では許されないレベルでのキャッチミス連発で始まるナゲッツです。自分で拾いなおすからターンオーバーにはならないけど、頻繁にミスしています。
マレーはキャッチミスだけでなく、SGAの正面でドリブルを突いてスティール速攻を食らい、ダブルクラッチのリバースレイアップに行こうとしたら飛距離が足りなくてリングの下にボールをぶつけていました。
なんでこんなにミスが起こるのか?
1つの理由はナゲッツらしくないほどのハイペースでした。ビックリするくらいトランジションを仕掛けるじゃん。走って、走って、走って、走る。17年くらいのナゲッツっぽいバスケに戻っています。
ひょっとするとウォリアーズに「ハイレベルな高校バスケ」を仕掛けられ、ヨキッチは止められなくても負けた経験から、今年のテーマにしているのかもしれません。
〇ペース 97.78 ⇒ 101.31
〇速攻 13.5 ⇒ 17.1
んー、どうやらその傾向は強い様子です。
ナゲッツが走りすぎるとヨキッチのスピード問題が出てきてしまいます。ただ、ヨキッチを除けば走るメリットがある選手は揃って・・・いる気もしますが、ショート力がないと意味がないのもトランジションです。
ちなみにサンダーはシュート力がないけど走りまくってスタミナを奪うヘンテコチームです。ある意味で、両者の思惑が合致したことでハイペースになっているのでしょう。
11-0と飛び出したナゲッツですが、トランジションマックスなので、サンダーにも走られて簡単に追い上げられます。サンダーが走ると、ほぼほぼ3Pがフリーで打てます。打てるけど、それよりドライブしたいであろうサンダー。これウォリアーズ相手にやるのは怖いな。
それでもベンチからブルース・ブラウンが出てきて、ジェフ・グリーンのようなスモールなビッグ、ルーキーのクリスチャン・ブラウンと走るチームに適した選手が登場し、ブルースのキックアウトからMPJの3Pがヒットするなど、1Qの終わりにはリードを広げていました。
ザ・トランジションチームの典型的な試合運びとなりましたが、マレーだけはスピンムーブしたけどディフェンスが全く動かずにブロックされるなど、得意のサーカスショットは鳴りを潜め、ブザービーター3Pを打ち切れずにトラベリング。
42-29と大きく飛び出したものの、この戦い方ってリスクの方が目立つ戦い方に見えた1Qでした。
サンダーの次のステップってなんでしょう?
このままストロングスタイル継続なのか、戦術的に大きな変更をしていくのか、、、
アンチ現代なこのスタイルで勝っていくところも見てみたい気持ちもありますが笑
違う事やってインテリジェンスを成長させるのは大事ですね。
というか、このままだとギディの弱みばかりが目立ってしまい、そこが成長しないとどうにもならないっす。
だからギディのパス能力をどうやって生かす(シュート能力を隠す)のかっていう方向かと
今日のDET戦もギディの弱みが出た形でした。間違いなくセンスもあれば、バスケは上手いですが、それがNBAで通用するかとは直結しないのがギディ的には厳しそうですね。個人的には、自分で決め切る力をつけることが最優先事項だと考えているのですが、どうお考えですか?