◎4ウイングと4ガード
レナードだけでなくウォールも出てきてビッグ3のクリッパーズ。3人ともオフェンス以上にディフェンスが強みなのがスゴイ。ケガから復帰以降、ディフェンスを図りにくいウォールですが、ブッカー相手に平面の強みを発揮して止めるなど、なかなか存在感を発揮しています。
そのウォールがまたも高速コーストtoコーストで速攻を決め、さらにもう1回アタックしますが、レイアップをミス。まぁこれもウォールあるある。そんなことでクレームするなら、ウォールをロスターに加えない方がいいぜ。
今度はウォールがポストのレナードにパスを通し、エイトンのファール。これで4つ目になってベンチに下がります。モンティに怒られているかな?
流れを作れそうなクリッパーズはズバッツを下げて4ウイング+ウォールにします。今シーズン注目の形ですが、特にこれと言って何も起きませんでした。サンズはウォールをフリーにしておく作戦なので、展開しても最後はウォールの3PならOKって感じ。ドライブレイアップを決めるウォールですが3P外すので、15点差からなかなか動かず。
これをコビントンが3Pで打開したものの、ランドールがゴール下のポジション取りでポール・ジョージに勝って&ワン。昨日の40点で疲れているように見えるのですが、レナードを先に休ませる必要があるのでプレーし続けます。ウォールを下げてケナードやレジーが出てきた。3P打ちやすいぞ。
しかし、ランドール相手にドライブを仕掛けたレジーがブロックされると、そのランドールがコーナーでフリーになって3Pをヒット。ってことで、ランドールにやられてしまった3Q中盤。交代策としては変な形ではなかったんだけど、完全に裏目に出てしまったティロン・ルーでした。なかなか一桁点差に出来ないよ。
プルアップ3Pで10点差にした残り2分半。サンズがタイムアウトをコールし、そこからブッカーのドライブが決まると、今度はペイン、リー、ブッカー、ミカル、クレイグと4ガード1ウイングというラインナップにします。マジか。相手にビッグマンがいないなら、こっちもこれで十分ってことか。なおさらクラウダーが欲しくなるけど。
ラインナップが噛み合ったことで、ミスマッチが作りにくく、ここまら延々と守りあいになりました。サンズのタイムアウト以降、ブッカーのドライブ1つしか決まらず、そのまま3Qが終わったとさ。ここのラインナップ勝負はなかなか面白かったですが、クリッパーズがウイングを並べたメリットを殆ど生かせなかったのがポイントでした。他のチームもやるかな?