さてデッドラインです。YouTubeでライブ配信もしたけど、いくつか気になるトレードについて触れておきましょう。もうメンドクサイので、サラリーダンプのトレードは無視します。
【ブレイザーズ】
イングルス、2順目指名権
【ジャズ】
NAW、フアンチョ
【スパーズ】
サトランスキー、2巡目指名権
徹底してオフのサラリーキャップを求めているブレイザーズ。イングルスの契約は今シーズン限りで、ケガで試合に出ないので、これでまた整理をしたわけだ。スパーズはサトランスキーを手に入れたけど、フアンチョを手放しており、どうにもガードばかり集めている・・・のではなく、指名権をチョイスですね。
ジャズはPGの控え(イングルス)がいないのでNAWを補強です。サトランスキーという手もあったわけですが・・・そっちの方が良かった気がするけど・・・将来も含めてディフェンス力のあるNAWです。プラスしてウイングにシュータービッグのフアンチョってのは、一応の補強としては合っている。急にだぼついた感もあるけど。
そんなわけで3チームの思惑が一致したわけだ、ジャズは勝ちに行く。他はオフに備える。
【スパーズ】
ドラギッチ、1巡目指名権
【ラプターズ】
サディアス・ヤング
そしてスパーズはムリそうだった1巡目指名権のゲットに成功しました。これをシーズン前にやっていればねぇ。ラプターズにしては珍しく指名権の放出であり、そこまでして今シーズン限りのヤングが欲しいとわね。
ビッグマンを多く揃えているけど、どれもビチっと来ていないので、アヌノビー、バーンズ、シアカムを並べるスターターのラプターズなので、ヤングは適切な補強。でも、どれだけ働けるのか、プレーを見ていないからわからん。こちらもプレーオフに備えた動きであり、再契約も目指すんだろうね。渡邊のオフはブレイザーズにでも行くか。
そしてドラギッチはバイアウト予定だそう。マブス、クリッパーズ、バックス、ブルズあたりが狙っているとか。ヒートって話もゼロではないか。
【スパーズ】
ジョシュ・リチャードソン、ラングフォード、1巡目指名権
【セルティックス】
ホワイト
サラリーダンプしているセルティックスですが、ここでPGホワイトを手に入れました。これはテイタム&ブラウンのチームに合っています。同時にシュルーダーの放出するのかなと想像させるトレーでもありました。
そしてスパーズはラングフォードと指名権ゲット。スパーズらしくない積極的な動きで的確に集めていきます。Jリッチはまぁ・・・。ただ今年のドラフトで3つも指名権持っていても困るので、どうにかしてトレードアップしたいよねぇ。
【セルティックス】
タイス
【ロケッツ】
シュルーダー
フリーダム →バイアウト
フェルナンド →バイアウト
セルツはサラリーダンプだけでなく、タイスを出戻りさせました。ホーフォード、フリーダムに次いでビッグマンを戻したがるブラッド・スティーブンス。まぁフリーダムは放出したけどさ。
ロケッツは早速バイアウトしたのですが、シュルーダーもバイアウトだよね。バイアウト市場を賑わせることになるのか。そしてウォールはプレーする気がないのか。
【キングス】
ディヴィチェンゾ、ライルズ、ジョシュ・ジャクソン
【バックス】
イバカ、2巡目指名権×2
【クリッパーズ】
フッド、オジェレイ
【ピストンズ】
バグリー
あーこれは良いトレードですね。
バックスはバイアウト市場に向けたロスター枠を空けました。ディヴィチェンゾと再契約するのが難しいという考えもあるかもしれません。戦力的には勿体ないのですが、ビッグマン不足な面もあるのでイバカを加えて、あとは誰かが出てくることを信じる。さぁこいドラギッチってことです。
クリッパーズは謎は謎。コビントンとパウエルを手に入れたこともあって、どんどんマイクロボールに近づいています。ガードだらけだった反省なのか、ウイングを集めまくっている。ちょっと面白いですが、どっちにしても勝負のシーズンではないので気にしても仕方がないか。
キングスはサボニス手に入れたけど、それにあった選手が足りなかったわけですが、ディヴィチェンゾとライルズは面白い。ジョシュ・ジャクソンもディフェンス中心に働くので、これは随分とプラスに見える動きでした。特にディヴィチェンゾはヒールドとハリバートンが抜けたポジションにすっぽり当てはまるし、オフボールで働けるからサボニス向き。ボグダノビッチの破断で手に入れられなかったのを2年越しでゲットだぜ。
そしてピストンズ。何回も触れていますがスチュワートでは物足りないのと、タイプ的にもストレッチにならないので難しかったので、バグリーゲットは朗報です。最近はライルズが活躍していましたが、放出は勿体なかったな。バグリーにとっては、万能という特徴が必要とされるチームスタイルなので、これで結果を残せなかったら自分が悪いということです。活躍するのかどうかは本人の頑張り次第だけど、前を向けるピストンズの動きでした。
ってことで、なんだか良いトレード。それぞれの思惑が見えるわけで、クリッパーズは乗っかっただけなので恩恵は小さそうだけど、まぁ仕方がない。イバカは働けずに終わったなぁ。
【シクサーズ】
ハーデン、ミルサップ
【ネッツ】
シモンズ、セス、ドラモンド、1巡目指名権×2
そして本日の主役が動きました。デュラントのケガがなければハーデンを動かすことはなかった気がしますが、オフにFAになる可能性をもっており、リスクを含めてトレードに踏み切ったという感じのネッツ。ちゃんと指名権は回収した。
一方のシクサーズは、これまでシモンズの対価を求めすぎていた動きから一転して、ハーデンに大サービスしたわけですが、フロント(モーロー)が考えていたのは「スーパースターは何物にも代えがたい」ということでした。その点でハーデンを取るために多少無理してでも行く気持ちは理解できる。
サイブルとマキシーをセットにしなかったこともあり、指名権とドラモンドくらいはサービスなんだろうね。逆にネッツはドラモンドを手に入れたことで懸念のインサイド補強も出来ました。もっともナッシュが好きなタイプかは微妙。でもセスとのコンビもあるし、ベンチの補強にはなるので、良い感じです。ブルックリン・ピストンズになっているけどさ。
【ペイサーズ】
ジェイレン・スミス、2順目指名権
【サンズ】
クレイグ
2年連続でシーズン途中にクレイグ補強するサンズ。ちゃんと対価を得ているペイサーズ。ジェイレン・スミスはビヨンボ獲得により不要になった感もあるし、来年の契約はないのでサヨウナラ。ペイサーズ側も使えるなら再契約するし、ダメならダメで指名権を得ているし。
【サンズ】
アーロン・ホリデー
続いてサンズはウィザーズからホリデー3男をゲット。ペイサーズからの補強感が強いぜ。対価はキャッシュかな。なんでホリデーが必要なのか、よくわからんのですが、ウィザーズ側が放出したかった空気もあります。
そして、主役だと思われていたハーデン&シモンズから、デッドラインの主役はウィザーズに移っていきます。びっくりだぜ。
【ホーネッツ】
ハレル
【ウィザーズ】
イシュ、ケリー
ハレルを処理しました。処理です。特になんとも思わないトレードが続いたウィザーズ。
ホーネッツはインサイドの不安定さに悩んでおり、プラムリーしかいない状態だったので、走れるハレルはチームカラーにも合いそう。ディフェンス問題は解決しない気がするけど、オフェンスのチームだしな。
【マブス】
ディンウィディ
ベルタンス
【ウィザーズ】
ポルジンギス
はぁぁぁぁあああああ????
誰もが拒否するベルタンス。アブディヤと1巡目指名権付きじゃないと処理できないと思われていたのですが・・・
さらに大ケガあけでサラリーが見合っていないディンウィディというウィザーズの誇る2大不良債権が何故かポルジンギスに変わりました。もうわけがわかりません。
ケガの多いポルジンギスですが、今シーズンのパフォーマンスは良かっただけに謎過ぎます。トレードすることは理解できても、2大不良債権と交換する意味は何なのでしょうか。
ディンウィディが来年まで+再来年が部分保証、ベルタンスが再来年まで+翌年が部分保証なので、長期的にキャップを使ってしまいました。ブロンソンの再契約に向けて意味のある動きってこともなく、謎は深まるばかり。よっぽどポルジンギスの状態が酷く、どこも引き取らないレベルだったのか。
そんな状況じゃなければウィザーズは大勝利。なお、八村の出番は消えそう。渡邊もそうだし、両日本人にとっては難しいデッドラインになりました。
◎激しかったね
ウエストブルックやジェレミは動かずに終わったものの、最後に爆弾が待っていたデッドライン。サボニスから続くキングスの動きがスマートでしたが、それを全てかき消してしまった。マブスはこれで上昇する要素があるのだろうか。まぁ試合に出ないよりは出る選手の方がマシか。
来年以降を見据えているチームもあれば、今シーズンの勝利を求めるチームもあり、目的が違うからにゃんとも言えないけど、ここからプレーオフに向けて、どんな変動するんだろうね。シクサーズは優勝の可能性が高まったけど、ライバル同士のトレードだから直接対決して結果がみてみたいね。
そしてデッドラインからバイアウトへと向かっていきます。レイカーズやバックスはそこに勝負をかけている感じ。誰が出てきて、誰を取るのかな。
近ごろはミカルのPTが40分超えになる試合が増えてきてて、クレイグが戻ってくれたのは本当にありがたいです。
攻守に走りまくるフォワード枠をほぼミカル、クラウダー、キャムジョンの3人で回す状況は怪我が怖すぎてもう…
お疲れ様でした。
シクサーズのバスケにハーデンがフィットする未来が見えません。
エンビの負担軽減もあるんでしょうけど、マキシーとハーデン並べるんですかね……絶対合わないと思う……ならまだセスを残した方が……
エンビのことを思えば、こんな意見吹き飛ばすくらい上手くいってほしいんですけど。
ポルジンギスは見えてる地雷なのか果たして…
お疲れ様でした!
すごいTDLでした。。。
ハーデンとエンビはただただ単純に楽しみです!
ラプターズとスパーズのはラプターズにHOUの2巡目がついてたと思います。実質1巡目みたいなもんって感覚じゃないかと思います。
お疲れ様です。
配信も楽しかったです。
ポルジンギスは去年比よりよくなっているとはいえ、キッドがクラッチタイムで使わない試合も結構あったので、マブスフロントはこちらの想像よりも遥かに放出したかったんですかねえ。
まあ、ポルジンギスも不良債権だと思いますが、ベルタンスまで引き取らんでも…
スコットブルックスみたいに起用法が無茶苦茶でなければベルタンスも使い道あると思うので、今年の戦力だけでみたらプラスなのかもって思うようにしています。
ただ、ドンチッチ、ディンウィディ、ハーダウェイを抱えることになるのでブロンソンは今年で諦めなんですかね。寂しい。
SASからTORへはHOUではなくDETの22年2巡目ですね
最後の最後でハーデン(BKN)とシモンズ(PHI)の大物通しのトレードが実現しましたね😊
マブスとウィザーズのトレードは衝撃的でしたね!
てかウィザーズがまさかのムーブで驚きの連続。
いつも思うんですけど、このギリギリのタイミングで動いたチームって、選手はどう合わせてモチベーション持ってくんでしょうね(^^;
ディンウィディーはシーズン開幕当初はいいプレーしてました。そこから、ウィザーズのチームカルチャーと合わず失速。
ベルターンスはそもそも、ウィザーズには彼を上手く使えなかっただけだと感じています。
ポルジンギスの健康に賭けるのと、2人の復活に賭けるのとどちらかを天秤にかけて、後者を選択したのかなーと。
というかマブスは、ここ最近ポルジンギスがいないチームでも勝ててましたし自信はあるんでしょうね。
それよりもウィザーズにポルジンギスは必要なのかという想いの方が強いです…
マブスとウィザーズのトレードですが、マブスファンとしてはポルの稼働率低いし放出はわかる。ただ見返りがコレなの?て感じなんですよね…
ドラ1や八村もついてればまだ納得できるけど…