ゲーム7
なんとなく個人的には決着がついているシリーズで「戦略的にはホークスが上」とわかっているのですが、かといって「戦略を完遂する能力は微妙」なので、どっちが勝つかはわかりません。まぁホークスは発展途上だからそれでいいんだけどね。
◎ゲーム7
しかし、コリンズのフローターで始まると、ハーターが連続で決め、まずはしっかりと決めきる若手。ただ、ヤングが例によってフローターを決めきれず、ステップバックもミスします。カペラへのアリウープは成功。
エンビードのミドルは決まるも、もう手を出さないカペラ。ミドルでやられている分にはセカンドチャンスもないので、勝ち切れるはずってね。ただ、ロングリバウンドを抑えたシモンズが見事なキックアウトでコルクマズの3Pをアシストし、こちらもそんなに上手くはいきません。
とにかくお互いにピック&ロールに弱く、ショーディフェンスが出来ないのですが、それを利用して「決めきる」のはセスの方が能力が高いってのがポイント。そして球際がシモンズの方が強いのもポイント。シモンズが輝いているとシクサーズが優位に働いていきます。
互角のスタートでしたが、セスがファールで下がってシクサーズは苦しそうになります。ところが、ホークスはハーターが決める続けたけどガリナリが連続で打った瞬間に外れているシュートを打ってしまい、安定していたベテランでストップしてしまいました。「エリミネイトゲーム」で強いかって大事だけど、そもそも経験している方がレアだからなぁ。
シクサーズは7分半でエンビードを下げます。ということは、セカンドユニットに混ぜる算段なのか。それともスタミナ温存なのか。ゲーム7で大胆に采配を振るってきたリバース。ゲーム6でオコングに暴れられたので気にしているのかもしれません。
そんなこともあってホークスは少し早めにオコング投入。カペラは休ませておこう。ってところで残り2分になってエンビードを戻します。うーん、よくわからんぞリバース。でも、「わからん」ってのはゲーム7になって突然ってだけで、考え方はシンプルなんだろうな。でも、カペラも戻されます。ファールドローしたエンビードだけどフリースローは2本ミス。
序盤は得点が続いたけれど、後半になって落ち着き始めた1Qでしたが、そこからトバイアスがラッシュ。ハーターとコリンズは決め返すけど、ガリナリとヤングが外すっていう、ちょっと意外な展開でした。ヤングはFG5本全部ミス。
残り30秒で何も触れていないカペラがファールコールされます。ちょっと酷いな。エンビードもファールドローに行ったわけじゃないんだけど。これでシクサーズが1点リード。ホークスはフリーになったヤングがミドルを打つけど、これもミスし、最後はオコング相手に押し込んだエンビードでした。
ってことで、意味があったのかどうかわからないけど、エンビードのローテを変えたことは成功したシクサーズが3点リードの1Q。「休ませて」「セカンドユニットに当てる」の両方だったのかもね。
◎個人で頑張ろう
2Qになってスティールしたルーが速攻に行くとマキシーのファール。これもファールか怪しかったけど、さっきのコールが効いたのかな。ガリナリが相変わらず唐変木だったけど、オコングがオフェンスリバウンドを頑張ると、再びガリナリで3Pを決め逆転します。
シクサーズはやっぱりエンビードが混ざり、そこにシモンズも戻ってきたので、セカンドユニットの弱さを補うのではなく、この時間帯に勝ちに行く采配です。ところがエンビードがディフェンスリバウンドから謎のパスでホークスにプレゼントし、またガリナリの3P。ハーフコートでもマキシーがリバースにパス。自滅。
もうセスも戻して焦っている気もするリバース。なんだけど、そうじゃなくてヒルが&ワンっていう面白さ。さすがにホークスはインサイドを攻めこめないので、いつまでもオフェンスが続くわけじゃないし、落ち着きをもたらすヒルの大きな1本でした。いつもは空気のオフェンスなんだけど。
ここらでホークスはヤングとコリンズが戻ります。カペラはファールがあるので戻りません。するとヤングが初めてのFGを3Pでヒット。ホークスからすると元気なわけだし、離したい時間帯です。でも2本目はミス。ちょっとシュートミスが目立っているゲーム6からのヤング。
さらにドライブをセスに奪い取られます。もうヤングは読み切られてもいる。ここからトランジションに行って3Pを打つセスですが、ゴール下でエンビードがオフェンスファール。「ノーチャージエリアだ」とアピールしていますが、ボール持っていないしチャージングじゃないし。
今度はトランジションに行くシモンズをファールで止めるガリナリ。でもコールされない。パスを受けたエンビードをファールで止めるボグダノビッチ。でもコールされないでエンビードがダンク。ウケる。ホークスがタイムアウトをとると、エンビードがファールコールがないことに怒ってテクニカル・・・じゃなくて何故かヤングがテクニカル。何が起こっているのか説明してよ。
さて、シクサーズはスターターに戻り、互角の展開になっていくのですが、とにかく決まらないヤング。あと空気なボグダノビッチ。2人のところでミスが続くホークスに対して、セスがミドルで同点に。
ここでエンビードが下がります。するとヤングにタックルのハワード。前見ないで走ったいる。これでボーナスになり、シモンズのハイプレッシャーにファールドローしてフリースロー。続いてステップバック3Pを打つけど、また決まらない。
形としてはシンプルでピック&ロールから必ず空くプレーを作れているホークスなのですが、それがヤングの3Pになるとことごとく決まらない。加えてカバーが来てボグダノビッチに出すと、やっぱり決まらない。3Pを決めるハーターとミドルを決めるコリンズが活躍してヤングがダメってのは想像外。そしてまたセスにチャージドローされるヤング。完全にバレている。
一方のシクサーズもセスくらいしか決まらない。でもセスが決まるんだから、逆転です。エンビード抜きの時間で優勢になるとはね。エンビードが戻ると、さらにインサイドに・・・はならなかったな。またセス。
どっちもピック&ロールに弱いディフェンスをしており、どっちもフリーで打てている。決めるのはセス。外すのがヤング。ディフェンスもマズいけど、これで成立しちゃうのがイーストって感じです。バックスもそうだけどセスが決めていても「頑張れハーター」なんだよね。ミカルが欲しい。
コリンズのオフェンスリバウンドもあって残り1分1点リードのホークス。ヤングのドライブをヒルが触って止めるも、ルーズボール争いでヤングが先にキープしちゃったのでドライブ。ゴール下のオコングに出してフリースローをゲット。1本ミス。超緊張していたな。
シクサーズはエンビードのポストで、と思ったらマキシーが謎のムーブをしてパスを出さず、結局トップに出てきたエンビードの3Pでミス。それはエンビードがかわいそうだ。最後もヤングが3Pをミスしてホークスの2点リードで終わります。
〇前半のヤング
3P1/7
2P0/5
5アシスト
プレーチョイスはいいんだけどね。さすがに外しすぎのヤング。あと5点でも決めてくれれば全然違っただろうに。前半はここが全てって感じでした。ホークスの方が戦略的には上回っているけど、決められるわけじゃないっていうね。ただハーターとコリンズで22点とったのでリードできたのでした。あとはヤングが仕留められるかどうか。
シクサーズは何故マキシーなのかわからない展開でした。オフェンスを構築できなかったマキシー。エンビードのローテは狙いもわかる。で、オフェンスを埋めるためにマキシーなのかもしれませんが、コルクマズもいるので、ちょっとバランス悪かった。普通にミルトンで良かったと思うんだけど、どうもアタッカーが大好きなリバース。オフはルーとミルトンをトレードかな。
◎どっちも
トバイアスの3Pで逆転したシクサーズが、ゴール下でフリーになっていたエンビードがファールされてフリースローを貰う。そしてシモンズが速攻に走るのですが、ここでコリンズがチャージドロー。勢いを止められるとハーターの&ワンで同点に。うーん、シモンズ。働く場だから強気に行くしかないんだけど、セスの活躍もあって厳しいな。
さらにトバイアスがポストからターンシュート。シモンズにコリンズなので、ボグダノビッチかハーターになるトバイアスはかなり楽になってきているんだよね。ここが攻め所のシクサーズ。でもポストアップしたシモンズがタフなフックでミス。まぁヤングも未だにミドルも決まらないから、どっちもね。
ボグダノビッチもステップの時点でミスした3Pは外れ、ヤングのパスからカペラのダンクは何度も繰り返されますが、ちょっと厳しいホークスオフェンス。ところがエンビードも3Pを決めたと思ったらミドルをエアボール。速攻をトバイアスがゴール下ミス。どっちもね。
タイムアウトのホークスはハーターをチョイス。見事にタフショットを決めきるハーター。ゲーム5は何だったんだ。これをセスがコリンズのブロックがありながら3Pをヒット。良く決めるぜ。しかし、またもハーターがセス相手に&ワンで決め返す。セスは4つ目。マジでここにきてのハーターだよ。
エンビードはターンシュートをエアボール。誰も触らずにサイドラインを割ったけどシクサーズボール。このやり直しのオフェンスでトバイアスのドライブにカペラがファールしてしまいます。アンラッキーが続くホークス。ここで前半同様にエンビードとカペラはベンチへ。
トバイアスがドライブし、自分の足にドリブルをぶつけてエンドラインを割るもシクサーズボール。このやり直しのオフェンスはハワードがオフェンスファール。ホークスは気分が悪く、会場はレフリーにクレームしたくなる変な展開。
ハワードにブロックされたオコングは、マキシーをブロックし、トバイアスも止め、やり返します。前半のフリースロー時には緊張しまくっていたけど、ブロックされて思い切れたみたいな。逆にハワードはオフェンスファールに続いてゴール下でハードファール。レビューされフレグラント1。マジでヴォーゲルマジックだったな。
シモンズがベンチに下がったのでvsコリンズになり、押し込めなくなったトバイアス。逆にマークがヒルになってミスマッチで決めていくガリナリ。シクサーズはサイブルがドライブと速攻で取り返します。ちょっとサポート役が働き始めたぜ。
そのサイブルの速攻の後でカウンターでコリンズがダンク。さらにルーがスティール速攻。遂に、この試合初めてヤングのフローターが決まって7点差になるも、マキシーがドライブファールドローで3Qは76ー71で終わります。
とにかくヤングが決まらないホークスでしたが、ハーター、コリンズ、ガリナリで得点してリードを保ち、エンビードとセスはそこまで決めていないけど、ベンチメンバーも含めて全員で繋いだシクサーズと、似たような構図になりました。さて、最後に働くのは誰だろうか。これまでならヤングなんだけど、ゲーム6から決まっていないしな。
◎ヤングはスーパースターなのか
セカンドユニットなので再びエンビードvsオコング。パスが入る前にファールしているオコング。カペラと交代。早っ
全然決まらないボグダノビッチ。逆にエンビードが3Pで同点。どうにもならないね。プレーオフ途中までは悪くなかったボグダノビッチだけど、このシリーズが進むほどに苦しくなっている印象です。
シクサーズはマキシーばかりだったのに、4Qはミルトン。速攻に走り、トランジションアタックを作っていくのですが、ファールで止められたり、フィニッシュをトバイアスがミスしたり。ディフェンスも含めオンボールではないプレーで違いを作ってくれるので、ミルトンの方が機能しているんだよね。
ホークスはハーターが外れ始めたので、もう決める手段がない。でも、エンビードにコリンズがいくとチャージドロー。本日3回目。でもオフェンスはガリナリの3Pミス。が、トバイアスはレイアップミス。どっちもね。それがプレーオフか。
ミルトンのフローターがエアボールになると、ヤングを吹っ飛ばしてトバイアスがプットバック&ワン。ザ・ホームコートな試合です。これでシクサーズが4点リードに。ヤングが決まっていればなんてことはなかったけど、今は決まらないだけでなくサイブルに封じ込まれています。で、せっかくスクリーンで剥がしてもフローターミス。決まらんぜ。
戻ってきたセスが3P。ただセスが出てきたので崩すポイントは増えたホークスはハーターのミドル。単に自分が決めているだけでなく、スクリナーとしてプレーメイクに絡むから、よりサイブルが剥がしやすくなり、ヤングもじっくりと狙ったミドル。同点。スイッチできないシクサーズの事情。
あとはヤングがスーパースターなのかが問われるだけの展開です。決まっていないヤングが仕事をするかどうかの残り5分。
トバイアスをコリンズが止めると、ヤングがフローター。セスのミドルが外れ、ヤングのステップバック3Pは決まらず。うーん。ハーターは押し込んでのフックも決めているのに。
エンビードはハイポストからミドル。シモンズはローポからターンしてフリーになって、目の前にはヤングしかいないのに、何故かパスしてサイブルがファールドロー。フリースローを怖がったのか何なのか。でもサイブルもフリースローを1本ミス。
サイブルのプレッシャーでハンドルミスのヤング。なんとかカバーしてドリブルしていくと、エンビードが中途半端な位置にいたのでカペラへのアリウープを成功。それにしても、延々と止められなかったよねエンビード。これが「ヤングに対してショーディフェンス徹底」とかならOKなんだけど、前にも出ない、後ろもやられる。
そのエンビードはカペラ相手ならミドルで得点していたのだけど、スイッチさせてコリンズになると、押し込もうとしてミス。ヤングはサイブルが下がってシモンズになったら3Pをヒットし、6点差に。
トバイアスがドライブを決め、ディフェンスではヤングにダブルチームを仕掛けます。ここでパスを出せなかったヤングと、ポジションが悪かったコリンズ。タイムアウトでお互いに言い合います。若いぜ。ソロモン・ヒルがコリンズを落ちつけていた。
残り2分。ヤングは抜いたけど、シモンズのバックファイア―にあうと、ボールキープしようとしてプレゼントパスに。もったいない。でもすぐにシモンズにファールしたハーターで、速攻にはならずにフリースロー1本ミス。どっちもね。
シモンズのフィジカルに負けていくヤング。簡単に倒されてしまう。リードはあるけど、苦しいホークス。
シクサーズはヒルを投入し、オフェンスを作らせます。そしてトバイアスがドライブで1点差。やっと本来の役割のヒル。よくわからんが成功。観客が経っているのでスゴイジャマ。
ホークスはハーターをチョイス。ちょっとヤングがシモンズ相手に苦しすぎる。セスを下げてサイブルにマークさせたリバースの判断は良かったのですが、サイブルがまさかのファールで3ショット。ハーターはフリースローだけは決まっていなかったのですが、ここは3本決めて残り54秒4点差。
シクサーズはエンビードのトップアタック。しかし、ターンしたところに手を伸ばしてガリナリがスティールし、速攻ダンク。わお!終盤はボグダノビッチではなくガリナリってのは、エンビードにスイッチ対応できるからなんだよね。ここでシモンズで行けない弱さが痛いシクサーズ。
残り41秒。3Pでもツーポゼッション必要なシクサーズ。当然カリー狙いでゴール下で空いたミルトンが、ミスだと思うシュートを放ちながら、本人の粘りが効いたのか決まります。でも、多分、先に着しているからトラベリングです。
ファールゲームのシクサーズ。ゲーム1がよみがえるな。ヤングはボールを貰ってフリースロー2本目をミス。エンビードの3Pが外れ、リバウンドのガリナリがファールされます。2本決めて残り25秒7点差。
トバイアスの3Pが外れるもエンビードがプットバック。まだまだ終わらん。フリースローと3Pの勝負なので、意外と長いんだよね。今度はファールされたのがヤング。全然フルコートでスティールできないシクサーズ。残り15秒7点差。
トバイアスが3Pも外れ、ヤングにファールに行くけどコールされず、観客がボトルをコートに投げ入れます。マナー悪いよねフィリー。で、これで諦めた感じのシクサーズ。シーズンの終わりはボトル投げ入れでした。ヤングは客席のパパにユニフォームをプレゼント。
〇ヤング
21点
FG5/23
3P2/11
10アシスト
6ターンオーバー
前半はスクリーンで剥がしてオープンを作りながら、外しまくったヤングは、終盤になるとサイブルとシモンズのディフェンスに苦労しまくり、3Pこそ重要な場面で決めたけど、低調な試合でした。
ただし、カペラのダンクを何本アシストした事か。ゲームメイクは出来るし、フリーも作れる。ただただシュートが決まらない。それはひょっとするとプレーオフの拾うかもしれません。ボグダノビッチが全然プレーメイクできないので、ヤングに頼っていたツケが遂にゲーム7で出てしまったのかもね。
〇ハーター
27点
FG10/18
〇コリンズ
14点
FG5/6
16リバウンド
それを救ったのがハーターの大活躍。決めまくったハーターですが、実はマッチアップが楽だったことも忘れてはいけません。ダニー・グリーンの不在が響いたシクサーズでしたが、この点については後述しましょう。
そしてスタッツ以上に輝いていたのがコリンズ。14点とは思わなかったけど、ゴール下でファールされまくっていたんだよね。逆に何度もオフェンスファールを引き出しており、本日のMOMをあげたいです。コート上でもっともハードワークをしてくれました。
ってことでハンターとレディッシュがいないことを忘れてしまうホークス。ヤングだけでなく、ハーター&コリンズまでがレベルアップしていくプレーオフ。面白くって仕方がない管理人。もともと試合数をこなすほどに意味があるホークスだったので、少なくともあと4試合できるとはね。
コリンズについてはヤニス対応で、さらにレベルアップしてもらわないといけません。ヤニスの方が動きまくるぜ。この試合で最も動いたのはコリンズだったけど、モンスターはさらに上なんだ。
◎試合を振り返る
さて、この試合についてもう一度シクサーズ目線で振り返ってみましょう。
①エンビードをセカンドユニットに当てる
この形は機能したと言えます。ただ、そこでオコングが頑張った。それは相手を褒めるしかない。エンビードはミドルレンジをしっかり決めたし、コリンズとガリナリのディフェンスにはやられたけど、そんなの4年も言い続けている事だし。
〇エンビード
41分
31点
FG11/21
11リバウンド
8ターンオーバー
ただ、41分は働けないエンビード。これもずっと言ってるか。うん、まぁあれだ。セカンドユニットに当てるのはいいんだけど、4Qが接戦になれば、ずっと使いたくなるのがHCの性だけに、もう少し意図的に休ませなければいけませんでした。
付け加えておくと「エンビードがスタミナを突ければ」は論外。そんなのずっと言ってることだし、運動量が少ないのにスタミナが切れるの早すぎ。ただ、パワープレーをしていれば当然切れるよね。そこはビッグマンの大変さなんだから。
で、問題はオフェンスリバウンドが1つしかないこと。ミドルを打たせるホークスの作戦にハマってしまったエンビード。っていうかシクサーズ。高確率で決めたエンビードだけど、セカンドチャンスがないから耐えられるホークス。確かゲーム6はミドルよりもアタックを選択していたはずなので、ゲームプラン変更だったのか、個人の判断なのか。
〇トバイアス
45分
24点
FG8/24
14リバウンド
トバイアスも長時間ながら頑張りました。エンビードのローテ変更のデメリットを全て被ったようなトバイアス。ただシリーズ通してコリンズに負けることになってしまいました。ある意味でコリンズを成長させたトバイアス。シリーズ始める前はトバイアスの方が上だった。
さて、問題はこのローテについてです。リバースはエンビードを下げる時にシモンズも下げ、オフェンスカバーでマキシーとヒルを投入している感じでした。セスのファールトラブルもあったのでヒルはオマケだった気がします。
ルーキーのマキシーに何を期待したのか難しいですが、ヤング、ハーター、ボグダノビッチと並び、ベンチからルーも出てくるので、そこそこ弱点のあったホークスディフェンスに対して、マキシーとトバイアスのアタック頼みってのは苦しかったです。
ダニー・グリーンが離脱し、コルクマズをスターターにするまでは良いのですが、そうなるとシックスマン的に出したいのはディフェンス優先のはず。ヒルとサイブルがいるし、オフェンスも加えるならミルトンで良かった。マキシーのプレーが悪かったのではなく、バランスの問題。
②ローテ変更にファールトラブルが加わって、選手交代に迷った
こんな印象を受けました。ここにもう1つ違う問題が加わってしまい
③終盤はディフェンス優先の選手起用
ってことでサイブルやヒルが出てきたわけですが、それだけならOKだけど、エンビードとトバイアスを疲弊させているので、オフェンスもギリギリになってしまいました。つまり①~③全部合わせると、終盤に競り負けるのは必然だった気がします。
セカンドユニットにエンビードをあて、そこでリード出来なかった段階で、ゲームプランは崩壊し、あとは選手頼みになってしまった。とはいえ、ヤングを止めたことで最後まで戦えたので、チャンスは十分にあったし、エースがステップアップすればOKでもありました。全てリバースが悪いわけではない。
〇シモンズ
5点
FG2/4
8リバウンド
13アシスト
最終的にはここをどう考えるかですね。アデバヨみたいになるにはエンビードがジャマ。ならばどうするって中でコリンズを見てしまうと、違う手段も十分にあった気がしてきます。
実はシモンズがコリンズに負けたようなゲーム7でした。ハードワークはどこで輝かせればいいのか。ブルース・ブラウンもいるけど、あっちもセンターだしさ。トレードに動くのかなー。アービングとトレードってのもアリかもな。
ハンターとレディッシュの不在が唯一悔やまれるホークスでしたね
そろそろプレーオフに行かなきゃなホークスでしたがここまでとは予想外でした。
2人がいたら、ミスが増えちゃった可能性もありますが、経験を積み損ねたのは痛いですね。
ハーターはトレード候補から、絶対に残留に代わった気もするので、レディッシュがかわりに・・・
シーズンでそこそこでプレーオフでがっかりというのは、リバースが来た時に予測してた未来なのですが、その通りになってしまった。
まあ正直、モーレーが来る前は閉塞感しかなかったので儲けものの1年ではあるのですが、チャンスはまた来るかどうか分からない。
しかしシモンズはキャリアの中で考えてももったいないプレーオフだった。
スターとして一皮剥けるチャンスがめっちゃ転がってたのに。
来シーズンもチャンスはあるかなぁ。
フリースローがねぇ・・・自信ある発言しておきながら、シュートから逃げてもいましたし。
結局、この2年間は課題と言われながら、あまり前向きに取り組んでこなかった気がします。
練習ではやっていても本番は違うだけに、3Pを強気に打たなかったメンタルの問題ですね。
勝ちきる強かさも相手に合わせる柔軟さも無かったシクサーズ
まるで去年のバックスを思い出します
中途半端な判断でアリウープを許し続けたエンビード
FTに臆したように強引にインサイドに行けなかったシモンズ
シクサーズファンとして来年成長してくれるのかとても心配です
シクサーズ的には去年が「エンビードの孤軍奮闘」に見えてしまったことも停滞を生み出した気がします。
エンビードの判断の悪さも、ほとんど改善していないので、何らかの方法論を考えないといけないわけですが
リバースも良さを生かすのはスキだけど、弱点改善はイマイチなんですよね。
4Q、ポストのエンビードにどうしても頼ってしまったPHIに対して、ATLはどれだけヤングがダムダムしても5人全員がリムを狙う意識とゲームへの集中力を絶やさなかったですね。
怪我でめちゃくちゃなコンディションでもあそこまでやれるエンビードは凄い選手だとただ感嘆ですが…見てて楽しいのはATLの方でした。
そして見てて楽しい方が強いのかも…とも感じ…GSもカリーに加えて自分で強気でスマートな判断ができる周りがいてこそエキサイティングで強いチームだったしな〜と重なりました。褒めすぎかもしれません。
エンビードとシモンズは多分お別れで、エンビードと一緒にスローにやってくれる丈夫な相方って誰が良いんでしょうか。
もうカリーとKDを各チームに配布してほしいです。
カリーとKD配布しちゃったら、運ゲーみたいになってしまいます。
見ていて楽しいかどうかは別にして、「楽しい」というのはそれだけ機能しているって事ですからね。
シクサーズは機能していなかったって事なのでしょう。
得点はとっても、守れていても、なんか違う。そんな感じかも。
勝ち進んでバックスに負けて「バックス強かったし仕方ないよ」となるよりはホークスに負けた方が改革がしやすくなるので、ホークスの方が面白いことも含めて負けてよかったと思いました。
(起こるはずもないですが)見返りを考えると、いっそエンビードをトレードしてベンシモにスペースを与えた方が面白そうな気がします。
うん、そうなんですよね。
1年前ならエンビードをトレードすべきって思えました。
しかし、この結果でそれをやるとファンは暴動を起こすでしょうね。
だから見返りが少なくてもシモンズで考えていくしかない。
エンビードが外から攻めてくれるのでコリンズでも1人でつけるってのが良かったですね。カペラがリバウンドとれますし。中に来たらブロックいけますし。
後半のエンビードがあぁなるっていうのは定番なので、もうわかり切っていましたね。
ガリナリやコリンズが平気でスイッチしてエンビードに行くので、見切っているんですよ。
結局はシクサーズもプレーチョイスが少なすぎたのが敗因かな。
シモンズは向上心、変化が見えないのが見てる者としては希望がないんですよね
RSで3PAが3とか4で25%とかならチャレンジしてるんだなってまだ納得できます
完全オープンならそんなに確立悪くないはずなのに、外れだすととにかく打たない
外す事がカッコ悪いとか思ってそうです
この試合もフリーでダンク行けたのにパス ゴリゴリしてダンクでand1やってやるぜって感じもない
更に前回敗戦後のインタビューでは「スペーシングが悪い、俺のスペースがない」(要約、意訳)
とにかくプライドが高い印象です
シモンズが向上心に欠けるとは思わない反面で、実はルーキー時代よりも打たなくなっている事実は重すぎるんですよね。
弱点克服よりも長所にばかり目を向けている感じはします。
オフになると毎回「ジャンプシュートに取り組んでいる」と出て来るのに、シーズンが中盤くらいになると全く打たなくなる。
プライドが高い、は本当にそのとおり。
「外したくない」ばかりですよね。
お疲れ様です。
やっぱり去年のハワードは夢だったんですね。ダニーがいない中チームを落ち着かせる立場なのにっていう。
負けたナゲッツとヒートはもっとクレームしていいと思います。
ダニーの怪我は致命傷レベルでしたね。
ベンチから出てくる選手が皆ガードとという、ロスターの問題かなと思いました。シモンズをヤングにぶつけたいけど、ぶつけたくないみたいな。
代えの効かないトバイアスはガス欠っぽいし。
異常なほど怪我人がでる今年のプレーオフにおいて、ホークスの傍目にはやり過ぎと感じたオフの補強が表目に出ているのは面白いなと感じます。
怪我人だらけなので、ホークスにもかなりチャンスありますよね。ウエストも勝ち上がったところはボロボロになってそう。千載一遇の機会だと思うのでいいとこまで行くのを見てみたいです。
ホークスのロスターはシーズンで威力を発揮すると思ったのですが、まさかプレーオフまでとは。
スネルやヒルといった起用法に、ダン、ハンター、レディッシュと出場いていないでこれですもんね。
でも健康トーナメントになるのは、みんな分かっていたわけで、
コンディショニング担当が強いチームが勝つんでしょうね。