ナゲッツの3年間

さようならナゲッツ’20

ナゲッツのプレーオフについて、今更振り返る必要もないでしょう。タイミングが遅すぎるし、ゲーム7の激闘は振り返るには長すぎる。そしてこのチームにサプライズはなく、ゲーリー・ハリスのケガとバートンの離脱を除けば、予定していた通りの役割で、予定していた通りの活躍を各選手がみせました。そのため、今回は3年間を振り返える企画になります。

まず前提として、ナゲッツがウエストファイナルまで進み、1勝4敗で負けたことは

不満です。大いに不満です。

それは優勝するだけの戦力を揃え、優勝に値するだけの準備をしてきていたから。ナゲッツのパフォーマンスに感嘆はすれど、結果については不満なのです。優勝したレイカーズはチーム力も見事でしたが、それは1年で作ったものでありヴォーゲルの手腕を称賛するしかありません。それに対してナゲッツは3年かけて準備してきたのだから、たとえ相手がレブロンであろうとも打ち破らなければいけませんでした。

この3年という期間はチームつくりにおいて最も長い準備期間です。ナゲッツはミルサップ、クレイグ、プラムリーらが契約満了となり、マレーのマックス契約が始まるため、同じチームで4年目を迎えることは不可能。ウォリアーズもデュラントを加えた3年が終ったように、現行ルールではどうしても限界があります。

ナゲッツの次のチーム計画はMPJのルーキースケールが終る2年後まで。この2年間で優勝を目指すことになりますが、そんな簡単なことではないでしょう。

◎破壊力の1年目

ガリナリが移籍し、ミルサップを加えたナゲッツは、3年目のヨキッチと4年目のハリス、そして2年目のマレーを中心としたチームつくりに着手しました。30Mのサラリーをもらうミルサップが4番手というのは非常にレアな構成でしたが、マレーのルーキースケールの3年間ならば払えるという判断だったと思います。

このチームは開幕から頓挫します。1つはミルサップが微妙だったこと。もう1つはケガでした。

クリス・フィンチの流れを持つナゲッツのオフェンスはパスを中心にしたハイテンポなもので、ヨキッチの大きなパスとマレー&ハリスのオフボールムーブは独特のリズムを生みだし、爆発力溢れるものでした。しかし、ミルサップはワイドオープンでボールをもらっても打たないことが多く、鮮やかなボールムーブはミルサップで止まってしまいました。

一方でミルサップの主張は「エースであるヨキッチが、もっと自分で決めきるべき」だったので、パスを優先するプレースタイルそのものが受け入れられない困った事態に。この問題はシーズンが終わるまで続きました。機能しないミルサップはナゲッツの悪い意味での異分子となっていました。

それ以上に苦しかったのが、ケガ人続出で7人で戦う試合すら出てきたこと。しかし、ここでGリーグからトレイ・クレイグが台頭してきました。プレータイムを与えられた2WAYプレイヤーは1人オールコートマンツ―でディフェンス力をもたらしてくれました。現在でも主力の1人になった「サラリーの安いディフェンダー」はナゲッツに欠かせない存在に。

他にもビーズリーやエルナンゴメスなど、ケガ人を埋める選手が活躍することは、ナゲッツの育成を支えました。FAで補強しなくても、ラグジュアリータックスを払わなくても、強いチームになれたのは、次々に登場する新たな戦力によるものでした。

ケガ人だらけの期間は「チーム力の底上げ」「若手を信頼する」ことに繋がったと思います。この時期限定ではなく、ナゲッツのカルチャーとして定着しました。

そしてフルメンバーが揃った2月ころになると、爆発的なオフェンス力で勝利を積み重ねていきます。この頃のナゲッツは本当に強かった。一瞬だったけどね。わかりやすく打ち勝つので「強い」と表現したくなります。今では勝利の割には「強い」と感じないのにね。

〇オフェンスレーティング
1月まで 108.8
2月以降 116.6

ちなみに、このシーズンは平均20点オーバーの選手は誰もいませんでした。18.5点のヨキッチと17.5点のハリスで平均110点以上のチームになるボールシェアオフェンスを展開しました。

1月までが26勝25敗だったナゲッツは、2月以降が20勝11敗と一気に勝率を上げました。結局46勝36敗と大きく勝ち越すことになったものの、激しいプレーオフ争いで1敗も出来ない中、6連勝で迎えたシーズン最終戦のウルブズとのプレーオフ決定戦をオーバータイムの末に落としてしまいました。

この試合ではエースであるヨキッチが「自分で得点を取る」戦いをしており、爆発的なオフェンス力とは違う形も示しています。プレーオフの経験を積めなかったことは残念だったものの、激しいプレーオフ争いの中でナゲッツは変化の必要性を感じたのかもしれません。

◎転換の2年目

2年目になると急速にディフェンス力強化に着手しました。オフェンスで働けないミルサップでしたが、ディフェンスではドレイモンド・グリーンのような高速ヘルプでナゲッツのゴール下を固めていきます。チーム全体が明らかにディフェンスを意識しており、前のシーズンに活躍していたシュータービッグマンのトレイ・ライルズはプレータイムを失っていきました。

ただ、ナゲッツがすごかったのはディフェンスのチームになるにあたって、ほぼメンバーを変えずに進めたこと。これぞ「チームつくり」って感じです。強力なディフェンダーを補強したわけではなく、マインドを強めただけ。

3年目のビーズリーとモリスが戦力として定着しましたが、若手ばかりでチーム力を増していく、それもディフェンスを全員に頑張らせるのだから、ザ・育成のナゲッツカルチャーでした。

ディフェンス力が上がった要因のもう1つがオフェンス面にもありました。爆発的なオフェンス力は鳴りを潜めたのですが、この変化が普通じゃなかった。

なんだかんだでトランジション過多はカウンターを増やしてしまい、ディフェンス力が低下します。トランジションオフェンスなのにディフェンスが強かったウォリアーズは異常なチームでしたし、だからこそ「ウォリアーズはディフェンスのチーム」と言いたくなるわけです。

ナゲッツも例にもれずスローダウンします。数字的にはあまり変わっていませんが、リーグ全体が早くなったのに、試合のペースは時代に反して落ちていきました。ここまでなら普通。

ただナゲッツのスローダウンはゆっくりとボールキープするのではなく、これまで通りパスゲームを継続しました。パス数は前年の304本から317本まで伸ばし、ヨキッチとオフボーラーズは、楽しそうにパス交換を繰り返したわけです。これまでと違ったのは「簡単には打たない」ってことでした。だから爆発力に欠けるわけですが、とにかくしつこくボールを回してディフェンスを振り回すチームになったのです。

アシストターンオーバー率
17-18シーズン 1.68
18-19シーズン 2.04

得点は殆ど変わっていないのに、アシストが増えてターンオーバーが減りました。とはいえ、大幅に変わったわけではなく、それぞれは少しずつの変化です。それがアシスト/ターンオーバー率にすると大きな違いがありました。戦術変更したわけではなく、より精度を上げたような形です。

この戦い方はマレーのタフショットへの信頼も大きく関係しています。苦しくなってもマレーが決めてくれるからこそボールムーブを辞めなかったし、ディフェンスを振り回しまくりました。そのうえでヨキッチとマレーの個人技に頼るシーンも作っており、戦術的には完成していたといえます。

〇ディフェンスレーティング
17-18シーズン 110.0
18-19シーズン 108.1
19-20シーズン 110.4 

こうしてディフェンスの良くなったナゲッツですが、観ての通り1年後に元に戻ってしまいました。その理由がディフェンスの良いジェレミ・グラントの加入だったのも面白いところなのですが、チームとして連携強化が目立った2年目は改善したディフェンスによってシーズンをウエスト2位で終え、プレーオフでもブレイザーズとのゲーム7に勝っていればカンファレンスファイナルに進めるところでした。

爆発力のなくなったオフェンスでしたが、堅実性を増し、ディフェンスでも勝てるチームになった転換の2年目。メンバーを変えることなくプレーオフで勝てるチームになったレアケースでもありました。

恐ろしいことに5年目のハリス、4年目のヨキッチ、3年目のマレー・モリス・ビーズリー、2年目のクレイグが主力にいる若きチームでした。

◎勝負の3年目

3年目にしてロスターを変更しました。シーズン前にジェレミ・グラントを加え、デッドライン前にはビーズリーとエルナンゴメスを放出。結果的にはグラントが戦力になった以外は、中断期間もあったため、プラスの戦力にはなっていません。ロケッツの1巡目指名権を得たくらいさ。

ただし、MPJが第3スコアラーとして台頭し始めます。これで万能型のディフェンダーとスコアリングの切り札を手に入れました。もっとも後者はビーズリーがいなくなったのですが。

オフにはグラント、ミルサップ、プラムリーがFAになので「ここが勝負」と意識した1年になったわけです。そこで優勝できなかったのだから失敗さ。

もっとも3年目となりダラダラした印象も受けました。緊張感のない戦い方で格下に負けることも多く、不安定な試合運びは日常茶飯事。ただ、競り勝つのが異常に上手くなり、若手チームが試合巧者な一面を見せ始めました。

ヨキッチ、マレー、ハリスの主力は軒並み3Pが不調で、どうも1年目の爆発力を忘れてしまった印象です。またシーズントータルでグラントとクレイグだけが得失点差でマイナスとなり、ディフェンス優先の姿勢が逆にバランスを崩してしまったかもしれません。

自分たちに修業を課しているかのような戦いぶりはプレーオフだけでなく、シーズン中から続いていたわけです。ボールを回しすぎてチャンスを逃すオフェンスはデメリットも大きく、峠を過ぎたベテランチームみたいなぐーたら感は、見る気を損なうし、特集記事も難しかった。

とはいえ、ちゃんと強いのでシーズンを通じてウエスト3位をキープし続けたナゲッツ。オフェンスもディフェンスも「ヤル気になれば出来る」みたいな空気に包まれました。3連敗したのはシーズン最終戦のみ。試合内容とは裏腹に安定した結果を出しています。

勝率がリーグ6位ながら、得失点差は+2.1点でリーグ11位と平均レベル。マブス、ロケッツ、ジャズよりも少なく大量得点差で勝つことが減りました。爆発力のないオフェンスと安定したディフェンスといえば聞こえは良いけどね。

平均111点ながら、またも20点オーバーの選手はゼロ。変わらぬチームオフェンスでしたが、ちょっと違ったのはビーズリーの移籍とハリスのアテンプト減によって、マレー&ヨキッチへの依存度が高まったことです。高まったんだけど、得点はバランスよくなるっていう不思議なオフェンスさ。

シーズン前にウエストのライバルがレブロン&AD、レナード&PG13などが誕生した対策として、ハリス、クレイグ、グラント、ミルサップとディフェンス要員を揃えたことはプレーオフで効力を発揮しました。その分、オフェンスが苦しくなったわけです。MPJがもう1年早くデビューできていれば優勝できたかもしれません。

またプレーオフで最大の問題はジャズとゲーム7まで持ち込んでしまったこと。57点取られながら勝利したゲーム1だったのに、そこから3連敗は迷走の極みでした。盛り返す精神力は素晴らしいけど、一気に決める爆発力も必要だった。

ということで、3年目はシーズンの内容そのままみたいなプレーオフでした。内容はマレーの大爆発があり、グラントのディフェンスが輝くなどシーズン通りではないけど、結果はシーズン通りさ。

◎3年目のプレーオフ

3年かけて作ってきたナゲッツは他のチームにはない良さがありました。

①柔軟なラインナップ

プレーオフではマレー、ヨキッチ、グラント、ミルサップにケガから戻ってきたらハリスを加えたラインナップがメインとなり、212分と最長のプレータイムになりましたが、実はこのラインナップはシーズン中は僅か10分しか使われていません。

スターターもMPJ、モリス、クレイグと状況によって使い分けており、かなり柔軟な起用法をしています。それぞれ役割としては明確に違うものの、違和感なく連携が発揮されました。1シーズンでは作り切れない連携がナゲッツには存在しています。

②多彩なディフェンダー

ハリス、クレイグ、グラント、ミルサップと多彩なディフェンダーを揃えているナゲッツ。重要なのは同時起用する「人数」です。1人でも3人でも構わない柔軟性は他のチームにはないメリット。これがプレーオフになって、より止めたい相手に強く出れる体制を作りました。

まぁクリッパーズとレイカーズでほぼ同じ対応で良かったのも大きかったですが。とにかくディフェンダー並べろってね。オフェンスはマレー&ヨキッチに丸投げするけど、パッシング&オフボールは全員が忘れないから個人技マックスでもない。
ディフェンダー以外が的確にフォローするチームディフェンスも出来ており、若さに反して完成度の高さはリーグ随一だったと思います。

③強かったセカンドユニット

同様にベンチも連携がスムーズでした。「ナゲッツなんてヨキッチありきのオフェンスだ」というのは真実なのに事実ではない。特別なヨキッチがいなくても連携に違和感がないってのはすごいことです。ファールトラブルも多いエースを問題なくカバーしているセカンドユニットでした。

スターターとベンチメンバーを迷うことなく、混ぜて使えるのはナゲッツの優位性を際立たせていました。逆に連携が悪かったことで頭が痛くなったチームのファンも多かったはずです。ただ、ナゲッツにとって運が悪かったというか、レイカーズとヒートが同じように違和感なく混ぜることが出来るチームだったので、そこまで優位性が目立たなかったのでした。

◎若手中心で進んだレアケース

この3年間の成功はヨキッチを中心にチームを作ってきた成果でした。それはドラフトで有望選手を指名して成り上る典型例にも思えますが、実際にはレアケースです。近年の強豪チームは

FAやトレードで補強・・・レイカーズ、クリッパーズ、ロケッツ等
ベースに若手を融合・・・ラプターズ、セルティックス、ジャズ等

こんな感じです。ヒートはハイブリッドかな。中心選手を育ててきたのはバックスと初優勝時のウォリアーズ。年々ステップアップしていったという意味ではウォリアーズ以来のチームになったナゲッツです。後ろにマブスが並んできましたが。

しっかりと中核となる選手を見定め、サポートも育成しながらチーム力を上げてきたのは見事。MPJ獲得はラッキーでしたが、ドラフト7位のマレー以外は上位指名でなく、ヨキッチやモリスは二巡目なので、スカウト能力も光りました。

さて、レイカーズやクリッパーズのように大物がFAで加われば話は別ですが、中心となる若手にオールスターをトレードで獲得する手法がイマイチ機能していないことも触れておかないといけません。つまりはシクサーズとウルブズ。ネッツもディアンジェロ放出+揉めるっていう王道ルートを進みました。

ナゲッツも「ミルサップと合わない」問題が発生したように、これは深刻な問題だったりします。外から感覚の合わない違うスターを連れてくると崩壊しやすいわけです。問題児だったバトラーですがヒートではワーカーホリックな仲間たちと仲良くやっています。実質的にチーム構築1年目だったのも大きいでしょう。

マブスはドンチッチが絶対的な存在であることは崩さないでしょう。後から加えるのがレブロンやヤニスクラスなら話は違うかもしれませんが、「ドンチッチがボス」は変に動かさない方が良い。

ナゲッツは若手が毎シーズン成長し、新たな若手が登場するサイクルを作り上げています。ビーズリーの移籍は予想よりも遺産を残してくれませんでしたが、指名権で次の4年にわき役となれるドラフトで十分なのかもしれません。

デンバーはかなり難しい土地ですが、のんびりしたヨキッチを中心に人間関係が良いことが成功した最大の要因だったのかなと思うのでした。誰も平均20点取らないバランス型の若手チームは、3年間の熟成した戦術で老獪に戦ったのでした。

◎次、どうするのか?

マレー、ヨキッチ、ハリスで80M近く使うナゲッツは、グラント、ミルサップ、プラムリー、クレイグを残すことが出来ません。すでに優先順位はグラントと決まっているのですが、サラリーキャップが決まらないと前に進めない。

ある程度のキャップが許されるならばグラントとの再契約は出来そうですが、ガクっと減るならクレイグくらいになりそうです。ちなみにその場合は他のチームもグラントにお金を出せないので。

一気にサポートメンバーが苦しくなりそうですが、モリス、ベイタ・ディオップ、PJドジアーは安いサラリーでキープできるので、それなりに備えはあります。またドラフトは22位で指名権があります。これまでの実績から若手を持っていれば育てることが出来そうなので、ビッグマンが足りていないことを除けば、それなりに仕上げてくるでしょう。

とはいえ優勝したいなら、さすがに外から補強しないと足りません。グラントとクレイグを残せるのか、ミルサップは激安サラリーを受け入れてくれるのか、等ありますが、候補は候補として並べてみましょう。

大切なのは人間性です。デンバーという土地柄、ディフェンスマインド、ボールシェアなどを考えると打ちたがりの選手とかダメダメなので、自然と「地味な実力者」になってきます。優勝を狙えるチームとして認識されているので、そういう選手を獲得しやすくはなりました。

モンテレズ・ハレルとか来てくれれば最高だけど、だったらLAに残るだろうな・・・

【候補FA】
ランディ・ホリス・ジェファーソン
ジャスティン・ホリデー
ハリー・ジャイルズ
デリック・フェイバーズ
アーロン・べインズ
デリック・ジョーンズJr
モーリス・ハークレス
パット・カナートン

プラムリーやミルサップも含めて各チームがサラリーキャップとの戦いをする中で、どこのチームが安くて実力のある選手を獲得できるかのレースになりそうです。その中で1人ビッグネームがいます。

ダニーロ・ガリナリ

元ナゲッツのエースは、引退前にユーロに戻って3シーズンくらいやりたい希望もあるようで、安くて良いから優勝を目指す戦いをしたいと話しています。そこでナゲッツが手をあげるのかどうか。グラントに失敗したら行くかもしれません。

一方でナゲッツの命運を握るのはMPJです。ガリナリがMPJの妨げになると考えてもおかしくありません。3人目のエースとしてMPJが輝けるのかどうか。デュラントみたいなシューティングを見せただけに大いに期待したくなるでしょう。

そしてMPJの本質はナゲッツのチームオフェンスとは離れたところにあるかもしれません。パッシングとオフボールを基本にしながら、MPJのアイソを混ぜ込めるのか。そんなところも来シーズンの注目です。

ポジティブな書き方をしていますが、冒頭の通り

優勝できなかったのだから失敗

だと思っています。しかも内容は良かったけど勝てなかった。勝たなくてはいけなかった。この状況は結構つらいものがあります。このまま突き進みたいけど、それだけじゃ・・・ってタイミングで必然的に一部を作り替えることになるわけです。それは後退に繋がる可能性もあります。

プレーオフでの勝利を信じて、シーズン中に記事にしなかったナゲッツ。予定通りプレーオフでは記事になりまくってくれましたが、「優勝できた理由」として書きたかった3年間の歩みでした。

ナゲッツの3年間” への6件のフィードバック

  1. 4年目のDEN、というより一新されたDENの1年目はMPJのアイソを主力の時間で混ぜることが重要になりそうですね。GSWのKDとかTORのカワイみたいな。そうなるとマレーが少し役割を見直す必要もあるのかなとも思ったり。

    最近思い始めたんですがMINの目指すべきとこってDENなのじゃないかと、今回の内容よんでDENの3年間でどれがいちばん当てはまりそうかと思うと2年目。DEN1年目vs(実質)シボドーMIN最終年の激突で念願のPOを決めた筈なのにDEN2年目を目指すべきなのではというなんとも情けない話です。
    それを目指す上で必要なのはDEN3年目の2つめのポイントとしてあった「多彩なディフェンダー」ですかね。

    どう思います?

    1. ウルブズはウィギンズとタウンズに何をさせて、周囲に何をさせるのかを迷走しすぎています。
      特にウィギンズはハンドラーなのかと思ったらウイングになったりして、バトラー以後も困ってしまいました。

      ディフェンスは当然強化しないといけませんが、まだまだオフェンスの方も未知数ですから、主軸以外も機能するようになるまで突き詰められるのかどうか。
      ディアンジェロとタウンズが、まずは怪我無く過ごさないと・・・。

      あと単純に選手の人数が足りていないんですよね。
      若手を伸ばすのか、中堅でフォローするのか。
      実はコート以外のカルチャーみたいなのが一番の問題でしょう。

      ってことでKGの買収に期待

  2. ナゲッツウォッチャーとして、非常に幸せなこの3年間でした🙂
    優勝はもちろん成功ですが、20年連続でプレーオフに出ることも成功だと思います(価値観はそれぞれ)。
    ショービジネスの宿命ですが、最近のNBAは本当にめまぐるしい!チームが生まれては解体されていきます。ヨキッチにはノビツキーと並ぶようなキャリアを歩んで欲しいです!あわよくばフランチャイズ初優勝を!

    1. その通りですね。価値観はそれぞれ。
      ペイサーズとか、あれでいいんだと思っています。
      クリッパーズみたいなチームにして勝ったところでファンが喜ぶのかどうか。
      あの路線で頑張って勝つからこそ価値がある。

      とはいえ、デンバーに優勝の機会はそうそう巡ってこないでしょうから、
      勝っておきたいシーズンでした。来年は少し作り直しなので、どこまでいけるかなー

  3. レイカーズファンからするとナゲッツはめちゃくちゃ怖かったし、素晴らしいチームでした。はっきり言ってヒートよりずっと強かった。レイカーズと当たるまで10試合前後でこられていて、ADブザービーターさえ無ければナゲッツが優勝していたと思います。
    個人的には3年以内に一度は優勝すると見ていますが、管理人さんは私よりよくナゲッツを見ている分、もっと厳しく考えているのですね。MPJのオフボールDFさえ改善されて、グラントさえ残せれば未来が羨ましくて仕方ないのですがね…来年こそはハリスにはPOで健康でいて頂きたい

    1. ナゲッツの優勝の仕方はロマンなので、このまま頑張って欲しいです。
      ただ、優勝のチャンスとしては、今回が最も大きかったのも事実。
      ここで優勝していたら連覇するだけの選手も集まると思ったので。

      あと、レブロンが衰える前に優勝して欲しいです。
      幸いにしてキングは全く衰えていないので、ここについては来年以降もチャンスがありますが。

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