3Pを考える~プルアップ3P~

最終回

全4回に渡ってお送りした3Pシリーズも最終回です。プルアップ3Pはわかりやすく過去にはなかったシュート。記録が残っているのが13-14シーズンからなので、5シーズンの変化。たった5シーズンの変化を比べると

〇プルアップ3P
アテンプト 11635本 → 22175本
成功率 32.0% → 32.7%

なんとシーズンで1万500本くらい増えました。恐ろしい数字です。1試合あたり4.7本から9.0本に増えました。しかし、確率は大して変化していないわけです。

ここでもう少し計算をしてみましょう。32.7%の成功率ってことはEFGにすると48%くらいです。

〇EFG
13-14シーズン 50.1%
18-19シーズン 52.4%

つまり現代NBAにおいても効率の良いシュートではないし、5年前だって効率の良いシュートではありません。「ゴール下と3P」理論っていうのは、データを集めて「ミドルよりも3Pの方が効率が良い」という論点からスタートしているわけですが、プルアップ3Pに関しては直接的なデータを比較すると

オフェンス効率を落とすシュート

に分類されるわけです。データ時代では否定されるべきシュートなわけです。第1回に述べたようにビッグマンがフリーで打つなら35%なわけですから「プルアップを打つくらいならビッグマンにフリーで打たせろ」といえるわけです。いえるわけ、っていうかそういう理由で打たせているわけです。

変な話です。5年前より2倍近くに増えたシュートが非効率なシュート。データ時代をすべて否定するかのような結果が出ている珍しい例示です。だからここで言いたいのはNBAはデータを重視し、データだけで片づけていないってことです。

◉効率が悪いのではなく、効率を生み出すシュート

それでもプルアップが増えた理由は題名の通りです。このシュートを打っておくことがオフェンスパターンを豊富にしてくれ、結果的にはオフェンス力を向上させてくれます。

〇オフェンスレーティング
13-14シーズン 105.7
18-19シーズン 109.7

効率の悪いシュートを大きく増やしたNBAはオフェンス力を大きく向上させました。意外と語られない事実かもしれませんし「世界のスタンダードは3Pを決めてくる」というWCの印象とはちょっと異なったりします。それこそBリーグがプルアップ3Pを打たない理由を正当化もしてくれます。データ的には間違った選択ではないし、この先再び「プルアップは打つな」という流れになってもおかしくありません。

①プルアップ3Pでディフェンスを広げる
②広がったのでインサイドを効果的に攻略
③キックアウトパスからの3Pで確率良いシュート

前回のシューター達の動きも③ではなく①に近いわけですが、それでも高確率を求めていたわけです。それに比べると確率が悪いことを許容しながらも増やすのがプルアップ3P。そこから始まるオフェンスが高い効率を示すわけで、不思議といえば不思議だけど、当然といえば当然でもあります。

〇ターンオーバー率
13-14シーズン 15.3%
18-19シーズン 13.9%

実はその中にはターンオーバーの減少というものも含まれます。まぁ別にプルアップ3Pの数とターンオーバーの少なさは比例しないのですが、リーグ全体のプレーの中では一躍を担っています。

現代はオフェンス力が向上しながらミスが減るというスマートオフェンスが増えてきました。もちろんファールが厳しくコールされるNBAのルール改正も強く関係していますが13-14シーズンからの比較だとそうは言い切れないしね。WCでもアメリカにミスが多かったのはファールコールの違いだった側面は否めないし。

一方でプルアップ3Pというのはアウトサイドで攻め切るからファールコールされる可能性も低いわけで、その意味でもデータ的ではないというか論理的ではないというか。

プルアップ3Pは非効率的。だけどオフェンス力が向上する。

ここまでは良いのですが「だからディフェンスは対応しないといけない」という不思議な状況でもあります。つまり

効率悪いんだから無視しとけば良いじゃん。

そんな理論が通用していません。何故通用しないのか。それはおそらくフリーで打つプルアップ3Pが32.7%なんて低い確率ではなく、もっと遥かに高確率で決まり、決まるからディフェンス側は必至で守り、結果的に32.7%に下げられているからです。

一見すると13-14シーズンと変わらない確率ですが、2倍の本数になったシュートに対してディフェンスシステムが対応していないはずがありません。対応した上で、何とか確率を落としていると考えるのが自然です。

◉ハーデンとカリー

ちなみに5年前からプルアップが急激に増えたわけですが、そのうち700本がハーデンです。943本は2位のケンバと350本の差があります。ハーデンの存在がプルアップ3Pという戦術的変化を劇的に動かしているのは間違いありません。

では5年前のトップは誰だったのか。

〇13-14シーズン
カリー 392本
ブランドン・ジェニングス 277本
リラード 272本

その源流を作ったのが当時は2位に100本以上の差をつけて打っていたカリー。本数は今の方が少ないのですが、理由の一つがデュラント加入であり、次はディアンジェロ(361本)がチームに加入したので劇的に増えることはないと思われます。

ハーデンとカリー。この2人にフリーで打たせたらプルアップだろうが何だろうが超高確率で決めてきます。それを守るための基本的なディフェンス戦術が練られてきたことで、フタをしにいき、何とか確率を落とすことに成功しているわけです。

〇プルアップ3P
ハーデン 36.3%
カリー 41.5%

さすがに確率ではカリーが上回りますが、プルアップを打つまでのスキルはハーデンが上回ります。止められないステップバックはハーデンのミス待ちが基本ラインであり、ミスが少しでも起こるように奮闘し、そこでファールしては意味がないというのが2人への共通の悩み。

ウォリアーズとロケッツはともにスイッチングディフェンスをしますが、年に最大8試合も戦う必要があるウエストのチームはこうやってディフェンス組織の構築に腐心してきました。それがハークレスがPGを守ったり、デジョンテ・マレーやロバーソンといったマンマーカーがスターターになれたり、PGチェイサーのクレイグがいたり、べバリーとブラッドリーにSGAまで並べたりとガード陣のディフェンス力を重視するラインナップが組まれることに繋がりました。それに比べるとイーストは割と対応が荒いのでホイバーグとかは距離を空けてはクレイ・トンプソンにバカスカ決められていましたね。

昨シーズンはイーストのディフェンスの甘さをつかってケンバが得点を量産しました。

〇ケンバのプルアップ
492本 35.7%

しかし、年明けから周囲のチームもさすがに警戒してきます。そこから次の一手に進めなかったことでホーネッツはプレーオフ争いから遠ざかっていきました。プルアップが目的ではオフェンスが構築しきれないという例示だった気もします。そこから次につながるから意味があるんだ。

◉ピック&カリー

では、そんな様子を3つの動画を見ながら考えてみましょう。題材はカリーが行うピック&ロールです。というのも「カリーのプルアップ3P」とだけ捉えると様々なプレーが出てきますが、「プルアップ3Pを多く打つ」という視点で重要になってくるのがピック&ロールだからです。

スクリナーを使ってマークを引きはがすのがピックプレーですが、この守り方の基本はスクリーンを避けて追いかけることになります。でも避けるのだから一瞬は遅れてしまう。ドライブしてくる選手なら、それでもリング側に膨らめばよかったのが、3Pを打たれるとなると前に出て避ける必要があり、さすがにそれは難しい。

とにかくカリーはスクリーンを使うのが上手い。オンボールでもオフボールでもうまい。その上手さは自由に3Pを打てるシュート能力があるから、わずかなスキを作れれば良いわけです。

こうして3Pを打っていくカリー。ハイライト動画では殆どのチームがスイッチを使って追いかけることが出来ていません。題材にされてしまったのがキャブス、ホーネッツ、マジック、ペリカンズです。そんなわけでイーストが多いです。

ペリカンズはウエストですが、こういう時に「アンソニー・デイビスだから大丈夫」理論を発動するときがあります。「ホリデーだから守れる」理論でもあります。2年前にオールNBAディフェンスチームに2人も選ばれながら、ディフェンス力はあれって感じのチームだった要因でもあります。個人が目立つともいう。

カリーが行うピック&ロールにはスイッチの有無は別にして必ずチームで守り方を定めて対応しなければいけません。「カリーが」といいつつも最近はカリー以外の選手でも高確率で決めてくることが増えてきたので、相手を考えながらのシステム構成になります。諦めているチームもあります。

そこから複数人で対応してくるとどうなるのか。今度は3Pも使いながらウォリアーズがチームで崩していくパターンです。

3Pを決めていくのがカリーの個人技感が強かったのに対して、そこに複数人での対応をしてくると途端にチームで上手く崩しに行く事がわかります。ウォリアーズのオフェンスが論理的に構成されている証拠でもあり、カリーが中核を担っているパターン構成です。

特に3Pが怖いことを利用し、リングへのアタックよりもサイドへ広がっていくカリーと、それにより生じたスペースを使っていくのが象徴的です。ウォリアーズは特定のコーナー3P担当を置かないチームなので、このパターンが止められた時にすかさずスプラッシュブラザーズがコーナーに移動してパスを受けるプレーに切り替えるのも上手い。

カリーのプルアップ3Pは高確率なのでイメージがズレる面もありますが、基本的にウォリアーズがやっていることは

プルアップ3Pがあることで次のプレーが構築できる

という論理構成です。①から②に繋げるのがリーグで最も上手いチームというか、もっともプルアップを決めてくるカリーというか。カリーほどじゃなくても各チームが打ち始めた理由もここにあります。オフェンスに拡張性をもたらしてくれるプルアップは貴重なシュート。

〇ピック&ロールの得点率
ケンバ 1.01
リラード 1.08
ポール・ジョージ 1.02
レナード 1.01
カリー 1.02

昨シーズンのピック&ロールからのプレーが多かった上位50人のうち、得点率が1.00を超えたのはこの5人のみ。いずれもプルアップ3Pの使い手です。

〇プルアップ3P
ケンバ 492本 35.6%
リラード 423本 36.4%
ポール・ジョージ 320本 37.2%
レナード 146本 34.3%
カリー 337本 41.5%

レナードだけが3Pなしでも得点率が高いことになりますが、他の選手はカリーの超確率ほどじゃなくても、プルアップを有効利用することで得点に結びつけています。ただ、カリーレベルに決めなくても、同じくらいの得点率にはなるってことです。

わかりやすいカリーの能力から始まるプルアップ3Pとピック&ロールの関係はチームオフェンスのスタートラインとしての機能ももっているので、多くのチームが取り入れてきましたが、それをエースキャラにやらせないとあまり意味がないっていう。

無敵のようなピック&カリーですが、ファイナルではラプターズに止められました。ゲーム1を分析している動画があるのですが、基本はカリーに対してはガソルなどで複数人が対応し、そこからウォリアーズはアウトナンバーになるものの、ラプターズに止めきられてしまいました。

ファイナルという事でしっかりと準備してきたラプターズの作戦が機能しているだけでなく、レナードをエースキラーではなくヘルプ要員として使うことで機能させました。一方でウォリアーズからするとデュラント不在の苦しさがよくわかる内容になっています。

ということでピック&ロールから始まるオフェンスは様々だけど、プルアップ3Pによって可能性が大きく広がりました。それに対してディフェンスシステムも手をこまねいているわけではありません。だから結局はプルアップの確率は5年前と大差ないことに。

それでもチームオフェンスは続いていく。個人の凄さのようでいてチームスポーツだということ。

◉アイソレーション

アイソレーションは何のためにするのか。5人が広がって1人のためにスペースを作り、個人技を仕掛けやすくするためです。ここで重要なのは「個人技を仕掛けやすくするためにスペースをつくる」ということ。

本来はスペースを作るのだから、ドライブなどを使うのが基本です。でもプルアップ3Pが増えてきました。つまりアイソレーションが「1人のためにスペースを作る」のではなく、「5人がバランスよく広がってストレッチ」してからアイソでチームオフェンスのスタートという位置づけになってきた今日この頃です。

だから数字としてアイソレーションをあげるのが難しくなってきました。得点が欲しい時にエースに頼るパターンと、そうではなくて日常的なオフェンスのスタートと。

戦術レブロンに代表される形ですが、レイカーズの1年目は戦術レブロンを半分否定していたので昨シーズンは数字が少なくなりました。一方で新規登場したのがルーキーのドンチッチだったりして、世の中は移り変わっていくものです。レブロンの数字とドンチッチの数字が似ている理由でもあります。全部やらせているからさ。

でもまぁ言うまでもなく現代のアイソキングはジェームズ・ハーデン。ハーデンなのかロケッツなのかハーデンなのか。

〇アイソレーションの3P数と得点率
ロケッツ 206本 1.06 
ウォリアーズ 78本 0.98
バックス 98本 0.98
ネッツ 98本 0.96
スパーズ 12本 0.95
ラプターズ 48本 0.94
クリッパーズ 60本 0.93

これで何がわかるかっていうと、アイソレーションの得点率とプルアップ3Pは関係あるようでないってことです。ただし、ネッツまでの4チームはこの3Pを気持ちよく利用しているのも事実。デローザンが決めまくるスパーズとレナードのラプターズも良い成績なので、プルアップ3Pがなくても個人の力があれば問題ないわけです。

要するに戦術システム的な部分よりも、どうも個人の力次第みたいな。ロケッツの次に多いのがピストンズ(グリフィン)とマブス(ドンチッチ)なのですが、でも2人がそこまで効率よく決めないので、ちょっと中途半端な結果になっています。

ハーデンとレブロンに騙されそうになるアイソレーションのプルアップ3Pは、普通のアイソレーションとしては大した意味がなく、それをオフェンスのスタートとする場合には意味が出てきますが、ちょっとハーデンが別格過ぎて、いまいち比較できないのでした。

プルアップ3Pは大切。だけど個人能力次第でいろいろ変わってしまうし、今のところレブロンとハーデンの2人くらいが起点としてのプルアップを使っている。

〇6秒以上ボールを持っての3P
ハーデン 633本 33.6%
ケンバ 242本 40.5%
リラード 205本 37.1%
クリス・ポール 173本 33.5%
ドンチッチ 156本 36.5%
トレ・ヤング 135本 28.1%
ディアンジェロ 116本 37.1%
レブロン 115本 33.0%
ドノバン・ミッチェル 102本 42.2%

長くボールを持ってからのシュートはハンドラーの特権みたいな。本数は圧倒のハーデンですが、そんなに確率が良くないことがわかります。一方で2位のケンバの確率は素晴らしい。マークされながら、多くの本数を打ち、それでいて決めています。

ケンバのプルアップは自分が切れ込む前提があるなかでディフェンスが下がっている時に打っています。カリーとは微妙に違うのがディフェンスはドライブの方を嫌がっているってことかな。

こっちもこっちで大切なことになってきました。スピードで振り切りたい選手ほどストップしてのプルアップ3Pを決めましょう。ただ、あくまでも1on1の延長線上なので「3Pを止めに来るディフェンスから崩す」のと「スピードを警戒しているディフェンスの逆を突いて3P」はその先に繋がるオフェンスが違います。後者はしっかりと決めきることで初めて意味を成します。

ドノバン・ミッチェルも確率が良いのですが、そもそもジャズだとこんなにボールを長く持って打つことが少なく、ミッチェル自身のプルアップ3Pの確率も悪いので偶然の数字というか単に勝負強いだけかも。ただ、ケンバ同様にフィニッシャーとしての3Pなので効果的に決めています。

100本以上決めた選手たちを並べましたが、確率の良いケンバ、ミッチェル、ディアンジェロがそんなタイプです。ディアンジェロはスピードのドライブが上手いわけじゃないけど、パサーなので。

シュートの上手さとプルアップ。上手い選手の方が3Pを打つことからオフェンスを始めるので、ディフェンスに警戒されていて確率が少し落ち、ドライブ系の選手の方がディフェンスの逆を取って打つから少しだけ確率が良い気がします。カリー基準で考えなければね。

同じようなアイソレーションのプルアップでもちょっと違う気がしてくるシューティング。いずれにしても、逆パターンでもプルアップを積極的に打つ時代になっているし、見た目の確率は同じでも、5年前よりも少しずつみんなが上手くなっている気はします。

◉ディープ3P

昨シーズン最高の3Pはこのシュート

同点で迎えた勝ち越しシュートをわざわざここから狙うのかっていうシュートを打ったリラード。それもサイドにステップを踏みながらっていう高難易度のシュートでした。

最近は草バスケでも見かけるようになったディープ3Pは2つの意味があります。1つはフリーだということ。そしてもう1つがフリーとして決めるからディフェンスが前に出てくる事。

このシュートを決めたことでリラードが夏のトレーニングで取り組んできたことがディープ3Pだったという話がオープンになりました。そのリラードの全3Pを13-14シーズンと比べてみましょう。

ということで明らかに遠い位置から狙うようになりました。どこのカリーだ。

リラードの成功率はルーキーシーズンから37%前後をうろうろしていますが、その内訳が大きく変化しているという事です。より遠い位置からでも狙ってくるようになったリラード。ここでも見た目の成功率は同じでも、より難しい3Pを選んでいる事がわかります。

あとこのシュートの意味は記事のとおりだから割愛

ということでプルアップ3Pはオフェンスの形を作るために大切になってきましたが、それだけでなく各フィニッシャーが仕留めるための武器にもし始めました。相変わらず3Pが決まらないウエストブルックの得点率が非常に悪くなっているのはシュートが下手だから、ということ以上にプルアップ3Pがなければディフェンスは止めきる時代になったといえるかもしれません。

3Pを考えてきたシリーズの最後はエースクラスばかりが登場する数字でした。もっと分類できれば良いのですが、それをやると個々の選手をフューチャーする記事っぽくなるから書くのがもったいないような気もしてきてしまったので書きにくかったりして。

3Pを考える~プルアップ3P~” への6件のフィードバック

  1. 昔キングスのジェイソンウィリアムスがばかすかディーププルアップ3を決めていたのに、それ自体を否定してた監督や世間があった時代が懐かしいです。
    ま、エースでもない選手が微妙な確立で打ってたら言われても仕方ないのですが、もう少し理解があればなと思ったり。
    今の時代にMJやコービー、アイバーソンがいたらどんな感じだったのかと思います。
    現在のキングスの課題は正にここでプルアップ3とビッグマンの3です。オフェンスのテンポはリーグでも1.2を争うレベルなのでフォックス、バグリーに期待です。

    1. ジェイソン・ウイリアムスはパーフェクトではないけど、キングスのスタイルを形作る最重要ピースでした。優勝のために放出したのは仕方ないけど、チームオフェンスはスタイルを失ったことで徐々に弱体化してしまいましたね。

  2. これですこれ このプルアップ3編が今回の締めとして読みたかったやつです。

    いやー 実に分かりやすい今回の4部作スリー記事。

    他の記事も分かりやすいですが、特に起承転結感が僕なんかでも理解しやすかったです。

    いつも楽しい記事 ありがとうございます。

    はてさて、1つここで管理人さんに質問です。昨シーズンスタートに『オフェンスリバウンド後14秒リスタートショットクロックルール変更』なのですが、僕的には微妙だなーと思っています。

    理由としては『オフェンスリバウンドの価値が下がってしまっているんじゃないか』とか『あまりにトランジション偏向になり易いルール変更だと思うので、選手の身体が心配』とかです。

    国際ルールに合わしたり、ハラハラドキドキ展開を増やすとゆう意図があるのも分かってはいますが、40分と48分の違いもあるし…とかね(タイムアウト数も違うけどさ)

    まぁー今年もまだ特に『元に戻す?』的な記事も見かけないので、興行的にハラハラドキドキ展開になりやすい14秒リスタート方式で継続なんでしょーけど、

    個人的に1番の懸念が『選手の負荷増』なので。やたら、時間ばかり使うオフェンスリバウンド後は確かに面白くない面もありますが、怪我されて出れない方が僕として面白くないので。とつい心配が勝っちゃいますかね。

    たった10秒の差ですが、48分ゲームには必要な気がします。(ながーーい目でみたらね)

    1. オフェンスリバウンドとってから立て直すとなると14秒だとちょっと足りなかった印象でしたね。24秒は長いけど14秒は短すぎたかなと。
      あのルールが3Pを増やすことに繋がったのも事実な気がします。

      オフェンスリバウンドとったらコーナー3P

      という3×3みたいな戦法は流行るんじゃないでしょうか。

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