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◉24年のペリカンズ
24年。つまり5年後は何歳でしょうか。
〇24年時の年齢
ザイオン 23
ヘイズ 24
ニキール 26
ロンゾ 26
ハート 29
イングラム 26
スタンリー 28
ザイオンは7/6が誕生日なので、1歳下なだけで23~24歳のゾーンです。8位指名のヘイズも同じ。
しかし、それ以外の選手たちは意外と20代後半と選手としてのピークを迎えている可能性があります。ロンゾとイングラムって誕生日が近い同級生なのね。そしてハートは3歳上。スタンリーの方が若い。
「5年後に優勝を狙え」というのは、何となく「早ければ」という心の中の思いもあるわけですが、こうやって並べてみると現実的にそれくらいで優勝を目指したくなります。あっという間だね。
さらにここにレイカーズから獲得した指名権も含めて、ルーキー契約の選手を加えることが可能です。
21年1巡目(トップ8プロテクト)
23年1巡目交換権利
24年1巡目
25年1巡目交換権利
両チームがプレーオフチームにならない限りは、21年以降でもロッタリーピックが手に入るわけです。23年~25年にこの権利があるのは大切で、上記のメンバーが崩れたり、あるいはさらに3年後になってもザイオンを支えるメンバーを獲得しているはずです。
そんなわけでペリカンズは短期的よりも長期的な視点で楽しめるチームになったドラフトでした。しかし、NBAはそんな油断してよいリーグではありません。なんせキャブスは地元出身のドラフト1位をFAで失いました。
ルーキー契約4年+制限付きFA5年契約はニューオリンズに残せる算段はありますが、8年経つと「再契約はしないよ」といってトレード志願が可能です。それがADですね。
5年後に優勝を目指し、そこから3年間で現実にする
とても大切な計画でもあるわけです。ただ、ここで言いたいのはザイオンの件ではなく、そのほかの選手達です。サラリーキャップがある以上、他のチームから高額サラリーを提示されまくったら制限付きFAの時点で出て行かれる可能性もあります。
〇予想サラリー
数字で示すのが難しいので、ランクにしてみましょう。といってもSはマックス契約になり、カリーはスーパーマックスで45億もらっています。それにくらべるとAだと20億くらいさがることになります。 (現時点のサラリー基準)
ザイオン S 40
ヘイズ B 15
ニキール B 15
ロンゾ B 15
ハート A 20
イングラム A 25
スタンリー C 10
まぁ適当です。ハートが高いのは有望だからというよりも年齢と現時点での内容を考えると次の契約(2年後)時点ではロンゾよりも評価されていそうだからです。逆に5年後の評価がロンゾより上かはわかりません。
これらで重要なのは「他のチームが欲しいかどうか」ってことです。ハートの20は出しすぎかもしれませんが、ポジション的に便利そうだから。
そしてイングラムは、それなりのサラリー提示をどこかのチームはするだろうって予想です。逆にロンゾは「ファーストPG」だと考えた時に、欲しがるチームが出てこない気がします。それは各チームが既にPGを抱えているケースが多いからです。2人目に高いサラリーは払えない。
ヘイズとニキールは不明なので15Mにしています。ザイオンも不明といえば不明だけどね。
合計すると140Mとなり現時点ではサラリーキャップを大きく上回ります。つまり、このチームは2024年時に成立しません。実際にどうなるかは不明ですが皮肉なことに
選手が期待通りの活躍をする → サラリーオーバー
選手が期待に満たない活躍度 → サラリーOK
ってことなので、読者の皆様それぞれが将来に期待と不安を評価するでしょうが、概ねどんな評価であれ
全員は残せない
ということであり、今回のケースで言えば「3人目のエースはまず残せない」と考えましょう。管理人はそれをハートにしていますが、ロンゾかもしれないし、ヘイズかもしれません。誰かはわからないけど、1人か2人はいなくなる前提で行きましょう。
そう考えるとレイカーズから得た指名権の意味がさらに大きくなることは説明するまでもないでしょう。
◉24年のグリズリーズ
対抗馬として挙げてみるのがグリズリーズ。ガソルとコンリーなんて、そんなに高くは売れないと思いましたが、何とかうまく処理することに成功しました。ガソルは大成功、コンリーはギリギリって感じです。
〇24年の年齢
モーランド 24
JJJ 24
クラーク 27
アレン 28
ブルックス 28
カイル 30
ライト 32
バランチューナス 32
モーランドは2年生、クラークは3年生だけどインターナショナルってことで年齢的にはそれなりになります。JJJが若く見えてしまう。
こちらはルーキー契約も切れて、再契約も不明な選手が多いですが、今回のトレードで集めた経緯もあるので載せています。
ライトとバランチューナスがベテランとなり、グレイソン・アレンとブルックスは結果を出していないといけない年齢です。総じてグリズリーズは年齢構成が高めになることがわかります。
言い換えれば素材型よりも完成型の方が多く、ここからの伸びってのが期待値として小さくなります。ただ、それは全員をキープできる可能性を示していたりします。サラリー問題です。
〇予想サラリー
モーランド A 25
JJJ A 25
クラーク B 15
アレン B 15
ブルックス C 10
カイル C 10
ライト C 10
バランチューナス C 10
合計で120Mとなります。まぁモーランドとJJJをマックスクラスと見込んでいないだけですが、仮にどちらかが40Mとしたら135Mです。
ここでペリカンズが諦めるのはCにした選手を順番に切るか、Bを1人とCを1人ということになります。この8人をコア8と考えた時に、コア6くらいにはなってしまいますが、まぁ補える範疇の気もします。渡邊は29歳。
◉NBAは難しい
ザイオン 23
ヘイズ 24ニキール 26
ロンゾ 26ハート 29
イングラム 26
スタンリー 28
まぁ適当に2人消してみましょう。35Mの節約です。それでも5つのポジションに選手が残る形です。イングラム次第では有望チームなのは間違いありません。
モーランド 24
JJJ 24クラーク 27
アレン 28
ブルックス 28
カイル 30ライト 32
バランチューナス 32
こちらも2人というか25Mの節約です。もちろんバランチューナスあたりも消す必要があるかもしれません。
そのうえで両チームを比較すると、どちらが強いかというのは思ったよりも不透明になります。現時点では間違いなくペリカンズの方が上ですが、選手の成長具合だけでなくてサラリーキャップによる「NBAのルール」次第では、状況が大きく変化すると考えられるわけです。
その意味ではモーランドとJJJの2人が軸になることがハッキリしているグリズリーズの良さってのもあって、ここから「2人と合わない選手」は順番に姿を消していくこととなります。成長を期待する選手を絞っていけるわけです。
ただし、大学で評価を上げたモーランドはカリーやウエストブルックになるか、それとも鈍化するのかはわかりません。そこはザイオンよりも期待値が低いよね
今回の題名は2K24になっていますが、本当は戦力値を数字で当てはめようかと思いましたが、労力に対して意味がないので辞めました。
「チームは足し算ではない」というのは、このブログが中身を説明していく基本路線なわけですが、「将来像も足し算ではない」という難しさがあるわけです。
潤沢な資金を使ってチームを強化する
という言葉があるわけですが、NBAの場合は「資金」ではなく「資産」であり、それは若手やドラフト指名権、そしてサラリーキャップになります。
チームを作っていく過程でコアとなる選手は残しながらも、高い評価を得ている選手を巧みに売っていき、〇年後に優勝する、という目標に向けていく必要があります。
おそらく全員は残せないであろうペリカンズ
そもそも全員を残す気がないグリズリーズ
どちらの戦略が成功するのか。チームつくりにフロント力が大いに試されることとなります。ADを売った対価が尋常ではなかったペリカンズのグリフィンGMが手腕は称賛に値しますが、仕事はまだまだ始まったばかり。
柔軟かつ的確に作り上げていかないと、機能する日がやってこない可能性すらあるのでした。そして、やりすぎてチームに負の遺産を残すと現状のキャブスみたいになることもあるのでした。
ADとガソル&コンリーを売った両チーム
ドラフト1位と2位を手に入れた両チーム
若手コアを集める両チーム
5年後に向けた戦いはペリカンズが一歩リードしているものの、先々を考えると長い長い道のりです。
2Kユーザーの私はとても理解しやすい記事で面白かったです!
実際2Kのmy leagueをやりまくってますが
私はグリズリーズ方針でいつも進めます!
ルールや契約上多くの若手を育てて優勝を目指すと契約を抱えきれずにオジャンになる事もあると思うので
ペリカンズは
夢とリスクマネジメントの両面から適切なチーム作りを期待したい!
若いチーム大好きですね。5年後となるともう選手の格付はほぼ終わってますから、まあこのままのロスターは有り得ない。その時にFAやトレードでのスター獲得でしょうが、この2チームは都市に魅力が少ないのでよっぽどでなければオールスターは来ないし逆に出ていかれます。
ザイオンは個人的にはオールスター確定レベルですが、ポイントはその他の選手の成長ですよね。それらがPOクラス、そしてトレードのコマになれるのかどうか。
モラントとJJJに関してはまず自分達がオールスタークラスになることが必要。
取り敢えず3~5年以内でペリカンズはナゲッツ、グリズリーズはキングスの様な成長曲線が望ましいかな。
いや、若いチーム沢山あって面白くなってきた!
あ、ネッツ行きたそうにしてるFAの奴ら来るんじゃねえ!笑
上限だけではなく下限もあるからサラリー管理は本当に難しいですね。
選手の成長とチームの成熟は計画通りいかないものですし怪我や病気も絡んでくるからGM・球団社長は大変です。
タイトル見て、本田翼かと思っちゃった(見た目は昔から好き)
ここ最近のタイトルセンスが逸脱っす。
若手チームに限らず『コア6~コア8』って観点で見てみると更にあーだこーだ考えれて楽しそー
各チームのコアメンバー構成(人数とサラリー)を今後注目してみます
プレーオフで切羽詰まってくるとよく色んなチームが『7人ローテ』になりがちなのは関係ありそーだけど、たまたかな。ふと思いついただけ