ノープランでまとめに行きます。もう1回同じテーマで違う内容を書けといわれても、それなりに書けるんじゃないかって気もしています。
『ウォリアーズを倒すために作られたチーム』
それが今のロケッツであり、実際には倒すことが出来ずに終わりました。ここで書くまでもなく、そしてロケッツファンですら感じているであろうことは、
昨シーズンに倒さなければいけなかった
ということであり、今シーズンには大いなる限界がありました。デュラントがいなくなって「かつてのウォリアーズ」が出てきた論争もありますが、おそらく昨シーズンのロケッツであれば一蹴したと思います。でも、今シーズンのロケッツには無理。
こんなことを書いていくと、ロケッツ目線の「さようならロケッツ」になりそうなので辞めておき、まずは数字で追いかけてみましょう。
◉凄すぎたデュラントとハーデン
〇ケビン・デュラント
33.2点
FG45.8%
3P43.8%
42.4分
何度も言うようですが、これを否定することは出来ません。デュラントがいなければシリーズはもっと苦しいものになっていたはずです。しかし、その問題点はプレータイムであり、いなくなったゲーム6はカリーもファールトラブルになったことで、多くの選手が登場して「かつてのウォリアーズ」っぽくなりました。
その点で如実に出ていたのが、なんとオフェンスリバウンド0本ということ。役割分担の中で、ポジション的にはリバウンドにも参加してほしいわけですが、それがされていなかったのは数字的にはデュラントが苦しいし、実質的には「デュラントに頼りすぎ」でした。
イグダラをスターターにしたデスラインナップを重用しましたが、いうほど効果的には機能しませんでした。カリー、デュラント、トンプソンの3人が得点面、それもアウトサイドで得点していくのだから、周囲にはハードワーカーを揃えている方が有効に機能しているかもしれません。
なお、それはカリーがデュラントくらい決めきる前提であり、ゲーム5の終盤とゲーム6の後半はそれくらい決めてくれました。
だから、実は「デュラントがボールムーブを止める」ってことよりも「ポジションバランスが悪い」のだと思うし、「カリー、トンプソン、デュラントって並べすぎじゃね?」という要素もゼロではないってことです。
〇ジェームス・ハーデン
34.8点
FG44.3%
3P35.8%
アシスト5.5
リバウンド6.8
こちらもウルトラハイパーだったハーデン。このスタッツ以上の輝きがありました。ウォリアーズがスコアラーを並べすぎてちょっとバランスが悪いというならば、ロケッツは「スコアラーはハーデンのみ」にして、「ただひたすらハーデン」という大作戦でした。
ある意味、バランスが良いのがロケッツですが、太字にしたようにアシストが少なくなりました。これは「周囲が決めなかった」というよりは「ウォリアーズのディフェンス戦略が勝った」と考えましょう。
『ハーデン封じ』が形になってきた今シーズンでしたが、それでもロケッツが勝っていたのは「封じさせないハーデン」でもあります。多くのチームが「ハーデンをどうやって止めるか」に苦労している中で、ウォリアーズの採用した作戦は
ハーデンには早めにパスを出させる
だった可能性は40%くらいあります。60%は「バランスを崩さずにイグダラとトンプソンで止める」だったと思いますが、残念ながら止めきれなくなり、デュラントに頼ることになりました。
両者の思惑が一致したのかしないのか。ウォリアーズの偽ブリッツに対して、的確に早めのパスを出したハーデン。それは効果的だったのですが・・・となります。
そうです。ここで例の大問題にして、昨オフのロケッツの補強テーマが絡んできます。ハーデンがパスを出した後に「キャッチ&シュートの3P」ならば、今シーズンのメンバーでもギリギリ成立しています。3P48%のタッカーが頑張ったからね。リバースとシャンパートも。
問題は「早めのパス」から「自分で得点しに行く」プレーを任せられる選手があまりにもいなかったこと。WeWantアリーザ!ってことなわけですが、アリーザってそこまで万能じゃないよ。オフボールの動きは上手いけどさ。
カーメロ・アンソニーの獲得
オフに騒がれ、期待され、NBAのコアファン層になってくると「えっダメだろ」とされたカーメロの要素は、結局はこのシリーズになって復活してきました。
まぁもちろんカーメロじゃなくても、というかもっともっとロールプレイヤーレベルの選手で良いわけですが、少なくとも「昨シーズンの問題点」をオフに解決しようとして、「今シーズンの不調」により全てを忘れ、「ウォリアーズ対策が劣化した」という結果になったことは否めません。
その点ではデュラント問題も含めて、マッキーニーなんて中途半端ながら頭角を少しだけ示したようなウイングにしっかりと役割を与え、3Pだけでなくオフェンスリバウンドに絡んだり、トランジションに参加させドライブさせたり、ということをシーズン通して実行してきたウォリアーズとの差は大きかった気がします。
管理人はクラークでよかったと思うのですが、それを良しとしなかったのはなんだろうね。
ちなみに、この役割で最強なのがスター選手だったのに地味役に徹し、肝心なところでのみ働きまくるアンドレ・イグダラであることは言うまでもありません。
PS.カーメロとビンス・カーターでオフに1つ書こうと思っています。そういうことだ。
◉ドレイモンドとカペラ
さて、ハーデンの項目でもう一つ重要なのはリバウンド数です。ウイング不足が酷すぎたロケッツにおいては、ハーデンのリバウンド力が非常に重要になっていました。クリス・ポールも頑張りました。
〇リバウンド
リバース 2.6
ゴードン 2.5
シャンパート 1.8
苦しかったのはこの3人です。とはいえ、ボックスアウトしないリバース問題はあるけれど、そもそもリバウンドが強いわけじゃない選手たちなので、編成の問題って事です。
しかし、実はロケッツとウォリアーズのオフェンスリバウンド数はどちらも10.5本と並んでおり、「ウイング不足でディフェンスリバウンドが確保できなかった」ロケッツの印象と少し異なります。
その理由はカペラが1人で4本も奪っていること。つまりウォリアーズからすると「ビッグマンが競り負けた」ってことです。両チームそれぞれ違う問題点でリバウンドがとれなかったのであり、試合を観ていて気になるのはスモールラインナップになると無力だったロケッツ側でした。
じゃあなんで「カペラにとられる」のが気にならなかったかというと、カペラが強烈にトーンダウンしていることです。
〇クリント・カペラ
8.8点
FG53.5%
正直、この数字は最強の現代型センターとは言い難い数字です。「最強ってアンソニー・デイビスでしょ」と言われそうですが、カペラがADすら上回るのはペリメーターのディフェンス能力に加えてFG65%近い決定力にあります。ADは結構低い。
ゴール下しか武器がなさそうなカペラですが、そのゴール下が驚異的な高確率で押し込むのだから、かなり怖い選手です。そして昨シーズンのこのカードではFG72%も決めています。
カペラにパスを通されると堅実に押し込まれるからハーデンに打たせる方がマシ
ってのが実はセオリーであり、ロケッツを攻略できない理由なのですが、55%になると急激に怖くなくなります。ウォリアーズが上手く囲んで守っていましたが、ただそれでも押し込んでしまうのがカペラの脅威です。
しかし、ゲーム6ではカペラならイージーなシュートをかなり落としていました。加えて6試合で速攻での得点が2点しかありませんでした。
誰よりも走れてしまうセンターだったカペラですが、そんなシーンは全く目立たず。その理由はウイングがディフェンスリバウンドをとれないとか、まぁいろいろあるのですが、
カペラが怖くなかった
というのはウォリアーズ的にはシリーズの展開をかなり楽にしてくれました。マジでタッカーが厄介だった以外には気にするポイントが少なかった。
そして、このことはもちろんドレイモンド・グリーンによるディフェンス効果が大きく、ギリギリまでカペラを守りながらもハーデンにブロックに行く高い判断力が光りました。
〇ドレイモンド・グリーン
13.2点
10.7リバウンド
8.2アシスト
この数字は特に得点とアシストが多くなりました。プレータイムがシーズンよりも長いこととスモールが長いので多くなりがちですが、それでも多い数字です。
前述のとおり、ロケッツはハーデンがパスを出した後でフィニッシュまで持って行くプレーに課題がありましたが、ウォリアーズ側はドレイモンドがそこのプレーメイクをしました。
ゼロからプレーメイクする能力は怪しい選手ですが、カリーやデュラントから始まってパスを貰うと、ギャップの中でパスをするのが上手く、それはロケッツのメンバーにはない特徴です。あぁネネイは上手いから時々起用されているんだけどね。
ハーデンとデュラントがスーパーな中で差が生まれたのが、2人がパスを出した後のプレー。そこに「驚異的に押し込む」カペラが機能せず「パスを出す」ドレイモンドが機能しました。
オフェンスリバウンド数が示すようにカペラが大きく上回らないといけないマッチアップです。逆にドレイモンドからすると「得点とリバウンドで負け」ていても、数字に残らない部分で上回れるマッチアップでもあります。
しかし、その結果は得点でも、リバウンドでも、アシストでも大きく上回ったドレイモンド。少なくとも直接的な数字ではカペラが勝てなかったことでチームとしては大きな差が付きました。
◉接戦だったのか
そしてこの視点に戻ってきますが、ゲーム6は置いといて、ゲーム5までの内容からすると3勝2敗なのだからそこそこ接戦な空気感でした。点差も最大で6点しか離れていません。
ゲーム3はカリーの乱調がありロケッツが助かった試合でしたが、逆にゲーム5はカリーの異様な集中力とクリス・ポールの乱調でウォリアーズが助かった試合です。
正直、もっと差があると思っていましたし、2試合くらいはウォリアーズが15点差くらいで勝つ気がしていましたが、こうみると全てが接戦だったので、どちらに転んでもおかしくないシリーズでした。
でも、やっぱりロケッツに転ぶ気はしなかった。デュラントのケガを除けば。
ロケッツが頑張れた理由はゴードンが平均20点と踏ん張ったことと、ベンチメンバーが上回ったことです。ハーデンやカペラはトータルでマイナスです。
これってゲーム6から考えると奇妙な話です。最後はウォリアーズがベンチメンバーたちの活躍で手にしているのに、それまではロケッツの方がベンチで上回っていました。弱いはずのベンチで。
『元気な方が強い』
というのが最近のテーマになりがちですが、このシリーズもまた同じ傾向がありました。カペラに速攻が生まれなかったのも走れないような事があったから。カペラも周囲も。
「どちらのチームもシーズン通りのローテにした方が良いのでは」というコメントもありましたが、まさにその通りだと思います。ちょっと相手に対して幻想を抱きすぎて、変に細かい勝負をしようとしすぎました。
それは昨シーズンの印象からもたらされた幻想なわけですが、ここで1つ言いたいのは「昨シーズンは違った」ということです。
当時はケガ明けで不調のバーアムーテが出てくると、スピードとスキルで粉砕され、勝負を決めたのはライアン・アンダーソンを狙ったカリーの個人勝負でした。そしてゲーム7でジョー・ジョンソンが5分間を見事に繋ぐと万雷の拍手で迎えられました。
ウォリアーズからしてもクックは蹂躙され、パチュリアは足を引っ張り、ニック・ヤングの3Pは決まる気がしませんでした。ジョーダン・ベルは頑張った。
そこには間違いなくチェスゲーム的なやり方があり、「相手の弱点を的確に利用する」ことでそれぞれがリードを奪っていきました。
ところがこのシリーズでは「元気な方が勝つ」という流行系に戻っています。かといって、お互いのベンチメンバーはレベルダウンしており、そんなに良いプレーをしたわけでもありません。
細かい戦術的やり取りをする余裕がなかった
そんな印象を強く残したシリーズでもありました。ある意味、セルティックスの状況に似ています。メンバー的には良くなって色々な選手が活躍しているようだけど、チームとしての狙いが薄いオフェンス。
この状況に陥った理由はよくわかりません。それらはこのシリーズだけでなくシーズンを通して両チームが陥ってきた問題点でもあります。
明らかに抜けていた昨シーズンのロケッツとウォリアーズに比べると、いろんな悩みがある今シーズン。デュラント、カリー、ハーデンとスーパースターがなんだかんだ解決してしまうから成績は残すけど・・・という印象でした。
そんでもって解決しきれないカイリー・アーヴィング、、、、、、、。
◉クレイ・トンプソン
最後にクレイ・トンプソンについて触れて終わりにしましょう。カリーについては、うーん、なんだかなーって感じです。確かに最後は勝負を決めたけど、ゲーム6も含めてゲームメイク力のなさが目立ちまくっています。「それでも決めるのがカリー」なわけでしかなく、カイリーと似ているよねっていう。
ゲーム5とゲーム6で3P12/23と決めまくったことでチームに勝利をもたらすとともに、トータル3P40%になりましたが、シリーズ全体を考えると足を引っ張りました。
というか、「トンプソンが決めていれば2敗はしなかった」とすら思わせます。デュラントとカリーに止められた部分も大いにありそうなのですが、それはそれとしてね。
そこで気になるのが「そんなに上手く守れらていたっけ」ということ。メインマッチアップはエリック・ゴードン。その数字は驚きのものです。
〇ゴードンとのマッチアップ
222回
14点
4アシスト
4ターンオーバー
FG23.8%
完敗も完敗。戦犯になってもおかしくなかったトンプソン。なおゲーム5とゲーム6のみにしても60回で5点です。つまり最初から最後までゴードンに対しては無力なトンプソンでした。
ところが、その2試合ではハーデン相手に29回マッチアップし14点を、そしてリバース相手に16回で15点を奪っています。
ゲーム4までのマッチアップ数はハーデン23回(5点)、リバース22回(9点)なのでラスト2ゲームでここの変化が際立ちました。
確かにディフェンスではリバウンド要員にもなっており、なんならインサイドヘルプ役のハーデンの存在はトンプソンをフリーにしてしまいます。これは実際に試合中も感じたことで、インサイドにいないハーデンはあまり意味がなかった。
ゲーム5までにリバースをボコボコにしていたトンプソンなので、そこはわかるわけですが、ゲーム6については皮肉なことに「タッカーがデュラント」ではなくなったことで、ヘルプ要員が確保でき、「ハーデンがトンプソン」が増えてしまいました。そう、つまりは
ロケッツの大失敗
がここに存在していたのも事実なのです。ゴードンが止めまくっていたこと、そして全く太刀打ち出来ていなかったトンプソンと、マッチアップが楽になった途端に得点しまくったトンプソン。
ここだけ少し昨シーズンの匂いがします。ピンポイントで有利になった途端に一気に得点を増やしたわけであり、だからといってそこまで決めるなよってくらい決めました。
ゲーム6で勝負を決めたのはクレイ・トンプソンだと評価していますが、その中身は「かつてのウォリアーズ」と思いきや「マッチアップが楽」だった部分を無視できないわけです。
そしてこのシリーズが予想外に接戦になった理由が、エリック・ゴードンによる「トンプソン封じ」と「得点力」だったのも事実。ウォリアーズキラーなゴードン。
そのゴードンの役割はハーデンから出てきたパスを3Pとドライブで決めていく事。それこそが「早めにパスを振る」ハーデンのプレーを大いに助け、ウォリアーズのディフェンスは対応が間に合わなくなる部分です。
非常にシンプルな結論に戻ったような気がしてくるクレイ・トンプソンとエリック・ゴードンの間で行われたマッチアップ問題。ロケッツに足りないのはウイングから決めてくれる選手にして、ハードワークも出来るウイング。
ゴードンとタッカーの頑張りがもたらした接戦とクレイ・トンプソンを止めることの重要性
それがこのシリーズだったのかもしれません。ハーデンとデュラント、そして最後にカリー。試合を決めるのはエース達の攻防戦になるのがプレーオフ。
だけどエースを的確に助けることが出来るかどうか。元気な方が勝ちと共に、エースからもらったパスをリングに届ける堅実性が高い方が勝つ。そしてそれらを防いだ方が勝つ。
その意味では両チームともにキーマンがいて、それぞれが活躍するから結果も残しているのでしょう。ゴードンが6thマンであれば「元気なゴードン」がシリーズを決めたのかもしれません。
◉次のシリーズへ
まぁなんにせよ。これで両チームのライバル関係は終了する可能性が高くなります。理由はデュラントの移籍とロケッツの限界。ハーデンとカペラは健在なのでロケッツは立て直せるし、ウォリアーズもデュラントが残留する可能性もあれば、移籍しても問題ないという可能性もあります。
ただ、ロケッツが作り上げてきたのは「ウォリアーズ対策」のチームでした。そして「対策を上回るデュラント」という武器がなくなるのならば、来シーズンは関係性も戦略も変わってくるはずです。
勝ったウォリアーズはファイナル進出の可能性がグッと高まりました。さすがにブレイザーズとナゲッツは疲労困憊なはずであり、ゲーム6でわかった「元気な方が勝つ」理論はカンファレンスファイナルの戦い方を楽にしてくれます。
ナゲッツ推しのブログとしてはロケッツに勝ってほしかったね。
事前に考えていたよりは遥かに見応えのあったシリーズは、その一方で昨年みたいに細かく書くほどの戦略性はありませんでした。実際、ウォリアーズもデビッド・ウエストがいなくなったことでクレイ・トンプソンの時間が構築しにくくなり、リビングストンの衰えも目立って試合の中で変化をつけにくくなっています。
そういう点やクリス・ポール問題を中心に振り返ってみようと思って書き始めたのですが、意外とそれ以外にも書くことがあるもので、やっぱり「やってみないとわからない」ことって多いですね。
ハーデンに全てを頼り切ったようなロケッツがここまで頑張れたことは称賛に値します。だけどもう限界・・・と思いきや「もっと凄いハーデン」になって帰ってくるのでしょうか。それもまたやってみないとわからない。
そして「かつてのウォリアーズ」が復活するのでしょうか。ゲーム6を観る限り、あまりその匂いはしないのですが、やってみないとね。
チェスゲームみたいだった昨シーズンと比較しレベルが落ちた気はしつつも、その一方で「気持ちの勝負」みたいな熱量の高さがありました。デュラントがケガした後で顔つきが変わったカリーといい、違う意味でのプレーオフらしさが満ち溢れていたかな。
更新ありがとうございます。
KDの不在が引き起こしたマークのズレで決着とは、対GSWに執心していたロケッツにとっては痛すぎる敗北となりましたね。
管理人さんの仰る通りKDの行方がロケッツの今後を左右する気がします。
個人的に次はデイミアン無双がGSWにぶつかって行くところが見たいのでブレイザーズを推します。
いつもこのカードはリラードの槍はGSWの喉元まで届くのか?という部分だけでご飯3杯いけます。
ただ本気のGSWを引き出せるのはヨキッツ(この呼び方好きです笑)の連携を相手にした時かなーという気もするので、面白い試合が観られるのはこっちかも知れませんね。
ヨキッツはウォリアーズを苦手にしているんですよね。昨シーズンまではオフェンスに偏ることで火力勝負を制することがあったのですが、今シーズンというかプレーオフは特にHCがディフェンス重視で行くので、今のマレー&ハリスの確率だと苦しいでしょうね。
お互いに疲労が溜まっていることと、カンファレンスファイナルまで進めば1つの合格点であることが、ロケッツほどのハングリーさがない気がします。だからこそベンチも含めた総力戦にして、跳ね回るような戦いがみたいです。
シーズン序盤にカーメロの融合に失敗したとき、まさかプレイオフでGSW相手にここまでやってくれるとは思ってもいませんでした。シーズン通してロケッツはよくやったと思います。
が、おっしゃるようにシリーズとしての面白さは昨シーズンの方が遥かに上でしたね。KDには移籍して欲しいので、GSWには3連覇して欲しいです。そしてネッツへ。笑
確かにカーメロのあたりだと、2勝できる予感は皆無でしたね。
よく頑張りましたが、ロケッツなのか、ハーデンなのか。
勤続疲労が溜まっているようなので、しっかり休むことと
ハーデン抜きでどうするかを再構築した方が良さそうです。
ネッツがんばろう。
昨年比で両チームとも弱くなってんじゃないかと思えた内容でした。
果たして事実上のファイナルだったのかどうかすら怪しい。
KD不在の旧GSWモードでスリーピートも美しいストーリーですが、長年の金属疲労で機能不全を起こしたチームをアデトクンボが粉砕するのも悪くないと思ってます。
弱くなっていると思いますよ。戦術的に。
ヤニスかレナードか。そこの個人の力をチームで使うようなパターンに対してウォリアーズがアンサー出来るかは楽しみです。
シクサーズだと個人技チームなので、ちょっと違うんだよなぁ。
すごい考察力ですね。毎回楽しみに拝見させていただいてます。改めてドレイモンド、イグダラは超絶有能選手でしたね…ルーニーの活躍も見逃せません。こういうスタッツをこだわらない脇役が欲しいです。ボストンファンなのですが、プレイオフで他のチーム見てると本当にボストンの酷さに苦笑いです。
そんなすごくないですが、楽しみに読めるような内容を心がけています。
もっとオフェンスセットの話とかになると、ちょっと飽きちゃうので。
主役じゃないけど必要な得点をとれる選手の重要性ですよね。アリーザがいなくなって、そこがいないロケッツです。
ゴードンってそんなにクレイを抑えていたんですね
オフェンスではゴードンの活躍は去年から相性なのかなんなのか、GSW戦だけ中の人違うの?ってぐらい活躍してましたが、まさかディフェンスでゴードンがキーマンになっていたなんて…驚きでした
GSW戦はテンション上がって普段はサボりがちな事も、ちゃんとやったのか
はたまた、クレイとの相性的なものなのか
どっちでももなんでしょーね
データとゆーか、ここのブログはってゆーか、そーゆー見えにくいことを気付かせてもらえるので楽しいです。
ゴードンの件はビックリですが、「そういや何でクレイはあんなに活躍できなかったのか」を探してみたら、ゲーム5と6でもゴードンは抑えていることに辿り着きました。思い出せばリバースとハーデンのまずさは気になっていましたし。
見えないことを気が付けるからデータは好きです。
カイリーはそういう格の選手じゃないから…
良くも悪くもただの1on1ファイター
そうなりたくないから移籍志願したはずなんですけどね
リラードになりたいか、マカラムになりたいか。
多くの選手が前者を取るのでしょうが、後者の質が勝負で大切な気がしてくるゲーム7でした。
これでまたダントーニでは勝てないと言われるとダントーニのバスケが好きなものからしたら悲しいです。クリスポールトタッカーの年齢考えるともう限界なのかもしれませんね。
ダントーニ好きなんですけどね。
今シーズンの状況を打破出来なかったのは苦しかったなーと。もっと走れば良かったのに。
シリーズ振り返ると初戦でHOUが取れなかったのが地味に痛かったですね
LACがあれほど削ってくれたのに
6戦はGSW劇的と思ったけど冷静に考えるとカーは7戦まで想定して
ベンチメンバー中心でカリーの調整と捨て試合しようと思ったら
HOU自爆が真実な気がしますね
あと完全主観ですがHOUのスタジアムってホーム観がないのはなんなんでしょう
ファンがあまり熱くならないのは伝統なのか土地柄なのかな?
初戦はもっとガツガツ行くべきでした。アウェイで負けて当然なら、もっともっと仕掛けないと。
ヒューストンはね。チームが強くてもダメ。それでチャイナマネー狙いにしてますしね。
ダントーニはサンズ時代はスパーズに阻まれて、ロケッツではウォリアーズに阻まれてと持ってないなあって感じる部分もありますね。
2007はナッシュの流血とアマレとディアウの出場停止がなければ、去年は連続3PミスとかCP3の負傷が無ければというのがどうしても思い起こされますし可哀想な気もします
ダントーニは可哀想な部分が8割、でもその理由が起用法なんじゃないか疑惑が2割です。
戦術自体を否定されることがありますが、そこはそんな事ないと思います。問題は主力酷使と、PGへの偏り。それをCP3で解決したはずが、ケガの昨シーズンとプレーが悪い今シーズンってのは可哀想でもあります。