後半のスタートでマキシーがスティール速攻を決めると、続けてステップバック3Pもヒットしニックスがタイムアウト。ドライブを潰されてディフェンスに戻れないでいたら、ニックスのミスで速攻ダンクになり、再びのステップバック3Pでニックスが再びのタイムアウトです。
ニックスはマキシーをアヌノビーに担当させ、1on1そのものは止めるのですが、エンビードがスクリナーになるとハーテンステインの選択が曖昧なのでスイッチしたり、ダブルチームしちゃったり。マキシーとエンビードは鮮やかなコンビプレーはないのですが、どちらかがミスマッチになる形を作っては仕掛けていきます。
するとエンビードも3Pで続き、シクサーズは二桁リードになります。シボドーは気にしないタイプのHCですが、基本的にはハーテンステインの問題です。スイッチならスイッチでマキシー相手に守ればいいんだけど、そのチョイスはしたくないもんな。そして今度はマキシーじゃなくてペインに同じようなことをやられてステップバック3P。ハンドラーの3Pに困るディフェンスになってきた。
ミッチェル・ロビンソンがいなくなったこともあり、やられているけどハーテンステインを出し続け、引き出されては決められるの繰り返しになっていきました。3人目のカバーも動き出すのですが、動いたら動いたで次の乱れも始まります。
エンビードがファールドロー狙いのシュートに失敗したものの、それをウーブレがプットバック。マキシーの3Pミスもウーブレが拾ってエンビードの3Pに繋げました。上手く助けてくれたウーブレで流れは完全にシクサーズになった3Q。
また、苦しくなったニックスはファールドロー狙いの失敗も目立ちました。フリースローじゃなくて得点を重ねたシクサーズと、ファール狙いのプレーが増えたニックス。なんか前半と逆じゃん。苛立つニックス。13点差で4Qへ向かいます。