クレイがカイリーからボールを奪い、カウンターから3Pを決めてさらに点差が広がります。ポムジェムスキーも3Pを決めてラインナップ変更からオフェンスにリズムというか、3Pで得点を増やしていくぜ。
一方でドンチッチ対応を徹底しているウォリアーズディフェンスに対して有効な手が打てない。クリス・ポールおじさん相手の1on1も止められてしまったカイリー。ドンチッチはフェイダウェイを決めるけど、ダブルチームに来られてパスを出すもクリバーのレイアップも外れる。
悩ましいまま時間が過ぎていきます。あと例によって負けていると主力投入の采配なので、セカンドユニットで戦えているウォリアーズと、スターターのマブスなのでスタミナも削られているよ。
〇プレータイム
ドンチッチ 39分
カイリー 39分
ワシントン 36分
カリー 32分
ウィギンズ 33分
ドレイモンド 31分
ドンチッチ対応のウィギンズのプレータイムが伸びたくらいで全体的にセーブできていたウォリアーズでした。特にマブスは後半が3人揃って20分オーバーなので、わかりやすいな。
ところがスターターへの切り替えタイミングで追い上げられてしまったウォリアーズ。ラインナップが小さくなり過ぎたのでゴール下が空いてしまいます。エンドライン沿いに誰も置かずスペースを作り、そこにダイブしていくマブスのオフェンスがハマりました。ギャフォードもプットバックに、速攻を高さで押し込んだ。
残り4分半。トランジションからアリウープパスを狙ったハーダウェイですが、ウォリアーズ側がパスを警戒しているのを見てフローターに切り替えるサーカスショットで同点に。スターター酷使が正しいといわんばかりだぜ。
ここからは重たい展開に。再び両コーナーに選手を配置し、ピック&ロールからスペースをつかって展開するマブスですが、ワイドオープンは作れず。アイソも上手くいってないので、強引でも外から決めないとな。
ウォリアーズもプレッシャーディフェンスに苦労し、何とかレイアップへと行くもギャフォードのリムプロテクトに苦し・・・む様子だったけどテンディング連発で再びリードを得ます。
残り1分。逆にギャフォードのダンクをドレイモンドが後ろから叩き落します。大きなブロックを決めたドレイモンドは誰かさんと違い客席に向かって吠えるので、もちろんテクニカルにはならないよ。さらに調子に乗ったのか、マブスの意表を突くドライブレイアップを決めて試合は決まったのでした。
マブスはドンチッチ、カイリー、ワシントンで77点でした。他で23点とプレータイムが長かったこともあってバランスアタックにはならず。普通にハンドラーオフェンスであり、展開して決めることが出来るのはPJワシントンくらいっていう内容です。うーん、元に戻ったような。
〇FG
カリー 5/18
クレイ 5/14
スプラッシュがスプラッシュしなかったけど、他で点を取れたウォリアーズ。そこまで気持ちよく決まったわけではありませんが、マブスとは対照的なスタッツになりました。ジャクソン・デイビスとルーニーのところでは点が取れておらず、インサイド合わせには失敗していますが、スモールにして誰もが打てる形にしたのが効いた。
さて、これでウォリアーズはロケッツとの差を3ゲームに広げました。実質4ゲーム差なので残りが7試合ってことを考えるとさすがにね。直接対決に負けても大丈夫な空気です。ってことで、マブスが左右してしまった感がある10位争い。1勝1敗は大きな影響を与えています。