〇アントマンのレーティング
オフェンス 117.5
ディフェンス 119.8
振り返ってみればナゲッツのディフェンスが最も苦労したのがアントマンのいるウルブズでした。なお、アントマンがいなければオフェンスレーティングは73なので怖くもなんともない。
一方でアントマンがいても(ちなみにアントマンはほぼゴベアと同時起用)守れないので、ナゲッツにとってウルブズが怖かったかといえば、少なくとも「最も怖かった」わけではありません。そしてウルブズ側から見れば、プレーインでマクダニエルズがロッカールームへの通路で壁を殴って骨折したのが大きく響きました。
206センチながら84キロという細身の身体で、スピードにも高さにも対応する万能ディフェンダーであり、スペーシングが下手なチームにおいて貴重なコーナー担当としてもプレーできるマルチウイング。攻守の機能性を向上させるジェイデン・マクダニエルズについて振り返ってみましょう。
◎ポテンシャル枠
高校時代は5スターの評価を受けたPFだったマクダニエルズ。Rivals: 7位 247Sports: 13位 ESPN: 7位とトップ10指名でおかしくない評価でしたが、ワン&ダンで臨んだ20年ドラフトでは28位指名でした。いいのかわるいのか。
〇ワシントン大
31.1分
FG40.5%
3P33.9%
13.0点
5.8リバウンド
1.4ブロック
PFというポジションを考えるとFGの低さが懸念だったっぽいです。得点やリバウンドは1年生としては十分なスタッツですが、特別な才能として考えるには難しく、かといって完成度も低いので最近の基準では後回しにされそうではあります。
いつものスカウティングビデオでは、まず何よりも動画が短いので期待値が低かったことがうかがえます。ストロングポイントはタフショットや1on1能力なので、マジでポテンシャル枠すぎる。
一方で20年ドラフトは外れ年だったので、ポテンシャル枠ならばもっと早く指名されても良かったかもね。30位だったデズモンド・ベインとは異なり、評価が割れてもおかしくないし、ドラフトしなおしたら7位までには入ってきそう。
〇3年目のシーズン
30.6分
12.1点
FG51.7%
3P39.8%
TS61.1%
3.9リバウンド
1.0ブロック
3年目のシーズンを終えたマクダニエルズは、平均得点を二桁に乗せるとともに55%だったTSが60%を超えました。3Pの確率アップもあり、タフショットや1on1よりも堅実性のあるフィニッシャーとして結果を残しました。
一方でツインタワーの被害者でもあるので、リバウンドやブロックは伸びず、特にリバウンドはオフェンスが1.2もあるのに、ディフェンスは2.7と明確に数字を残しにくい環境でした。ただし、見方を変えると細身のマクダニエルズがリバウンドを取らなければいけない環境ではないので、数字は残せないけど、やりやすい側面もありました。
マクダニエルズ最大の仕事はエースキラー役。高速ヘルプ担当も出来るポテンシャルですが、現時点ではエースキラーとして明確な仕事があることがプラスになっているし、リバウンドのような仕事に力を入れなくても良い状況は、エースキラーとしての質を高めてくれています。
リーグ屈指のエースキラーへ。大きいけれど地味な飛躍をした3年目でした。
ちなみにシーズン中のvsナゲッツにおいてマクダニエルズはMPJ担当です。プレーオフでのMPJは16.4点、3P42%に加えて8.2リバウンドと躍動しました。ここを抑えることが出来ていれば、もう少し良い戦いが出来たのは間違いないでしょう。まぁヨキッチ止められなければ同じだけど。
過ぎた話ですが、アントマン・マクダニエルズ・バンダービルトの並びは非常に脅威だったなあと思います。ここにカイル・プリンスが控えていたと考えるとリーグ屈指のディフェンスチームになってたような、、、後の祭りですなあ。
トレードしなかったらケスラーがいたので、逆に出番が減った可能性もありますけどね。
チームとしてディフェンスの良い選手が揃っていて、ディフェンスチームじゃないのが変ですよね
フィジカルに強さがないけど、それでもディフェンス時は押し込まれまいと
相手に強めに体ぶつけに行くんですよね
ファールを多く吹かれる要因の一つだと思ってます
ハイライト観ていると体をぶつけないんですよね。つまり、ぶつけない時が良いディフェンスで、ぶつけたらダメっていうね。
オフにフィジカル増してくるのかどうか。
結論
ゴベアいらない、いると害にしかならないし
年俸全額保証してバイアウトぐらいの暴挙に出てもプラスなのでは