◎走った先に、また走る
ウルブズとは逆でベンチメンバーが増えると機能するウォリアーズ。カリー、クレイ、プールを並べるよりも、ウイングを混ぜた方が上手くいく。消えていたプールも2Qはドライブ&ワン。もういっちょドライブ&ワン。そしてクミンガはダブルクラッチを沈めます。主役は2人で十分なので、ロールプレイヤーに仕事をさせましょう。
ところがベンチメンバーのディフェンス問題を抱えているのが今シーズン。特にロードだとファールが多くなって守れない。リバースやプリンスに個人技ドライブを決められていきます。ノーファールなので我慢している感が強い。
いいオフェンスはしているけど、守れないから逆転されてしまいます。
それでも打ち合いになってきたので、トランジションチームの強みも出始めました。3Pに頼ることなく、インサイド攻略も進んできたぞ。こうなってくると外からも決まりやすく、外が決まれば中も決まる。まぁ外から決めたのはカリーのタフ3Pだったけどさ。
ウォリアーズのトランジションについていけるのが、今のウルブズというスタートでしたが、2Q後半になって完全に置いてかれてしまいました。その時、コートにはプールじゃなくてルーニーっていうウォリアーズらしさ。
そして残り1分からカリーがドライブファールドローに、プルアップ3Pとやりたい放題。あっとスクリーンを使っているからのイージー3Pだよ。連動できないのはウルブズらしいし。71-62と9点リードにして前半が終わります。
部分的にはウルブズの方がよい時間はあったし、走力負けしないのも今のウルブズの良さでしたが、当然のようにやってきたウォリアーズにとって、部分的なんて気にせず、走り続けていれば差が生まれるって感じでした。