◎モラント
後半はネムハード⇒ジャクソンのアリウープで始めるペイサーズ。ワンプレーを明確にデザインして決めに来るんだな。そしてマスリンのドライブがついに決まり、速攻も決ま・・・モラントのスーパーブロックでした。テンディングをコールされたけど、チャレンジして覆らせた。
すると今度はヒールドのダンクをJJJがブロック。ネムハードのコーナー3Pや、レイアップを決めたモラントが倒れている間にカウンターからジャクソンのダンクなどは決められるも、ペイント内を封鎖するグリズリーズ。スターターのディフェンス力がえぐいんだよね。
ドゥアルテが戻ってきたけど、ザイアーがボールすら持たせてくれません。なんか本格的にザイアーが返ってきた感じ。役割はブルックスと同じではありますが、よりサイズがあり手が長いので密着していることよりも、シュートもパスもしにくい守り方です。
そしてドゥアルテのレイアップが外れたら、そのままカウンターでアルダマのダンクに。モラントがドライブしまくっている中で、周囲もしっかり動いているグリズリーズらしさで、20点差になります。もう終わりかなルビオみようかな。
静まりかえっていたインディアナのファンが大歓声を上げたのは、モラントのスーパーダンク。アルダマとのピック&ロールで2人を抜くと、大きくスイングしてのハンマーダンクを叩き込みます。さらにアダムスのスクリーンを使ってボースハンドダンク。続いてモラントのパスからザイアーのアリウープダンク。モラントにボッコボコにされたペイサーズでした。
〇モラント
25分
23点
10アシスト
とまらなかったわ。笑っちゃうほどに止まらなかった。
グリズリーズとペイサーズはトランジションのNo1とNo2です。どちらもしっかりと走るし、リバウンドからの組み立てが上手いのですが、ハリバートン不在でペイサーズ側は苦戦しました。一方でモラントがボールを持つと何でもないシーンがトランジションになってしまい、しかもモラントの前を走っている選手がいるので、追いきれないペイサーズでした。
その1つ前としてアダムスがいたグリズリーズに対して、ターナーが不在のペイサーズはハーフコートでもモラントのドライブに困りました。これを落とさせればトランジションのチャンスがあるのですが、ジャクソンではアダムスに対抗できなかった。とはいえ、タイプとしてターナー同様にリムプロテクトしてくれる方が、その後のトランジションにもつなげやすいので継続かな。
前の試合ではハリバートンとターナー不在でも大接戦を演じたペイサーズでしたが、さすがにトップチーム相手では2人の不在を強く感じさせました。
でも収穫もあるもので、マスリンと同時にコートに立たなければ、動き回るスペースを与えられたドゥアルテが見違えるようなプレーを見せました。やっぱり、これまでは窮屈だったんだね。ある意味でヒールド不在にハマりそうにも見えます。
マスリンはマスリンで積極性が売りなので、細かいスペーシングとかよりもアグレッシブに仕掛けてほしい。でもスペースをつぶされると困るドゥアルテがいる。昨日の八村の話じゃないけど、点を取る選手を並べても得点力はアップしないよね。マスリンはシックスマンで行くのが基本だね。ドゥアルテはデッドラインも含めてスターターを狙うかな。
まぁそれくらいの試合です。若さ溢れるグリズリーズの強さはモラントだけでなく、全員のハッスルにあり、運動量にあり、徹底された戦術にあります。ペイサーズも同じようにステップアップしていく可能性が十分にありますが、まだまだ戦術面での調整事項も多いということもわかりやすかったのでした。
INDファンです。
ドゥアルテは上り調子のときに怪我に邪魔されるイメージです。でも戻ってきてよかった。
このゲーム、モラントのスーパーダンクにINDファンの心がポッキリです。
クラッチゲームばかりなんですけれど、さすがにハリバートン、ターナーがいなければ大差負けも仕方なしです。