キングス@ホーネッツ

ホーネッツのオフェンスに目を移すと、ボレゴの影を消し去っています。何をしたいのか、さっぱりわからないけど、なぜだかシュートが決まりまくりの1Qでした。例によってヘイワードがコートに居れば広いビジョンでパスを散らしてくれ、スムーズになっていくのですが、それ以外は個人技中心です。

ただし、その個人技から最後のパスを繋げているので、どういう狙いでやっているのかはわからなくても、個人技ゴリゴリではありません。なんとなくデニス・スミスがいるからケンバ的な事を求めているようには見えるんだけどね。

ヘイワード、ワシントン、ウーブレ、そしてベンチからマクダニエルズ兄が登場するウイングはなかなかに厄介。ボール持てるし、シュートもあるし、ちゃんと走る。ブリッジスはどっかに隠れていますが、ヘイワードがケガをしてなければクオリティはカバーされ、マクダニエルズがいるから人数的にも問題ない感じです。

あとね・・・ラメロがいないから機能性増すんだよね・・・。ロジアーもいないから、この方がいいよねぇ・・・。デニス・スミスの方がドライブできて、キックアウトできるんだもん。

なんだかよくわからない感じで2Qになると、カイ・ジョーンズとマーク・ウィリアムスをベンチに置いて、2番手センターになっているニック・リチャーズがエルボーからの1on1というプレーチョイスをします。

これをフォックスが止めるのですが、膝が当たった形になり、負傷離脱してしまいます。デニス・スミスとフォックスというマッチアップは楽しみにしていたのですが、残念無念。

2017年ドラフト5位フォックス、9位デニス・スミス、11位モンク。ルーキーシーズンはデニス・スミスが一番活躍してたのにね。

モンクの3Pで追い上げられたホーネッツは次第にキングスディフェンスにプレーを読まれまくりになります。行きたい方向に先回りされまくっている。ただ、それをデニス・スミスが個人のスピードで突破すれば、3Pもヒットして引き離そうとします。うーん、デニス・スミスのチームじゃん。

ちょっと苦しくなってきたところでヘイワードが戻ってきたので一気に解決します。戦術ヘイワードっていうか、ヘイワードのインテリジェンスが個人の塊ではなく、チームにしてくれている。

プラムリーのスピンムーブダンクなんていうトンデモナイものも飛び出し、さらにボールプッシュしたプラムリーがヘイワードのスクリーンを貰ってドライブダンク。普通のエースはそこでプラムリーのためにスクリナーにならないよね。偉すぎるぞヘイワード。

さらにヘイワードのパスからワシントンのダンク。今度は空いているゴール下にデニス・スミスがドライブでリバースレイアップ。そしてヘイワードのドライブからプラムリーの&ワン。今度はデニス・スミスからプラムリーの押し込み!!

ちなみに管理人のホーネッツ評価は低いですが、その理由は「ラメロがダムダムしてリズム悪そう」「どうせヘイワードはケガで離脱する」なので、どっちも発生していないっていうね。だからといってデニス・スミスが活躍するかね。

少なくともトップで周囲を見回しながら、プルアップ3Pを打つことで崩しに行くラメロよりも、スピードを活かしたドライブでかき乱し、パスを供給するデニス・スミスの方がクリフォードのやりたいことには合っているね。ラメロ戻ってきたら負けそうだもん。

ってことで、ヘイワードとデニス・スミス(とプラムリー)が揃ったら凄まじい強さを見せたホーネッツが、67-52と大きくリードして折り返します。

後半へ ⇒ ⇒

キングス@ホーネッツ” への2件のフィードバック

  1. デニス・スミス特集なんてコアな記事ここのブログでしか見られないので大変楽しみです。

    キングスはフォックス離脱で、サボニスがいない時間帯のプレーメイクどうすんねんと絶望しましたが、ベテランデラベドバのおかげもあって少し落ち着いて見れました。今週の木曜は祝日なので、お休みでしたらライブやってくれたら嬉しいです!

  2. しかしキーガンはベテランですよね。メンタルがw
    既に2番手スコアラーの能力があるのに、スクリーンやカットやリバウンドに汗をかいてくれる。
    悪い面はまさにドマスのワンビッグが崩壊してる問題。
    キャブスを見習ってツービッグが見たいんですがいまだに一度もやってません。

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