次第にトレードが増えてきました。巧みなネッツではないですが、ロスターの整理が始まった印象です。
◉セルティックス
Reports: Marcus Smart has agreed to a 4-year deal to remain in Boston. (Via Yahoo) pic.twitter.com/XpoXPw7Qtt
— NBA TV (@NBATV) July 19, 2018
マーカス・スマート
再契約4年52M
珍しく動きに乏しいセルティックスはスマートの残留に成功しました。セルティックスのベストプレイヤーではないけど、ホーフォードと並んで最重要プレイヤーだと思っているので、これでファイナル進出の準備は整いました。
セルティックスは未来のチームである反面、新シーズンが最も充実したロスターになります。ホーフォードの年齢的な面、アーヴィングの不透明な再契約、ロジアー・ブラウン・テイタムと毎年続くルーキー契約の更新があるため、現行メンバーで望む最後のシーズンかもしれません。
それこそレナードのようなリーグを席巻するような飛び抜けた選手はいないけど、ヘイワードも含めてオールスタークラスが7人いると思えば非常に充実した戦力です。
勢力図が大きくウエストに傾いた中で優勝を目指せるだけの理由がセルティックスにはあります。ロケッツはウォーリアーズを倒すべきシーズンに失敗したことで、戦力の再構築となってしまいました。果たしてセルティックスはどうなるのか。勝負のシーズンです。
◉シクサーズ
【放出】
リチャード・ホルムス
ジャスティン・アンダーソン
ティモシー・ルアウ・カバロー
【獲得】
マイク・ムスカラ
シクサーズにはちょっとした問題があって、ロスター枠が足りなくなっていました。そこでトレードに絡めて空けることでルーキーのボールデンと契約するそうです。
管理人はシーズン当初のシクサーズがお気に入りで、そこからディフェンス面を強化して尚良くなり、最後にそれらを捨ててギャンブルチームになったので嫌いになりました。今回の動きもそれに近く、全般的にシュート能力重視の補強になっています。さらにベイレスとコーバーのトレードを目指しているそうですが、それはとてもポジティブ。主にベイレスが働かないからだけど。
ウィルソン・チャンドラーの働きは非常に重要になりそうです。
ちょっとセルティックスと比べると厳しさが増してきました。次のシーズンで優勝を狙うのではなく先を見据えますという感じ。とはいえ、シーズンは始まってもいないので、若い選手の成長に賭けることになります。正直、シモンズとエンビートがいるのに、他に育成していく人材が多すぎると思うのでした。
◉サンズ
【獲得】
ダリル・アーサー →バイアウト(見込み)
リチャード・ホルムス
【放出】
ジャレット・ダドリー
2巡目指名権
シクサーズから金銭トレードしてホルムスを手に入れたのは秀逸なトレードでした。ちょっと不足していたゴール下で頑張るタイプの選手です。ダドリーがお高めなのともう少し若い選手にしたかったのだと思います。アーサーをどうするかは知らない。
そんなダドリーはネッツでどうなるか不明で、バイアウトからの強豪チーム入りがありえるそうです。しかし、実はネッツでも働くタイプだと思います。サラリーが9Mあるというだけで強豪にはいけないのが現在のNBAというのを象徴している選手。
アレックス・レンは何処のチームも拾わないの?センターが足りないチームにはオススメだよ。ラプターズとかネッツとか。
◉マジック
【獲得】
ダカリ・ジョンソン
放出したのはよく知らない選手。ダカリは良いセンターですが、古いタイプでサンダーの高速ディフェンスに合わないので移籍できて良かったですね。でもマジックにはセンターが一杯います。
バンバ、ブセビッチ、モズコフ、ビーチ、ダカリで5人もいます。売れそうなのはバンバくらいです。さすがホーネッツでインサイド強調してきたクリフォード。これにゴードンやアイザックもいるわけでビックラインナップで勝負するのでしょうか。
来年のドラフト1位はJJバレットの見込みだったっけなー。
◉サンダー
【放出】
カーメロ・アンソニー
1巡目指名権
【獲得】
デニス・シュルーダー
ティモシー・ルアウ・カバロー
サラリー削減のためのトレードですが、単にバイアウトではなく見返りをゲットした意味では良かったサンダーですが、1巡目指名権を失いすぎです。真綿で首を絞めている状態に。
ホークスからすると不要になったシュルーダーを放出でき、来年以降のサラリーキャップに余裕を持たせ、ジャスティン・アンダーソンと1巡目指名権をゲットしました。非常に良く出来たトレードでした。
サンダーについては後日書きましょう。
◉レイカーズ
Reports: Michael Beasley has signed a deal to join the Lakers. (Via ESPN) pic.twitter.com/oZqEYT2IB2
— NBA TV (@NBATV) July 20, 2018
マイケル・ビーズリー
うーん、これはどうなのか。問題児ばかりを集めているレイカーズ。
ニックスでの活躍は素晴らしかったし、レイカーズはわりとインサイドを空けそうです。その意味ではミドルレンジがお得意のビーズリーは面白い存在になれそうです。
レイカーズは全てが「レブロンとの相性は・・・」と言われるようになってきて、ちょっと気持ち悪い。
◉キングス
Reports: Yogi Ferrell has agreed to a two-year, $6.2M deal with the Sacramento Kings. (via Yahoo) pic.twitter.com/u0lec5Y3jq
— NBA TV (@NBATV) July 20, 2018
ヨギ・ファレル
2年6.2M
ネマジャ・ビエリッツァ
3年20.5M
横取りの権利をもっているらしいキングス。マブスと合意といわれていたファレルを奪い取り、シクサーズと契約したけどやっぱりヨーロッパ行くと言って契約しなかったはずのビエリッツァを手に入れました。
そんなビエリッツァですが、シクサーズの時はミニマムに近い金額だったような。やけに跳ね上がったことがNBA残留を決めたのでしょう。余ったラヴィーンマネーを使ってきたキングス。
それにしてもキングスは何がしたいのかさっぱりわかりません。1年前はメンターとしてジョージ・ヒル他を手に入れておきながら「ベテランが多すぎて若手のプレータイムが足りない」なんて言い出しました。そして新シーズンでは単純にバグリーとジャイルズが増えたはずなのに、ファレル、ビエリッツァ、マクレモア、デイビスと続々と増やしています。
この世にはザック・ランドルフ教なるものがあって、ザック神とあがめ奉るみたいですが、正直ランドルフに分け与えるプレータイムなんて存在しません。個人で得点するだけの選手なんて若手達には不要だし、ランドルフが走れないせいで点差をつけられるシーンは多くありました。しかし、そんなランドルフ教の教祖はデビット・イェーガーなので歴史は繰り返されるのでしょうか。
明らかに若手有望株がオーバーしているキングス。バディ・ヒールドは出て行きたくて仕方がないはず。若くて良い選手が多いキングスは面白いけど、使われない有望株がいっぱいいて嫌になりそうだ。
若手不足に悩んでいるチームは2巡目指名権くらいで有望株が釣れる気がするよ。でもGMは強欲だよ。
SACさん、CHAからいっぱい二巡目あげるからなんかちょーだい!
むしろトニー・パーカーとマービンでヒールドとラビジエリくらいくれそう。
SASもびっくりのおじさん思考ですね
おじさん思考というか、SACの場合は何も考えてないというか
SASはオジサン集めても、ちゃんと走らせますからね。
そもそもイェーガーは若い選手を信頼しないHCなんですよ。だからグリズリーズは若手が誰も伸びなかった。
そんなHCに若手ばかりのチームを任せたディバッツが悪い。
スマートこれは安い。
いい仕事したよエインジ。
来シーズンは優勝狙いつつロジアーとアーヴィングの選択を見極めたい。
まぁでもスマートはこれくらいで適正でしょうね。3Pが35%安定して上回れば価値はかなり上がるでしょうが。
ロジアーの金額次第ですが、結局はアーヴィングの行方が先でしょうね。バトラーと同じチームに行きたいというのは来年オフくらいしかチャンスがないですし。
ビーズリーはどう使うんでしょうね、今のロースター構成だとセンター薄くないですか?
センターはやってみて足りなければ、どっかから連れてくるのだと。取り敢えずは若手を使いながら、試合の最後はノーセンターだと思います。
ビーズリーはレブロンの控えかな。
カペラがなかなか決まりませんね
他の選手が決まったあとでバード権行使みたいな事もあるのかなと。ロケッツ自体が補強が完成してないので、いろんなタイミングの関係なんでしょうね。
レイカーズはレブロン置いてけぼりで普通に内紛が起こりそう。面白いけど9-1で崩壊かなと思ってます笑。
あとはスマートやったー!やったー!!です。それで優勝するなら来年。優勝したらアービングは要らない。ホーフォードの代わりはなかなか居ないです汗
優勝したらアーヴィングは必要ですよ。
優勝を逃したら考えましょう。
ビエリッツァシクサーズに欲しかった・・・
キングスより遥かに良い役割貰えそうですが、契約は断然キングスのほうがいいですね
クラッチでサリッチより優先されることもあったイリヤソバが抜けた穴は大きいような気がします
ビエリッツァを高く評価したのは、どうやらディバッツと同じ国籍だからっぽいです。
ボグダノビッチが長いプレータイムを得ていたのもディバッツの匂いがしたのでキングスは危険です。
シクサーズは「サリッチが成長する」の一言で片付けられるので、何とも言えないですね。
セルツはアービングをトレードに出さないんですかね。
来年タダで出ていかれるorマックス契約ならトレードに出しても良いと思いますが。
セルツはアービングいるとオフェンスでのプラスよりディフェンスでのマイナスの方が大きいと思います。
ディフェンスの能力自体がかなり低いですから。
また、怪我も多いです。
レナードのトレード要員として具体的に提示されたという話がありました。
最終的にデローザンですが、追加の要件が厳しかったのでしょうね。
アーヴィングはディフェンス能力低いですが、対人はまぁそれなりです。狙い所ではあるけど、サイズもあるし必ずしも抜けるわけではない。
これはディフェンスシステムである程度隠せるので、1人だけなら何とかなります。スマートいるし。
だから本当にロジアーとどちらを残すべきかは、MAX要求されるかも含めて難しいラインですね。
セルティックスはホーフォード、ヘイワード、アーヴィングというMAX払うのは微妙な選手を揃えているので悩み所です。
2年後にはテイタムやブラウンの方が価値が高いかも。
ヘイワードはPGと同様、怪我前100%の状態には戻れないでしょうし、ホーフォードは32歳ですからね。
チームの方向性を間違えれば長年中途半端で、優勝出来ないで解体みたいなケースもあり得ます。
勝負に出るタイミングを決めないとダメですね。
個人的に勝負に出るタイミングは今じゃないと思ってるので、アービングをトレードしてブラウン、テイタム世代にピークを持っていくようなチーム作りした方がよいかと。
ただアービングを欲しがりそうなチームが無いんですよね。MIN?SAC?PHX?
うーん、勝負に出ると行ってもトレードで選手を獲得というわけではないので、次のシーズンこそが最も力を入れるべきだと思います。
数年後と言っていると、何がどう変化しているかわかりません。
1年前はレナードがラプターズに来るなんて誰も想像していなかったわけですから、3年もすればNBAの勢力図は大きく入れ替わってしまいます。
いずれにしてもセルティックスには優勝を狙えるだけの戦力があり、優秀なHCがいて、イーストにはライバルも少ないわけです。
そして将来を求めるチームはアーヴィングを欲しがらないので、未来のためにトレードするのもちょっと苦しいかと。
スマート残留嬉しい…。私はCelticsを応援しているのですが、仰る通りKyrie、Horford、Haywardのbig3はmax払うのは躊躇ってしまうような選手達ですよね、大けがをしたHaywardが復帰しても劇的にチームが良くなるとは思ってないです。決め手に欠けるチームなのでこのままだと優勝争いには毎年加われても優勝は出来ないDurantがいた頃のThunderみたいなチームになりそうで怖いです。
サンダーはあの頃ケガ人が毎年いたのが問題で、その間にウォーリアーズに覇権を奪われてしまいました。ついでにデュラントも。
セルティックスの状況は少し違って、サンダーほどの絶対的な選手はいないけど、全体のレベルが高いのです。
全てはブラッド・スティーブンス次第になっており、プレーオフでの手数の少なさはケガ人が影響していました。
その意味ではここで覇権を握ってウォーリアーズになれるかどうかは、大きな分岐点です。
全体のレベルはたしかに高いのですが、今後優勝していくのは全体のレベルが高く絶対的な選手がいるチームかと思います…。チームとしては明らかに上だったのにレブロンの前に負けたのが今年のecfですから。状況は2012のThunderととても似ています、来年はCelticsにとって勝負の年ですね…。管理人さんはCelticsがHaywardの復帰でWarriorsやRaptorsの伸びしろ、変化を上回れると思いますか?私はKyrieの『エゴ』がどうチームに働くのかも不安です。
スーパーエースは欲しくても手に入るものではないので、チーム力を上手く高めていくという意味ではセルティックスは良いと思います。
アーヴィングとレナードのトレード推進派でしたが、絶対的なエースが欲しいのは事実です。
ヘイワードが復帰して良くなるのは層が厚くなる部分なので、結局はそれをHCがどう扱うかです。
テイタムが何故かJRスミスに抑えられたのが敗因なので、手段が増えることはプレーオフでは特に重要です。
ただアーヴィングが絶対的な存在だと認識されると苦しいかもしれません。
まぁでもイーストでその弱点を突いてくるチームはウィザーズくらいしかないと思いますよ。