◎群馬の場合
オープンハウスがバックについていて、スタンリー・ジョンソンの獲得まで成功した群馬はどうなっているのでしょうか。アリーナがオープンしたけど、5,000人の収容人数は変わらないので、今後はチケット代を値上げするしか、売上は上がらないことも含めてみてみましょう。
入場料収入 962,445千円
グッズ収入 280,358千円
ファンクラブ 164,575千円
合計 1,407,378千円
20億近かった宇都宮に比べると、6億円も劣りますが、それでもBリーグ開幕当初の宇都宮と比べたらウンタラカンタラ。
こちらも12億円だったスポンサー収入を超えており、ファンからの直接的な売上だけでも相当な額となりました。なお、放映権等の配分金・賞金が0.7億円しかなく、宇都宮よりもかーなーり少ないです。とりあえずBリーグで優勝するしかないぜ。
群馬の売上は28億円で、40億に届いた宇都宮とは12億もの差がありました。これはスポンサー以外の収入の差です。放映権等の配分金・賞金の差はチームが強くなることで埋めていくしかありませんが、残りがファンからの直接的な収入の差なので、観客動員数を増やせないのであれば、チケット代かグッズ増産になってきます。其れは厳しいので、ファンの絶対数を増やしてグッズを売るしかないかな。
さて、群馬は当期純利益が1.4億円もありました。売上の5%くらいなので、日本企業としては優秀です。なんでも「スポーツクラブは黒字にすべきではない(赤字もダメ)」という考え方があるらしいですが、これだけ地域振興をうたい、自治体にサポートしてもらっているのだから、Bリーグはしっかりと黒字を確保して、税金を払っていってほしいです。
サラリーキャップが導入されたことで、選手への過度な支出は不要となり、設備投資などにも資本をまわすようにするというのも、Bリーグの考え方であり、それは必要なことです。まぁ一定額の投資をしたら、しばらくは投資は不要で、設備の老朽化と共に大きな投資が必要になってくるので、経営的にはちょっと違うのですが。
単に地域の人々に活気をあたるだけでなく、企業として雇用を中心にした経済効果を生み出し、その先には税金を納めることで自治体を潤すことも必要不可欠だと思います。まぁ実際には集めた金の大半は選手に払うわけで、その選手が外国で納税してもOKというのは、Bリーグ全体で辞めさせるべきだと思うけどね。ちゃんと日本で納税しないとNGってルール作ろうよ。緊急補強は出来なくなるけどさ。
充実しているけれど、微妙に地方都市の宇都宮と群馬をサンプルに見てみましたが、もう1チームくらい見てみましょう。ってことで、もっと地方都市であり、成績が下位に沈んでいた秋田をみましょう。
島田さんは色々言われますが、バスケがビジネスとして成り立って、ファンや関係者が言いたいことが言えるのようになったから、というのもあると思うので、やはりそこは素晴らしいことだと思います。
バスケットLIVEも最近値上げ(550→770)したとはいえ、Bリーグ以外のカテゴリも見れるし、現地観戦1回分で年会費くらいはペイしちゃうので、個人的にはもっと値上げしてしまって良いと思っています。
放映権は配信側が利益を出せるかの勝負ですから、月額もですが、スポンサーを集められるかですね。
直接収入が増えたことは喜びつつも、本当に頑張るべきはリーグ全体としての放送枠の充実であり、スポンサーへの価値提供です。
地域に根付くことはクラブの使命ですが、リーグはリーグ全体の価値を上げなければいけない。
Jリーグスタイルだと、ここが弱いんですよね。
いつもありがとうございます。
楽しく読ませていただいています。
ファンベースを収入の柱に置くと、どうしても、関東圏や都市部以外は苦しいだろうなと思います。
影響圏人口×n%=ファン人数N
ファン人数N×p%=太客
人口少ないけど、地域経済が大きいとかがあれば別でしょうけど、基本的に、人口が多いほうが、地域経済も大きいでしょうし。
グッズ収入が多い沖縄は…特殊例なんじゃないかなぁ。
ここは正にそれで、戦力均衡のサラリーキャップをするならば、戦力均衡のために収入を近づける=放映権料の割合を増やす、なんてことも必要なんですよね。
あと必ずしも大都市圏が有利ってことはなく、地方都市の方が生活の一部として直接収入は増やしやすい気がします。大都市はライブエンターテイメントの数が多いので、Bリーグじゃない分野に行きますからね。