◎イリーガル・スクリーンに厳しい
日本人センターのお家芸といえば国際試合でのイリーガル・スクリーンと、コールされたときの不満顔でしたが、それはBリーグがスクリナーが動くことに寛容だったからでもあります。逆に動かずにスクリナーしている選手が損をしている感すらあったわけだし。
ところが、開幕戦ではクーリーに対する厳しいイリーガル・スクリーンのコールが続きました。
確かに動いてはいるんだけど、明らかに動いているわけではなく、微妙なラインだったし、従来は見逃されてきたわけです。それが厳しくコールされていきました。
それだけでなく、スクリーンがヒットした際にディフェンスがバランスを崩すと、やっぱりイリーガル・スクリーンがコールされていきました。正面からヒットしていたらノーファールなはずですが、動いてなくてもディフェンスがよけきれず、足に引っ掛かってもファールなので、かなり厳しくコールされています。
ムービングスクリーンに対して寛容 ⇒ ムービングはファール
という変化であれば微妙な変化なのですが
ディフェンスを正面で止めきれず、足に引っ掛かってもファール
という所まで基準が動いたので、とても厳しくなりました。
また、クーリーやブラックシアーはゴール下で触れてなくてもファールコールされています。「誤審だぞ」といってしまえば、それまでですが、誤審ってのはいつだってどこにだって転がっています。
それよりも「触れていなくてもファールコール」してしまうほどに、ファールに敏感になっていると見た方がいいのです。従来はビックリするほど、流されていたコンタクトプレー。それを誤審も含めて厳しくコールしているわけです。
これでクーリーとブラックシアーは退場しています。他にもインサイドで長崎の田中も5ファール、島根の上田も5ファールですが、こちらは事情が異なるか。アルティーリのアレックス・デイビスもファールトラブルでした。4試合で4人がファールアウトしており、センター陣のファールトラブルが目立っています。
ハンドラーの外国籍が増えてきたうえに、センター陣がファールの基準変更に苦しんでファールトラブル。この2つの事情もあって、従来のようなペイント勝負のフィジカルファイトが激減しました。
また、6チームすべてが外国人HCだったからなのか、オフェンスそのものが流行系のプレーコールを取り入れており、現代的なバスケをしていました。大雑把に行ってしまえば
・ポストアップのゴリゴリ個人技勝負
・ツーメンゲームクリエイト+外でシューター待ち
というプレーは殆どしません。この2つは「お願い外国籍」にするためのプレーでもありましたが、どこも5人がオンボール・オフボール双方で絡むオフェンスをしていきました。
必然的に「出来ていないじゃん」というケースも散見されます。特に長崎は昨シーズンのイメージと似た感じのスペーシングとポジショニングはしているものの、そもそもスタンリーのタメとパス能力、イ・ヒョンジュンのシュータームーブがないことで、カッティングが殆ど決まりませんでした。唯一、偽センターの松本リオンへ馬場がツーメンゲームを決めたくらいです。
ポジティブな変化はしているものの、まだまだ精度は低いし、ディフェンスが対応してきたら困ってしまいました。開幕直後って感じです。そして上手くいかないことが多いならばエースの力が重要だし、上手くいかせないためのエースキラーの力も重要です。ここで大きな差を感じた4試合でもあります。
ちょっと細かいのですがアルテ「ィ」ーリ千葉では無いでしょうか。
配信でもアルテゥーリと呼んでいたので、ちょっと気になっておりました。
全然気がついてなかったです。ありがとうございます