この夏の長かった代表活動も終わりを迎えました。A代表がリッチマンオフェンスで劇的な変化をし、八村参加したら信じられない強さを発揮し、B代表はアジア大会でファイナルまで進みました。いろんなことがあったけれど、(アンダー世代を除けば)ポジティブなことばかりでした。
そんな中、日本で長い時間を過ごした川島悠翔はA代表にもB代表にも参加しながら、常に微妙な活躍でした。ここでのポイントは全てが悪かったわけではないことです。PFに人材がいない日本の事情も含めて、それなりの価値は示しています。その上でウイングとして優先したい選手ではなかったってことです。
「有望株が思ったより伸びなかった」というのは珍しいことではありませんが、川島はそんじょそこらの有望株とはわけが違います。
2022年のU16アジアカップでは、26.6点で得点王、リバウンドでも3位となり、大会MVPに選ばれました。優勝したのはオーストラリアでしたが、ジコースキーなんかもいました。
さらに半年後に行われた1つ上の世代のU18アジアカップでも大会ベスト5に選ばれます。どちらの大会でも日本を準優勝に導いた立役者でした。
この両大会の間に開催されたU17ワールドカップでも19.1点で得点ランク2位でした。勝てたのはレバノン戦だけでしたが。
アジア最高のプロスペクトだった4年前
川島は日本の有望株ではなく、アジア全体で見てのNo.1プレイヤーだったわけです。その後の世代の瀬川とか渡邊レオンとかとは比較できないレベルのプロスペクトだったのよ。グローバルアカデミーへと進んだわけだしね。
ということで、当時の川島から、今の川島というのが、どう変わっているのか・・・というよりは、「どう変わっているべきだったのか」を考えてみる回です。
なお、最大の敵はケガであり、試合に出れない事でした。シアトル大では加入直後に脳震盪と左眼窩底骨で1年目がレッドシャツ。2年目のシーズンは4試合で合計32分しか出場していません。ぶっちゃけシンプルに成長する機会を掴めなかったのが停滞の要因だし、これぞ進路を海外にした場合の最大のリスクでもあります。
そのため、これから書くことについては「致し方ない」という側面が強くなります。試合に出ていない選手が国内に戻ってきたからといって無双できるほど甘くはない。
一方で「アメリカに行ったからこそ」改善していて欲しい要素もあり、アメリカでプレーするならば必須のことがアジアの戦いでも出来ていないという苦しさがありました。1年後に改善しているのかという視点も含めてメモしておきましょう。
ボールファンブルの件
眼底骨折してから眼を悪くしているのかも?
なるほど。ありえますね。
とにかく自身がエースじゃないプレイが苦手なんでしょうね。
プレイ判断の遅さは、U18やU19でもすでに片鱗は現れてました。
なのでアメリカとの違いもあるかもしれませんが、どちらかと言えば本人の資質なんじゃないかと思います。(あくまで個人の感想)
ボールのグラブ能力の低さはホント致命的ですね。
せっかくスピードでズレを作っても、押し込んでスペースができてもファンブルして全てオジャン。
コーチが即座に交代させたくなる気持ちはわかります。
難しいハンドリングなんて覚えなくて良いので、ドライブ時にボールを抱える等してロストしないだけでかなり無双できると思うんですよね。
少なくともアジアでは。
今は厳しい川島ですけど、イブや金近には無い素材は持ってると思います。
特にバネとフィジカルが。